2019年09月10日

体の部位で考える まとめ


体の部位での動きを左足、右足、左手、右手と書いてきましたが今回はそれぞれの部位の連動を書きます。

まずは足の話となります。足の動きで大事なのは「ゆっくりからダイナミック」にとなります。両足は体のスイング軸をずらさない様に動くことが大事です。左右の膝頭を交互に前後させる動きです。この膝頭の交互の動きはスイング軸を動かさずに骨盤だけを回してくれるのです。まずは膝頭の出し入れを、スピードを上げて動かしてみる事が大事です。すると気が付くのが膝を伸ばす力が腰骨を動かしていることが分かることです。

膝を伸ばす動きがスイング軸の回転を作る骨盤をしっかり動かしてくれるという事です。テークバックでは右膝を伸ばす事で左膝を曲げていきます。スイングの第一段階では動かない右膝を第二段階でゆっくり伸ばしていくのです。当然その動きに合わせて左膝は前方に曲がっていくのです。するとその動きは一度止まります。そして第三段階でその右膝を更にゆっくり伸ばすのです。この時の左膝の前方への曲げ込みが大事です。曲げ込みが深ければ深い程トップスイングが深く入るという事です。

そして第四段階のトップスイングで右手を脱力すると深く入っていた左膝がアドレスの位置に反動として戻るのです。この元に戻るという感覚が大事です。決して早い動きではないのです。元に戻る事でスイング軸をずらす事がないのです。左膝を入れ込んで元に戻す動きです。「行って、帰ってくる」感じです。この「帰ってくる」の動きには反動という力が加わっているのです。ここでの下半身の動きが上半身の「タメ」を作る「間」を生んできます。

そして第五段階では反動で元の位置に戻ってくる左膝の動きを利用して一気に左膝を伸ばすのです。伸ばす方向は踵に体重が乗る方向です。単純に伸ばすと骨盤が左後方に動くのが分かります。ここでは「一気に」という気持ちが大事です。左膝を伸ばす動きに躊躇は禁物です。最近のトッププロの左膝の最後の蹴り上げを見てもここでの動きが大事である事が分かります。

この左膝の躊躇の無い伸ばし込みがスイング軸の流れを抑え、左肩をアドレスの位置に戻してくれるのです。結果として右へのプッシュアウトを消し、右への曲がりを抑えてくれるのです。ボールが右に飛んだり、曲がったりするのは下半身の動きに問題が有るからです。私流のスイングであれば左足の動きが悪いという事なのです。

下半身の動きが固まればボールが右に飛ぶ事は無くなるのです。残念ながらこの事はまだ世の中では認知されていません。でも是非、下半身の動きを意識して練習してみてください。克服できればもう右へのトラブルは消えるのです。

上半身の動きは右手と左手の連動となります。ここでのキーポイントは左手親指の存在です。ゴルフクラブとの連結部分である左手親指がゴルフクラブを常に感じている事が大事です。左手親指と左手人差し指が右手小指と薬指としっかり絡んでいてクラブを掴んでいなくてはなりません。右手と左手の連動もこの4本の指がしっかりクラブを捕まえる事で深まります。

右手の役目はテークバックを誘導する事とダウンスイングでの「タメ」を作る事です。トップスイングへ向かっての左膝との喧嘩した引っ張り合いの動きは右手に最も力が入る部分です。この動きで左手が高く引き上げられるのです。

そしてトップスイングでの右手の脱力がダウンスイングの始動を作るのです。この時に右手首のコッキングを右手中指での内側への引き込みで作ります。連動する左手は小指、薬指、中指を開く事により右手首のコッキングの「タメ」を深く作るのです。左手の指に引っ掛けてこの「タメ」を作るのはインパクトでのヘッドの走りを作る為のものなのです。両手の連動という観点からするとここでの左右の手の動きが非常に大事です。

インパクトに向けては左手親指を地面に押し込む状態の中での左手の握り込みが重要です。右手はこの時は脱力をしている状態なので左手の動きに合わせます。もっともここでの右手の動きがあなた自身のスイングとなるのです。脱力して緩んだ状態での右手の使い方がボールの飛び方に大きく影響するのです。しかしここは自分の練習から自分らしさを作り上げるしかないのです。私としては何もしないで左手の動きに反応させるのがいいと思います。

インパクトから先でも左手が主役です。握り込まれた左手は固まりますので、動ける方向は左肘を畳み込む方向だけです。動きとしては不自然に思われますが、下半身先行のスイングではこの左手の動きは全く不自然ではないのです。むしろ、左手が止まらないのでこの畳み込みのスイングはボールが左に飛ぶ事を防いでくれるのです。

右手はここでも左手の動きに合わせて、インパクトの衝撃に反応するだけで充分です。しかし、この時に右手首のスナップが入ればボールは当然遠くへ飛ぶのです。スナップの分ヘッドスピードが上がるということです。飛ばしたければインパクトから先での右手首のスナップを研究する必要があるのです。スナップという事は右手の指は緩んで開いているのです。もし右手の指が握られてしまえばそれはスナップではなくなり、インパクトでフェイスを閉じる原因となりボールを左に曲げてしまうのです。

話は右手の事になりますが、ゴルフで一番怖いのが右手でクラブを振るという意識なのです。ゴルフのスイングを理解していないと右手でクラブをコントロールしてボールを打とうとしてしまうのです。実際は左サイドの下半身の動きと左手の引き込みでクラブヘッドはボールの所にくるのです。そして右手のスナップでボールを捕まえ前に飛ばしているのです。

ゴルファーのほとんどの人が右手でクラブを動かそうとしているのです。今回の話の目的は左足の動きに寄る下半身の動きで体を動かし、左手の引き込みでクラブをインパクトゾーンに運ぶという事なのです。最後にボールを捕らえるのは右手ですから右手の動きは重要です。しかし、残念ながら右手の動きの解説は非常に難しいという事なのです。その理由は右手の動きは感覚的なもので、自分流を作るしか答えは無いという事です。

話は戻しますが上半身の右手と左手の連動を考えるとそれはテークバックの時に右手でクラブを動かし、トップスイングからの切り返しの時に右手でクラブにエネルギーを加え、そして左手でインパクトを作るという事です。そしてその元が左手の親指にある事を理解しましょう。左手親指の存在が意識できれば両手の連動は理解できると思います。左手親指が存在しないスイングは安定しないのです。

全体的な流れとしては左足の動きで下半身の動きを作り、右手の脱力に始まる左手の動きでインパクトまでクラブを運ぶという事を理解しましょう。そしてその流れに勢いを付けるのがトップスイングからの右手の脱力後の「タメ」を作る動きなのです。この体の流れは決して早いものではありません。早く動くのはインパクトへ向かっての左手の握り込みだけです。後は流れを感じてそれぞれのパーツを動かせばいいのです。

飛ばしたければトップスイングからの右手の「タメ」を作る部分の動きを研究してください。ここには自分流を作る事が大事なのです。体の動きを言葉に置き換えるとしたら、「行って、帰ってタメを作り、開放」なのです。この流れを自分流で作り上げる事が飛距離の向上に繋がります。そして、最後にインパクトでの右手のスナップの使い方が更なる飛距離の向上を生むのです。しかしそこにはボールが左に曲がるというリスクがある事は覚えておいてください。

体のそれぞれの部分の動きを理解し、その連動を身に着けてクラブを振ってください。そこにはボールを打つという感覚は存在しないのです。体の動きでクラブヘッドを走らせボールを右手の動きで前に運び出すのです。打つという気持ちはボールを左に曲げる事を理解しましょう。

是非練習する時に体の動きを確認してください。そこには新しい発見があると思います。以前にも書きましたが、大事なのは飛んでいるボールの飛球線をしっかり確認する事です。その飛球線がすべての答えを秘めているのです。真っすぐ大きく飛んでいたらそれ以上を望まない事が大事です。もし曲がっていたら私が紹介したボールが曲がる理由を読み直してください。ボールが曲がる事には理由があるのです。それは上手く打ったとか、上手くいかなかったとかいう話ではないのです。具体的にその原因を確認して、その問題を解決する必要があるのです。

ご意見をお待ちしています。よろしくお願いします。

人気 blogランキングに参加しています。
クリックをお願いします。

posted by golfq at 11:44| 東京 ☀| Comment(0) | 体の部位で考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: