2019年01月22日

ボールが先に行って曲がる理由 右編 その2


ゴルフで一番大事なのが「ボールが右に行くのを止める」ということです。何故ならボールが右に飛び出したり、右に曲がったりすることはスイングのミスが原因だからなのです。右に曲がるのを消すのは「スイング軸を動かさない」という事なのです。しかし、このスイング軸を保つという事が難しいのです。だからこそ、そのスイング軸を保つ方法をしっかり考えておく必要があるのです。

スイング軸はテークバックで右に動かしても、元の位置に戻ればいいのです。樋口久子プロのスイングを見えればそれが良く分かります。プロは右に大きくスエーしてそれを元の位置に戻しているのです。これこそプロの技です。しかしアマチュアとしてはその技術を習得するよりももっと簡単な方法を探した方が良いと私は考えます。

今回紹介するのはあくまでも私の方法です。ようはボールが右に曲がらなければスイング軸は保たれているということなのです。しかし、ボールがどうしても右に曲がってしまうのであればそれを止める方法を考えておくことが大事と思います。

スイング軸が左に流れると何故ボールにスライス回転が入るのでしょう。それはインパクトでフェイスが開いているからなのです。そしてその開く原因がスイング軸の左への流れなのです。スイング軸が左に流れる事により動かないはずのボールがアドレスの位置から右へ動くのです。その分フェイスがアドレスの位置に戻る前にインパクトを迎えるのでフェイスが開いているのです。

アドレスをした状態でスイング軸を左に動かしてみるとその事が良く分かります。軸を左へ動かす分フェイスの開きは大きくなるのです。更にこの動きに体重移動が入るとその体重移動がインパクトの瞬間に入り開いたフェイスでボールを擦る事になります。するとボールには更に大きなスライス回転が加わりボールを右へ曲げるのです。

スイング軸を保たずに左に軸が流れながらもボールが真っすぐ打てたとしたらそれは危険な状況であると考えます。理由は右に曲がるボールを右手の動きを使って止める事になるからです。当然右手を使えばインパクトで開くフェイスをスクエアに戻す事はできます。しかしこの動きは反復性が極端に低いという問題と右手の使い過ぎからくるボールのフック回転という副産物を生むという問題があるからです。この事は後日「左に曲がる理由」の中で説明します。

最初に理解をしておきたいのが「ボールが右に飛ぶという事は下半身の動きに問題がある」ということです。ボールが右に飛び出せば下半身の切れに問題があり、右に曲がれば回転軸の動きに問題があるということです。右に飛ぶことを消すには下半身の動きをしっかり理解し、自分なりを作る事が必要なのです。

スイング軸を保つ動きには上半身はまったく関係ないのです。自分では動かない上半身を動かすのが下半身の役目ですから意識は下半身の動きだけに集中する必要があります。問題は下半身の腰骨を開く動きの時にいかに軸を止めるかということです。それも腰骨を早く力強く動かす必要があるのでスイング軸を保つにはその原理を理解しておくことが必要です。

腰骨を動かすのに使うのは左膝の動きがもっとも効果があると考えます。左膝の前屈からそれを角度を保ちながら伸ばしきると左腰は後方へ動かされるのです。これは骨の仕組みの原理です。この動きに技術は全くないのです。単純に前屈して左膝を伸ばし切る動きなのです。

この時に大事なのがスイング軸が動かないという事です。スイング軸を保つには両膝の前後への出し入れの動きを理解することが大事です。実際に自分で両膝を前後に交互に動かしてみればスイング軸が動かない事を感じる事ができます。止まった状態で歩く感じで膝の動きを作ってみるとその動きに合わせて腰骨が動いているのが分かります。左膝を伸ばした時は左腰骨は後方に動いているのです。

そしてその膝の動きを深くしてみると腰骨の動きが大きくなるのが分かります。慣れてきたらこの動きの時に踵は地面に付けたまま行うといいのです。踵を浮かせると腰骨の動きは大きくなりますが動きが大きなりすぎる問題と上半身の捻転が入りにくいという問題を引き起こします。ただこの部分は自分流を作ることをお勧めします。

この動きは空手の突きの動きに似ていると空手をやっている方に言われました。強い突きを生むには膝の屈伸をしっかり作る事が大事と教わりました。膝の動きに両手の突きの動きを入れるとさらにスイングの動きが分かり易くなります。

更に両膝の前後の出し入れのスピードを速めるのです。早く、躊躇なく動ければそれは強いスイングを生む事になります。注意したいのがこの動きの時に体の中心が左右に動かない様に感じる事です。

そして更にこの動きの時にスイング軸を真上に引き上げる様にしましょう。この動きはフィギュアスケートで回転を作る動きのイメージです。膝の動きを使って体の回転を生み、スイング軸を真上に引き上げる事で回転を速め、回転軸を流さなくなるのです。

ゴルフのスイングをイメージして左膝を伸ばす動きを覚えましょう。クラブを振る事以前に下半身の動きを先行させるのです。左膝を前に前屈させたら、その膝を一気に伸ばすのです。そしてこの時に頭を真上に引っ張り上げるイメージを持つとスイング軸の左への流れを止めてくれます。

この軸を保つ左足の動きは、最近の大リーグの野球選手の下半身の動きで分かります。スイングする時に左膝を突っ張っているのが分かります。ゴルフでも最近のプレーヤーの膝の動きを見れば左足を突っ張っているのが良く分かります。伸ばし切っていないプロもいますがこの場合は技術でスイング軸を保ちながら肩の向きをアドレスの位置に戻しているのです。意識的に左膝の角度を緩めて、立てればその分ボールにはスライス回転が入ります。

軸の流れを止めるにはアドレスの時の左足が作る体の中心との角度がポイントです。右足も同じ角度で反対側に作られます。開いた足がA字の形になっている事が分かります。アドレスでは腰幅よりやや広く足を広げています。体の中心に向かって両足は三角形△(A字)の形を作っています。問題は左足が体の中心に向かって斜めに傾いていることです

両膝の出し入れの動きの時もこの角度は保たれているのです。スイング軸を左に長さないという事はこの左足の角度を消さないことなのです。当然左膝を伸ばす時もこの角度を意識した方向に伸ばすのです。真上に伸びあがりながら伸ばすことも意識しましょう。そして右膝は前屈するのです。この時に右膝は前方に動いている事も確認しましょう。

右膝が内側に曲げられると体重移動を生む事になるのでスイング軸は左に流されてしまいます。むしろ右膝の事は余り意識しない方がいいと思います。どうしてもスイング軸が左に流れてしまう人はこの右膝の動きを意識してみるといいと思います。

ゴルフスイングで難しいのはフィニッシュの時は左足が真っすぐ直立していることなのです。この状態にインパクト前に向かえばそれはスイング軸を左に流す事になるのです。フィニッシュでは真っすぐ左足の上に立ち上がりますから、何時スイング軸を左に動かすかが問題なのです。しかしこれは自分流を作るしかないと思ってください。

スイングしてボールが右に曲がらなければスイング軸が左に流れていないので、このボールの飛びを見ながら自分流の体重移動のタイミングを作る必要があるのです。この体重移動が強く使えればそれは飛距離のアップに繋がる事になるのです。ただ、注意が必要なので気を付けてください。基本的にはインパクトの後に体重移動が入ると考えてください。

スイング軸を保つ話をしてきました。ゴルフのスイングの中でこの事を理解する事がとても大事なのです。何故ならスイング軸に対する意識がしっかりしていればボールを右に曲げる事がコントロールできるのです。そして下半身の動き全体を理解すれば右に対する不安は一気に減少する事になるのです。

アマチュアゴルファーにとってはスコアの減少にとても役立つのです。是非自分なりを作るように練習してみてください。ちなみにこの下半身の動きが理解できるようになると右も怖くなくなりますが、ボールは左へも曲がり憎くなるのです。

次回はボールが左に曲がる理由を書きたいと思います。

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posted by golfq at 19:05| 東京 ☀| Comment(1) | ボールが曲がる理由 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
以前にプッシュアウトに悩まされていたときに読ませて頂き、数あるウェブサイトの中で一番参考にさせていただきました
更新を再開されているのは嬉しい限りです
現在のテーマが一段落すれば、次は、前傾姿勢を維持するための下半身の使い方について、golfq様の解釈を教えて頂きたいです

後方から撮影してみて、インパクトの際に前傾姿勢が保てずでなかなか無様なスイングなのが悲しいところでして・・・
Posted by yms1124 at 2019年01月27日 10:53
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