2019年10月16日

初心者のスイングの作り方 下半身の使い方 その2


前回の下半身の使い方はゴルフのスイングで言えばハーフスイングと考えてください。前回の動きに下半身の動きをもう少し足す事でそのスイングがフルスイングになるのです。

前回に紹介した下半身の動きは右手の後方への引き込みによる動きで体の動きが止まった所となります。この動きが止まった状態は上半身と下半身の遊びは消え、左膝は前屈して止まり、右手の右への引き込みも止まったとなります。この状態では体のバランスはアドレスした時とまったく同じです。動いたのは遊びを消す上半身と左膝、右手だけなのです。体重の移動もありません。非常に静かな状態です。

今回の動きはここからで体の絞り込みとなります。ここからの動きは、プレーヤーに寄って絞り込みの深さの度合いが変わってくるのです。当然、動きに深みが有れば有るほどスイングに力を加える事になるのです。

まずは止まった状態から更に左膝を前方に曲げ込みます。この時にその動きに逆らう右手がクラブを右後方に引き上げるのです。引き上げる時は右手の小指に意識を持ちます。左手の人差し指と絡んでいる右手の小指を動かすと確実にクラブを動かします。そしてこの時に左手の親指の存在を確認します。左手の親指を体から離す方向に押し出す気持ちが大なのです。

この右手の動きに合わせて右肘も上に持ち上げる事になります。この肘の上げ具合は個々のプレーヤーにより異なります。テークバックを大きく作りたい人は右肘を高く上がたいのです。特にアイアンショットの場合はこの高さがボールの高さを作る要因にもなります。逆にドライバーショットの場合はクラブの動きに上下の動きを余り加えたくないのでやや低めで押さえる事もあります。球の飛び方を見ながら肘の高さは決めたいものです。もっと今回の練習の時はできるだけ右肘を高く上げる事を勧めます。

この動きが止まった所がトップスイングの終点です。左膝が前に沈み込み、右手が後方に引かれるので体のバランスは保たれています。体重移動もありません。力を感じているポイントは左膝がしら、右手の小指、左肩、絞られた左脇の筋肉です。

トップスイングで止まる事を私は勧めます。体の動きを止める事でこれからの動きへの気持ちが高まるのです。もっともここで体の動きを止めずにその動きの勢いの反動でスイングする事もできます。この反動の動きを使うとスイングのエネルギーは更に高まり飛距離アップに繋がります。当然タイミングのズレに寄るボールの散らばりというリスクは裏腹です。飛距離と安定感の選択はここのプレーヤーに寄って異なります。

トップスイングで止まった状態から次の動きに映るのは右手の脱力です。右手の力を抜くという事は左手と左膝が元の位置(アドレスの位置)に戻る動きを誘発します。そこまでの動きの反動と考えてください。右肘は右手の脱力で下方向に落ち込みます。この右肘の落ち込みは右肩が前に出る事を防ぎますので、大事なポイントです。

この右肘が下の動く事が大事で決してボールの方向に肘を向けてはいけません。そしてこの肘の落下の時に右手の中指を体の方向に引き込みます。右サイドでできている「コの字」がこの動きで「ムの字」なる感じです。この動きがスイングのタメとなるのです。この右手の内側への絞り込みの動きは繰り返し行い動きの感じを覚えたいのです。アイアンショットではこのタメの動きでボールの高さを作り、ドライバーショットでは飛距離の増加を作るのです。

この動きの終点では下半身はアドレスの位置に戻ります。上半身の遊びが消え、絞り込みも入っているので飛球線に対してほぼ直角なのです。この時に上半身の捩じれがほどけると右肩が前に出る事になりボールは左に飛び出します。それに飛距離も捩じれが解ける分落ちるのです。上半身はかなりきつい状態です。力が入っているのは上半身が捩じれている左脇だけです。

体に力が入るのはここからです。元の位置に戻ってくる左膝をその動きの延長上で一気に伸ばすのです。ここでの左膝の動きに躊躇いがあってはいけないのです。ここでの躊躇いは上半身を動かし切らないのでボールが右に飛び出す原因を作ってしまいます。最近のトッププロゴルファーのインパクトへ向かっての左膝の蹴り上げを見てください。ここでの動きに躊躇はないのです。

もっともこの左膝の動きは最近になって作られてきたものです。以前は左膝の曲がりを保ちながら腕の動きでクラブを振っていたのです。この腕の動きを技術と呼んでいたのです。しかし最近ではこの左膝の蹴り上げの動きで腕の振りは少なくなり、技術は要求されなくなってきたのです。

左膝の動きに合わせて左手をアドレスの位置に引き込みます。上半身の遊びを消しているので左手は個々では右腰の前にあります。それを左腰の前のアドレスの位置に引き込むのです。この時に左手の親指の向きが重要になってきます。左手親指は飛球線に対して平行に引き込むのです。この平行な動きが右肩の突っ込みを防いでくれボールが左に飛び出す事を防いでくれます。

左手が左に引き込まれる中で左手を握り込みます。この握り込みの動きが平行に動こうとしているクラブを飛球線に対して直角に動かしてくれるのです。握り込む事でクラブヘッドはアドレスの位置に戻るのです。この握り込みがインパクトでフェイスの向きをスクエアにします。ここでは打つという感覚はないのです。流れの中で左手を握り込む事がヘッドを走らせボールを弾いてくれるのです。

右足ですがここではほぼ左足の動きについてくる感じ、左膝が前に曲がります。動きをマスターして余裕がでてきたら左膝を前に曲げ出す動きも感じてみてください。ボールが先に行って右に曲がる人はこの右膝の動きが意味を持ちます。右膝が前方に出す事でスイング軸が流れなくなるのです。

下半身のインパクトへ向かっての動きを簡単に書くと左膝を伸ばし切り、右膝を前屈するとなります。それに合わせての上半身ん動きは左手を左腰の位置に引き込みながら握り込むになるのです。右手は脱力したままで左手の動きに準じて動きます。それぞれの体の部分の動きとしてはシンプルです。ここには技術もタイミングも要求されていません。動きだしたら一気に動くという事が大事なのです。

最後の下半身の動きは、左足は膝が伸びきっているので他の部分の動きに準じます。右足については自分流が要求されます。その動きは左足の親指の付け根で左膝を左に傾けながら押す動きです。この動きで体重移動が入ります。そのタイミングとしてはインパクトから先で、インパクトされたボールを右足の動きで押す感じです。

この右足の動きが早いと回転軸がインパクトの前に左に移動するのでスライス回転をボールに与える事になります。打ち出されたボールの飛び方で確認します。ボールが右に曲がっていなければタイミングがいいという事になります。右にボールが曲がっていないのであればこの動きは大きい程いいという事になります。それはボールが左に曲がる事を防ぎながら、飛距離の増加に繋がるからです。ちなみに何もしないという考え方もあります。飛距離のアップを考えないのであれば体の動きに準ずるだけでいいと思います。

ゴルフでは最初に作り上げたいのが下半身の動きなのです。この動きに上半身の動きが反応すると考えましょう。最近活躍している渋野プロはソフトボールのピッチャーをやっていたので常に下半身が先行してスイングしています。その動きが彼女のスイングの安定感を生んでいるんです。

下半身の動きは理解してしまえば非常に単純で簡単なのです。そして一番大事な事は下半身の動きがボールを右に飛ばす問題を解決してくれるということです。左膝の動きで下半身が強く動いていればボールが右に飛び出す事はないのです。そして両膝の出し入れがしっかりできていればスイング軸が動く事は無くなり、ボールが右に曲がる事は無くなるのです。ボールが右に飛び出したり、曲がったりしなければ下半身の動きはいいという事になるのです。

初心者で一番心掛けたいのは下半身で動き出すということです。それを左手の引き込み動きで追いつき、左手のグリップを握る事でまとめるのです。右手はテークバックでは重要な役割がありますが、トップスイングからはこの時点では何もしないと考えるのが良いと思います。

是非、下半身の膝の動きを意識してスイングしてみてください。ボールを打つ前にまずは素振りを繰り返す事です。素振りが安定したらその動きでボールを捕まえてみましょう。この時には何もしていない右手がクラブヘッドをボールに導く動きとなります。

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posted by golfq at 10:48| 東京 ☁| Comment(0) | 初心者のスイングの作り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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