2006年06月08日

下半身先行の練習

トミー渡辺さんの6月1日のコメントを考えてみます。

素人は上体の振りは下半身より強く、TAKEBACKのTOPで少なくても2秒位止めるくらいでちょうと下半身がSWINGをLEADできる感じです。が実際にはこんなに止められません。打つ感じをBACKSWINGで全く無くし、下半身が腰の切れでTURNをはじめても上体はTAKEBACKを継続する感じが欲しいのです。反動なしにまずTAKEBACKのTOPのPOSITIONに持って行きそこで止めます。先ず腰を切り始め1,2秒待ってはじめて手のDOWNがはじまる。今までは何とか腰は切れたが手が同時について行ってしまった。上下の差を付けるた為には腰の切れをもうこれ以上早くできないので上を遅くするより方法がないのです。然しこれがなかなかできない。努力中。出来るようご援助下さい。Posted by tommy watanabe at 2006年06月01日

ゴルフのスイングでやはりしっかり覚えたいのが、下半身から動くことでしょう。今渡辺さんがテーマにしていることは、まさにこの点ですね。ボールがそこにあるから「打つ」。この事がゴルフを難しくしてしまうのですよね。練習をたくさんすると覚えるのが、結局下半身から動くことなのです。でも、多くの人が練習をしてその事に気が付くだけの時間がないだけなのです。私がブログのタイトルに「理解して楽しいゴルフ」と名付けているのも、時間を省いて多くの人とゴルフを一緒に楽しみたいと考えているからです。スポーツは理屈よりも体で覚える方がいいのですが、ゴルフは反応のスポーツではないので動きは理解してからスイングしたいですね。やっかいなのは、悪い癖は直らないし、いい結果を生まないからです。

ところで、渡辺さんがテーマにしている下半身先行の練習があるので紹介しましょう。この練習方法は何年か前にアメリカのゴルフ専門誌に紹介されていたものです。写真がないのでちょっと説明が難しいですが、頑張ってみます。

STEP−1
ますは、アドレスをとります。そして、テークバックで左足を右足に足を寄せるのです。テークバックは肩の動きで行い、上半身は第二のアドレスの位置に収まります。この練習は、テークバックを正しく行う練習でもありますので、何度も繰り返すといいですよ。

第二のアドレスの位置の確認
第二のアドレスの位置とは、肩の動きでゴルフクラブをテークバックしてクラブシャフトが地面に平行になり、尚且つ飛行線に平行になる位置です。この肩の動きを助けるためにテークバックは右手の薬指と中指の指先に引っ掛けて行うようにしましょう。第二のアドレスにくるとちょうどその二本の指にクラブが引っ掛かって、その指に乗っている感じです。そして、その二本の指がクラブの位置を確認できるのです。

STEP−2
第二のアドレスから先は、下半身の動きと上半身の動きが分かれます。渡辺さんのコメントの中にある「下半身が腰の切れでTURNをはじめても上体はTAKEBACKを継続する感じ」の動きをここから体感できます。まずは、左足を元のアドレスの位置に戻すのです。そして、その動きと同時に右ヒジを上げてトップの位置にゴルフクラブを持っていくのです。下半身と上半身が違う方向に動くのです。このために体重は右足の上に残っているのです。実は、この部分の練習がこの練習で一番大事なのです。体重が右足の上にありながら、下半身が開き、上半身は右肩が動かずにトップの位置が作れるからです。この練習ではあまり深い位置にトップスイングは取れませんから、トップスイングの深さについてはあまり気にしないようにしましょう。

確認したい事
トップの位置で確認したいのが、右ヒザの踏ん張りです。右ヒザに体重がすべて乗っているので、トップスイングのバランスも確認しましょう。さらに、この時は左足にまったく体重が掛かっていないことも確認してください。あくまでも、右に寄せた左足が元の位置に戻るだけで、体重は移動していないのです。

STEP−3
トップの位置からは、左足を戻した動きの延長上で一気に下半身を切ってスイングしましょう。下半身を一気に切る(回転)させることがポイントです。この練習では、トップスイングでの間を作ることは難しいと思います。上半身は、右ヒジを体の後方に落とすことからはじめましょう。トップスイングからの切り返しで直ぐにボールを打ちに行かない練習にもなっています。どうしても手打ちになってしまう人には、この下半身先行の練習はとても役に立ちます。そして、右肩が突っ込む人にも役に立ちます。下半身の動きがひとつの流れになっていますので、右ヒジを体に落とす感覚が掴みやすいと思います。右ヒジが後方に落とせればそれだけ上半身の動きが遅れるのです。

練習の副産物
この練習は下半身先行のスイングの練習ですが、ここにはもうひとつの副産物があるのです。それは、スイングの軸が左にズレなくなるのです。ボールがどうしても右にスライスしてしまう人にも是非試して欲しいのです。ポイントは、右足にしっかり体重を乗せて、回転の前半を右足の上で行う感じが分かるからです。

渡辺さんどうでしょうか。この練習を試してみてください。ちょうどピッチャーがボールを投げる感じのスイングです。最初はゆっくりやってみてください。そして段々下半身の動きを早くしましょう。特にSTEP−3の動きで下半身の動きが早くなることが大事です。STEP−1とSTEP−2は決して早い動きではありませんから慌てずに。

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posted by golfq at 09:02| 東京 ☁| Comment(15) | TrackBack(3) | 練習方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
golfqさん、お久しぶりです。
色々なゴルフに関する情報を良く拝見させてもらっていました。

実はgolfqさんとは少し感性の部分で違いが有る事に気づいて色々試しながらゴルフのスイングに関するかなり専門的な考察をしている書物を読み漁ってみました。

で結局、ゴルフスイングは幾種類かの振り方が有り、それら全てが出来る人にとってはゴルフスイングは数値化できないファジーなもので有る事に気づかされました。

golfqさんの振り方がそのかなりファジーな中のどのようなタイプの振り方かを明確にされると、このブログを読まれる人々に理解されやすくなるのでは無いでしょうか?
Posted by アマチュア at 2006年06月08日 17:46
アマチュアさんへ
ありごとうございます。ゴルフの解説はすべての解説が正しいと思っています。問題は、どこに注目しているか、何を大切にしているかでしょう。

私は自分がどのようなファジーな部分を持っているかは良く分かりません。一度考えて見ます。ありがとうございました。
Posted by golfq at 2006年06月08日 19:12
golfqさん、私はgolfqさんが仰っているスイングは大体想像出来るんです。

ただ、各、体のパーツの動きを組み合わせてゴルフスイングが構成されているとすると、組み合わせは無限にあり、そう言う意味でファジーだと言う事なんです。
この辺が、プロでも同じスイングは二つと無いと言われるゆえんでしょうね。

私は、子供の頃、独学でゴルフを覚えたため、あらゆる動きを出来るようになってしまいました。
私にとってゴルフスイングには正解など無く、このクラブを握りこの球筋を打つときにはこの振り方が正解なんだというのしか有りません。

でも、この部分を説明するのは困難を極める作業でしょう、しかし良い指導者がこのファジーな部分も合わせて指導できたなら、日本に世界で戦えるゴルファーが出てくると思います。

これからもgolfqさんのご活躍をお祈りします。
Posted by アマチュア at 2006年06月08日 21:03
アマチュアさんへ
ありがとうございます。

私が心がけているのは、下半身先行で、上半身が追いかけるスイングです。この理想をさらに追求していきたいと思います。
Posted by golfq at 2006年06月09日 08:35
SWISS SENIOR CHAMPIONSHIP 3連戦、88+91+85.ミスしたときわBALLを打ちにいった時と下半身が先行できなかったとき。3PUTTわ3回each game.ただ今までより距離わ出ています。川に入れたりbunkerで3回叩いたりunluckyもあったりでした。まず下半身先行。ball を打ちに行かないでしっかりfinishをとること。この時あまり各部品の動きを気にしないこと。
smoothにcordinateさせて振り切る。ballがあるから邪魔をします。takebackのtopではballを打つのでわなくむしろ無視してfinish だけをきめる。ballを忘れるにわもっと練習です。golfとはなんと
金と暇がかかることか。又ご指導のほどを。
Posted by tommy watanabe at 2006年06月10日 17:45
tommyさんへ
ミスの内容を考えると、いい感じのラウンドでしたね。ゴルフは改善できるから面白いですね。

そして、出来ていることができないから悲しいですね。でもそれがゴルフですよね。

Posted by golfq at 2006年06月11日 13:07
昨日のコンペわ79.本年BESTSCOREです。3PUUT x3,BUNKER 2度叩きですから内容わ満足。又やるきです。本日わ短いSWINGの中での力の配分を伺いたい。IMPACTまではけして振らない。IMPACT過ぎてから腰を切りながらFINISHを大きくとる。手首を使うとTIMINGが良い時わ飛ぶが狂うと駄目です。手首の動きは悪さの元凶です。TAKEBACKでも肩よりSTARTすると手首を使わない感じが出ます。SWINGの中で手首を使う感じが出ないほうがよいきがします。今後の課題は腰を如何に早く大きく切るかだとおもいますが。何しろ4日前91叩きそれが79ですからGOLFというものの難しさをかんじます。
Posted by tommy watanabe at 2006年06月12日 18:21
アニカソレンスタムの本を見ていると左手でシャツの右腹のあたりをつかんだまま、右手一本でスイングする練習法が出ていました。これは下半身先行の腰を切るスイングを身につける練習なのかと思いました。腰を切ることで右手の通り道を作るということでしょうか。
Posted by pinotgris at 2006年06月13日 19:43
pinotgrisさんへ
アニカの練習方法を知りませんので、ちょっとその目的は分かりません。

左手で右腹あたりを掴んでいる形は、私の表現では上半身の「遊び」を無くして形です。下半身の動きと左肩の動きが連動している形です。

右手1本で練習するのは、下半身リードに対して右手を遅らせて振る練習と思います。右手が遅れて、先行する下半身を追いかける形がゴルフスイングには必要なのです。

どうでしょう。
Posted by golfq at 2006年06月15日 22:04
golfqさん、「理解して楽しいゴルフ」、とっても大事ですね。
難しい事を出来るだけ優しく説明しようとするgolfqさんには、いつも頭が下がります。

さて、2レバーシステムというのは、このサイトによれば、 1968年にイギリスの The Golf Society of Great Britainによって、発表された理論のようです。
ttp://www.mamejiten.com/golf/dev/068.htm

内容は、かなりメカニカルな説明ですが、要は二つ目のレバー(クラブとクラブヘッド)をジョイント部分(リスト)の動きを使って無理なく加速させようという理論です。

しかし、ジョイント部分(リスト)の動きは依然として自由度があり、多彩なショットを打ち分ける鍵となる要素を含んでいます。

ある人は、トップでシャットフェース、ある人はオープンフェースを好みます。
もちろんグリップとも関係していますが、左手の甲のトップでの折れ具合もまちまちです。
従って、右手のコックも使い方が色々で、コックをするという事は必須なのですが、依然、そこにはいくらかの自由度があり、理解できると意図的にその自由度を利用する事になるのだと思います。

全ての考えは正しく、何らかのショットには必ず約に立つと思います。
Posted by アマチュア at 2006年06月16日 08:45
golfq様、コメントありがとうございます。ともかくこの練習法を継続してやってみて身体に覚えこませたいと思います。(全米オープンではPING使用のヒメネスを応援しています)
Posted by pinotgris at 2006年06月16日 15:43
右手を使う事やって見ました。問題は手に意識が行くと下半身先行が出来ないことです。同じSWINGをしたつもりでも20M位距離に差が出るのわ上下の差のいかんによります。TOPで止めたまま下半身先行。自分では止めた積もりでも他人が見ると全然止まってはいないらしいのです。上下の差を出来るだけ大きくするのが今の課題。次わPUTTING次第で80は切れると思います。SUCCERでどこもCOURSEはガラガラです。NIPPONはFWにSTRIKERがいないので
後2戦で帰国願うことになります。GOLFと同様国際水準とわほど遠いですね。又よろしくご指導のほどを。
Posted by tommy watanabe at 2006年06月16日 21:20
アマチュアさんへ
貴重な情報と意見ありがとうございます。これからも宜しくお願いします。
Posted by golfq at 2006年06月21日 22:01
カリフォルニアでゴルフを楽しんでいるSHIGEです。この記事は本当に勉強になります。

バックスイングで回転した上体と下半身、上級者から「肩の開きが早い」ってよく言われます。ダウンで腰は廻っても肩は開かない、一緒に開くからスライスしてしまうと。

どうしたら肩が開かず腰を回転させられるかを模索していましたが、STEP2のイメージは最高ですね。

しかし、現場ではどうしても手に力がはいってしまいそうなのですが、、 なかなか「振る」って難しいです。
Posted by SHIGE at 2008年02月20日 06:05
SHIGEさんへ
右肩の残し方の一つの方法に左親指の使い方あります。トップスイングでクラブをしっかり左親指の上に乗せ、切り替えしからのダウンスイングでさらにその左親指の上のプレッシャーを感じるようにします。この間が右肩の動きを抑えてくれるのです。

下半身が先行している中、この左手親指の感覚を試してみてください。自分なりを作るのがポイントです。結構役に立ちますよ。
Posted by golfq at 2008年02月21日 23:29
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