2012年03月31日

アイアンのプル角度


やまちゃんへ
コメントありがとうございます。こちらで返答させてもらいます。

コメント
色々と参考にさせていただいております。
結局プル角の少ないアイアンはブレードで構えて
プル角の多いピンアイアンはリーディングエッジで構える。いづれもプル角をつけてという理解でよいのでしょうか?
ピンアイアンでブレードであわせると感触はとても良いのですが、どうしてもフックボールになってしまいます。HC9 ドライバースピード46くらいです。宜しくお願いします。

Posted by やまちゃん at 2012年03月26日 08:20

返答です。

ピンアイアンはプル角度が強いので、基本的に右手を使わないで打てるクラブです。以前にも書いていますが、PING社のアイアンの基本は右手のないロボットマシンでボールを運べることが前提で作られています。

右手を殺すことで、逆にインパクトで右手が使えるアイアンです。

PINGのアイアンと他社のアイアンをリーディングエッジを合わせて置いてみてください。そうるすとシャフトの入り方が違うことがわかります。

PINGのセットアップでは、ボールが体の中央に入ってきます。それはプル角度が強いからです。その分ダウンブローが強くなるのです。

一方、一般的なアイアンはプル角度が少ないのでボールの位置は左かかとからやや右に入ったところになります。当然、それぞれのアイアンで違うのです。左に寄れば寄るほどダウンブロー角度は薄くなります。低弾道になるわけです。

問題はそうしたクラブでダウンブローを強くしようとしてボールを体の中央に運ぶとフェイスが開くのでその分を閉じて構えるということです。決してブレードの角度に意味はありません。ただ、ブレードで構えるぐらいがちょうどいいからその様な表現になっています。

PINGのアイアンでもこのプル角度は2種類に分かれています。本来のプル角度を持っているのがG20とi-20アイアンです。それよりもボール一つ分ぐらいプル角度が少なくなっているのがANSERとS56アイアンです。

この現象は最近の事です。S56が多くのプロに愛されている事からプロはやや高弾道を低くしたいと思っているように思えます。ただ公式な発表はありません。ちなみにリーウェスト・ウッドはi-10アイアンを使っていて、強いプル角度を望んでいます。又、バッバ・ワトソンもS59アイアンを使用していて強いプル角度のアイアンを使っています。

一般的に市場にでているマッスルバックタイプのアイアンは基本的にプル角度がPINGのi-20と同じ強いものになっています。

プル角度のプルは引っ張るという意味です。クラブをボールに引っ張り込んだ時にそのボールの位置に対するシャフトとリーディングエッジの角度がプル角度となるのです。

不思議とこのことは多く語られていません。ただ、先にも書いた様にPINGのクラブは最初からこのプル角度を重要視しています。その理由がクラブをテストするのがPING MANという右手のないロボットマシンだからなのです。そのロッボトはクラブを人間の様に振ることはできますが、人間の様にボールを打つことはできないのです。

だからこそ、PINGのクラブには弾道の高さを作る為のボールの位置に対する適正なプル角度が必要となるのです。

PINGのアイアンの素晴らしいところは、とにかく右手でボールを打たなくて良いセットアップになっているということです。

ちなみに右手を使うとボールは先に行ってドローします。アイアンはボールをグリーの上に運ぶということを考えると右手が使われない方が良いと考えているようです。

長くなりました。これはあくまでも私の私論ですから気をつけてください。
posted by golfq at 09:59| 東京 晴れ| Comment(3) | TrackBack(0) | クラブの選び方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月21日

下半身の回し方 その4 (上半身の動き)

どうでしょうか。左足の動きを感じてスイングできましたか。左足の動きを感じるにはとにかく左足にしっかり体の重みを感じることです。その重みを跳ね返す様に左足を伸ばすのです。スイングの切り替えしは左膝を元に戻す動きではじまるのです。ちなみに強いスイング作るにはスクワットをする事が大事です。ゴルフのスイングの基本はスクワットの動きに似ているのです。スクワットをして左足を鍛える事が下半身の切れのスピードを増し、飛距離のアップにつながるのです。以前に私の友人の日大ゴルフ部のコーチが言っていました。「日大のゴルフ部は皆ゴルフは上手いから、コーチの仕事はスクワットとランニングの管理だよ」と言っていました。

さて今回はその下半身の動きについていく上半身の動きを書きます。上半身の動きの基本は脱力です。右手を引っ張る事で作ったトップスイングで右手を脱力する事で、左手が勝手に元の位置に戻ろうとするのです。右手を脱力する事でクラブは体の右サイドに落ちていきます。この右手の脱力がポイントです。脱力をするには、右手にしっかりトップスイングで力が入っていなくてはなりません。多くのゴルファーはトップスイングで右手の力が抜けているのです。それは「グリップは緩めに」という解説を間違って理解しているからです。トップスイングからの切り返しでは上半身は静かなものです。何故ならそれは脱力をしている状態だからです。ボールを打とうとしているとこの脱力状態が作れないのです。ゴルフはクラブを振る事でボールを飛ばしています。だから、この切り返しでの上半身の脱力に意味があるのです。

上半身で力が入るとしたら切り替えし後の左手です。左膝の屈伸で鋭く切れる下半身の切れで動いているのは、左肩です。その左肩に付いているのが左手です。当然下半身が先行して動くのでそのズレを左手が修正するのです。ダウンスイングからインパクトに向けて左手は遅れた右手が持つクラブをインパクトに引っ張り込むのです。しかしこの動きも人間のスイングだからこその動きです。PING社が作っている世界唯一の人間のスイングに近いゴルフ・ロボットマシンにはその左手の動きはありません。そこには脱力されて自然に上から落ちてくる重力分の力だけが存在します。でも人間の場合はロボットと違って体の柔らかさが微妙な遅れのズレを作ります。だから、ダウンスイングからインパクトにかけては左手は意識的に引っ張り込む必要があるのです。

ボールを飛ばすエネルギーは左膝の屈伸によりできる下半身の回転のスピードとそれに遅れまいとする左手の引きで作られています。下半身が1の力とすると左手が2の力となります。スイングの流れとはこの1の力(左膝の屈伸)と2の力(左手の引き)の事をいいます。下半身が回り、左手が追いつく。この流れがクラブをしっかり振る事になるのです。それではトップスイングで脱力した右手はどう使えばいいのでしょう。その話は次回に書きます。まずはトップスイングからの切り返しで上半身の力を抜いてスイングしてみましょう。力みの無い、しっかりしたスイングができると思います。まずは素振りから。素振りで納得できたら、その流れているクラブヘッドにボールを乗せてみましょう。ゴルフは決してボールを打つスポーツではありません。ボールをクラブに乗せて運ぶスポーツです。滑らかな振りの軌道にボールを合わせてみましょう。
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2012年03月06日

下半身の回し方 その3 (左足の使い方)

トップスイングの形を体感できましたか。トップスイングは力強く、バランスが取れている必要があります。左足と右手の喧嘩でのバランスです。ダウンスイングに入るにはこのしっかりしたトップスイングが必要なのです。先日のゴルフチャンネルでのゴルフレッスン番組で、あるゴルフスイングの研究家が「プロゴルファーには必ずトップスイングで間がある」と言っていました。その間こそが左足と右手の喧嘩の終点なのです。上半身はしっかり捻じられた状態になるのです。

この時確認事項としては、「左足にしっかり力を感じているか」と「右手がトップスイングを深めているか」です。左足がしっかり力を感じていなければ、右手の動きが左足の動きに勝りオーバースイングになるのです。逆に右手がしっかりトップスイング深めていなければ、左足の動きに右手の動きが負けスイング軸が左に傾くことになります。この最後の引っ張り合いのバランスが大事です。是非、このバランスを感じるように練習してください。

そしてダウンスイングに入ります。ダウンスイングの始動は左足を蹴る事で左ひざを伸ばすことです。それと同時に右手小指の力を脱いて、左手に手の力を移します。ちょうど引っ張り合った左膝と右小指を元に戻す感じです。弓矢で引っ張った糸を解放する感じでダウンスイングがはじまります。

左膝の伸ばす方向は、左膝を元に位置に戻す感じです。大事なのはその戻った位置から左足を伸ばし切る事です。インパクトはこの左足が伸びていく途中にあるのです。写真を見ると下半身は動いていない様にみえますが、実際はしっかり動いているのです。その左膝が伸びるスピードが下半身力です。基本的には自分の最大のスピードで左足を伸ばして下半身を動かしましょう。そうです、左膝を伸ばし切る動きです。プロとアマの違いはそのスピードの差です。ちなみに体重移動は左膝を伸ばし切る時発生します。それはインパクトから先で起きているのです。左膝を伸ばし切る事でボールに体重が乗っていくのです。

上半身はこの下半身の動きに反応して動くのです。言ってしまえば、「ボールは下半身で飛ばせ」なのです。上半身の話は次回にします。

左膝を伸ばす時に一番気をつけなくてはならないのは、左膝を外(左側)に流さないことです。この左膝の位置を保つのが内股を作る内筋の意識です。先日のPINGのハンター・メイハンのスイングをTVで見ているとその事が良く分かりました。彼のフィニッシュでの内股の締まり具合は凄い物でした。左足の意識は常に内側にあるのです。トップスイングの時に一番力を感じているのは左足の親指の付け根です。その左足の内側への傾きを感じながら左膝を伸ばすのです。そして、その左膝を伸ばす終点では内股が強く絞られているのです。

この内股の意識がゴルフスイングのもっとも大事な回転軸の維持に役立つのです。左膝を外(左側)に流さない事が下半身を回す時に大事なのです。左足で下半身の力を最大限に引き出してみましょう。下半身を使わずにスイングする事はないのです。とはいうものの、この下半身の使い方はアッという間のものでスローモーションでは感じられませんから気を付けてください。下半身が左足の蹴りで動いていないと上半身が正しく反応できないのです。そして左膝を伸ばし切る事でバランスの良いフィニッシュが得られるのです。プロのスイングとアマの違いがここでも確認できます。プロは打つ事よりもクラブを振る事を優先しているのです。一方アマはボールを打つことを優先してしまうから下半身が途中で止まったり、減速してしまうのです。

是非、左足の動きを感じてみてください。次回はダウンスイングでの上半身の動きを書きます。
posted by golfq at 09:34| 東京 霧| Comment(1) | TrackBack(0) | スイングの考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする