2019年12月05日

フィッティングの話 アイアン編その1 セッティング


フィッティングがもっとも必要なのがアイアンです。アイアンはターゲットにボールを送るショットです。クラブが自分に合っている事がもっとも要求されるのです。さらに、アイアンではフィッティングで自分に合わせなければいけないポイントが多いのです。

アイアンの基本はボールをターゲットであるピンにボールを近づけることなのです。当然距離を飛ばす事も大事ですが、基本であるボールをターゲットに置きに行く気持ちを優先させる事がポイントです。それにはアイアン自体が自分の体形と力に合わせることが最初なのです。身長の差、手の長さ、足の長さと人それぞれが全く違ったセッティングになって当然なのです。又、スイングの特徴によってもセッティングは変わってくるのです。

セッティングのポイントとしては体格の違いからくるクラブの長さ、ヘッドのライ角度、グリップの太さがあると考えてください。ちなみにヘッドの形状からくる特徴、シャフトの特性と硬度はセッティングの先の選択の要素となるのです。当然、セッティングの要素の中にも選択は存在しますがそれはまず自分に合ったものを知る事の先にあると考えてください。

まずはアイアンの長さですが、それはピッチングウエッジの長さが基準になると考えましょう。ピッチングウエッジはアイアンの中でフルショットをする一番短いクラブだからです。最近ではアプローチウエッジという事もありますが、そこはプレーヤーの選択となります。

背の低い人や手が長い人が自分の体格に合わせてクラブを短く持つ事はお勧めしません。その理由はアイアンではグリップエンドを持ちたいからなのです。グリップエンドはテーパーが付き太くなっていて、アイアンを引っ張り込んだ時にクラブが抜けない様になっているのです。もし、グリップを短く持つとその部分は細くなっていてグリッピングに余分な力を加えてしまうのです。短く持ちたいのであればその部分のグリップを太くする必要があるのですが、残念ながらその方法ではグリップにテーパーが付けられないのです。

もし背の高い人や、手が短い人がPWのアドレスで無理やり腰を曲げて構えるのも良くないのです。この場合はシャフトの長さを自分のアイアンでどの番手が構え易いかを見つければいいのです。ちなみに番手間は0.5インチですから、9番アイアンで少し長いのであればPWとの長さの違いをみればいいのです。多分ちょっとであれば長さの違いの半分である0.25インチと考えましょう。アイアンは基本的に番手間の長さが0.5インチとなっています。PWの長さが決まればその先は自然と決まってくるのです。勿論ここにも選択はありますがね。

ちなみに細かい長さの対応をしてくれるのもPING社です。注文は長さにおいては0.25インチ刻みで対応してくれます。PING社のフィッティングを受けるとPINGのフィッターの意見も聞けるでしょう。PING社の試打会でもクラブが打てて、相談に乗ってくれると思います。

アイアンでもっとも軽視されているのがライ角度です。このライ角度についてはゴルフメーカーとしてはPING社とミズノ社ぐらいしか注目していません。しかし、体格の違う人が同じセッティングのアイアンを使うというのはどう考えてもおかしいのです。もっともゴルフメーカーとしては個々のゴルファーにアイアンのライ角度を合わせる事は非常に難しいので、ライ角度については触れない様にしているのが現状です。

ライ角度はゴルファーのアドレス時の左手の位置で決まります。当然背の高い人はその位置は上がります。でもその人の手が長ければその位置が変わらない場合もあるのです。背の低い人はその逆で手の位置が下がる事になります。手の位置が高ければ通常のセッティングのアイアンではフェイスが下がりフラットになります。逆に手の位置が低ければアップライトになるのです。

そしてライ角度で間違えてしまうのが、アイアンをアドレスした時のクラブヘッドの見え方です。ライ角度を合わせるという事はスイングをした時のインパクトでのアイアンフェイスの座り具合を地面とスクエアにすると言う事なのです。実際にアイアンを構えるとトウは約2度浮き上がっているのです。当然、フェイスは被って見えるのです。この2度はフルスイングをした時の遠心力が生み出す重心位置の落ち込みなのです。

注意したいのがアドレスをした時にフェイスを地面にスクエアに置く事です。先にも話したように遠心力でシャフトが撓り、フェイスは前に約2度垂れるのです。ですからアドレスの時はトウが少し上がっていて、フェイスがやや左を向いて被っているのです。アイアンを構える時はアドレスに入る時にフェイスを真っすぐラインに合わせますが、そのクラブをグリップをして持ち上げた後は2度と地面にヘッドを落としてはいけないのです。その理由はトウが上がっていて、フェイスが左を向いている事が気になるかです。アイアンの場合は打つ前はクラブを地面から浮かせてアドレスに入る必要があるのです。

PING社ではソールにテープを張り、プラスティック板の上でボールを打たせます。するとインパクトでのフェイスの座り具合が見えてくるのです。体格にライ角度が合っていれば、テープに付くマークはボールの真下の真ん中になります。もしトウよりにマークが付けばそのアイアンはフラットであるという事なのです。逆のヒールよりであればそれはアップライトであるという事なのです。

ライ角度のズレを1度単位で計測してみるとそのマークのズレの幅は約7~8ミリです。ライ角度のずれとしては大きな問題となるのは3度以上のズレと考えるといいでしょう。マークの位置としては21~24ミリのズレと考えてください。

それではライ角度はボールの飛びにどんな影響を与えるのでしょう。実はその影響度は非常に少ないのです。しかし、影響が無いわけではない事がポイントなのです。ライ角度のズレはボールが飛び出す方向にはまったく影響しません。ショートパットの様にインパクトの力が弱いとフェイスの向きはボールの打ち出しに影響しますが、スイングされた時のヘッドの動きの力ではクラブの動く方向がボールの飛び出し方向を決めるのです。この現象は物理的な動きで、円運動をしている物体が静止している物体に当たる時の静止した物体の動く方向のことなのです。先にも述べましたが、その円運動の動きが弱い場合は衝突した時の動いている物体の向きに静止した物体は動くのです。これはショートパットの時の事なのです。

ではライ角度のズレによるフェイスの向きのズレはどんな影響をボールの飛びに与えるのでしょうか。それは隠れたサイドスピンなのです。飛び出す方向はクラブの動いている円運動上ですが、ボールに対するサイドスピンの影響はインパクトでのフェイスの向きなのです。そのズレ幅は小さいですが確かにボールにサイドスピンを掛けているのです。ボールがフェイスから離れる時にそのフェイスの向きのズレ分だけサイドスピンが掛かるのです。ちなみにこのサイドスピンは完璧なショットの時だけにでるのです。もしインパクトで右手の動きによる不必要な動きがあれば、その動きからのサイドスピンがボールに入ってしまうのです。

もしクラブがアップライトであればフェイスが左を向いているのでボールに左回転を加えるのです。その微妙なズレはどこで顔を出すかというとボールが落ちてくる時なのです。それも最後の最後にでるのです。もし1度アップライトであれば、その影響はボールが落ちてから左に少し曲がるだけです。もし2度アップライトであれば、その影響はボールが落ちて2ヤードぐらい左に曲がります。さらに3度アップライトであればボールが頂点から落下する時にやや左に流れる感じで、落ちてから左に1ピンぐらい曲がります。4度アップライトであれば頂点から落下する時に明らかに左に流れ、落ちてから大きく左に曲がります。

逆のフラットの場合は右に曲がるという事です。ここで大事なのはライ角度のズレは完璧なパーフェクトなショットを崩すという事なのです。ライ角度が違うクラブを使っていると自分のショットの完成度が見られないという事なのです。身長が180センチ以上の方、160センチ以下の方は3度以上のズレがある場合があり、ナイスショットがミスショットの様に見えてしまうのです。だからこそライ角度は自分の体形に合わせておきたいのです。ゴルフの上達を考えているのであれば、ライ角度を合わせるのは必須と考えましょう。ちなみに身長が170センチから175センチの間の人であれば余り気にしなくてもいいと考えてください。

このライ角度のズレを自分のミスを消す為にセッティングする事もできます。もし、ボールが左に曲がる事を極端に嫌うのであれば、アイアンのセッティングをフラットにすればいいのです。逆もありです。そして普段のミスが左に曲がる人はライ角度がアップライトだとその左へのミスを増幅することになります。ここでも逆の右も同じです。スライサーにはフラットなクラブはスライスを増幅するのです。

一般的に考えられているライ角度のズレでボールが大きく曲がる事はないのです。クラブメーカーの表示では曲がりを増幅して表現しがちです。ライ角度のズレでの曲がりは確かにあるのですが曲がり幅は小さいので余り神経質にならない方がいいと思います。身長が180センチ以上の人か身長が160センチ以下の人はライ角度のズレが大きいと思うのでライ角度フィッティングは必須です。ライ角度が極端にズレているとナイスショットが見えてこなくなるからです。

グリップの太さも重要です。しかし、言葉で表現するのは難しいのです。まずは左手ですが、グリップはグリップエンドにテーパーが付き太くなってきているので余り気にならないと思います。重要なのは右手のグリップの太さなのです。

右手のポイントとしては太くもない、細くもないというところです。グリップをして右手がグリップの太さを感じていたら駄目です。その理由は右手でクラブを動かし易くなるからです。先にも書きましたが右手で重要なのは右手の薬指の感覚なのです。薬指でクラブをしっかり握れていればいいのです。逆に細いのも問題です。グリップが細いとその事が不安で右手のグリップを緩めたい時に緩まなくなるのです。実際には試打会などでグリップの太さの感覚を味わう事が大事です。

是非自分のセッティングを考えてみてください。PING社、ミズノ社はその対応をしてくれるので相談してみるといいと思います...

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posted by golfq at 10:03| 東京 ☀| Comment(0) | フィッティングの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月27日

フィッティングの話 パター編


ゴルフでのフィッティングとは自分の体格、構えとスイングの特徴に合わせてゴルフクラブを作る為の作業です。現在簡単にフィッティングが受けられるのは今話題のPING社です。もっともフィッティングを受けるとしてもその意味を理解しておく必要があるので紹介したいと思います。

パターのフィッティング
パターで大事な事は「まずパターをちゃんと置く」という事です。「ちゃんと置く」という事は「ソールが地面にスクエアに置かれる」という事です。それはパターのトウが上がらない、もしくはヒールが上がらないという事なのです。多くの人がパターをストロークする事に一生懸命でパターをちゃんと置くことがおろそかになっているのです。

プロのパッティングをしているところを見るとまずはラインにパターヘッドを合わせ、そしてソールを地面にスクエアに置いています。そしてその置かれたパターに構えに入っているのです。何気ない動きですがこの動きの持つ意味は深いのです。

この行為の持つ意味は、「パターのフェイスには一般的に3度のロフトが付いている」という事があるのです。この3度のロフトがボールとのインパクトの時に微妙なズレを生むのです。もし、トウが上がっていれば3度のロフトが付いたフェイスは左を向くのです。そしてそれが円球のボールとのインパクトでの接点を狂わせるのです。

そもそもパターのフェイスに3度のロフトが付いている目的は何なのでしょう。それはボールを打ち出しで少し持ち上げる事により芝生からボールを転がす為です。地面とフェイス面が垂直であると、芝生の上にあるボールには芝生の芽が接触しているので打ち出しでその芽の影響を受けやすいのです。更にボールの真横ではなく、少し下を打つ事によりボールに自回転を加えるからなのです。

3度のロフトの影響はショートパットで出るのです。その理由はインパクトの力が弱いからなのです。インパクトが弱いとボールの飛び出しはフェイスの向きで決まるのです。トウが上がっていればフェイスは左を向き、ヒールが上がっていればフェイスは右を向いてしまうのです。結果としてインパクト後それぞれのズレた方向に転がりだしてしまうのです。

このフェイスの3度のロフトをラインにスクエアに向けるにはパター自体をしっかり置く事が大事なのです。そして、その置かれたパターを動かさない様にして構えに入るのです。その手の入った位置がグリップエンドにあればそのパターの長さは自分の構えに合っているということなのです。当然、パターがスクエアに置かれているのでライ角度も合っているのです。

ちなみにパターを構える時の手の位置は決めない方がいいのです。大事なのはスクエアに置かれたパターヘッドなのです。そのパターヘッドの状態を保ちながらグリップしたいのです。暑い夏は筋肉も緩んでいるので手の位置は普段よりも下になる事があるのです。逆に冬は寒くて体がこわ張るので手の位置が上がるのです。普段グリップエンドを持って構えられている人には冬のアドレスは注意が必要なのです。

まずはスクエアに置かれたパターに手を入れて構えてください。手の位置はグリップエンドに惑わされてはいけません。もし、グリップエンドから下に離れているのであればその分パターを短くすればいいのです。逆にグリップエンドの上に手がきてしまう時はそのパターが短いということなのでパターを長くする必要があります。

手の位置をグリップエンドにしたくても置かれたパターのフェイスの座りが動いてしまう場合は、パターのライ角度を変えればいいのです。自分の構えが決まっていて、好みの長さが決まっている場合はその構えでのパターのソールの座り具合を見ればいいのです。もしトウが上がっていればパターをフラットにするのです。逆に下がっていればパターをアップライトにすればいいのです。実はこのパターのライ角度を調整してくれるゴルフ・メーカーはPINGしかないのです。このパターのライ角度に意識があるのが一社だけというのも不思議です。

パターを自分に合わせるという事は、自分の構えたパターがしっかり地面とスクエアに置かれているという事なのです。自分がパターに合わせるか、パターを自分の構えに合わせるかなのです。後者であればPINGのパターフィッティングを受けて、自分に合わせたパターを作る事が大事です。

次にパターで大事な事はパターを目の前で横にセットした時のパターヘッドの傾き加減です。基本的には3種類の傾きがあると考えてください。ひとつが、フェイスが地面と平行に向く状態です。逆にフェイスが直角に地面の方向に垂れる状態もあります。そして、その中間の45度の傾きがあると思ってください。

フェイスが地面と水平に位置する場合はシャフトがフェイスの真ん中に入っていると考えてください。それはT
字型のパターが基本です。そうでない場合もフェイスは地面と平行になります。それはシャフトのネックを大きく曲げているパターです。そのパターを良く見てみるとシャフトは曲がっていますが、シャフト自体はフェイスの真ん中を指しているのです。シャフトがフェイスの真ん中を指すという事は、フェイスが地面と平行になるという事なのです。

このパターの特徴はボールが右に曲がり難いということです。もしパッティングで右にボールを押し出す癖がある人はこのフェイスが地面に平行になるパターを選びましょう。PINGでいうところのフェイスバランスパターです。鈴木愛プロはこのフェイスバランスのパターを使っています。以前はシャフトがフェイスのセンターに入っているヴォルト・PIPER‐Cパターを使っていましたが、最近はシャフトが曲がってフェイスバランスのGLe2-ECHOパターを使っています。

このフェイスバランスパターのもう一つの特徴が手の感覚がそのままシャフトを通してフェイスに伝わるという事です。ボールを手の感覚で打ちたければこのフェイスバランスパターがいいのです。ラインを決めたら、そのラインにしっかり打つ事が要求されるパターなのです。ここで大事なのが、「決めたところに打つ」という強い意志なのです。鈴木愛プロが、パッティングが上手いのも「決めたところにしっかり打つ」という強い意志があるからでしょう。

フェイスが45度傾くパターはタイガー・ウッズが使う事もあり、今ではパターの定番なのです。このタイプのパターはPINGではヒールトウバランスパターと呼んでいます。このパターの特徴はパターフェイスをラインに送り込む感じが要求されるのです。シャフトはフェイスのセンターから2センチ程度ヒール寄りになるのです。このズレがフェイスの45度の傾きを作るのです。このパターで禁物な行為はボールを打つという気持ちです。ボールを打ちにいくと右手が動きフェイスがインパクトで被り易いのです。結果としてボールが左に転がり易くなるのです。

ボール打つというより、フェイスを前に押し出す感じが必要なのです。右手首の角度を変えずにボールを転がす事を考えると、この45度の角度が意味を持つのです。イメージとしてはホウキで地面を掃く感じの動きです。フェイスをラインに合わせてラインに送り出すイメージが強い人には合うのです。

最後にフェイスが90度垂れるパターとなります。このパターの特徴は左にボールが行きにくいということです。シャフトがネックにあるのでフェイスは真下に垂れるのです。この状態が、フェイスが被る事を防いでくれるのです。ボールが左に転がって困る人にはかなりのヘルプになります。基本的にこのタイプのパターもラインに向かって打つ人が多いのです。打ちにいくからボールが左に飛び出すのです。でも打ちたいからフェイスが遅れてくるこのヒールタイプのパターがいいという事になるのです。

PING社ではiPINGというソフトでこの3種類のフェイスの傾きを調べてくれます。自分のストロークの癖を知る意味でもこのiPINGチェックを受けてみるといいと思います。自分の癖にパターヘッドの傾きを合わせる事も大事と思います。もっともどのパターでもインパクト前でフェイスを元のスクエアの位置に戻す意識があればそれ程の問題にはならないのです。それでもちょっとしたミスが出るための保険でパターの傾きの度合いを選ぶと考えてください。

パターの形に理屈はありません。大事な事はラインに自分が使いたいパターが真っすぐ置けるかが大事なのです。PINGのアンセータイプのパターは今では世界の主流です。このパターは幅が狭いのでパターの形でライン取りが難しいのです。しかしフェイスの向きがしっかり見えるのでラインに対してフェイスを垂直にスクエアに入れ易いのです。ラインに対してヘッドを垂直に入れるイメージがある人にはいいのです。

ちょっと前になりますが、ボールが二つヘッドに付いているパターがありました。今でもありますが、このパターで大事なのがボールに対してフェイスがスクエアになるという事なのです。アドレスでボールが3つ並ぶという事は、目は自然と真ん中のボールを見ているという事なのです。真ん中を見ているからフェイスが先のボールに対してスクエアになっているということなのです。

ちなみにパッティングで大事な事はアドレスでボールを見ないということなのです。もしボールを見てしまうとそれはボールの中心を見ているという事になるからなのです。結果としてフェイスの向きはその分開いてしまうのです。ボールを右にプッシュアウトする人のほとんどがボールを見過ぎて、インパクトが起きるボールの右端でのフェイスの向きへの意識が薄れているのです。先にも書いた様にパターをスクエアに置く事が大事というのは、ボールをしっかり見ないということなのです。アドレスでフェイスのトップラインを意識してみる事が大事なのです。フェイスが真っすぐラインに出ればボールは真っすぐ転がるのです。

ヘッドが大きいパターにも特徴があります。それはラインにしっかり置きやすいという事なのです。実際にパターヘッドのバランスでボールの転がりが変わる事はほとんどないのです。大事な事はインパクトでのフェイスの向きなのです。

パターを選ぶ時に大事な事としては打感、インパクトの音もあります。ここは好みの問題でボールの転がりには影響はありません。とにかく自分がそのパターを好きである事が大事なのです。基本的にパターにはあまり機能は影響しないのです。特にショートパットにはほとんど影響しません。ロングパットでもインパクトがそれ程強くないのでパターの機能はそれ程影響しないと思ってください。ロングパットでは決めた強さでしっかり打つ事が大事で、パターの機能でそのミスを防ぐことはほとんどできないのです。

最後にグリップです。PINGのパターグリップはグリップエンドが傾斜しています。この傾斜がパターを幾分フラットにするのです。だからパターはグリップエンドを持つ必要があるのです。もっとも最近はグリップが太くなりグリップエンドを持たないでもいいようになっています。問題はその時のパターヘッドの座り具合だと思ってください。パッティングには形がありません。どんなストロークでもインパクトでフェイスがスクエアに真っすぐラインに向いている事が大事なのです。

話は戻りますが、パターで大事な事は自分のパッティングの形にパターを合わせるという事です。それは長さであり、ライ角度なのです。構えた時にパターフェイスが地面に、そしてラインにスクエアである事が大事なのです。そして、グリップもしっかり選びましょう。グリップがしっかりしていないと構えも決まらないのです。

是非PINGのパターフィッティングを受けてみてください。自分にパターを合わせてくれるのはPINGだけです。もっともパターに自分が合わせられるのであればそれで問題はありません。ボールをホールに入れる事よりもパターヘッドをラインにスクエアに置く事を考えましょう。

パッティングは非常に難しいものです。まっすぐラインにボールを打ったり、流したりすることは簡単ではないのです。しかし、もし3度のロフトが付いているパターを正しく置けていなければパッティングが決まる確率は更に減ってしまうのです。ボールを入れる前に、パターを正しく置く事を考えましょう。そうすればミスが出る確率は大きく減りますよ。パターをボールの前に置いてその状態を研究してみてください。

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2019年11月21日

初心者のスイングの作り方 一歩前進 その3


ボールが飛んで、曲がらない事ができあがれば最後のチャレンジは右手の使い方の意識です。この右手の意識こそがその人の技術なのです。自分流もこの右手の使い方なのです。そして、この右手の使い方は言葉での解説は難しいのです。今回は私流の右手の使い方を紹介します。

右手の動きで大事な事
右手の動きで大事なのは、右手はテークバックで使うという事です。テークバックは右手の薬指を使って動き出すのです。右手の薬指は左親指の裏側の指でクラブと腕との支点を感じています。右手の薬指から動くという事はクラブとの支点を動かしているという事なのです。

そしてトップスイングではしっかり右手の指がしっかり握られている事が大事です。この右手の握り込みは右手のコッキングを作り、右側での「コの字」を作ります。トップスイングで右手がクラブを感じている事が大事なのです。

そしてダウンスイングへの切り返しのタイミングはこの握られた右手の脱力で始まるのです。この右手の脱力が左膝の屈伸の戻りを作り、右肘の落ち込みを作ります。そして右肘が落ちる時に右手のコッキングが更に深まるのです。握られている指が緩む事で右手首の曲がりの深みがますのです。ここでの右手の感覚はピッチャーがボールを投げる時の右手首の曲がり込みの深みです。「コの字」が「ムの字」になる状態です。

そして、ここから先の右手の動きが人に寄って異なるのです。初心者としては、脱力後は手首の曲がりを深める事に集中し、その後は何もしない事が大事と思います。右手はインパクトに向かって脱力でダランとする感じで充分なのです。右手は左手の動きに反応するので、意識する事はできるだけ避けたいのです。

スイングがまとまり、ボールが真っすぐ飛ぶ様になったら右手のインパクトからの動きを考えましょう。

左に曲がる理由は右手にある事を知る
ゴルフのスイングの中で体の部分としてボールを左に曲げる事ができるのは右手しかないのです。左にボールが曲がるという事はインパクトでフック回転がボールにかかるという事なのです。ここで一番理解しておきたいのはインパクトの時の出来事であるということです。

インパクトでのフェイスの向きがクラブヘッド軌道に対して被っている(クローズになっている)とボールにフック回転が入るのです。この角度はインパクトでの右手首の角度できまります。インパクトでは右手首はまだ曲がっている状態です。この状態が緩み、右手首が伸びるとフェイスは被ってくるのです。

この被るという現象はボールを叩くという意識が原因です。右手で叩くという行為が右手首の開放で行われるからです。先にも書きましたがゴルフクラブは左手の引き込みで動かします。そして、右手はその左手に合わせて動いてくるのです。しかしインパクトまでは右手は緩んだ状態で、自力で動く事はないのです。私が右手を使わないと書いてきたのも、ボールが左へ曲がらない様にする為でした。

問題はインパクトから先の右手の動きです。ここで大事な事は「右手は握ってはいけない」という事です。右手でクラブを動かそうとするとどうしても右手を握り込んでしまうのです。握り込むという事は右手の小指、薬指、中指が縮まるということです。実際に体の前で右手を握り込んでみてください。握り込みが入るという事は右手首の角度がなくなるという事なのです。この右手首の動きがボールにフック回転を生むのです。

インパクトの瞬間でもボールはフェイスの上に乗っているのです。その時にフェイスが被る動きが入るとボールは左に曲がるのです。ゆっくり握ればドローボールになります。強く握ればフックボールになります。急激に握るとチーピンとなるのです。瞬間的な出来事ですが右手の指は動いてしまうのです。左を避けるなら、右手の指を緩めたままでスイングしたいのです。もっともドローを打ちたければ握り込みが入りますが、この強さには自分流が必要ということなのです。

ドライバーショットでボールを飛ばす右手の使い方
ドライバーでの右手のインパクトからの使い方のポイントは右手の力が緩んでいるという事です。そして、右手首のコッキングが開放されていない状態である必要があります。それはピッチャーがボールを投げる時の右手の形と同じなのです。投げる時もボールを話す時に右手首を使っているのです。ゴルフでもインパクトから先で右手首のコッキングの開放をするのです。私が「右手は使わない」事を勧めるのは右手が緩んでいれば左手の動きに右手が反応するからです。意識的に動かそうとしなくても右手首のコッキングは流れに沿って開放されるのです。

意識的に使う場合は右手首の開放の方向が問題になるのです。意識的には右手首の開放はボールを飛ばす方向に対して前の方になります。その理由は右手首の開放の方向が前方でも下半身の動きが左膝の蹴り上げでしっかり動いていればボールが右には飛び出さないからです。右手首の開放の方向は飛球線に対して右の方向なのです。以前にも書きましたがボールが飛び出す方向はスイング軌道で決まるので、右手首の開放の方向ではないのです。

もし、打ち出されたボールが先に行って左に曲がるのであればそれは、右手首の開放の方向が飛球線に向かっているという事なのです。当然右手首が横に動けばボールに力が加わると思います。しかしその動きは力を加えるだけではなく、左への回転を加える事になるのです。

ここでの動きは実際に球を打って感じるしかないのです。ボールが先に行って左に曲がる様なら右手首の開放をもっと体の前方に向ける必要があるのです。ここでの動きはインパクトの最中の動きですから、体でその動きを感じるしかないのです。そして、ボールが先に行って左に曲がり過ぎない右手首の動きを作るのです。

アイアンショットでボールを持ち上げる右手の使い方
アイアンショットではドライバーの時とは右手の動かし方の意識は少し変わります。ドライバーの場合はヘッドスピードを上げて、ボールが更に飛ぶ事が右手の使い方の目的です。一方アイアンの場合は距離ではなく、ヘッドを地面に落とす事で打ち出し角度を上げ、スピンをボールにかける事が目的となるのです。

右掌の意識は体の前方を向いています。そして右手首の動きは左手親指がクラブを押し込む地面の方向となるのです。ドライバーの時は掌を前に出す感じですが、アイアンの時は手首の角度は保ちながら掌が腰の向きに平行でクラブを落とすのです。ここで大事な事はクラブヘッドを地面に落とす感覚なのです。

右手でボールを打つ感覚は全くないのです。もし、ボールを右手で打ちにいくとボールにフック回転を掛けてしまうのです。右手でボールを打つ意識があるとクラブヘッドがボールに対して被ってきてしまうのです。もし、ボールの飛びが最後に左に曲がっていたら右手の落とす角度が被っているということなのです。練習でこの左の曲がりを消す、手首の落とし込みの練習が必要なのです。

体重移動でボールを飛ばす
ボールを飛ばす事を考えると右手の動きの助けになるのが「インパクトでの体重移動」です。体重移動が入るとその体重がボールに乗り、飛距離のUPに繋がります。さらに、体重移動が入る事で左への曲がりを抑える事になります。しかしここでの問題が体重移動のタイミングです。

体重移動する事でもしボールの飛びが最後に右に曲がっていたら、それは体重移動のタイミングが早いという事なのです。多くの人がボールを飛ばそうとして左に突っ込んで(スエーして)体重移動を入れています。しかし結果としてスライス回転をボールに与えているのです。このタイミングもボールの飛びをしっかり見ていれば調整できるのです。しっかり左足の屈伸で下半身を切り、その先で体重移動を左にするのです。ちなみにフェードボールを打つという事はこの左への体重移動のタイミングで作ります。

今回の話は練習でのボールの飛び方を見ての調整の考え方となりました。ゴルフではとにかくボールがどの様に飛んでいるかを見て、その原因である体の動き方の調整が必要という事です。右手の使い方や体重移動はまさにこの意識が重要です。是非、自分の練習の中で試してみてください。

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