2006年04月04日

パッティングの強さ

今日は先日の「ショートパットで見落とされていること」のブログに対するAKIさんのコメントお答えします。AKIさんからのコメントを最初に紹介します。

パットの時、golfqさんが言うところの「決めた強さで打つ」の「強さ」とは、テークバックの振り幅ですか?それとも、いわゆる文字通りの強さ=タッチですか?それとも、インパクト後に擦り上げる時の振り幅=フォローですか?はたまた、それら全ての総合的なものですか?何度か読み返してみたのですが、この部分がよくわかりません。自分では、タッチではなくフォローの長さで調節しています。ロングパットの時は、これにテークバックの長さも加えます。でも時折、自分で驚くほどの強いタッチでインパクトが入ってしまうことがあります。これが「転がさ」ないで、「打ち」にいってしまっているってことなのでしょうか?力加減とゆうか強さの加減を何で調節すれば良いのでしょうか?ショートパットとロングパットではやはり違いますか?( Posted by AKI at 2006年04月03日 21:50 )

いくつかの質問がありましたので、今日は「強さ」について書いてみたいと思います。

この「強さ」の感覚は人によって違いますので、今日の話はあくまでも私の方法ですからご了承ください。「強さ」を考える時に一番大事な事は、その「強さ」を覚えるということなのです。それがロングパターであろうとも、ショートパットであろうとも「過去の記憶」にあるストロークを再現することが大事です。

以前にも書いた事がありますが、「ゴルフは記憶の再現」という大事な要素があります。ゴルフがなかなか上達しない人は、このメモリー機能を使用しないからです。パターの距離感を身に付けたいのなら、最初に考えることがこの「メモリー機能を使用する」という決断(自覚)が大事です。1回1回のパッティングが寄った、寄らないと一喜一憂しているようでは駄目です。毎回のストロークの強さを決め、その結果を覚えることが大事です。

パッティングストロークには「距離感を覚えやすいストローク」と「覚えにくいストローク」があります。基本的には、大きい筋肉を使ってストロークするとそのストロークは覚えやすいのです。パッティングでは、下半身は使いませんから、上半身の大きい筋肉です。私が勧めるのは、肩を動かしてストロークする方法です。この方法ですと大きい筋肉を使うので、ストロークの加減は記憶し易いのです。

手首を使ったタッチを重視したストロークは危険です。もっとも、練習量が多い人には問題ないかもしれません。タッチを重視したストロークの問題は、手首を使うストロークだからです。手首を使うと非常に繊細なタッチが要求され、記憶しにくいからなのです。

そして、ストロークを記憶するには、記憶をする基準が必要となります。私がしているのは、「歩測」です。カップまでの距離を歩測するのです。傾斜も考慮します。何歩だから、この強さという感じです。朝練習グリーンに行ったら、今日の「5歩」の距離を知りましょう。そして、その倍の10歩を試します。人間の感覚は素晴らしいもので、10歩が決まると半分の5歩も分かります。又、1.5倍の15歩の距離感もでるのです。

問題は、とにかく自分の歩測をした距離感を記憶することなのです。思い込みでも大丈夫です。距離感を覚えることで、次の距離感が生れるのです。そして、その決定を素直に実行し、結果を反省するのです。このことの繰り返しで、パッティングの距離感は非常に良くなります。毎回、新しい距離をチャレンジしていたのでは、一生その距離感にチャレンジすることになりますよ。チャレンジすべき事は、決めた強さでストロークできたかなのです。

話は戻りますが、距離感を出す中で重要なことがあるので書きます。それは、「右の手首の固定」です。この手首の固定ができると自然と肩でストロークするようになるのです。この手首が動いてしまうと、同じストロークの再現は難しいのです。ロングパターやセミロングパターを使う理由の一つにこの「右手の手首の固定」ということが含まれているのです。同じ感覚でも、大きな動きとタッチの小さな動きの違いがあるのです。さらに、右手の手首が固定されていると方向性も素晴らしくよくなります。

さらに、ストロークを感じるのであれば、右ヒジの感覚を大事にしましょう。当然ストロークの最中に右ヒジが抜けていては、何も感じることはできませんが、右手首が動かないとインパクトの振動は右ヒジに伝わってきます。右ヒジに重たく乗る感じがでてくれば、重いしっかりした距離感のあるストロークが身につきます。

距離感の出し方の秘訣は、自分の距離を持つということなのです。ある距離を転がすことを考えるよりは、10歩の距離感のストロークをどのように調整するか決めることが大事なのです。そして、自分を信じてストロークするのです。その決定の判断、決めたことの再現能力を反省して技術を向上させましょう。

AKIさん今日はパッティング論になってしまいました。明日は、具体的な質問にお答えします。


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posted by golfq at 18:33| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | パターとストローク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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