2012年03月21日

下半身の回し方 その4 (上半身の動き)

どうでしょうか。左足の動きを感じてスイングできましたか。左足の動きを感じるにはとにかく左足にしっかり体の重みを感じることです。その重みを跳ね返す様に左足を伸ばすのです。スイングの切り替えしは左膝を元に戻す動きではじまるのです。ちなみに強いスイング作るにはスクワットをする事が大事です。ゴルフのスイングの基本はスクワットの動きに似ているのです。スクワットをして左足を鍛える事が下半身の切れのスピードを増し、飛距離のアップにつながるのです。以前に私の友人の日大ゴルフ部のコーチが言っていました。「日大のゴルフ部は皆ゴルフは上手いから、コーチの仕事はスクワットとランニングの管理だよ」と言っていました。

さて今回はその下半身の動きについていく上半身の動きを書きます。上半身の動きの基本は脱力です。右手を引っ張る事で作ったトップスイングで右手を脱力する事で、左手が勝手に元の位置に戻ろうとするのです。右手を脱力する事でクラブは体の右サイドに落ちていきます。この右手の脱力がポイントです。脱力をするには、右手にしっかりトップスイングで力が入っていなくてはなりません。多くのゴルファーはトップスイングで右手の力が抜けているのです。それは「グリップは緩めに」という解説を間違って理解しているからです。トップスイングからの切り返しでは上半身は静かなものです。何故ならそれは脱力をしている状態だからです。ボールを打とうとしているとこの脱力状態が作れないのです。ゴルフはクラブを振る事でボールを飛ばしています。だから、この切り返しでの上半身の脱力に意味があるのです。

上半身で力が入るとしたら切り替えし後の左手です。左膝の屈伸で鋭く切れる下半身の切れで動いているのは、左肩です。その左肩に付いているのが左手です。当然下半身が先行して動くのでそのズレを左手が修正するのです。ダウンスイングからインパクトに向けて左手は遅れた右手が持つクラブをインパクトに引っ張り込むのです。しかしこの動きも人間のスイングだからこその動きです。PING社が作っている世界唯一の人間のスイングに近いゴルフ・ロボットマシンにはその左手の動きはありません。そこには脱力されて自然に上から落ちてくる重力分の力だけが存在します。でも人間の場合はロボットと違って体の柔らかさが微妙な遅れのズレを作ります。だから、ダウンスイングからインパクトにかけては左手は意識的に引っ張り込む必要があるのです。

ボールを飛ばすエネルギーは左膝の屈伸によりできる下半身の回転のスピードとそれに遅れまいとする左手の引きで作られています。下半身が1の力とすると左手が2の力となります。スイングの流れとはこの1の力(左膝の屈伸)と2の力(左手の引き)の事をいいます。下半身が回り、左手が追いつく。この流れがクラブをしっかり振る事になるのです。それではトップスイングで脱力した右手はどう使えばいいのでしょう。その話は次回に書きます。まずはトップスイングからの切り返しで上半身の力を抜いてスイングしてみましょう。力みの無い、しっかりしたスイングができると思います。まずは素振りから。素振りで納得できたら、その流れているクラブヘッドにボールを乗せてみましょう。ゴルフは決してボールを打つスポーツではありません。ボールをクラブに乗せて運ぶスポーツです。滑らかな振りの軌道にボールを合わせてみましょう。
posted by golfq at 08:11| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | スイングの考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めてメールします。当方61歳、ゴルフ暦は20年,HDCPは16のゴルフフリークです。まだまだ上達を目指しています。
最近このブログを見つけ読み始めました。これまで読んだゴルフ雑誌の記事よりも最も新鮮で体の各部位の動き、働きを解説している記事は初めてで夢中になって読んでいます。しかし理解力に乏しく素振りをしても思うように行かず悩んでいます。こんな私であつかましいのですがもしよろしければ3つほど質問したいのですが....

1.右ひじの落とし込みについて
 両手でグリップしている限り、右手のみ脱力しても無意識に左手で支えてしまいスムーズに落とし込みができません。こつを教えてください。

2.2010.06.03「インパクトでの左親指の抑え込み」の記載の中で1.「トップスウィングの時点で親指は上に向いている」とありますがこれは親指の指先ではなく親指の腹が上を向いていると解釈していいですね?

3.インパクトでは右手コックを解放してヘッドをボールの腹に落とし込むとあり、また別の表現では左手親指を地面方向に押し込むとあり両方同時に行うということでしょうか? 
Posted by Q-taro at 2012年10月15日 11:11
また投稿してしまいました。貴ブログを見つけ約1ヶ月たち、これまで10回と続かなかった素振りをほとんど毎日続け、練習場通い、ラウンドと技術の習得に励んでいます。その中で気づいたこと(今自分にできること、できないこと)を書いてみます。

(ゴルフ歴20年、ラウンド回数年平均25回(今年は激減)。現在HDCP16.4(過去最高12.4)平均スコア93.3。61歳で身長157cmながらドライバー飛距離230〜250y、バックスウィングでヒールアップせずべた足打法、アイアンは方向性重視でスリークォーターショットに徹してきました。しかし2年前の海外ゴルフでスランプに陥り、今年で3年目です。)

アイアンショット(フルショットに改造)を重点的に練習していますが、多くのことを意識しすぎて右手に力が入るせいかトップがよく出ます。そして右に曲がります。うまくボールを捕らえたときは5Iでさえもボールがすごく高く上がります。かといって飛距離がそれほど落ちているわけではないのです。トップスウィング、フィニッシュでは左手親指の上にクラブは乗っています。むずかしいのはやはり次の点です。
1.切り返しでの右ひじの脱力〜右手のみの脱力の感覚がつかめない
   意識して(無理やり?)落としている
2.ダウン、インパクトでの右手コックの解放、左手親指の押し込みのタイミング
ダウンで第2のアドレス付近から右手コックを解放しクラブを落とし込み、続いてインパクト直前に左手親指を下方に押し込むようにしている。ただアイアンが短くなればなるほど左手首を縦方向に極限まで曲げることになり左手首に負担がかかってしまうので負担を逃がすために左手のローリングと右手の返しを取り入れている。
3.ひざの曲げ伸ばし
これまで左ひざの屈伸は余り使ってこなかった、というより意識したことがなかった。
 そのためいまだに左ひざの積極的な屈伸に意識が回らないのが現状です。
4.左足の内筋の踏ん張り
 谷口徹プロ(上田桃子を指導)「切り返したら左足の内側で踏ん張り、左腰を引くと腰が早く回転する」といっているし、
諸藤プロも「左足は内股で(左足内モモに力を入れて)クラブを引き付ける)といっています。
プロはやはりGolfqさんと同じような考え方をしているようです。
ただし体重移動については次のように言っています。「トップスウィングで右足に乗った体重を左足股関節に移して左腰を後ろに引くように下半身を回転させる」
 まだ私にはできていません。少しひざが左に流れて左足の外側に体重が乗り足の内側がめくれてしまいます。

Golfqさんの理論を実践する中で1つだけ試していることがあります。
「切り返し」はダウンスウィングの一部と考え、あえて「切り返し」を意識からはずすということです。
というのは、私にはまだまだ完璧なひじの落としこみはできていないのですが、ダウンスウィングの開始によりグリップを下げれば自動的にひじも落ちているようです。ひじを下げずにグリップを落としていくこともクラブを振っていくこともできないと気づいたのです。気をつける点は2つ。1つ目はひじの落ちる場所。2つ目はダウンスウィングの初動だけはゆっくりと。
いかがでしょうか。
Posted by Q-taro at 2012年11月06日 15:08
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