2005年04月16日

ディマルコのパッティング

☆クリスのパッティングフォームを考える
ディマルコのパッティングフォームの画像をごらんください。なかなか勇気のいるパッティングフォームですよね。このパッティングフォームは、CLAW PUTTING GRIP=カニハサミ(爪)パターグリップと呼ばれているようです。
→ Putting form by Chris DiMarco

☆ディマルコのパッティングに関する記事

DiMarco was among the early switchers to a claw putting grip, an initially garish style in which he flips his right hand upside down on the grip and wraps those fingers around the top of the putter shaft. The grip wasn't pretty but it has proven effective, obviously. USYahoo

ディマルコは最近では良く見るクローグリップを最初の頃に取り入れたプレーヤーの一人でした。その奇妙なフォームは、右手を逆さまにしてグリップの上に置き、シャフトの上の指を巻きつけるようにして完成です。その格好は決して美しくありませんが、確かに効果的であることを証明しました。

☆マスターズを見ていて気がついたこと
最終日の午前中は少し気持ちが弱く惜しいパターを外していましたが、後半はしっかりとあの奇妙なフォームでパットを決めタイガーを苦しめていました。その彼のストロークで驚くのがテークバックの浅いことです。どうしてあの短いテークバックでストロークできるのでしょう。そうです、彼は左肩の動きでボールを運んでいるのです。そのためにテークバックの距離は必要がなく、左肩の動きの大きさで距離を決めているのです。

☆11番のバーディパット
あのパットは強かったですよね。とにかく、真ん中に入りましたから良かったのですが本当に驚きました。その時のフォームを何度も繰り返し見てみると、テークバックは小さいし、その左肩の動きは本当に大きいのです。左肩は、テークバックに対して約3倍のフォロースルーを取っていました。このストロークを修得するには、肩を動かすことを覚えるのが先決でしょう。
→ クリスの11番のバーディ

☆テークバックの小さい訳
テークバックを小さくする事で、フェイスをラインに対してできるだけスクエアに保つ努力をしています。さらに低く保たれたパターヘッドは、ストロークの底辺を撫でるように動くためにインパクトではラインに対してフェイスがスクエアに動くのです。さらに、下からボールを擦りあげる事でオーバースピンをかけやすくしていいるのです。

☆肩の動きでボールを擦りあげる
クリスは、ボールにオーバースピンをかけるために大きな筋肉を使った肩の動きでボールを転がします。肩の動きはゆったりとしていますが、そのストロークの重みがボールに力強い回転をボールに与えます。その結果、ボールの転がりは距離感のある、芝目や傾斜の影響を受けにくいものになっているのです。

☆手首を使わないストローク
このフォームの一つの特徴は、右手首の動きを消しているということです。右手首はパッティングストロークの中で悪影響を及ぼすことがあるので、右手を逆さまにする事でその影響を防いでいるのです。右手首でボールを打ってしまう人には、いい方法かもしれません。もっとも、ここで見落としてはいけないのが、右手首の形です。指がグリップの前に出ていますので目立ちますが、問題は右手首なのです。右手首の方向はシャフトに対して真っ直ぐ向けられていて、手首の動きがまったくでないようにしているんどえす。右手の力は、右親指のつけね辺りの部分でパットに伝えられています。これってなかなか頭のいい方法ですね。

☆問題の左手首の形
このパッティングフォームでもっとも重要なのが、左手首の形です。左手首は深くしっかり直角に曲げられているのです。これは、私が使っている「コ」の字の動きのときの手首の曲がりに似ています。この角度のお陰で左ヒジも直角に近くなり、肩の力の伝達を良くしているのです。さらに、手首とヒジがしっかり曲がっていることで、ストロークのブレも抑えているのです。



☆さらに、良く見てみると!!
何度もクリスのストロークを見直して見ると、ディマルコはかなりアップライトにパッティングフォームを保っています。そして、昨日書いたようにパターのブレードをしっかりと地面にスクエアに保っていました。ディマルコは体の関節部分を固めることによって、狂いの少ないパッティングフォームを繰り返せるようにしているのです。

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posted by golfq at 08:35| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | パターとストローク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これは、何年か前片山がやっていた
「アイーングリップ」ですよね。(たぶん)
私も真似してみたことがありますが
(クロスハンドもやってみた・・・)
自分のものにするにはやはり練習あるのみだと言うことがよーく解りました。
Posted by papajet at 2005年04月16日 23:35
papajetさんへ
そうですね。私も真似してパットをしてみましたが、練習ではうまくいってもコースではなかなか思うようにいきません。でも、このストロークですと確かに回転の効いたボールが転がりました。
Posted by golfq at 2005年04月17日 07:52
初めまして、私もマスターズを見てから
このグリップを取り入れてパター練習しています。
方向性は抜群に良くなりました。
ただ、距離感が合わせにくかったですが、
golfqさんのブログを読んで参考にさせていただきます
Posted by せんたろう at 2005年04月17日 08:18
せんたろうさんへ
左手首の角度が問題ですね。クリスのストロークの写真を良くみて形から入るのが大事と思います。後はいかに左肩の動きでストロークするかですよ。
Posted by golfq at 2005年04月17日 22:09
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