2012年02月10日

ボールが右に飛び出す理由

今回は右に飛び出すボールのスイング軌道を書きます。ゴルフスイングを理解するには、もっとも大事な事です。しかし、この私の話はほとんど語られる事はないのです。何故でしょう。それはあまりにも簡単な事だからです。簡単すぎて、まじめに話すのが嫌になるほどです。この右にボールが飛び出す原因はドライバーも、フェアウェイウッドも、ハイブリッドもアイアンも一緒です。

答えは、「下半身の回転不足です」 それでは、どうして下半身の回転不足がスイング軌道をインサイドアウトにしてしまうのでしょう。その理由はゴルフスイングは下半身が上半身を引っ張り込む事で完成するからです。多くの人は下半身が開いているからボールが右に飛び出すと感じています。しかし、それは違うのです。

厄介なことにゴルフの解説者がTV放送中にプロが右にボールを打ち出した時に「今、体が開いていましたね。」といったりするからです。さらに、ゴルフ誌のレッスン欄にも「体が開いているとボールが右に飛びます」と平気で書いてあるのです。さらに、「インパクトはアドレスに戻る」とも書かれています。だから、下半身を回す事を止めてしまうのです。困るのは、それぞれの解説が間違っていない事です。ただ、その意味を細かく話していないので、解説を聞いた人が勝手に自分流で判断してしまう事なのです。

初心者の方はこの事を良く頭に入れておいてください。「下半身は躊躇なくしっかり回せ」です。初心者の人を教える人も同じです。ゴルフはボールを打つスポーツではなく、ボールを運ぶスポーツです。ですから最初に覚えたいのは、「下半身を回して、しっかりスイングすること」なのです。決してボールを右手で打たせてはいけません。右手が使えるのは、下半身を使ってしっかりしたスイングが完成してからです。ゴルフで一番厄介なのは、ボールが動いていないということです。ボールを飛ばしたければ、スイングの軌道をボールに合わせればいいのです。初心者の方はとにかく、下半身を回してクラブを振り回す素振りが大事です。下半身の回し方については次回に書きます。

プロゴルファーのスイングを見ているとインパクトで下半身は完全にアドレスの位置を通過しています。プロによっては完全に開き切っているプロもいます。そしてその下半身の動きに上半身が付いてくるのです。基本的にゴルフスイングも腰でボールを運んでいるのです。これは、テニスでも、卓球でも同じです。またボールを投げる時に下半身を使うのとも同じです。イメージとしてゴルフスイングに一番近いのは砲丸投げです。砲丸投げは体を回転して、下半身で上半身を引っ張り、最後に手首で砲丸を解放しているのです。

スイングの軌道は右腰の動きに引っ張られているのです。ですから、右腰の動きが緩慢になると上から降りてくる手の動きが途中で押し出されるのです。この動きが不意のインサイドアウトを生み出すのです。ゴルファーのほとんどの人がこの事を知らないのです。先にも書いた様に非常に簡単な事です。それは、「下半身が開き切っていないので、上半身が押し出されている」という事なのです。ボールが右に飛びだして困っている方は下半身を回し切ってスイングしてみてください。右にボールが飛び出している内は下半身の切れが甘いと思ってください。そして、これ以上は無理と思う方は、アドレスの向きを左に取り(オープンスタンス)ボールの飛び出し方向を変えましょう。ちなみにどんなに下半身を早く回してもボールは左に飛び出しません。もしボールが左に飛び出すようならそれは上半身の問題かアドレスの向きの問題です。ボールが左に飛び出す話は後日します。

是非、下半身を回してスイングしてみてください。特に初心者の方、ボールが右に飛び出す方、飛距離が欲しい方には必ず役に立ちますよ。次回はどのように下半身を回すかを書きます。
posted by golfq at 08:51| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スイング論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/251476913

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。