2012年02月24日

下半身の回し方 その1

下半身をスイングで意識するのは、結構難しいのです。口で「下半身を使って振る」と言っても、どの様に動いているのかを感じることは私にはできませんでした。今回ここに書く、「下半身の回し方」はあくまでも私のやり方ですので、自分流を見つける事が必要です。それでも参考にできる所は多いと思いますので是非読んでみてください。

下半身を回すには左足をいかに使うかです。人間の体を考えてみると、腰骨を回せる機能が膝に有る事が分かります。膝以外に腰骨を回す機能は人間の体には無いのです。この左膝への認識がポイントです。自分のスイングを考えてみましょう。私の場合は左膝こそ使ってはいましたが、それ程重要視していませんでした。というより、意識できていませんでした。そこでいかに左膝を意識して使うかを考えました。

まず、左膝を前屈するのです。それは内側にではなく、ターゲットラインに対して垂直に曲げていくのです。その方向が非常に大事です。ボールが飛んでいくライン(ターゲットライン)を意識して、そのラインに左膝を直角に差し込む感じです。それもできるだけ深く膝を曲げましょう。深く曲げる理由は、曲げれば曲げる程スイングに力が加わるからです。左膝に全体重を乗せる感じになります。実はこの左足体重がポイントです。この体重の重さを感じる動作が、力強い切り替えしのスタートとなるからです。

左膝を深く曲げる事で問題なのがスイングのバランスを崩すという事です。この解決方法は右手にあります。当然左膝だけを深く曲げていくと体の軸は左に傾いてしまいます。これではスイング軸が保てないので困ります。そこで出てくるのが右手です。左膝を深く入れていくと、上半身はちょうどトップスイングに入っています。左膝をさらに深く入れようとすると体の軸が傾き始めますが、それを右手の引っ張りで止めるのです。右手がトップスイングを深めていく感じです。この時の体感は、左膝が前に動こうとしているのに対して、右手が後方に動いて行く感じです。左膝の動きと右手の動きを喧嘩させる事で回転軸を保つのです。トップスイングのバランスは左膝の前への動きと右手の後ろへの引きで作るのです。

この動きにはさらなる副産物があります。それは上半身の捻じれを強めるという事です。左膝が前に動くのに対して、上半身が後方に動くので左肩は深く入り上半身の捻じれが深まるのです。力強い動きですがバランスの取れた動きになるのです。

そしてもう一つ。この動きはオーバースイングでお悩みの方にも役立ちます。オーバースイングは上半身だけが動き過ぎるから起きる状態です。左膝が前方に動くことで、上半身の動き過ぎも止めてくれるのです。

この状態はプロのトップスイングの写真を見ると分かります。自分の体形に合ったプロのスイングを良く見てください。見るポイントは左膝の前方への動きの深さとトップスイングでの右手の緊張感です。この後ろへの引きを強くするには、グリップをフィンガーロックにする事をお勧めします。フィンガーロックグリップでは右小指が左人差し指と絡んでいますので、右小指を使って右手を動かす感じです。トップスイングは実は膝膝の前への動きと右手の後方への強い引きから生まれる動きの喧嘩で形成されているのです。是非試してみてください。

次はダウンスイングでの下半身の動き方を書きます。

PS
ちなみに右足の役目はほとんどありません。右足は内股でしっかり大地を掴んでいる事が大事です。体重は右足には乗ってきません。回転軸が保たれるという事は、体重の移動は無いという事です。
posted by golfq at 09:36| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | スイングの考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
読み応えのあるすごいBLOGを見つけたと思っています。すごいわかりやすく今までの記事も参考にしていきたいと思います。
さらにいろいろ見ていたら、2〜3年前にフィッティングをしていただいたようです。チャンスを見つけて、またお願いしたいと思います。
Posted by Y at 2012年03月01日 20:53
この理論、大正解かもしれません。
先日の練習での成果を分析するとここに書かれていることそのものです。ありがとうございました。
Posted by at 2012年07月31日 00:32
大変参考に成り、感謝申し上げます。
私は、左足スクワットスイングにチャレンジして、
飛距離も伸びて居ましたが、たった今御社のページ説明に驚きを感じました。
アマチヤの90%以上が腰だけのボディーターンで、
飛距離も220ヤードで苦戦中の昨今です。
拝見後、兄や知人に紹介させて頂いてます。
70歳近い小生でも、190ヤード位から、260ヤード近くまで伸びました。
重ねて御礼申し上げます。
Posted by 寺内 國雄 at 2014年06月06日 18:38
胸の上に左腕の乗せ方をご指導下さい。
上位賞金を外国人に締められてる日本の女子プロ
トーナメントが無念です。
森田理香子ちゃんも、少し脇に有る時はスコアも
伸びてない様子です。
是非、御社のページでご指導ページをお願いします。
Posted by kanntarou at 2014年06月08日 17:27
キーワードー左足でスイングで検索で貴社のページにたどり着きました。
竹箒でスイング感覚を究明してましたら、重さと長さで最初に動くのが左膝でした。
早速、左膝を前の曲げからのスイングを試しましたら、ドライバーからアプローチまで全く同じ動きが最適でした。
練習場仲間で、手打ち塊の上級者にもこれを伝えましたが、全く無関心で相変わらず左肩からバックスイング一辺倒でした。
麿??は雑誌指導のフインガーグリップの間違いも漸く解り、パームグリップに切り替えと共にこのスイングに変えたらイ・ボミちゃんの様な美しいスイングが出来ました。
ゴルフスイングは、左膝の曲げ伸ばしとの貴社の記事に感謝申し上げます。
年齢70代も70台のスコアも期待できそうです。有難う御座いました。
Posted by 竹箒スインガー at 2016年03月16日 01:13
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/253791984

この記事へのトラックバック