2019年10月30日

初心者のスイングの作り方 心がけ


ゴルフは決して簡単なスポーツではありません。見様見真似でいいのですが、その動きをそれぞれの体の部分の動きで理解するとより簡単に、早く自分流のスイングが見つかるのです。今回は是非スイングを作る時に「心掛けて欲しい」ことを書きました。

ボールが動いていない事を知る
ゴルフで大事な事はボールが動いていない事をしっかり心に刻んでおくことです。ボールは動きていないので、ボールの動きに反応しなくていいということなのです。所謂、運動神経は要求されていないのです。ゴルフはスイングの形を作り、それを反復する事が大事なのです。もっともボールは動いていなくても、心は動きますがね。

技術ではなく、形の再現がポイント
ボールを飛ばすという事は体の動きの再現なのです。基本的には素振りの形を作り、その動きをボールに伝えればいいのです。主に動いているのは左膝と左手なのです。そしてその動きは機械的な動きでここには技術は求められていないのです。求められているのはその動きの再現性なのです。左膝が動き、左手が追っかけるという事を最初に理解しておきたいのです。そして、右手はその動きに反応しているのです。

ボールを打ちにいかない
意識としてしっかり持っていたいのが、「ボールを打ちにいかない」という気持ちです。この言葉で怖いのが、この言葉で反応するのが右手だからです。右手を使う事でボールを打つ事は容易にできるのです。しかし、先に書いた様に右手の前に左膝と左手が動かなくてはならないのです。「打ちにいく」ではなく、「振りにいく」という意識をしっかり持ちたいのです。「振る」という言葉が左足と左手の動きを優先させてくれるのです。

膝の出し入れ
左膝を動かすという事は右膝との前後への出し入れの動きとなるのです。大きく動かしたいのは左膝ですが、最初に意識したいのが右膝を伸ばす動きなのです。左膝の前屈を優先すると体が前方に倒れる傾向が強まるからです。一方右膝を伸ばす動きは体の上下運動を誘発しにくいのです。右膝の動きに左膝が反応すると両膝の前後運動がスムースに行われます。

そして、左膝を前方に深く入れ込んだら、それを元の位置に戻す動きが重要です。この元の位置に戻る動きでスイング軸の左への流れを防いでくれるのです。そして、その元に戻る動きの延長上で左膝を一気に伸ばしたいのです。下半身から動き、下半身で動き切る動きがこの左膝の伸ばし切りで完成するのです。

左手の動き
左手の動きも機械的な動きです。ここに技術は不要です。左手はアドレスの位置から体の幅だけ右に動かされています。その動かされた分を左方向へ引き込むのです。そしてその引き込みの終点で左手を握り込むのです。すると左手の動きは止まります。その止まった左手を左肘の畳み込みでさらに動かすのです。その動きは体の前で「Uの字」を描いています。右肩の上に上がった左手が縦に落ち、体の前で左に動き、左肘の畳み込みで縦に動いてくるのです。縦、横、縦の動きが「Uの字」となるのです。

左手の握り込み
左手の握り込みで大事なのは左手の親指の存在が重要です。左手の親指がゴルフクラブとしっかり接している事がこの握り込みでクラブをしっかり動かしてくれるのです。左手を握り込むと左手甲はターゲット方向を向きます。という事は、クラブヘッドがターゲットを指すという事であり、アドレスの位置に戻るという事なのです。

肘の畳み込み
両肘の畳み込みの入れ替えでゴルフクラブは強く、早く動きます。肘の畳み込みとその手の握り込みで「コの字」が完成します。右側の「コの字」から左側の「コの字」への動きがゴルフクラブの遠心力を強めるのです。

右手の柔らかい動き
ゴルフで難しいのは右手の動きです。それは左手と左膝の様な機械的な動きではないからです。さらに右手はテークバックでは握り込むという動きで感覚はありますが、その後は脱力されているので右手の動きは感覚的なものになるのです。ゴルフの練習をするという事はこの感覚的な右手の動きを作るということなのです。その感覚
的な動きはインパクトでの動きで、クラブヘッドを操作する動きなのです。残念ながらこの感覚的な動きを言葉で表現する事は私にはできません。

是非、今回書いた事を意識して素振りをしてください。素振りこそがしっかりしたスイングを作ってくれるのです。素振りにはボールが無いので、打つという気持ちが入らないのです。そしてその動きは機械的なもので、同じ動きの繰り返しなのです。ボールがそこには無いので感覚的な右手の動きの練習にはなりません。でも素振りでスイングの形を作れればいいのです。

スイングの形ができたらボールを右手で捕まえにいきたいのです。ここでの右手の動きが自分流であり、技術の向上となるのです。もっとも先のブログで書いてきましたが、右手が作るボールの飛びは左への曲がりとボールの飛びの高さだけなのです。右への飛び出し、右への曲がりと左への飛び出しはスイングの形ができていないからなのです。

当然、右手の動きで更なる飛びを得る事もできますが、そこは練習で自分流を作ってください。

初心者の方は最初に忍耐強くスイングの形を作る事に励んで欲しいのです。決して慌ててボールを飛ばす事に一生懸命にならない様にしましょう。スイングの形ができれば練習量に比例してボールは真っすぐ、遠くへ飛んでくれるのです。大変ですが頑張ってください。ゴルフは非常に難しいスポーツですが、スイングの形を理解する事で練習の結果は良くなってくるのです。

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2019年10月23日

初心者のスイングの作り方 まとめ


4回に分けて書いてきた初心者のスイングの作り方をまとめてみました。

まず初心者がゴルフスイングを覚えるに際して大事な事は、クラブは右手で振るのではなく、下半身の動きと左手の動きで作るという事を理解することです。どうしても右手でクラブを動かす事が容易なのでその気持ちを消したいのです。下半身を両膝の前後の動きで動かし、それを左手の左への引き込みで追いかける事を覚えるのが大事なのです。そしてその流れの中で右手を開放する事でクラブのヘッドスピードを上げたいのです。

次に大事な事としては左手親指の重要性を理解したいのです。左手親指がゴルフクラブと体を結び付ける大事なポイントでその事を感じる事がゴルフの上達には必要なのです。左手親指がクラブの上に真っすぐ置かれる事で親指の向きがクラブのシャフトと考える事ができるのです。クラブを操作するには左手親指の動きを感じればいいのです。

スイングを覚える最初は地面に対して平行に振りますが、この時も常に親指の向きを感じていたいのです。親指が地面と平行になっている事を感じたいのです。そして前方に押し出された左手の親指がクラブの動きをスムースにするのです。アドレスを取ってクラブを振る時も左手親指の向きと感覚が自分の中にでき上っていればその振りの方向が地面に平行でも、地面に斜めでも同じ感覚で振れるのです。スイングプレーンを保つ為にも左手親指の使い方が重要なのです。

そして左手の握り込みでクラブヘッドを動かす事を覚えたいのです。この左手の握り込みがスイングの安定感を作っているのです。振りはじめでは緩く、開き気味の左手の小指、薬指、中指を左手親指の動きに合わせて握り込むのです。握り込むタイミングはインパクトに向かってで、それは練習で身に付ける必要があります。

左手で最後に重要なのはクラブの動きの後半で左肘を畳み込む事です。この左肘の畳み込みがクラブの動きを直線的な動きに保ってくれるのです。この畳み込みが「コの字」を作る動きになり、クラブヘッドを強く、早く動かすのです。

右手で重要なのは右肘の畳み込みの動きです。この動きは右手の握り込みと連動しています。右手を右方向へ引きながら握り込み、右肘を畳み込むとそこには右腕でできた「コの字」が完成するのです。右手で一番大事な動きがこの「コの字」を作る動きです。「コの字」がしっかりでき上がればクラブが左手親指の支点を使って強く振れるのです。

右手としては右サイドへの引き上げ(引き込み)で役割のほとんどを終了します。引き上げの終了はトップスイングです。この時には右手にしっかり力が入っています。そして、その右手の脱力がダウンスイングの始まりとなるのです。右手で引き揚げられた左手と右肘が右手の脱力で元の位置に戻る動きに入るのです。この自然な動きを作る事が大事です。

上半身の各部の動きでクラブを振る事を理解しましょう。それが理解できればその動きに勢いを付ける為に下半身の動きとなるのです。下半身の動きはいたって簡単です。それは両膝の前後への出し入れです。上半身の右手で作られる引き上げの動きに反発する様に動かすのです。動きは単純で左膝を前方に倒し込み、右膝を伸ばすというものです。

左膝の動きで重要な事は右手の脱力で左膝がアドレスの位置に戻ろうとする動きです。この動きは沈み込んだ動きの反動です。そしてその反動の動きに合わせて一気に左膝を伸ばすのです。この左膝を伸ばす動きが躊躇なくできるように体を動かしましょう。

スイングするという事は右手でクラブを動かし、左膝でその動きを受け止め、その動きに合わせて動き、最後にその動きに反発して深める動きとなるのです。そして、動きが止まったところからの右手の脱力で反動の動きを左膝で加速させるのです。そして左手の握り込みでスイングを作るのです。

スイングを覚えるという事は体のそれぞれの部分の動きを理解し、その動きを流れに合わせて使うという事なのです。決してボールを打つという感覚は必要ないのです。スイングの形が固まれば後は練習でボールを右手で捕まえにいけばいいのです。この右手の使い方は練習で覚えるしかないのです。脱力された右手でのボールを捕まえる動きは簡単ではありませんが、練習の量が十分であれば必ず自分らしさを発見できます。

最終的には脱力された右手の使い方が技術となるのです。この技術については初心者に不必要だと考えてください。まずは力の抜けた右手でボールを捕まえることを覚えてください。頑張りましょう。

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2019年10月16日

初心者のスイングの作り方 下半身の使い方 その2


前回の下半身の使い方はゴルフのスイングで言えばハーフスイングと考えてください。前回の動きに下半身の動きをもう少し足す事でそのスイングがフルスイングになるのです。

前回に紹介した下半身の動きは右手の後方への引き込みによる動きで体の動きが止まった所となります。この動きが止まった状態は上半身と下半身の遊びは消え、左膝は前屈して止まり、右手の右への引き込みも止まったとなります。この状態では体のバランスはアドレスした時とまったく同じです。動いたのは遊びを消す上半身と左膝、右手だけなのです。体重の移動もありません。非常に静かな状態です。

今回の動きはここからで体の絞り込みとなります。ここからの動きは、プレーヤーに寄って絞り込みの深さの度合いが変わってくるのです。当然、動きに深みが有れば有るほどスイングに力を加える事になるのです。

まずは止まった状態から更に左膝を前方に曲げ込みます。この時にその動きに逆らう右手がクラブを右後方に引き上げるのです。引き上げる時は右手の小指に意識を持ちます。左手の人差し指と絡んでいる右手の小指を動かすと確実にクラブを動かします。そしてこの時に左手の親指の存在を確認します。左手の親指を体から離す方向に押し出す気持ちが大なのです。

この右手の動きに合わせて右肘も上に持ち上げる事になります。この肘の上げ具合は個々のプレーヤーにより異なります。テークバックを大きく作りたい人は右肘を高く上がたいのです。特にアイアンショットの場合はこの高さがボールの高さを作る要因にもなります。逆にドライバーショットの場合はクラブの動きに上下の動きを余り加えたくないのでやや低めで押さえる事もあります。球の飛び方を見ながら肘の高さは決めたいものです。もっと今回の練習の時はできるだけ右肘を高く上げる事を勧めます。

この動きが止まった所がトップスイングの終点です。左膝が前に沈み込み、右手が後方に引かれるので体のバランスは保たれています。体重移動もありません。力を感じているポイントは左膝がしら、右手の小指、左肩、絞られた左脇の筋肉です。

トップスイングで止まる事を私は勧めます。体の動きを止める事でこれからの動きへの気持ちが高まるのです。もっともここで体の動きを止めずにその動きの勢いの反動でスイングする事もできます。この反動の動きを使うとスイングのエネルギーは更に高まり飛距離アップに繋がります。当然タイミングのズレに寄るボールの散らばりというリスクは裏腹です。飛距離と安定感の選択はここのプレーヤーに寄って異なります。

トップスイングで止まった状態から次の動きに映るのは右手の脱力です。右手の力を抜くという事は左手と左膝が元の位置(アドレスの位置)に戻る動きを誘発します。そこまでの動きの反動と考えてください。右肘は右手の脱力で下方向に落ち込みます。この右肘の落ち込みは右肩が前に出る事を防ぎますので、大事なポイントです。

この右肘が下の動く事が大事で決してボールの方向に肘を向けてはいけません。そしてこの肘の落下の時に右手の中指を体の方向に引き込みます。右サイドでできている「コの字」がこの動きで「ムの字」なる感じです。この動きがスイングのタメとなるのです。この右手の内側への絞り込みの動きは繰り返し行い動きの感じを覚えたいのです。アイアンショットではこのタメの動きでボールの高さを作り、ドライバーショットでは飛距離の増加を作るのです。

この動きの終点では下半身はアドレスの位置に戻ります。上半身の遊びが消え、絞り込みも入っているので飛球線に対してほぼ直角なのです。この時に上半身の捩じれがほどけると右肩が前に出る事になりボールは左に飛び出します。それに飛距離も捩じれが解ける分落ちるのです。上半身はかなりきつい状態です。力が入っているのは上半身が捩じれている左脇だけです。

体に力が入るのはここからです。元の位置に戻ってくる左膝をその動きの延長上で一気に伸ばすのです。ここでの左膝の動きに躊躇いがあってはいけないのです。ここでの躊躇いは上半身を動かし切らないのでボールが右に飛び出す原因を作ってしまいます。最近のトッププロゴルファーのインパクトへ向かっての左膝の蹴り上げを見てください。ここでの動きに躊躇はないのです。

もっともこの左膝の動きは最近になって作られてきたものです。以前は左膝の曲がりを保ちながら腕の動きでクラブを振っていたのです。この腕の動きを技術と呼んでいたのです。しかし最近ではこの左膝の蹴り上げの動きで腕の振りは少なくなり、技術は要求されなくなってきたのです。

左膝の動きに合わせて左手をアドレスの位置に引き込みます。上半身の遊びを消しているので左手は個々では右腰の前にあります。それを左腰の前のアドレスの位置に引き込むのです。この時に左手の親指の向きが重要になってきます。左手親指は飛球線に対して平行に引き込むのです。この平行な動きが右肩の突っ込みを防いでくれボールが左に飛び出す事を防いでくれます。

左手が左に引き込まれる中で左手を握り込みます。この握り込みの動きが平行に動こうとしているクラブを飛球線に対して直角に動かしてくれるのです。握り込む事でクラブヘッドはアドレスの位置に戻るのです。この握り込みがインパクトでフェイスの向きをスクエアにします。ここでは打つという感覚はないのです。流れの中で左手を握り込む事がヘッドを走らせボールを弾いてくれるのです。

右足ですがここではほぼ左足の動きについてくる感じ、左膝が前に曲がります。動きをマスターして余裕がでてきたら左膝を前に曲げ出す動きも感じてみてください。ボールが先に行って右に曲がる人はこの右膝の動きが意味を持ちます。右膝が前方に出す事でスイング軸が流れなくなるのです。

下半身のインパクトへ向かっての動きを簡単に書くと左膝を伸ばし切り、右膝を前屈するとなります。それに合わせての上半身ん動きは左手を左腰の位置に引き込みながら握り込むになるのです。右手は脱力したままで左手の動きに準じて動きます。それぞれの体の部分の動きとしてはシンプルです。ここには技術もタイミングも要求されていません。動きだしたら一気に動くという事が大事なのです。

最後の下半身の動きは、左足は膝が伸びきっているので他の部分の動きに準じます。右足については自分流が要求されます。その動きは左足の親指の付け根で左膝を左に傾けながら押す動きです。この動きで体重移動が入ります。そのタイミングとしてはインパクトから先で、インパクトされたボールを右足の動きで押す感じです。

この右足の動きが早いと回転軸がインパクトの前に左に移動するのでスライス回転をボールに与える事になります。打ち出されたボールの飛び方で確認します。ボールが右に曲がっていなければタイミングがいいという事になります。右にボールが曲がっていないのであればこの動きは大きい程いいという事になります。それはボールが左に曲がる事を防ぎながら、飛距離の増加に繋がるからです。ちなみに何もしないという考え方もあります。飛距離のアップを考えないのであれば体の動きに準ずるだけでいいと思います。

ゴルフでは最初に作り上げたいのが下半身の動きなのです。この動きに上半身の動きが反応すると考えましょう。最近活躍している渋野プロはソフトボールのピッチャーをやっていたので常に下半身が先行してスイングしています。その動きが彼女のスイングの安定感を生んでいるんです。

下半身の動きは理解してしまえば非常に単純で簡単なのです。そして一番大事な事は下半身の動きがボールを右に飛ばす問題を解決してくれるということです。左膝の動きで下半身が強く動いていればボールが右に飛び出す事はないのです。そして両膝の出し入れがしっかりできていればスイング軸が動く事は無くなり、ボールが右に曲がる事は無くなるのです。ボールが右に飛び出したり、曲がったりしなければ下半身の動きはいいという事になるのです。

初心者で一番心掛けたいのは下半身で動き出すということです。それを左手の引き込み動きで追いつき、左手のグリップを握る事でまとめるのです。右手はテークバックでは重要な役割がありますが、トップスイングからはこの時点では何もしないと考えるのが良いと思います。

是非、下半身の膝の動きを意識してスイングしてみてください。ボールを打つ前にまずは素振りを繰り返す事です。素振りが安定したらその動きでボールを捕まえてみましょう。この時には何もしていない右手がクラブヘッドをボールに導く動きとなります。

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2019年10月09日

初心者のスイングの作り方 下半身の使い方 その1


上半身の使い方がスムースになったら次は下半身の使い方です。まずは右手と左手の使い方を身に付けましょう。右手でクラブを振るのではなく、右手でクラブを動かしてその延長上に左手の動きがある事を覚えたいのです。そして、その時に左手親指の存在が重要である事をしっかり身に着けてください。

下半身の動きで重要なのが両膝の使い方です。下半身で大きく動くのはこの両膝の屈伸の交互の動きなのです。ゴルフをはじめる時に膝の屈伸で体の回転を作っている事を身につけるのが大事なのです。下半身の動きが上半身の動きに力を加えるのです。ここでの下半身の動きがゴルフでは非常に重要なのです。

最近女子プロで活躍している渋野プロが好調な理由は彼女が下半身を優先したスイングを身に着けているからです。これは彼女がソフトボールのピッチャーであった事がその要因です。岡本綾子プロも同じピッチャーでした。下半身から動くことが身についているので上半身の使い方が安定してくるのです。

ソフトボールのピッチャーである事にはもう一つの意味があります。それはソフトボールの場合は野球よりも右腰の動きが更に意識されているからです。ソフトボールの場合は下半身で右の腰を強く回転させます。その理由はソフトボールのピッチャーがボールを投げる時は右腰の太ももの部分に右手を擦らせてボールを投げているということです。右手は決して下半身の動きに先行する事が無いのです。

ゴルフでも下半身の動きを覚える時に右腰でボールを打っている感覚が欲しいのです。この感覚が下半身の動きを早く、強くするのです。右腰の横に右手首を曲げてセットします。その時に開いた右手の掌でボールを打つ感じが欲しいのです。右腰を回す事により、右腰はボールを飛ばす方向に向くのです。その状態で腰に付けていた右手を、ボールを飛ばす方向に送り出すのです。

この動きの中で腰の回転が不足すると送り出された右手はターゲットの右に向いているのです。この現象がプッシュアウトとなるのです。右へボールを打ち出すという事が下半身の動きに問題がある事が分かります。下半身の動きを覚えるという事はボールが右に飛び出す事を防ぐという事なのです。

更に腰の動きを考えるとこの腰の動きを上半身(右手)の動きが追い越すとボールは左に飛び出すのです。下半身が周り切る前に右手が動けば右肩を動かす事になりスイングの軌道が外から入ってくることになるのです。所謂アウトサイドインの動きを作る事になるのです。渋野プロのスイングが安定しているのは彼女がソフトボールの動きに基づき下半身優先でスイングしているから右へのプッシュアウトも左への飛び出しも消しているのです。

下半身の動きの基本は両膝の出し入れです。それも縦の方向です。ボールを飛ばす飛球線に対して直角に左膝を曲げ込む動きが縦の方向です。決して膝は内側に入り込まないのです。両膝をこの縦の方向を意識して交互に「前屈と伸ばし」を行うのです。最初は膝の前屈は浅くていいのです。まずは両膝の交互の前屈で腰が動いている事を覚えたいのです。

動きに慣れてきたら膝の屈伸を深めましょう。この動きで大事な事は体の軸が動いていないという事なのです。下半身をしっかり使ってもスイングの回転軸は動かないのです。

動きに慣れたらこの動きを静止した状態から一回作る練習に入ります。実際にボールを打つ時の下半身の動きです。両膝は軽く曲げておきます。その静止した状態からまずは右膝を伸ばします。するとそれに反応して左膝が前に曲がっていきます。この時に左膝の曲がる方向を注意します。縦方向に曲げるのです。右膝が伸びる事で右腰が後方に動き、左膝を曲げ込む事で左腰が前方に動くのです。左膝の前屈が止まる所までです。それ以上に曲げる必要はこの段階ではありません。右膝がこの動きで伸びきることもありません。

左膝を曲げ込んだ状態で止まります。この時の体のバランスを確認しましょう。この動きでは体重移動はありません。又体重が前後に動く事もないのです。下半身だけが動いているのです。次の動きはこの曲げ込んだ左膝を元の位置に戻すのです。この動きの時は左膝を曲げ込んで動きの反動で膝を戻すと考えてください。

下半身の動きで大事なのでここからです。左膝を元の位置に戻す動きを利用して膝を一気に伸ばし切ります。この動きで腰が回転し右腰が飛球線と直角になる位置まで動いてくるのです。この時に右膝が曲がりますがその曲げ込む方向は縦の方向に曲げ込むのです。この右膝の動きが回転軸を流す事を防いでくれるのです。

この下半身の動きを最初はゆっくりしたテンポで行い体のそれぞれの部分の動きを感じるようにしましょう。そして段々と左足の動きを早めるのです。ここで大事なのは左膝を伸ばす動きを決して慌てないということです。まずはゆっくり元の位置に戻す様にしてその延長上で一気に伸ばすのです。最近のゴルフプロの左足の動きを確認してみてください。左膝の伸ばし込みの勢いが分かります。この左膝の伸ばし切りが下半身の確実な切れを生み、ボールが右へ飛び出す事を防いでくれるのです。

この動きの中で気を付けておきたいのが両足の傾きの角度です。両足は開いていますから、その開きの分両足は体の中央に向かって傾いているのです。両膝の出し入れの動きの中で両足の傾きの角度が保たれている事を確認してください。傾向としては左足の傾きが消えて、左足の上に立ち上がる動きがあります。この動きがあるという事はスイング軸を左に流す事になりボールにスライス回転を生む事になるのです。

次はゴルフクラブを持って下半身の動きを作ります。まずは両足を肩幅広げて立ちます。そして腰を落とし、膝を前屈します。この前屈の度合いは膝の前屈が止まる所まででいいです。無理に腰を落とす事はありません。この動きが完成したらクラブを体の前にセットします。この時は、クラブを持った両手を前方に真っすぐ伸ばし、体の前で真っすぐ立ち上げています。今までの練習の様にクラブを傾ける必要はありません。クラブが立ち上がっている状態から上半身を前傾します。そしてクラブが地面と平行になる所まで前傾します。そこで前傾は止め、その先で手首の力を抜きます。するとクラブヘッドは地面に向かって落ちていくのです。クラブヘッドが地面に触る前に右手の中指に力を入れてクラブの落ち込みを止めてください。この時点で右手の存在意味がでてくるのです。決してクラブを地面に着地させてはいけません。

この動きはアドレスを作る動きでもあります。上半身の前屈の時は背筋をしっかり伸ばしている事が大事です。決して肩を丸めて地面を見に行くことがあってはいけません。上半身の前屈の時はお尻を後方に押し出す感じです。すると背骨が前に倒れ込みます。クラブが地面の平行になったところで体のバランスを感じましょう。この段階では体のどの部分にも緊張感はないのです。真っすぐ立ち上がった感じと同じ状態の感覚です。

下半身を動かす前に大事なのが上半身と下半身の遊びを消す動きです。この動きは右手の中指の右への引き込みと右肘の畳み込みです。ゴルフクラブが地面と平行で飛球線と平行になる位置までクラブを動かします。あくまでもこの動きは右手だけの動きなのです。ここで下半身が動かない事が大事なのです。所謂ワッグリングの後ろへの動きと思ってください。プロの動きを見てもこの動きを確認している事が分かります。このポジションは第2のアドレスの位置とも言われています。

この位置が確認出来たら次は右膝を伸ばしはじめます。ここでの動きはスローです。そしてその動きに合わせて左膝が前屈します。手の動きとしては右手小指が左手の薬指を引き上げていきます。右肘の畳み込みも更に深くなります。この時に右肘は体に引っ付いています。左膝の前屈が止まるところまで動きます。先にも紹介した右サイドの「コの字」がここで作られます。右手をしっかり握るとこの形がさらにしっかりしたものになります。

体の動きが止まったらそこまでの動きの反動で前屈している左膝を元の位置に戻します。そしてその動きの流れとして左膝が元の位置に戻ったところから一気に左膝を伸ばし切るのです。ここでの左膝の伸ばし切りの思いっきりが覚えたいポイントです。下半身の動きで一番大事なのが左膝の伸ばし切りなのです。ここでの躊躇がいろいろとボールの飛び方に問題を発生させるのです。

左膝の動きとしては前屈をして、止まったらその反動で元に戻し、その延長上で一気に伸ばし切るとなるのです。この動きをひとつの流れとして覚えたいのです。動きだしたら途中で止まる事は無く、最後は伸ばし切るという動きなのです。

右足の動きはこの左膝の動きに合わせたものです。意識したいのは左膝を伸ばし切る時に右膝を縦の方向に曲げ込む動きです。この動きは補助的な動きですが、スイング軸が流れる事を防いでいる事は理解しましょう。

右手の動きは、クラブを引き上げて止まる所までは右手の中指の動きと右肘の畳み込みがポイントです。そして動きが止まった所で右手を脱力するのです。この脱力をするという意識がとても大事です。ここから先は、右手は左手の動きに反応して動きます。スイングを作る上ではこの先での右手の動きが自分流を作り、飛距離のアップ、方向性の確立を作ります。しかし、ゴルフスイングを覚える段階では右手は脱力したままで良いと考えてください。

左手の動きは、最初は右手の動きに合わせています。右手が脱力された状態から先は左手を元の位置に戻る様に引き込み、最後に握り込む事が大事です。この引き込みと握り込みがボールとのインパクトを作るのです。スイングを覚える中では下半身の動きに合わせての左手の動きを覚えたいのです。左手は握り込まれた後は積極的に畳み込みます。この畳み込みの動きがスイングの流れを完成し、左サイドの「コの字」を作ります。

まずは左膝の動きを感じる様にしましょう。その動きに合わせて他の体の部分が反応していると考えてください。だからこそ下半身を積極的に動かす必要があるのです。「ゴルフは下半身で振る」という事を最初に覚えて欲しいのです。

次回はここまでの動きに更なる動きを加えてスイングを完成させる話になります。よろしくお願いいたします。

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2019年10月02日

初心者のスイングの作り方 手の使い方 その2


下半身の話の前に前回書いた「手を使ってのクラブの振り」の続きを書き足します。

ここでは下半身のセッティングから入ります。両足を肩幅広げた後に左足を後方に引きオープンスタンスを作ります。腰の向きが45度開くまで引きます。足先は前方を向いたままです。この下半身の状態で肩の向きを飛球線と平行にすると上半身と下半身の「遊び」を消す事になります。この「遊び」がある事がクラブの動きを感じにくくしてしまうのです。

クラブは体の前で地面と直角に立て、そこから右に倒して地面と平行にします。この状態から右手の小指で左手の人差し指を右後方へ引きます。同時に右中指の内側への引き込みも一緒にします。この右手の引き込みで上半身の捩じれができます。この動きの時に右肘も畳み込みます。この先、この動きできる上半身の捩じれの反動を使ってクラブを平行に振るのです。

右手の右への引き込みは度数にして45度くらいで右手が右肩と同じ位置に来て止まります。右手を右に引き込んだ時に右肘、右手首が「コの字」を作ります。だいぶ前に書いた「コの字」の動きです。この「コの字」は右手中指の内側への引き込みと右肘の畳み込みで完成されます。動きが止まった時に右手を見ると右手の手首と右肘の屈伸で「コの字」ができているのです。この「コの字」の完成がスイングを覚える最初のポイントなのです。

「コの字」が完成して上半身が止まった状態の所がトップスイングの終点であるという事を知る事が大事です。右手の脱力をすると上半身の捩じれの反動として左手が体の中央に戻ります。その左手が元に戻る動きに合わせて左手をクラブが体の中央に向かって引き込みます。その動きに合わせて左手を体の中央で握り込みます。この動きで右手の脱力に寄るクラブの動きが体感できるのです。この動きでクラブは右手で振られるのではなく、左手の引き込みと握り込みでクラブを動かしている事が分かるのです。

この動きでも左手の親指の存在は常に感じていたいのです。左手の親指を右サイドから中央に動かす事でクラブが動いているのです。そしてその親指を支点とした左手の握り込みでクラブヘッドが動くのです。左手が体の中央に来たらしっかり左手を握り込むことが大事です。この握り込みの強さが左肘の畳み込みを作り、クラブの動きをスムースにするのです。意識したいのは右手の脱力後の左手の左側への引き込みと握り込みです。そしてその先の左肘の畳み込みがクラブヘッドの動きを完成させるのです。

この運動の中でゴルフクラブを体の中央に止める事はしてはいけません。体の中央ではクラブヘッドは右から左へと流れていてその動きをスローモーションで感じる事はできないのです。左手を握り込み、左肘を畳む事でクラブヘッドは走り、振り切られるのです。この左手に寄るクラブの動きを覚えたいのです。

この左肘の畳み込みが左サイドの「コの字」を作ります。左手はしっかり握り込まれ、左肘がしっかり畳み込まれている事が大事です。この「コの字」から「コの字」への動きは左手が主導で作られています。左手で大事なのは左手親指に常にクラブを感じている事と左手の握り込みの強さです。左手をしっかり握り込む事で左手がクラブをしっかり動かしている事をしっかり覚えたいのです。

初心者で覚えたいのは、クラブは右手で振るのではなく、左手主導で振っているということなのです。そしてその動きには両肘の畳み込みの入れ替えが加わっている事も覚えたいのです。この動きを何度も繰り返し、繰り返し練習してスムースにする必要があります。動きがスムースになるという事は右手でクラブを振らずに左手の動きでクラブを振っているという形を作り上げているということなのです。

それぞれの動きを段階別に書きました。
セットアップ時
クラブの状態⇒体の正面で立ち上げた状態から右へ倒し込み地面と平行に
左手親指の感じ⇒クラブを前に押している感じ
左手小指、薬指、中指の状態⇒緩んでいる
左手薬指の状態⇒左手親指の裏側なのでしっかりクラブを掴む
左手甲の状態⇒甲は上を向いている
右手甲の状態⇒甲は下を向いている
右手小指、薬指の状態⇒指先でグリップをしっかり握り込む
右手中指の状態⇒緩んでいる
右手人差し指、親指の状態⇒親指と人差し指でVの字を作り、人差し指の先を曲げ込む 緩んでいる
右肘の状態⇒楽にして伸びている
左肘の状態⇒楽にして伸びている

最初の動き(テークバック)
クラブの状態⇒体に寄ってくる
左手親指の感じ⇒クラブの存在感を感じる
左手小指、薬指、中指の状態⇒指先にグリップが引っ掛かる様に開いている
左手人差し指の状態⇒しっかりクラブを握っている
左手甲の状態⇒甲は上を向いている
右手甲の状態⇒甲は下を向いている
右手小指、薬指の状態⇒しっかりクラブを握っている
右手中指の状態⇒握り込む事でクラブを体の方に寄せている
右手人差し指、親指の状態⇒何もしていない
右肘の状態⇒畳み込む事でクラブを体に引き込む
左肘の状態⇒伸びたまま
両腕の状態⇒終点で右肘が曲がった「コの字」が右手首と作られる

次の動き(クラブの振り)
クラブの状態⇒体の前をクラブが振り抜かれる
左手親指の感じ⇒クラブを前に押し付ける感じを保つ
左手小指、薬指、中指の状態⇒体の正面に向かい握り込む
左手人差し指の状態⇒しっかりクラブを握っている
左手甲の状態⇒最初は上を向いているがクラブが体の正面を通過すると下を向く
右手甲の状態⇒最初は下を向いているがクラブが体の正面を通過すると上を向く
右手小指、薬指の状態⇒しっかりクラブを握っている
右手中指の状態⇒脱力して開く
右手人差し指、親指の状態⇒脱力して開く
右肘の状態⇒畳み込まれている肘を伸ばす
左肘の状態⇒左手の握り込みの先で畳み込む
両腕の状態⇒右サイドの「コの字」を、右肘を伸ばす事で開放し、その後に左肘の畳み込みで左サイドの「コの字」を作る

最後の状態(フィニッシュ)
クラブの状態⇒左サイドでクラブが体に巻き付く
左手親指の感じ⇒最後までしっかりクラブが左手親指に乗っている
左手小指、薬指、中指の状態⇒クラブをしっかり握り込んでいる
左手人差し指の状態⇒常にクラブを握っている
左手甲の状態⇒甲は下を向く
右手甲の状態⇒甲は上を向く
右手小指、薬指の状態⇒常にクラブを握っている
右手中指の状態⇒緩んで開いている
右手人差し指、親指の状態⇒緩んで開いている
右肘の状態⇒伸びている
左肘の状態⇒畳み込まれている
両腕の状態⇒左手の肘が畳み込まれて左サイドの「コの字」ができる

「コの字」が右サイドから左サイドにしっかり動く事でクラブの動きが強くなります。その腕の動きを左手の親指を支点として左手の握り込みで作る事がポイントです。右サイドの「コの字」は右手の握り込みで完成します。そして左サイドの「コの字」は左手の握り込みで完成するのです。この右から左への握込みの動きがクラブをしっかり動かしますので、是非この握り込みの動きも覚えましょう。

ちなみにこの握り込みの状態をジャンケンの「グー」と考えましょう。右手は「グー」から体の正面で「パー」になるのです。そして左手は右サイドで「パー」で体の正面で「グー」になるのです。この「グーからパー」と「パーからグー」への手の雰囲気を言葉で覚えるのもいいと思います。

是非体の前でのクラブの振りの動きを、体の個々の部位での動き方を身に着けて理解するようにしましょう。ボールを打つ以前にゴルフはスイングの形をしっかり作る必要があるのです。是非ボールを打つ前にここで紹介した動きを理解して自分のものにしてください。

そして、この動きが身についたら上半身を前傾しましょう。右手の指に乗っているクラブが地面と平行になるまで前傾してください。前傾する時は背骨を前に傾斜させる様にします。決して肩を丸める事がないようにします。この状態で覚えた手の動きをします。するとクラブは地面と約45度の角度を持って振られることになります。

この動きの時もあくまでも左手の動きでクラブを動かします。クラブが地面に接する様になるのが分かります。左手の握り込みを強くし、右手の中指の緩みがあると地面にクラブが落ちている事が分かります。落ちているという事はクラブヘッドが走っているという事なのです。もし、クラブヘッドが地面に突っかかる様であればそれは左手の握り込みからの左肘の畳み込みがスムースではないという事なのです。逆に地面にクラブが落ちなければ右手の中指の力が抜けていないという事なのです。

先に話した「グーパー」の動きができれば確実にクラブヘッドは地面を滑らかに叩く事になるのです。地面が叩ける様になったらその叩かれている地点にボールをおきましょう。そして、そのボールを拾い上げる練習をしてください。あくまでもボールを叩くではなく、両手の動きでボールを拾い上げて欲しいのです。ボールが真っすぐ飛び出していれば問題なしです。もし、ボールが左に飛び出す事あればそれは左手の握り込みが弱いか右手がボールを叩きにいっていると考えましょう。

この段階ではボールの飛ぶ距離は問題ではありません。あくまでも手の動きでクラブを動かし、ボールを拾い上げ前方に飛ばしている事です。この練習ではロフトのついているPWとか9番アイアンが最適と思います。是非試してみてください。

次回は下半身の使い方の話になります。

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posted by golfq at 12:11| 東京 ☀| Comment(0) | 初心者のスイングの作り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする