2005年01月19日

パッティングの名手になれる!(保存版)

こんな簡単なことが、どうして分からないのでしょう。いや、分かっていても実際にコースに出るとできないものですよ。昨日も、ゴルフに行きましたが、短いパットを2回外しました。1回は外れるだろうという恐怖感が強く、打ち出すラインを決めずにストロークしたために引っ掛けてしまいました。もう1回は、ストロークの中で底辺を待たずにストロークしたために、フェイスが開き右に外れた2回でした。結果は、40−41=81でした。久しぶりの割には納得のいくラウンドでした。今日でこの短いパッティングの話は終わりにしたいと思います。そこで、保存版です。

ショートパットで気をつけたい事(保存版)


@ ボールを真上から見ない
ストロークの方法は人によって違いますので、必ずしも私の方法が良いとは思いません。何故なら、私は100%ショートパットをいれる自身はないからです。しかし、「ボールを真上から見ない」は私が提案する第一のことなのです。ゴルフの教科書を読めば昔も今もボールは真上から見ることが、常識のように書かれていますが、私は反対です。下図はボールを真上から見ているときにおきている状態を説明したく思い、私が作りました。是非、自分でパットを構えて見てください。自分はスクエアに構えているつもりでも、3度近くは開いています。自分で分からない時は、友人に構えている前方に立ってもらい、フェイスの向きを確認してもらってください。

(クリックで拡大)

ボールを真上から見るとフェイスが開く


A ボールとのインパクトのポイントにパターフェイスをスクエアに合わせる
パッティングは決して早いストロークではありませんから、インパクトでのフェイスの向きはとても重要です。上の図でも示していますが、ゆるいストロークの時(ショートパットの時)、ボールはストローク方向のベクトルの方向に転がりだすのではなく、フェイスの向きの方向に転がるのです。一度、フェイスをかなり開いたままゆっくりボールに当ててみてください。ゆっくりストロークするとボールはフェイスの向いている右の方向に向かいます。さらに、少しですがスライススピンが掛かっているのも一緒に確かめてください。

B ボールを打つのではなく、ラインに転がすことを意識してストロークする
フェイスの向きの事は、ボールを打つという意識からも生まれます。打つという行為は、打つものに対して必ず開いて衝突しないと力は加わりません。ですから、構えで開き、打ちにいって開くわけですからボールが右にずれることは当然でしょう。ですから、「ボールはラインに転がす」この気持ちが大事です。そして、その気持ちを意識して毎日転がしの練習をしてください。

C インパクトは必ずストロークの底辺を通過してから
この動作は、私がオーストラリアのレッスンプロに教わったことです。もっともその時は彼のパットがあまりにも上手いので、ワンポイントで教わったものでした。今のように、理屈が成り立っていませんでした。しかし、「パッティングはストロークの底辺の先で」という教えはとても意味のある効果的なものでした。私がいろいろ自分流を書いていますが、この部分は師匠から受け継いだものです。ストロークの最中に底辺を感じることができれば、そのストロークはボールを打ちにいっていませんし、ラインに対してスクエアなフェイスが得られます。



ストロークの底辺の位置

(クリックで図の拡大)


D インパクトの前にフェイスがラインにスクエアであることを感じる
この動作は少し難しいかもしれません。しかし、私の感覚の中では存在しています。

E 転がしは、下から上にボールを擦り上げるようにストロークする
底辺を通過したパターヘッドは上に上がるしかありません。無理に低く抑えて、押し出さないようにしましょう。そのままのストロークでボールは回転を持って転がります。オーバースピンが加わったボールは、芝目の影響、傾斜の影響、風の影響を受けにくいものです。

F 自分が転がすラインは、ストロークに入る前に決める
転がす方向は、必ずストロークする前に決めましょう。ショートパットはほとんどストレートラインで転がしますから、何処に転がすかのポイントはしっかり決めましょう。転がす方向を決めないと、結果に対する不安がよぎるので、ミスパットを誘発します。結果はどうであれ、決めたポイントにしっかり転がしましょう。

G 自分が転がす強さは、ストロークに入る前に決める
最近、プロはあまりパッティングに入る時に、素振りをしないようですが、アマチュアは是非素振りをしましょう。イメージに合わせて素振りをし、どの程度の強さで転がすかを決めるのです。この強さを決めずにストロークにはいると、急に強く打ったり、インパクトが緩んだりしますから、必ず決めましょう。分からなくても、想定して決めるのです。パッティングの結果で、その強さが適当であったかの確認を忘れずにしましょう。

H ボールをインパクトした後は、転がりをちゃんと見て、転がり具合を記憶する
ボールをインパクトしてその結果が入るのかどうかにとても興味があると思いますが、その結果よりも、その結果への道のりをちゃんと見届けましょう。又、そのストロークした感じも覚えましょう。良い記憶があると後でとても役にたちますよ。自分のデータボックスにしまうのです。

I カップに入らなかった時に、その原因を突き止め、記憶する
カップに入らなかった時は必ず反省をしましょう。ストロークがあっていても、イメージが違っている場合もありますので、ちゃんと整理して記憶しましょう。特にストロークにミスがあった場合は、後で反省し練習しましょう。そのミスを訂正しておく必要があります。又、そのミスが起きた原因を知ることにより、ミスの再発防止にもなります。

以上が、今回まとめた「ショートパットで気をつけたい事」です。「2メートル前後のパットなら任せろ」といえるように頑張りましょう。特に、100を切りたい人は、是非じっくりと内容を理解し、練習してください。一つのパッティングをこれだけの事を考え、記憶する習慣ができれば、残りのショットも同じ様なことの繰り返しなのでスコアメイクも少しずつですが、簡単になりますよ。

明日からは、肩の動きを使ったロングパット、ランニングアプローチへと入っていきたいと思います。

● 「創造されるショットについて」のgolfqのささやき
ゴルフは、記憶の再現だと以前に書きました。それでは、創造されるショットはないのでしょうか。普通の状態ではないのです。いや、普通の状態では、創造したショットは使わないほうが良いのです。何故かというと、記憶の再現で行われるショットの結果は、大したミスを誘発しません。一方、創造されたショットはあてになりません。どのような結果が生まれてもしょうがないのです。でも、そんな危険なショットでも必要な時はあるのです。それは、いままで体験もしたことの無いようなトラブルに見舞われた時なのです。前方の木を超えなくてはいけない状況、極端に曲げなくてはいけないショットが必要な状況などが、私の言う「創造されるショット」が必要な時です。

こんな時は、いくつかの過去のデータを複合することで、その状況を克服するショットを創造するのです。創造といっても、すべてを新しく作り出すのではなく、過去の経験とか、周りの情報とかを組み合わせるのです。そして、ショットが創造できたら、迷い無くその創造したショットを打ちましょう。そして、そのショットも自分のデータとして記憶するのです。良くプロがとんでもない場所からのショットを練習していますが、それは創造したショットから生まれた結果をデータとして保存するための作業をしているのです。そして、それをデータ化し記憶するのです。日本のプロが、アプローチがあまり得意としないのは、日本にはアプローチを練習する環境が整っていないからです。「練習量が少ない=データが少ない」となり、難しい状況に新しいショットを創造できないことがあるのです。

ショートパットでお悩みの方、ぜひクリックをお願いします。
人気blogランキング
posted by golfq at 21:59| 東京 ☀| Comment(23) | TrackBack(4) | ショートパット編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
パッティング論拝見しました。ここのとこてんきが悪く、仕事もあって今週はゴルフに行っていません。是非、是非試したいんですが。今年の夏は風が強く、先週の日曜はグリーン上のボールが風で動きそうでした。アドレスでじっとしているのもむずかしいくらいでした。ところでブログ上の図が見られないのですが何故でしょうか?
Posted by naoko at 2005年01月20日 16:44
naokoさん、是非試してください。一番大事なのはボールに当たる時のフェイスの向きが大事ですよ。ところで、ブログ上の絵は、私のところでは問題なく見えますよ。この絵は、画像処理したもので、SeeSaaのファイルに保存されています。私の知り合いに詳しいことは聞いてみます。
Posted by golfq at 2005年01月20日 18:41
図が見られるようになりました。ラインに対してスクエアですね。ストロークの底辺という表現ですが、ストロークを1本の線としたら、その線の書き終わり点ということと言い換えられますか?今ひとつ理解できないので、申し訳ないのですがもう一度説明して頂けたら嬉しいです。
Posted by naoko at 2005年02月17日 09:50
naokoさんへ
ストロークの底辺の図を本文中に入れてみました。見てみてください。
Posted by golfq at 2005年02月17日 11:42
ありがとうございます。よーくわかりました。なるほどー。パターのストロークって横に動くだけかと思っていたので勉強になります。あー練習したいけど、今日は雷雨でだめでした。でも昨日から何度もいろんなページ読み返してイメージトレーニングしてますから、数日中には芝上で練習します!
Posted by naoko at 2005年02月17日 15:18
naokoさんへ
いろいろ試して、自分らしいパッティングを見つけてください。
Posted by golfq at 2005年02月17日 17:43
はじめまして。
いつも楽しく読ませていただいております。
トラックバックというものをやらせていただきましたので、ご連絡致します。
これからもよろしくお願い致します。

取り急ぎご連絡まで
Posted by ゴルキチ@レフティ at 2005年03月12日 05:45
ゴルキチ@レフティさんへ
はじめまして。パッティングの練習頑張ってください。
Posted by golfq at 2005年03月12日 08:16
勉強になりますね。ただ、真上からみないのなら、どういう風に見ればスクエアになりますか?
あと、ヘッドが上昇しながらヒットするってことはセットするときにちょっとパターヘッドとボールの間に距離を置く必要がありますかね。
教えてください。
Posted by jacky at 2005年08月30日 11:20
Jackyさんへ
パターヘッドとボールの間に隙間を置く事はいいですよ。ボールを見るというより、パターそのものを見るようにしましょう。
パターヘッドをテークバックしたら、そのパターを元の位置に戻す感じでボールを転がしましょう。
Posted by golfq at 2005年08月31日 11:37
ありがとうございます!
確かに、驚くほどボールは真っ直ぐ転びました!感動です。しかし、また一つ疑問はあります。
ショートパットでは「擦りあげる」イメージは非常に沸きやすいですが、距離が長くなると、どうしても「打ちにいく」になりがちです。これは、たとえば2メートル以内なら「擦り上げ」、それ以上なら「ヒット」ですか?ちなみに、彼女のツーボールを試してみるとロングパットもうまくいくが、僕自身のピン型だと、やはり長い距離だと違和感があります。やっぱり練習のみですか?
Posted by Jacky at 2005年08月31日 15:03
Jackyさんへ
ロングパットは、左肩の動きでボールを運びましょう。右ヒジがポイントです。インパクト時に右ヒジでボールの重みを感じることができるといいですね。
右手首でのボールのヒッティングは極力避けましょう。ヒッティング入ると距離感が狂いますから、気をつけてください。しかし、自分の形が大事なので、納得いくストロークを完成してください。
Posted by golfq at 2005年09月01日 14:42
このブログを読みましてから、パッティングの「転がし感覚」を掴めました。お陰さまで、直近の2ランドはパット数29、29と良くなりました。スコアも79、83と連動して良くなりました!本当にgolfqさんに大感謝です!コーナー違うので本当にすみませんが、また一つ質問させてください。最近、pwや8Iを使って転がしのアプローチを特訓しています。しかし、コースに行ったら大体2打目は左右にぶれることが多いです。すると大体ラフからのアプローチは7割に占めることになります。それが大苦戦。いつもSWを使うが、距離感をうまく出せません。何かいい練習方法がありませんか?
Posted by Jacky at 2005年09月05日 11:08
Jackyさんへ
パッティング、お役に立てて光栄です。

ラフからのアプローチの基本は、右手首をロックする事が最初です。距離感がでないのは、右手でボールを叩くからです。右手首をロックしてボールを運びましょう。

動力は距離によって変わりますが、グリーン周りの基本は左肩の動きです。左肩でクラブヘッドを動かしてみましょう。

ボールの高さは、右手首を縦方向に動きで作ります。手首はロックされていても、縦のコックはできますよ。ヘッドをボールと芝の隙間に落としましょう。

お試しください。細かい事でわからない事があれば、又コメントください。
Posted by golfq at 2005年09月05日 12:33
golfqさん臓はじめまして
パットが下手で1ヶ月前ここに辿り着きました。

擦り上げるイメージが出来てきて臓少し自信がでてきました。直進力が増したような感じです。
ロングパットの距離感がまだ不十分ですので、劇的にパット数は減ってま造んが臓今まで短いのを外していたのでかなり役立っています。本当に感謝です。

また、ショットの方も臓今まで体重移動とか手の下ろす位置とか軌道とか臓多くのことを考えながら打っていたのですが、ブログにあるように臓左ひざと肩の開きを押さえるという事だけ考えればいい感じになりとてもシンプルなスイングになりました。
今は高さが一定になってとても満足です。

次はアプローチ編の習得にむけて練習しています。理論的に書かれており分かりやすく納得して練習できます。今後とも宜しくお卒いします。
Posted by hide at 2005年09月14日 10:28
上のコメントですが 少し文字化けしていたようです。失礼しました。
Posted by hide at 2005年09月14日 10:30
hideさんへ
お役に立ててとても嬉しいです。

ロングパットは、右のヒジで距離感を感じれるようになると、まとまりますよ。
Posted by golfq at 2005年09月14日 22:21
返信ありがとうございます。
右の肘ですね。

その感覚が分かるようになるまで
練習したいと思います。

あと今ハーフショットAを練習中です。
Bの方はうまくいくのですが
上半身と下半身の遊びがあるのでしょうか?
力が伝わってない時があり、距離がまだ安定しません。
もっと練習します。
hide
Posted by hide at 2005年09月15日 15:42
hideさんへ
力が伝わらない最大の原因は上半身と下半身の間の遊びが消えていないと思います。

基本的な動きとして、下半身先行で上半身の動きが下半身を追いかける事が大事です。この流れがあれば、遊びは消えますし、上半身が打ちに行く事も防げますよ。
Posted by golfq at 2005年09月15日 23:22
上でコメントさせていただきました。
hideです。

あれから、練習して
ショットの方がかなり安定してきました。
ロングアイアンも球が上がるようになりました。
アプとパターはまだまだですが…

ゴルフダイジェストのハンデは
ここを知ってから
2ヶ月で10から5になりました。(本当です)
とてもゴルフが楽しいです。
これもすべて、golfqさんのおかげです。
本当に感謝感謝です。

毎日見ておりますので 今後とも宜しくお願いします。
Posted by hide at 2005年10月13日 21:35
hideさんへ
有難うございます。これからも宜しくお願いします。
Posted by golfq at 2005年10月14日 12:04
下着 メンズ [url=http://www.guccienvironmentjp.biz/]財布[/url] <a href="http://www.guccienvironmentjp.biz/" title="財布">財布</a>
Posted by 財布 at 2013年07月23日 19:29
ルブタン 日本 店舗 [url=http://www.guccievaluatejp.biz/]ボッテガ 財布[/url] <a href="http://www.guccievaluatejp.biz/" title="ボッテガ 財布">ボッテガ 財布</a>
Posted by ボッテガ 財布 at 2013年07月23日 19:29
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/1642760

この記事へのトラックバック

パター練
Excerpt: golfqさんのblogをトラックバックしてみました トラックバックってそのblogを引用しましたっていうことなんでしょうか? ショートパットの時押し出しちゃう傾向があるので、 golf..
Weblog: ゴルキチ@レフティ日記
Tracked: 2005-03-12 05:48

「スクエアtoスクエア」は「クローズtoオープン」 〜パッティングの誤解(1)〜
Excerpt: パッティングは、「ヘッドをラインに対して"スクエアtoスクエア"」に動かす。どの本を読んでもこう書いてありますし、僕も異論はありません。ただ、"スクエアtoスクエア"に動かすためには、どのようにすれば..
Weblog: 研修生の「ゴルフ・カウンセリング」 
Tracked: 2005-03-14 12:37

パッティング
Excerpt: また、素晴らしいブログを見つけてしまいました。 &nbsp; golfqさんのブログです。 &nbsp; 何が素晴らしいかって? 人気ブログランキングで上位だからって? いやいや違います。 ..
Weblog: Practice makes Age Shoot.
Tracked: 2005-05-27 21:14

パッティングは初歩の段階では肩を中心にしたストローク方法が基本
Excerpt: Share ナイスショットしてボールがグリーン上に乗りパットをしますが、この打ち方は様々な打ち方が有りますね。これと言って典型的な形は無いですが、初歩の段階では肩を中心にしたストローク方法が一般的です..
Weblog: 練習.com スポーツや趣味などの練習法、上達法
Tracked: 2010-06-25 21:53
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。