2009年06月10日

スピン量を減らすならPING


前回まで打ち出し角度とスピン量がドライバーの飛距離に影響することを書いてきました。ではどんなクラブでも同じなのでしょうか。基本的には同じです。どんなクラブでもフェイスの上部のトウ寄りに当てると柔らかい音で高くドローする球が出るのです。問題はその事を意識して作られているかでしょう。私が推薦するのはPINGのドライバーです。

PINGは460CCのドライバーから本当に市場性のあるドライバーを発表しています。G2からG5へ。そして、ラプチャーへ。PINGのラプチャードライバーはPINGにとっては非常に素晴らしい結果を生んでいます。今年マスターズを優勝したアルゼンチンのアンヘル・カブレラはラプチャー7.5度ドライバーを使っています。そしてそのドライバーは彼が2年前にUSオープンを勝った時も使っています。その時の彼の18番ホールでのビッグドライブは今でも覚えています。

さらに、世界のロレアナ・オチョアもカブレラと全く同じのラプチャー7.5度を使用しています。当然シャフトはパワーの関係で違いますが、大きく飛ばすには非常に良いドライバーなのです。重心深度が深く、低重心である為にインパクトでボールは角度を付け、スピン量を減らして飛ぶのです。なぜPINGがいいかと言えば、PINGはG2からスピン量の問題をクラブ開発の中に積極的に取り上げているからでしょう。

PINGのドライバーがディープフェイスであることがそのスピン量の問題にPINGの研究力が現れているでしょう。フェイスがディープであればあるだけ、重心が低く感じられるのです。ティーアップを高くすれば容易にフェイスの上部にボールを当てられるのです。そして、簡単に柔らかい、静かなインパクトが得られるのです。

PINGの最近のドライバーが上から見てクラッシックな形状をしているのにも意味があると思われます。多くのドライバーはデザインを意識して色々とソールや形状に工夫を加えますが、PINGはまったく加えていません。その理由は外形からできるだけの無駄な重量を省き、その余った重量をスピン量のコントロールの為にヘッドの内部に入れ込んでいるのです。この余ったウェイトの配分こそがそのメーカーの特徴なのです。

ラプチャーはコンポジットヘッドにすく事でドライバーのクラウン(上部)のウェイトを削減してその余ったウェイトをヘッドの後部の左右に配置しているのです。このウェイトの位置が重心深度を深くしているのです。さらにこの分散されたウェイトの効果としてヘッドの慣性モーメントを上げています。重量配分できには4角いドライバーに仕上がったのです。結果としてサイドスピンを減らし、飛んで安全なドライバーになっているようです。

この事をさらに進化させているのが、今出ているラプチャーV2ドライバーのようです。このドライバーで驚くのは、とにかく先に行って曲がらないのです。スライス回転で飛びだしたボールが途中でスライスが消えたように真っ直ぐ落ちてきます。又逆にドロー回転でも引っ掛かったボールが途中で真っ直ぐ落ちてくるのです。PINGの新しいRV2はそんな意味ではもっとも安全なクラブのようです。

PINGのラプチャーで問題があるとすれば先のウェイト配分のお陰で重心距離が長いことでしょうか。その為にフェイスがやや開いて入ってくる感じがあり正確なスイングが要求されます。先に行って曲がらないからいいのですが、プレーヤーの心理としては気持が悪いのです。何だか捕まっていない感じがあるのです。だから、逆に捕まえに行っていいドライバーなんですけどね。どちらかというとボールが引っ掛かり気味の人には好まれるセットアップなのです。叩きに行けるからさらに飛ぶ事にもなるのです。先のメジャー勝者のカブレラやオチョアがラプチャーを使うのも叩いても引っ掛かりにくい特徴があるからなのでしょうかね。いつかのゴルフチャンネルの放送では、解説者がオチョアはドライバーで引っ掛かる事を嫌がっていると言っていました。

PINGのG10ドライバーはそんな捕まりの悪さを解消しているようで、重心距離が短いドライバーに仕上がっています。ボールをコントロールして自分の思うところに打ちたいプロの為にラプチャーとは性格の違うドライバーに仕上がっているようです。ラプチャーがエリアにドガーンと飛ばそうとするドライバーだとすると、G10はフェアウェイの点にボールを飛ばすドライバーと考えていいでしょう。スピン量の少なさの違いがボールの飛び方に現れるのです。プロの場合、ボールをフェードさせたり、ドローさせたりしますのでその点ではG10がいいようです。PINGの契約プロでもラプチャー派とG10派で分かれているようです。もっともカブレラはこの2種のドライバーをコースに寄って打ち分けているようです。

いずれにせよ、このブログを読んだ方はスピン量と打ち出し角度を意識しましょう。ゴルフショップに行って自分のスピン量を測るといいですよ。スピン量が多ければまずはスイングを変えることです。ドライバーを上から打ちこんでいたらクラブを変えても意味がないと思います。まずはヘッドを横から入れることです。そして、是非PINGを打ってみてください。そのインパクトの静かな、優しい音を聞いてみてください。その時の打ち出し角度とスピン量を知ることが大事です。この数字を比較する事を自分のクラブ選びの基準に加えてください。

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posted by golfq at 09:27| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | クラブの選び方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
毎日楽しみに読ませていただいてます。距離の不安対策ありがとうございます。
PINGのラプチャーV2検討しようと思っていたら、驚きました。
私がワンポイントレッスンを受けている池内信次プロが、ラプチャーV2を昨年12月から使っていることを昨日知りました。そのラプチャーV2で池内プロは今年4月の沖縄での金秀シニアオープンで優勝したのであります。
プロに聞くと「なかなか良いですよ」「V2のハイブリッドもパターもピンを使っている」との事でした。
私は嬉しくなって、V2のDRとハイビリッドを検討しようとより強く思い、フィッティングを受けよう日程調整を行ないますのでよろしくお願いいたします。
Posted by jimmy at 2009年06月14日 16:28
Jimmyさんへ
そうですか。RV2はシン・ジエやクリスティ・カーが使用しています。ところで、PINGの世田谷のフィッティングスタジオは6月いっぱいで移転になりますので気をつけてください。PINGのホームページの情報を確認してください。
Posted by golfq at 2009年06月15日 11:14
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