2019年02月06日

ボールが先に行って曲がる理由 (左編) その2


ボールが先に行って左に曲がる理由は右手の使い方に問題がありました。そこで右手の動きを少し細かく書いてみたいと思います。

まずは右手でテークバックをします。最初は左手の位置を右腰の位置までもってくる平行な動きです。この動きがインパクトの時の左手の左腰への引き込みの動きを作ります。プロがアドレスの時に繰り返して確認している動きのひとつです。この動きが下半身と上半身の遊びを消すことになります。遊びが消える事で左膝の動きと左肩の動きに一体感ができるのです。

次に右手の引き上げの動きと右肘の真上に上げる動きでクラブを引き上げます。この動きに対して反対側の動きとして左膝の前屈が入ります。右手と左膝は動きが異なる喧嘩した動きになるのです。

そして左膝の前屈が止まった時から更に深い動きが入ります。この動きでは右肘を更に真上に上げる事になります。動き自体は力が入っている動きなので小さいです。左膝との喧嘩のこの右手の動きが上半身の捻転を作るのです。左膝の前屈を強めるとそれに逆らう右手の動きが肘の引き上げが強まり上半身の捻転が深くなるのです。右肘が高く上げられれば、上げられるほど捻転は強くなり、インパクトでの強い振りを生む事になります。

トッププロがトップスイングで一瞬止まった様な間があるのはこの動きをゆっくり作っているからなのです。一方この動きを右手の早い動きで反動を強めて振る方法もあります。この場合はトップスイングでの間がありません。どちらを選ぶかはプレーヤーの選択です。

私が推奨するのはゆっくり右手を動かす方法で、トップスイングで間を作る方法です。この方が安定したスイングの再現ができると思います。逆に早く動かすとクラブの動きが大きくなるのでボールの飛びが大きくなります。飛距離を求めるなら早い右手の動きが要求されます。

トップスイングからはまず右手の指の力を緩めます。すると左膝と左手はアドレスの位置に同時に戻ろうとするのです。この引き合いの動きは弓矢を引き込み、右手の指を開いて撓った弦を開放する状態と同じような動きなのです。

この時に一番大事なのは右肘を真下に落とし込む事です。左手はアドレスの位置に戻ろうとしますがその動きを、右肘を真下に落とす動きで少し遠回りさせるのです。この動きの利点は捻転した上半身の捩じれを開放していないということです。捩じれが解放されていないのでこの捩じれがインパクトの時のヘッドの走りのプラスの動きとなるのです。

更に右肘を真下落とすことで右肩の前への動きを止めてくれるのです。この動きこそがボールが左に飛び出すことを防いでくれます。そしてこの左肘が真下に落ちる動きの中で右手首のタメを作るのです。以前に書いた「コの字」を作るのです。右手首を深く曲げ込む動きです。

この動きの中でもう一つ重要なのが左手のグリップを、緩め掌を開くという動きです。左手の指先にクラブが引っかかっている感じになるのです。この動きを受け止めているのが左手の親指です。クラブと唯一終始接しているポイントです。この左手の動きが更に深いタメを作る事になるのです。当然飛距離のプラスに大きく影響します。

右肘が落ちる頃に左膝はアドレスの位置に戻ってくるのです。テークバックで下半身を止めて上半身の遊びを無くした時の状態にほぼ近いのです。違いは上半身には捻転が入っているので左手の位置は少し遅れている感じです。

問題はここからです。インパクトに向かって左膝を伸ばし切る動きが入ります。この動きに躊躇があってはなりません。一気に伸ばし切るのです。左膝を伸ばし切る動きが肩の向きをアドレスの位置にも出すのです。この動きが右へのプッシュアウトを防ぎます。

この時同時に動くのが左手です。開いている左手をアドレスの位置の左腰の方向へ握り込むのです。実際左手をしっかり握り込むと左手はアドレスの位置に戻ります。無理に左手を左へ引き込まなくても自然にこの握り込みの動きが左への引き込みを作ります。左手をしっかり強く握り込めば左手はアドレスの位置に戻り、フェイスはボールに対してスクエアに入ってきます。

この左膝と左手の動きの時は、右手は脱力して何もしていません。右手を使わない事が重要です。右手は流れに任せていればいいのです。もっともこのインパクトの先での右手の動きが飛距離を増すことになります。野球のピッチャーがボールを投げる時の様な右手の動きです。右手首のコックの開放がインパクトを通して行われるのです。

しかしこの右手首の動きについては言葉での解説は難しいと思っています。この右手首の動きは自分流を練習の中で作るしかないのです。右手の動きが開放という動きなので言葉に置き換えられないのです。右手の役目はこの右手首の開放ですべて終わりです。

このインパクトでの右手の開放ができないとボールが左に曲がる事になります。右手の握り込みがインパクトでのフェイスの被りという動きを作るのです。インパクト後に右手でクラブをフィニッシュまでもっていこうとすると右手首の開放ができないのです。そして右手の握り込みが入ってしまいボールを左に曲げてしまうのです。

右手の動きの流れを書くと以下の様になります。

テークバックで右手の右への引き込みで上半身の遊びを無くします。

左膝の前への曲げに反動して右手を上に引き上げます。

左膝の動きが止まった先で右肘を真上に引き上げプスイングを作ります。

トップスイングで右手の力を抜き、右肘を真下に落下させます。

この後は、右手は開放されて左手の動きについていきます。

インパクトで右手首の「コの字」のタメは開放されます。

この後での右手の使い方は自分流を作る必要があります。

右手の動きはスイングの前半でクラブを引き上げる動きからインパクトでの開放となるのです。野球のピッチャーがボールを投げる動きに非常に似ているのです。もっともアンダースローだすがね。違うところとしては右肘の動きでピッチャーは左肘を落とさないで、前の方向に動かしています。もっともこの時に右手首と右肘は野球でも「コの字」を作っています。

最後に加える事があります。右手の動きの中で終始力が入っている場所があります。それは右手の薬指です。薬指は終始しっかり握っている必要があるのです。これは左手の親指の支点としての役目の裏側の動きだからです。クラブヘッドの動きが安定させ、強く早く振る為には右手の薬指を常にしっかり握っておく必要があるのです。

少々話は長くなりましたが是非右手の動きを考えてみてください。基本的に右手は柔らかく使う事が必要です。この柔らかさがボールの飛びと安定性を生むのです。

次回はボールが曲がる理由をまとめてみたいと思います。

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posted by golfq at 16:19| 東京 ☔| Comment(0) | ボールが曲がる理由 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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