2006年06月28日

高弾道で低スピン

今ボールの飛ばし方に変化がでてきたようです。その内容はまだまだはっきりしていませんが、そろそろ考えてみるといいと思います。今まで「ドライバーショットでボールが高く上がる」ということは避けられてきました。高く上がると風の影響を受けてしまい、危険だからなのです。そして、この事はゴルフが上手であればあるほど気になることでした。しかし、今は「ハイドローボール」という言葉が身近なものになってきています。

「ハイドローボール」を打つには、「高弾道で低スピン」の原理について考える必要があります。もっともこの正確な理論はまだ発表されていませんので、あくまでも私の考える範囲でのポイントを書きます。ドライバーで少しでも遠くに飛ばしたいのは、ゴルファーの最大の願望です。ちょっと考えて見ましょう。

ボールが飛ぶ要素として大事なのが下記の事項です。

1. ヘッドスピード
2. ボールスピード
3. ミート率
4. 打ち出し角度
5. スピン量
6. サイドスピン量

そして、「ハイドローボール」に関係してくるのが「4.打ち出し角度」と「5.スピン量」の二つの要素です。その理由は、この二つの要素は、同じ人のスイングでも毎回大きく変わるからなのです。そして、この要素を考えるときにかかわってくることが、次のポイントでしょう。

1. ヘッドの入射角
2. クラブヘッドのデザイン
3. フェイスの高さ
4. ボールのヒッティングポイント
5. シャフトの種類

このスピン量の考え方としては、だいたい2000回転ぐらいが最適と考えていいでしょう。そして、打ち出し角度は15度前後となるでしょう。この数字もヘッドスピードにより多少の変化がありますので、詳しいことはゴルフショップで聞いてみるといいでしょう。さて、この打ち出し角度の15度とはどんな角度でしょう。この15度という角度はかなり高い弾道です。感じとしては、ボールが舞い上がったような飛び方です。飛び方としては、高く打ち出されたボールが、舞い上がらず、その高さを保ちながら飛んでいく感じです。2000回転という回転数は、ボール自身が自分の回転数で舞い上がらず、失速もしにくい回転数のようです。

現在日本で活躍しているトップアマの人達もこの高さには相当驚いたようです。でも、この高さでもボールは飛んでいくのです。それも、今までよりも遥か遠くにです。このボールを実現してくれたのが、460ccドライバーです。460ccという大きさがスピン量をいつの間にか減らしてくれたのです。高さを恐れていたトッププロがハイドローボールで攻めるようになったのも、この460ccのヘッドサイズが一因です。片山プロが来年のマスターズに向けて課題としている、「ハイドローボール」の答えはまずは460ccのヘッドにあるのです。問題は、そのヘッドがどのようにデザインされているかでしょう。しかしその内容については、各メーカーのノウハウでしょうから私たちには分かりません。でも、PING・G5は飛んでいますよ。

基本的なデザイン原理としては、低重心で重心深度が深いということです。ヘッド自体のバランスも大事でしょう。さらに、フェィスの厚みが厚い方がいいのです。この460ccの優れたクラブでは、ボールを芯では打たずに、芯の上にボールを当てるのです。こうすると、芯が下に外れたことで、ボールがヘッド上を上に滑る感じになりインパクトで生じるバックスピンが減るのです。この減る現象をどのように捉えているかが、クラブデザインのポイントなのです。さらに、この芯をトウの方向に外すと自然にドロー回転がボールに加わるのです。「ハイドローボール」の原点は、クラブデザインであり、そのヒッティングポイントなのです。

実際にハイドローを打つにはどうしたらいいでしょうか。答えは、「フェィスの上部のトウよりに当てる」です。まずは、ドライバーのフェィスにマスクテープを貼って自分がどこでボールをヒットしているかを知りましょう。実は、この事が一番大事です。先にも書きましたが、ヒッティングポイントはボールの飛び方に大きく影響するのです。Ksihasenさんも是非自分のヒッティングポイントを調べてください。

昨日書いた「ヘッドはボールに深く入れる」の方法ですが、いくつか気をつけたいポイントがあるので列挙してみました。試してみてください。

1. 右手でボールを叩きにいかずにインパクトで右手の指の力を抜く。
2. スイングは、左サイドの回転を使い、左手の畳み込みで加速させる。
3. 右手首を縦方向に動かして、ボールの前にクラブヘッドを落とす。
4. クラブヘッドを地面すれすれに通してスイングする。
5. ボールを打つのではなく、下のティを打つようにする。
6. 軽くダフって打つ。
7. 右ヒジを伸ばしてヘッドをボールの下に押し込む。

こんな感じでしょうか。問題は左サイドが動いて、クラブの流れを作ることです。そして、右手が勝負です。この右手の使い方については、いろいろな方法があるでしょう。最終目標は、「低くクラブヘッドを右手で押し込んで、トウよりのヘッドの上部にボールを当てる」ことです。この方法については、それぞれのプレーヤーのスイングの特徴も関係してくるので、自分なりを見つけなくてはなりません。いろいろと試してみてください。結果的に高く打ちあがり、軽くドローするボールがみつかるといいでしょう。クラブ選びの場合も、スピン量が少なく、打ち出し角度が15度程度になるものを選びましょう。ゴルフショップには、スピン量を計測する器械がだいたいあるので参考にしましょう。

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posted by GOLFQ at 09:18| 東京 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | ノンタイトル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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