2010年06月10日

左膝でスイングの流れを作る


多くのアマチュアゴルファーは、「ゴルフはボールを打つ」スポーツと考えています。実際にボールを打っているのですが、感覚的にはボールを運んでいると考えたいですね。もっともドライバーは唯一距離を稼ぐ為のクラブですから、「ボールを打つ」という感覚はつよまります。

「ボールを運ぶ」という言葉で一番困るのが、「ボールを打たないで、どのようにしてボールを飛ばすか」という事です。特に体力の無い人に取っては、ボールを飛ばしたい気持ちが強いですからね。しかし、ゴルフはボールを打ちにいってはなかなか上達しないのです。ゴルフの上達でお悩みの方は、とにかく「ボールは打たない」と考えましょう。

そこで大事なのが、いかにクラブヘッドの流れを作るかです。ボールは物理的現象としてクラブヘッドがボールに衝突した結果として飛んでいるのです。問題は、打つ力では無く、クラブヘッドの動きのスピードをどのように作り、上げるかです。

物理的現象の話をすると、ボールが飛びだす方向はインパクト時のスイングプレーンの入り方で決まります。スイングは強い回転運動ですから、回転しているクラブヘッドが当たってきたボールはそのクラブヘッドの円運動のインパクト時の接戦上に飛びだすのです。だから、クラブヘッドは常にインサイドから入ってくるのです。

スイングは体の回転運動で作られているので、一番最初に大事な事はどの様に体を強く回転させるかです。クラブを動かしているのは、左手です。その左手を動かしいるのが左肩です。さらにその左肩を動かしているのが左腰です。そして、最後にその左腰を動かしているのは左足という事になります。

左足をどのように使うかを考えると左足でスイング中に動かせるのは左膝だけだという事に気がつきます。タイガーウッズが左膝を手術したのも左膝への負担が大きかったからでしょう。

まずは左足が自分のスイングでどのように使われているかを感じてみましょう。トップスイングからの切り返しで最初に動きだすのは左膝です。(プロレベルのスイングでは左膝の動きはトップスイングに到達する前に始っています。)左膝から動く事で体の回転がはじまるのです。

この動きについては多分フィギュア−スケートをしている人が一番上手なような気がします。実際私はフィギュア−スケーターだった初心者の女性に「軸を保って、回転する」というアドバイスをしたら飛んでもなく飛んだのを覚えています。後ろで見ていた御主人の開いた口が閉じなったほどの感激的なショットでした。

左膝の動きは前屈した膝を伸ばすというものです。左膝の前屈の量はその人の筋力によって異なるので最初は少しずつにしましょう。そして、その曲げた膝を伸ばすことでダウンスイングを開始するのです。膝の伸ばし方は「スローからクィック」へです。いきなり強く伸ばす必要はありません。膝を伸ばす感じが強まるのはインパクトから先です。決してインパクトで左膝の動きを止めてはいけません。プロのスイング写真を見てみるとインパクトで左膝はまだ曲がっていますが、それは制止画像だからです。左膝は動いているのです。

この左膝の伸びが腰の切れを作るのです。インパクトの先での左膝の伸びが大事なのは、先に述べたようにゴルフのスイングは打つのではなく運ぶ運動だからです。左膝の後半の動きがヘッドスピードを向上させるのです。

左膝は伸ばし切ることが大事です。タイガーのショットを見ても明白です。左膝を伸ばし切る事によりスイングの流れを最後までしっかり作ることになるのです。そして、最後に左足の上に立つ事でインパクトから先での体重移動が完成するのです。

是非、左膝でスイングの流れを作ることをお試しください。

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posted by golfq at 10:18| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | スイングの考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
bulog rankingから来ました。

左膝のお話よくわかります。
自身の話ですが、レンジで左膝がよく屈伸する日とそうならない日がありますが、明らかに前者の日がいい当たりをします。
こんな日は練習後に左腿がパンパンに張ってますが、そうでない日は左腿に疲労感がありません。
ただ、どうして違いが出るのかよくわかっていません。
何かアドバイスいただけますか?

一方、ボールを打たないで「運ぶ」ですか。
この感覚は難しくてよくわかりません。
もう少し具体的になりますか?
何をおっしゃっておられるのか。
Posted by ヤンボー at 2010年06月10日 19:55
ヤンボーさんへ
左足の張りの違いは私にもよくわかりません。たぶん疲労感が無い時のほうが左足が上手く使えているかもしれません。

スイングの流れの中の左足の運動量はそれ程強いものではありません。曲げた足を延ばすだけですからね。たぶん疲労感を感じるときはきっと上半身に力が入っている時のような感じがします。

今書いているスイングの流れをもう少し読んでみてください。最後の右手の役割の部分で「運ぶ」感じを具体的に書いてみます。

よろしくお願いします。
Posted by golfq at 2010年06月11日 09:25
はじめまして。だいぶ時間がたったブログですが、今の自分にしっくり来るのでコメントします。左膝を伸ばすのか、伸ばさないのか、両方の意見が有りますが、今の自分にとっては、左膝を伸ばすのが、あっていると感じています。そのメリットとしては、左膝伸ばしにつられて、腰が切れます。また、インパクト時膝の伸ばした方がヒールに当たらなくなります。なので、伸ばした方が良いという意見です。
Posted by greeenwalker at 2012年04月11日 23:43
Greeenwalkerさんへ
膝を伸ばすという言葉には障害があるようです。しかし、タイガー・ウッズやリー・ウェストウッドのスイングの写真を見ると明らかに左膝は伸び切っているのです。

左膝の伸ばし方はたくさんありますが、私が今ポイントとしているのは膝を伸ばしきった時に内股がしっかり絞られていることだと思っています。

お互い頑張りましょう。
Posted by golfq at 2012年04月25日 18:49
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