2006年02月08日

クラブ選択:ドライバー(その2)

PINGのG2ドライバーが変身して、G5ドライバーになったわけですが何が変わったのでしょう。PINGのWEBサイトを見てみると、ドライバーの上部(クラウン)とフェィスから強度上不要な部分を取り除いて、ソールの後部に配置したようです。この事で、ドライバーの重心位置が下がり、重心深度が深くなったのです。
PING G5の改良点(PINGサイト)

重心位置が下がった事で昨日説明した、ボールに加わるスピン量を減らす為のフェィスの上の部分が広がったのです。ボールとフェィスがしっかり噛み合わないようにしているのです。ボールは、インパクトでフェィスが上を向くので滑るようになるのです。その結果として、ボールのスピン量が著しく減少します。最適のスピン量はヘッドスピードにもよりますが、アマチュアでは2000回転前後がいいようです。

そして、重心深度が深くなったことで、インパクト時にフェィスが上を向きやすくなったのです。この現象は、シャフトがしなってロフトが増える動きとインパクト時の衝撃で生まれるロフトの増加の動きの2段階で発生します。インパクト時にリアルロフトが増えるわけですね。結果として、ボールの飛び出し角度が大きくなるのです。飛び出し角度の最適角度は、ヘッドスピードにもよりますがだいたい15度前後のようです。

2000回転で15度の飛び出し角度を持ったボールは、高く吹け上がらず、ドロップせずに遠くに飛ぶのです。当然、スイングスピードが速いほうが飛びます。一般的なゴルファーでは、2500回転の17度ぐらいが一番飛ぶ感じです。この数字は、ヘッドスピード、クラブの入射角度、シャフトの種類によって異なります。

昨日も書きましたが、とにかく460ccのドライバーではボールを叩きに行かないようにすることが大事です。インパクトでボールをフェィスの最適部(トウよりの上部)に乗せて振り回す感じですね。もっとも、このスイングの方法はアマチュアゴルファーにとってはかなり難しいことなのですが、このスイングで素晴らしいのはボールにサイドスピンが掛かりにくいということなので是非トライし見てください。

実際にPINGのG5を打って気がつくのですが、最適部でボールを捕らえた時の音が違うのです。その音はやや重い感じの音です。インパクトでボールとクラブヘッドはしっかり噛み合いませんから、そのズレが音を重くさせるのでしょう。手ごたえも、決して軽いものではありません。何だかボールがクラブヘッドに一瞬張り付いた感じになります。このインパクトのズレを感じるようになれば、ボールが「ボー飛び」するようになるのです。

このボールの飛びについては、シャフトがさらに重要な役割を果たします。しかし、シャフトは奥が深く、情報も足りないのでまだ私には紹介ができません。今発売されている3月号のゴルフクラッシックには関連情報が掲載されています。結局シャフトの適合だけは、それぞれのスイングによってまったく異なるようです。
シャフトの話・ゴルフクラッシック3月号

ドライバーのルール規制もこれからどんどん厳しくなってくるでしょう。ドライバーが飛び過ぎることで実際ゴルフ場が破壊されているようなものですからね。本来のゴルフコース設計家のイメージを崩してしまうボールの飛距離はこれからいろいろな論争を生み出すでしょう。今年の4月のマスターズゴルフが楽しみです。あのコースを若手の飛ばし屋はどのようにプレーするのでしょう。もっとも試合にエントリーできなければどうしようもないですけどね。PINGのバッバ・ワトソンにも是非プレーして欲しいですが彼はまだエントリーできる資格がありません。先週優勝したホルムズはでられるのでしょうかね。マスターズの15番のロングホールのセカンドショットがPWなんて事になるのでしょうか。楽しみです。


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posted by golfq at 00:42| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | クラブの選び方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつもお邪魔します。PING5は確かにボッソと音がしたときに棒球がでるようです。決して芯で当たったような音がしないのが何とも物足りない気もしますが。ところで上部にはティを若干高くすれば何とか当たりますが、トーよりに当てることが出来ません。殆どがヒールよりに当たります。これはアウトサイドに入っているためでしょうか。
Posted by fuji at 2006年02月08日 15:10
fujiさんへ
フェィスのインサイドに当たるのはボールを叩きいっているからなのです。ゴルフクラブを左サイドの動きで動かし、右手にはクラブヘッドの軌道を操作する仕事を任せましょう。

右手がボールを捉える感覚ができると、トウにも当てる事ができますよ。基本的にはボールよりやや遠めに立つことが大事です。ボールのクラブヘッドを送り出す感じでスイングしましょう。

飛距離は左サイドの切れと動きで決まりますよ。後はクラブに任せればいいと思います。
Posted by golfq at 2006年02月08日 16:28
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