2005年09月21日

ヒザの話の復習

☆ヒザが体の動きを制御
ゴルフのスイングは決して大きい動きではありません。ヒザが正しい動きをすると、体の動きは制御されて安定した繰り返しができるスイングが完成するのです。ヒザを考えるから、力強いスイングが可能になるのです。ヒザの話は以前に細かく書きましたが、もう一度復習のために書き方を変えて紹介します。

☆体の部分を制御するからパワーが増大
ゴルフの飛距離はいかにスイングスピードを上げるかがポイントです。しかし、体の動きを部分的に制御するから、より大きなパワーが生まれるのです。飛距離が出ない人は、体の動きをロスしているのです。飛距離は体格、筋力に大きく関係しますが、その持てる物をどのようにうまく使うかも大事なポイントなのです。体の動きを制御するには、とにかく右ヒザの動きに気をつけましょう。

☆ゴルフが上達しない人の弱点
ゴルフが上達しない人の弱点は、同じスイングを繰り返してできないことです。一回一回が新しいチャレンジであって、記憶したスイングの繰り返しになっていないのです。その最大の原因は、ゴルフショットがボールを打つ事と考えているからです。ボールを打つとなると、体の動きの意識はどうしても右手に集中してしまい、その動きが記憶できないのです。ところがゴルフショットはスイングしてクラブヘッドにボールを乗せると考えると、体の動きの意識はゴルフクラブの動きに集中します。そしてゴルフクラブを毎回同じ様に動かすためには、体の動きを制限するヒザとヒジの動きが大事であることに気がつきます。

☆右ヒザの役目
右ヒザのもっとも大事な役目は、体のスイング軸を動かさないということです。右足に体重を乗せ、右足の左サイドに壁をしっかり作る事でインパクトまで体の軸は動かなくなるのです。最近のゴルフ教本で右足の上で振れという意味は、スイング軸を崩さないためです。さらにこの右ヒザが安定する事でオーバースイングを防げるのです。オーバースイングの人はこの右足が緩んでしまい、体が必要以上に動いてしまうのです。
とにかく、一番先に注意をしたいのが右ヒザの固定です。プロゴルファーの右ヒザの動きに注目してください。その右ヒザは、深くしっかりと体全体を支えています。軸が動かないという事は、力強い横の回転が生まれるということです。

☆ヒザの屈伸の深さ
右ヒザに上手く乗れない人に共通している問題にヒザの屈伸の深さがあります。ヒザの深さは、人をオンブした時にできる深さに似ています。オンブした時に太ももに架かる負担の感じをアドレスで再現しましょう。ヒザをアドレスの時にしっかり曲げることは、両ヒザの正しい動きを導きますので鏡を見て確認してください。

☆左ヒザの動きの意味
左ヒザの動きは飛距離に関係します。左ヒザの動きが左足のパワーを増幅して、腰の動きを早めるのです。下半身リードの動きとはいかに左腰を早く開くかです。もっとも現在の日本のスイング論ではこの左腰の開きをまだ否定していますので、私の言っている事が不思議と考える人が多いと思っています。しかし実際にプロのスイングを良く見ていると最近のプロはほとんど躊躇なく素早く腰を開いています。その代表が、タイガーであり、ミシェル・ウィであり、藍ちゃんなのです。プロのスイングは私には無理とレッスンプロはいいますが、そんな事はありません。プロの様な腰の切れのスピードを生むのは無理かもしれませんが、最初に腰を切る動きはスピードこそ違ってもアマチュアにできるのです。左ヒザを、「前に曲げて一気に伸ばす」スイングを是非試してください。その方法が一番早く腰を切る動きなのです。そしてこの時に右ヒザが固定されていないと左ヒザが正しく動かないので気をつけましょう。

☆今日のまとめ
右ヒザを固定して、左ヒザをしっかり動かす。この動きが無駄の無い、パワーのある繰り返しのきく下半身の動きです。何度もこの話を書いているように思いますが、ゴルフのスイングでお悩みの方にはどうしても最初に試して欲しいからです。明日は、ヒジの話の復習をします。

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藍ちゃんが刺激を受けた
試合を前にした藍ちゃんが17歳のモーガン・プレッセルに会ったようです。その時のニュースが出ていたので紹介します。藍ちゃんはプレッセルと一瞬会っただけなのに、その「瞳」から強さを感じ取ったようです。藍ちゃんの瞳にも力を感じますが、その力には日本人の謙虚さがあり勝負士の瞳とは少し違うと思っています。でも目で感じる事ができたので、藍ちゃんにとってはとても大事な瞬間だったのではないでしょうか。

そして、もう一つその記事の中で感心したのがモーガンの試合に向けての心構えでした。「自分はアグレッシブになりすぎるとスコアを落とすから、堅実なプレーを心がけたい」というモーガンの発言の本当の力を感じます。ゴルフはPARが基準のスポーツであることを常に考えているのでしょう。この発言から不安になるのが藍ちゃんの「毎日3アンダー」発言です。その発言がプレッシャーにならないように、ひとつひとつPARを重ねてチャンスをものにして欲しいものです。
→  藍ちゃんの鋭さ( Livedoor Sports )

初日のペアリングです。藍ちゃんはダイナショアコースの9時25分スタートです。
→  Pairing Sheet for Day 1

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posted by golfq at 08:36| 東京 🌁| Comment(14) | TrackBack(1) | スイング論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
確かに理屈では理解しているつもりですが、具体的にどのような練習方法をすればよろしいのでしょうか?
Posted by masa at 2005年09月21日 18:05
masaさんへ
明日のブログは左ヒザの使い方を紹介します。参考にしてみてください。
Posted by golfq at 2005年09月22日 00:27
golfqさん、はじめまして。
最近、ここのプログを知りました。
大変参考になり、勉強させていただいています。

次回の左ヒザの使い方ですが、なかなかイメージもわかず四苦八苦していますがヒールアップの件も含め教えていただけると助かります。
よろしくおねがいいたします。

Posted by ユタカ at 2005年09月29日 12:58
ユタカさんへ
最近のゴルフはヒールアップは今はあまりしなくなりました。的確に説明できていないようですみません。具体的にどの部分が分かりにくいか教えてください。

基本的には左のヒザは外に開くようにして曲げます。そして、そのヒザを一気に伸ばすのです。問題は、右ヒザがちゃんと固定されているかです。右ヒザが緩むと左ヒザが動けなくなります。
Posted by golfq at 2005年09月29日 19:09
golfqさん、早速のお返事ありがとうございます。

アドレスで適度に曲がった左ヒザをもう少し曲げるとなると、
ヒールアップせずに曲げるとなると、リバースピボットのイメージしか沸かないんです。
実際にシャドースイングで極力左肩が落ちないようにトライしていますが、ベタ足ですとどうも上手くいきません。
何か参考になるドリルとかプロの画像、映像とかを教えていただくと助かります。

まったく出来の悪い新参者で申し訳ありません。

ちなみに私はハンデ11のヘボですが、両サイドのコの字にはちょっとだけ自信があります。
もっと下半身パワーで振れればと希望しています。(現在DR240y、7I150y)

宜しくお願いいたします。
Posted by ユタカ at 2005年09月30日 01:03
ユタカさんへ
そうですか。私はあまり左肩の落ちは感じません。

ところで、私が紹介している上半身と下半身の遊びをテークバックの最初に消していますか。この遊びがあると、左ヒザの動きが大きくなってしまいます。遊びを無くしてから、ヒザを曲げるとほとんど気ならない程度だと思うのですが。

又、左肩が落ちるのは上半身が前傾しているのである程度は落ちると思うのですが。背中の軸が安定してればいいのではないでしょうか。
Posted by golfq at 2005年09月30日 08:54
>ところで、私が紹介している上半身と下半身の遊びをテークバックの最初に消していますか。

左ヒザの練習をする時は、シャフト地面と平行のポジションからスタートしていますので、たぶん大丈夫だと思うのですが…

ヒザを外に開く感じですとなかなか良い感じなのですが、どうしてもカカトがやや浮いてしまいます。
身体が固いのも一因でしょうか?

この週末に色々とトライしてみます。

また質問させていただきますね。
色々とご丁寧に答えていただき感謝です。
今後もまた宜しくお願い致します。
Posted by ユタカ at 2005年09月30日 14:22
ユタカさんへ
ヒザは外に開くような感じでいいのです。ガニ股になる感じです。そして、右ヒザを固定している状態での体の動きは気にしないようにしましょう。

週末のゴルフ頑張ってください。
Posted by golfq at 2005年09月30日 16:06
golfqさん、初めまして。
右ひざを注意しながら、練習しました。
ビデオも撮りました。確認したら別の問題が発見されました。トップで前腕と上腕ができるはずのコの字は相当鋭角になっていました。そのせいか、トップは若干オーバースイングになり、ダウンスイングの最初は手首でキャスティングする動きが見られます(これには本人もびっくり)。どうしてもダウンの最初に右ひじ真っ下に落とすイメージができません。何か良いドリルか練習法がありませんでしょか?
Posted by aki at 2005年10月03日 09:54
akiさんへ
右ヒジを落とす感覚の説明は難しいですね。

いいドリルとしては、アドレスした状態で上半身を右に捻ります。この時はヒザの事は忘れてください。そうでないと体が動きにくいので。

左を上体が向いたところで、ヒジとクラブの縦の動きを感じてください。そして、この右ヒジが落ちることを最初にして、下半身を一気に左に回してみてください。そして、スイングを完成するのです。

この練習だととにかく右ヒジか落ちる感覚がつかめますよ。尚、今週の二つの振り子でも説明したいと思っていますので読んでみてください。
Posted by golfq at 2005年10月03日 13:32
ありがとうございます。
右前腕と上腕のコの字の角度は鋭角になるのをどう防ぐでしょうか?気持ちがトップで止めるつもりですが、どうしても勢いで鋭角になるのです。
Posted by aki at 2005年10月03日 13:50
akiさんへ
腰の辺りでのアーリーコックが決めてです。この時に右手首をしっかり曲げることが大事ですよ。右手首を曲げると左ヒジが伸びてくることも感じてください。

テークバックは、右ヒジを上げるだけで小さくまとめましょう。スイングはインパクトから先の勢いで勝負したいですね。
Posted by golfq at 2005年10月03日 17:58
右ヒザを固定して、左ヒザをしっかり動かす.

ゴルフを、始めた当時には、無意識に左膝を、切返しで、伸ばしていましたが、伸ばしては、いけないといわれ膝を曲げたままインパクトしていました。このサイトで、。左ヒザを、「前に曲げて一気に伸ばす」の、文字を読んで久しぶりに、
やってみました、ヘッドスピードが、かなりあげっているように、思います。
 これしかないと思いました。庭の、ベヤーグランドで、素振りをしたのですがすごい勢いで、ヘッドが走ります。手を使う暇も、ないぐらいです。
それでいて土は、まっすぐけずれています。
 このサイトにであえて目の前がひらけた様に
思えます。ありがとうございました。
Posted by take at 2005年10月14日 20:17
takeさんへ
よかったですね。ゴルフの理論は解釈が難しいから大変ですね。でも、お互いに頑張りましょう。
応援ありがとうございます。
Posted by golfq at 2005年10月14日 23:13
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