2006年01月17日

クラブ選択:オフセットについて

アイアンの選択をする時の一つの大きな要素に、アイアンヘッドのオフセット(グースネック)があります。オフセットとは、シャフトがヘッドに入っているラインからの遅れの度合いのことをいいます。以前にも書きましたが、ロングアイアンはロフトが立っているのでオフセットの度合いが増えるのです。当然、ウェッジになるとオフセットが3番と比較すると少ないのです。

ロングアイアンが打ちにくい原因のひとつに、ボールに対してのシャフトの食い込み具合が少ないことがあります。7番はうまく打てるのに、どうして4番は駄目なのか。当たりが薄い感じがする。この感覚こそが、オフセットの重要性を表しているのです。当然ヘッドスピードの速さや、プレーヤーの力の度量によっても感じが違うのです。そしてロングアイアンの場合は、オフセットの量が大きいので重心深度も深くなるのです。重心深度が深くなると、シャフトがスイング中にバランスを保とうとして、シャフトが前方に曲がります。この曲がりが、アイアンヘッドにロフトを加えることになります。当然ボールは高く上がるようになり、ボールのつかまりもいいので力強いボールになるのです。ロングアイアンは、アマチュアにとってオフセットが強いものが有利なのです。

逆に、ショートアイアンでオフセットが強いものを使うと、ちょっとのスイングのタイミングのズレでボールが引っかかる原因にもなります。もっとも、ショートアイアンでも下半身を切って、クラブヘッドをスクエアに落とせれば決してボールは引っかかりません。ただ、人によってはショートアイアンがどうしても手打ちになってしまうので、オフセットが気になるのです。

私が使っているPINGアイアンでいいのは、このオフセットの度合いがモデルによって違うと言うことです。
私は、アイアンは4番からですが、4番、5番、6番はオフセットの強いG5を使っています。そして、7番以降はI5モデルのオフセットの少ないものにしました。今までショートアイアンの集中力が足らなかった問題点が、モデルを変えて、ヘッドを小ぶりにしたことで解消されました。そして、ウェッジでちょっと引っかかりぎみだったので、モデルを変えてさらにライ角度も1度フラットにしました。このお陰で、ピンを真っ直ぐ攻められる感じが戻ってきました。

今回私がアメリカに行った時に一緒にプレーしたハンディ3の人は、3番、4番をG5、5番、6番、7番をI5、8番、9番、PwをS59というミックスをしていました。彼に聞くと、やはりロングアイアンは距離と高さが必要なのでG5が良いとの事。ショートアイアンは、パンチショットも含めてコントロールするのでS59がいいとの事でした。ちなみに、ライ角度もロングアイアンでアップライトとし、ショートアイアンで2度フラットにしていました。ウェッジは、最近出たPING・TourWedgeのBlack Nickelを52度と60度ローバウンスを使っていました。
PINGのアイアンのシリーズ

☆オフセットクラブを生かそう。
オフセットクラブで役に立つ点を書きます。それは、初心者やボールがしっかり打てない人の為のものです。使用するクラブはPINGのG5・サンドウェッジです。このクラブにはオフセットがしっかりついています。その為に手打ちをすると、どうしてもボールが引っかかってしまうのです。どうすれば良いのかと言うと、重いきって腰を切る事なのです。腰が切れれば、後はクラブヘッドを縦に落とすだけです。このPINGのSWでボールがしっかり、真っ直ぐ、高く打てるようになれば体の切れでボールを打っていることになります。理屈以上の素晴らしい結果が生れます。距離にして、80ヤード近く、高い球が目標です。普段はSWでのフルショットはしませんが、スイング矯正にはとても役に立ちます。是非、試してみてください。

オフセットクラブでの注意点
時々オフセットクラブは左に飛ぶから嫌いだと言う人がいます。当然、下半身の切れが甘くなると引っかかって左に飛びますが、それ程酷いものではありません。良く見かけるのが、右肩がかぶって動いていて、ボールが左に飛び出しているケースです。これは、スイングの軌道の問題でオフセットの問題ではありません。曲がるとしたら、ボールの落ち際で左に曲がるのです。当然、ライ角度との関連も大きくあります。オフセットを嫌う前に、自分のスイングの切れ具合を確認しましょう。

フェィスは開いては駄目
オフセットのクラブでもう一つ怖いのは、クラブヘッドが左を向くのでアドレス時にフェィスを開いてしまうことです。オフセットのクラブは、アドレス時での手の位置に気をつけましょう。オフセットの度合いによっても違いますが、左手はハンドファーストになりますので確認してください。オフセットのクラブを体の正面で構えてフェィスを開くことだけは止めましょう。
posted by golfq at 14:55| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | クラブの選び方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
オフセットですか。クラブはメーカーの物を使えばいいと思っていましたが、奥が深いですね。
確かにオフセットはつかまりがいいのでロングアイアンはいいでしょうが、ショートアイアンとの繋がりを考えると、大変です。別のモデルを買うのも損ですしね。今あるクラブをオフセットにする方法(軟鉄)はありますか?
Posted by katsura at 2006年01月20日 01:00
katsuraさんへ
残念ですが現在のクラブをオフセットにすることはできないでしょう。

是非次にクラブを選ぶ時は、オフセットを検討してください。PINGクラブですと、オフセットの選択がMODELでできるので、ショートアイアンにオフセットの少な目のものが選べます。

オフセットは、あなたのゴルフを変える可能性を持っていますよ。
Posted by golfq at 2006年01月20日 14:37
友人に薦められて初めて拝見しました。

一番初めから興味深く読ませて頂きましたが
実際にやってみると基本中の基本であると思われる左足を前に曲げる動きの時点でどうしても左足に重心が移ってしまいます。
右足指先に力を入れても曲げた時点で50/50の重心配分になるのですがどのような点に気をつければ
右体重になるのでしょうか?
Posted by KYT at 2006年01月20日 16:15
KYTさんへ
blogを読んでいただきありがとうございます。

右足1本になって素振りをしましょう。このときに右ヒザがしっかり曲がっていることが大事です。そして、その膝に全体重を乗せるのです。そして、その足の上に乗って素振りをしてください。スイングの前半の部分の動きが体感できます。

インパクトから先は、ボールに全体重を乗せるように左足に体重移動します。ボールに力を乗せるためにもしっかり右足の上で前半の回転を完成させましょう。

アドレスでは、60%の体重を右足に乗せる感じがいいですよ。
Posted by golfq at 2006年01月21日 00:16
アドバイスありがとうございます。
今晩練習場で試してみます。

スコアはまだまだですが、悩んで、教えてもらって、試して、そして上手く行った時の爽快感が私のゴルフ熱の原動力です。
これからも宜しくお願い致します。
Posted by KYT at 2006年01月23日 12:21
KYTさんへ
素晴らしい心構えですね。前向きなチャレンジは必ず実ります。

是非、ゴルフ思考の中に「リスク管理」を加えてみてください。
Posted by golfq at 2006年01月23日 21:59
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