2006年01月24日

クラブ選択:シャフトの種類

今日は私がアメリカでPINGのフィッティングを受けてシャフトを選んだときの話を書きます。

シャフトの選択で何が違うのでしょう。今回のフィッティングで分かったのですが、シャフトの種類によってボールの高さが変わってくるということです。このことは今までに特に意識したことがなかったのですが、クラブを選ぶ時にはかなり重要なポイントであると分かりました。自分の最適なシャフトを選ぶことで、今の自分のスイングに合った好みの弾道が得られるのです。

気をつけたいのが、自分はスティッフだ、レギュラーだと決め込んでいることです。PINGのフィッティングを受けるまでは、アイアンの選択で何種類ものシャフトの中ら自分の好みのシャフトを選べるとは思っていませんでした。しかし、アメリカではそれを実際に打って、自分の弾道の高さを見られるのです。

以前にも書きましたが、シャフトは基本的に縦の方向に曲がるのです。ですから、インパクトでヘッドスピードを上げるような効果はあんまり期待できないようです。もっとも、シャフトのキックポイントの違いでボールの打ち出し角度は変えることができるようです。このシャフトの縦の動きがボールの高低に影響するのです。以前から私のブログで書いていますが、スイングにおいて上半身は縦振りと書いてきましたが、この縦振りが影響するのでしょう。

ちょっと難しくなりますが、この縦ぶりで動くシャフトのしなりの角度は実はシャフトの硬さにあまり関係なく一定の量のようです。そうなると、何が原因でボールを上げるのでしょう。どうも、飛距離には関係ないのですが、アイアンヘッドのボールへの入射角度が変わるようです。柔らかいと、インパクト時のフェィスのリアルインパクトが増加するようです。

結局、一番いいのは硬いしっかりしたシャフトのようです。しかし、アマチュアはスイングスピードもあまり速くありませんし、パワーもないのでその分を補うために柔らかいシャフトに妥協しなくてはならないのです。老化とともにシャフトの選択が柔らかめになるのは、必然なる選択なのです。

PINGの場合は、まずグラファィトかスチールシャフトかの選択から入りました。グラファイトもいいのですが、どうもボールの跳ね上がり具合が悪いので選択からはずしました。特に大きな差もなく、値段が高いのはもったいないと考えました。最近はスチールシャフトも100グラムを切っていますから、スチールでも楽に振れることも、グラファイトを辞めた理由です。私は、今54歳ですが充分スチールが打てると思いました。

次のテストは、覆面テストでした。3種類のスチールシャフトを打ち比べました。どうして覆面テストかというと、シャフトの性質を聞いてしまうと頭の中に先入観ができてしまうからです。そのテストで得ようとした結果は何かというと、打ち出されたボールの弾道でした。「ボールが思うように上がっているか。」、「ボールに勢いがあるか。」というものでした。そして、その3種類のボールの弾道の違いはあるのです。PINGではテストクラブが6番アイアンですから、テストの結果ははっきりとでるのです。6番だから簡単にボールはあがりません。もし、このテストが7番アイアンでは、シャフトの違いによる弾道の違いが見られないと思いました。

3本渡されたうちの1本がまず脱落しました。そのシャフトでは、ボールも上がり切れずに、感触も頼りないものでした。それは、125グラムのダイナミック・ゴールドS300でした。私のスイングでは、やはりダイナミック・ゴールドをコンスタントに打てないということでした。

そして、残りの2本をもう一度打ち比べました。PINGでは、いろいろな選択要素の決定に必ず最後には2種類の違うものから一つを選ぶ事を徹底しているそうです。それは、「クラブの要素の選択はプレーヤーがするものであって、フィッターがするものではない。」というものです。

このフィッティング方法について面白い話をしてくれました。PINGのフィッターは、メガネを選ぶときのドクターの役目と同じといいます。ドクターは、その人の状況から最善の選択肢を用意してくれますが、実際にはドクターは何も見えていないので、最後の決定は患者当人だということです。ゴルフの場合は、ゴルファーの弾道は見えていますから、ある程度の判断はフィッターにもできますが、最後の決定はあくまでもプレーヤー本人の感覚が大事であるからだそうです。

結局私が選んだシャフトは、PINGオリジナルのCS-Lite Regularでした。シャフトの重さは、94グラムでかなり軽いシャフトでした。自分のイメージではStiff(107グラム)でしたが、実際の弾道は遥かにRegularの方が良かったのです。何とこのシャフトの選択に10分程かかりました。老化とともにヘッドスピードも落ちてきますので、自分としては残念でしたが、私は結果を重視しました。今日本に帰ってきて、ラウンド中の弾道を見てみると自分の選択は正しかったと思っています。

近々、ピンでは80グラム台のスチールシャフトも選択肢に加えるようですから、次回はそちらにいくかもしれませんね。話が、長くなりました。でも、アイアン選びではシャフトの選択は大事ですからいろいろと書いてみました。

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posted by golfq at 23:39| 東京 ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | クラブの選び方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今日のシャフトの話非常に参考になりました。
先日アイアンでトウ側に当たる頻度が多い理由をお伺いしましたが、棒立ちのため腰が引けるためとのご指摘。これ以外に最近のクラブが軽すぎるのも理由の一つ、さらにインパクトのとき手元が浮き上がるのも原因の一つと最近の雑誌に書いてありました。これとシャフトの重さとの関係はあるのでしょうか?私の現在のアイアンのシャフトの重さは69グラムです。
Posted by fuji at 2006年01月25日 11:00
はじめまして。いつも楽しみにさせていただいております。私も昨年秋にi5のCS-Lite Rにしました。以前はBSのアイアンにライフルライトでした。換えて良かった大きな点はロングアイアンの弾道が高くなったことでした(しかも軽く打てる)。今シーズンから本格的に使用しますがHybridsを導入することとあわせ、長いアプローチの正確性の向上を大いに期待しております。PINGは最高ですね。(パターは他社のROSSAdaytonaですが…笑)
Posted by pinotgris at 2006年01月25日 12:31
fujiさんへ
具体的な重さに対する決まりはありません。しかし、軽すぎるとどうしても手打ちになり易いのはしかたのないことです。

上半身の手の動きは基本的に縦方向への引き下ろしですから、ややクラブの重さを感じる方が簡単にクラブを落とせますよ。

重めのクラブだと、上半身に頼らず、下半身を使ったスイングなりますので、練習の時は少し重めのクラブで素振りをしてみましょう。
Posted by golfq at 2006年01月25日 13:48
pinotgrisさんへ
そうですね。PINGは最高のクラブですよ。そのクラブ作りに対する姿勢の誠実さは世界1位ですよ。

ところでハイブリッドですが、なかなかいいですよ。私は、4番アイアンの変わりに25度のものを使っています。WEB上の推薦では、22度のものを薦めていますが、25度で充分です。不安がある場合は、0.5インチ伸ばす事をお勧めします。私もショットに余裕を持たせるために、0・5インチエクステンションしようと思っています。
長いアプローチとは具体的に何ヤードの話でしょうか。良かったら教えてください。
Posted by golfq at 2006年01月25日 13:53
返信ありがとうございます。私の場合5iで170ydです。最近よくプレーする先輩が私とDRで30ydも違うし、バックティーからのプレーを好むものですからどうしても2打目あるいは3打目が長いのです。実はハイブリッドの22度は既に購入しております(4iの代わりとして)。
Posted by pinotgris at 2006年01月25日 17:28
pinotgrisさんへ
そうですか。頑張ってください。

私はG5の#9ウッドを多用しています。#3アイアンの替わりで、190ヤードですかね。
Posted by golfq at 2006年01月25日 18:33
フェアウエーウッド(ヤマハ)についてお伺いします。
シャフトはオリジナルのRです。球がきれいに捉まったとき、ボールは一直線に左に行く傾向があります。怖くて使えません。話に聞くと、球が捉まりやすいので当モデルのシャフトは一般より短めに設定されているとのこと。それでは他社並みに長くすれば、或いはRでは柔らかくすぎるのか? 考えられる原因は何でしょうか?
Posted by fuji at 2006年01月30日 15:40
fujiさんへ
基本的にクラブの影響でボールが真っ直ぐ飛び出すことはありませんよ。

右肩がスイングの時に前にでてきている場合が原因としては左に飛び出す一番のものです。後はよっぽど右手の手打ちで、インパクトの寸前にスイング軌道がアウトサイドインになっている場合です。

ややシャフトが柔らか過ぎるのでしょう。そして、シャフト自体も先調子なのでしょう。ちょっとした右肩の突っ込みなのに、この場合は左にまっすぐ飛んでいきます。

まずは、右肩を抑えてスイングしてみてください。ボールは左には飛び出しません。もっともシャフトが柔らか過ぎると先に行って左に曲がることはあります。

シャフトの長さは関係ありませんよ。長い方がスイングがゆっくりになって右肩が止まる作用がある場合もあります。
Posted by golfq at 2006年01月30日 21:53
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