2006年08月09日

オーバースピン・ボールを考える

先週は全英女子オープンゴルフで盛り上がりました。最近はゴルフの放送時間が長いのでとても勉強になります。そして今回特に気をつけたのが、Mr.ブーさんが指摘している「止まるボール」でした。プロの転がすパッティングされたボールはどうして勢い良く転がっているのに、カップの辺りで減速するのでしょう。そんなパッティングは今週もたくさん見ることができました。もっとも残念なことに宮里藍ちゃんのパッティングにはその転がりがあまり見られませんでした。

止まるボール」については先週書きましたが、その考え方は「ボールの回転が止まる時にボールが止まる」です。この事は真剣に考えてみると面白いですよ。所詮パッティングで100%入れようと考えるのは無謀ですから、是非どのような転がりで入れようかを考えましょう。

オーバースピンのボールを転がす方法はいろいろあると思います。ですから、その方法についても自分で探し出すことが一番です。ポイントは、パターヘッドを地面スレスレからボールを擦り上げることです。ボールを擦り上げることでボール自体がインパクト後に直ぐに回転を始めるのです。この感じはとにかく自分でボールを擦り上げてみることです。そうするとボールの回転具合の違いが分かります。

オーバースピンの掛かったボールの転がりは、見ていて違いが分かります。違いが分からない場合は、ボールについているブランド名をラインに直角に置いて練習してください。そのブランド名が廻るスピードが、オーバースピンが掛かっている場合は、小刻み見えるのです。そして、そのボールが止まる時にそのブランド名が急に止まるのが分かります。打ち方に拘らずにまずは、ボールにオーバースピンを掛ける練習をするのです。

次に、覚えたいのが右手首の動きを制御して同じようなボールを打つ練習をするのです。右手首を使わないとボールが重く転がります。右手首を使ってボールを転がすとボールは軽くはじかれ、オーバースピンがかかりにくくなるのです。テーマは重い、死んだボールです。足の長い転がりは禁物です。

私は、構えたパターをテークバックからアドレスの位置に戻す動きを初期運動と考え、その動きの先を左肩の引き上げで動かしています。テークバックは非常に小さく、前への肩の動きで距離感を作っています。小さな筋肉(手首)でなく大きな筋肉(上半身)を使ってパッティングするようにしています。もっともこの方法は私の方法ですから、参考までに。

クローグリップで有名なクリス・ディマルコのストロークは、パッティングのインパクトを右手首で作らないように「右手親指の付け根で押す」ようになっています。ディマルコのパッティングストロークを見ていると、確かにテークバックは小さく、右手の前方への動きで距離感を作っています。クローグリップのストロークではパターヘッドがかなり地面に低く動きますので、オーバースピンがしっかりかかります。もっとも、ストロークの力が意外と弱いので遅いグリーンには向かないように思います。

究極は「私が禁止した右手首をしっかり使ったストローク」となります。但し、ここで難しいのはあくまでも右手首の動きでボールを擦り上げることです。右手首で打つことではなく、右手首で擦り上げることです。先日の全英女子オープンでは、英国のローラ・デービスのストロークが右手をしっかり使ったものでしたね。フォロースルーでパターヘッドが妙に大きく動くストロークです。ここでもテークバックの大きさでボールを転がさずに、右手首の前方への動きで転がします。

とにかく、オーバースピンのボールを転がすには勇気が必要です。自分のストロークに自信を持ちしっかり擦り上げることです。ボールはオーバースピンで転がり、最後に急に止まることが大事です。最初は怖いでしょうが、練習を積むと楽しいですよ。ボールを重く、しっかり転がす練習をしましょう。そして、自分なりを見つけることです。オーバースピンの効いたボールは直線的に転がりますから、ライン取りも変わってきますよ。是非お試しください。

最後にちょっと余計なことですが、ゴルフがあまり上手でない人は是非この擦りあげるパッティングストロークを覚えるといいですよ。パッティングはみんなが悩んでいるものです。ですから、誰にでも上手になれるチャンスはあるのです。パッティングは誰にも平等ですから、是非「オーバースピンの掛かった、重いボールを転がす」事を覚えましょう。ショットが悪くても、飛ばなくてもグリーンでは誰もが驚く転がりを見せつけてはどうでしょう。


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posted by golfq at 23:14| 東京 ☁| Comment(8) | TrackBack(2) | パターとストローク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「右手首の動きでボールを擦り上げる」ということですね。
まだよく理解できていませんが、スナップを使うということなのでしょうか。
ただその使い方が、ボールを打つ方向ではなく、回転をつけるように使うということ。
いろいろ試してみたいと思います。
ご教示、ありがとうございました。
Posted by Mr. プー at 2006年08月10日 13:51
Mr.ブーさんへ
説明が少々難しいですね。

問題は、スナップを使ってボールを打たないで、擦り上げるということです。

アドレスの位置の手首の角度をインパクトまで保持して、インパクトから動かすということです。最初はうまくいきませんが段々慣れてきますよ。
Posted by golfq at 2006年08月10日 14:47
解説ありがとうございます。
「右手首の角度を維持する=手首を固定する」ということですね。
卓球のドライブではなく、テニスのトップスピンのような打球面(フェイス)の動きになるのでしょうね。
ドライブは打球面の角度を変えながらボールの球面に沿って動かしますが、トップスピンは打球面の角度を一定にし、サイドから上方へ擦り上げるような動かし方になりますから。
また試してみます。
Posted by Mr. プー at 2006年08月11日 12:14
Mr.ブーさんへ
難しいですね。このオーバースピンも人によって転がし方が違うと思います。

とにかく自分なりの方法が必要でしょう。確実にボールが最初から勢い良く転がる方法がいいでしょう。

そして、方向性が出しやすいことも大事なポイントですからこの事も加味して自分なりを作りましょう。
Posted by golfq at 2006年08月12日 08:01
ご無沙汰しました。PUTTING論参考になります。がこれわ練習しかないですね。今日は又SWINGに戻ります。今までSWINGPLANE がFINISHに向かう前に左腕が引けています。ひだりうでを伸ばして又伸ばして初めて腕の引けがAMENDされます、これはOLD THEORYの左腕をたためとゆう理論との関係は? いずれにしても左腕がちじまっているAMATEURが殆どです。ここでもBALLを打つ意識があると駄目ですね。VIDEOを見るとなんと格好の悪いこと。又うでを伸ばす為には腰の鋭いLEADが無ければ出来ません。宜しく。
Posted by tommy watanabet at 2006年08月14日 17:37
tommyさんへ
お久しぶりです。ちょっと夏休みに入りますので、コメントについては来週考えてみたいと思います。よろしく。

今年の東京は変な天気が続いています。湿気が多く大変です。
Posted by golfq at 2006年08月18日 10:55
いくらこすり上げても、物理学的にはパターのストロークの最下点からわずか2〜3cmぐらいの範囲なので、オーバースピンの効果は最初だけだと思います。

それではなぜ、カップを過ぎたプロの球が急に止まる用に見えるのかと、多分誰も明確には説明出来ないと思いますが、オーバースピンでは無く、ベストタッチでコロがした結果だと思います。
Posted by オーバースピン at 2006年08月24日 20:54
オーバースピンさんへ
やはり目の錯覚でしょうか。

一部のプロのボールは明らかに急に減速しています。

不思議なのは、世界1位のタイガーの転がりはちょっと違いますね。確かにタイガーのそれは、「ベストタッチ」という感じですね。
Posted by golfq at 2006年08月24日 22:59
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