2007年12月19日

スイング中のライ角度って、、、


多くの人はライ角度がアドレスの時に決まると考えています。しかし、それは違うのです。その理由は、「シャフトがスイング中にトウダウン」するからなのです。ゴルフクラブを考えるときにこのインモーションの中のライ角度があるのです。この事を知っていないと人によっては大変なことになるのです。

さてトウダウンとは何でしょうか。ゴルフスイングは回転運動ですから、スイング中に遠心力が働きます。その遠心力がアイアンヘッド部分の重心の位置とクラブをもっているグリップの部分とを一直線にするのです。結果としてスイング中にアイアンヘッドのトウが下がるのです。PING社の高速度カメラによる分析では、スチールシャフトで約6度、グラファイトシャフトで約7度トウが下がるそうです。これは物理的現象ですから、フルショットであればその曲がり方はだいたい同じ程度のようです。糸にクラブヘッドを付けて振り回しても同じような角度で糸の元とアイアンヘッドの重心が一直線になるということです。

ということは、アドレスで静止してアイアンを構えている時はクラブヘッドのトウが6度も浮いていなくてはいけないということです。よくトウの部分に10円玉二枚程度は空きが必要というのはこの事です。ゴルフショップに行ってアイアンを手にしてソールが地面とピッタリしたらそれは6度分フラット過ぎるということです。

結局、スイングをするとトウが落ちるからアドレスではトウが上がっている必要があるということなのです。しかし、この事は難しいことです。何故かというと6度もトウが上がっているとフェイスはかなり左を向いて見えるからです。ロフトのあるアイアンヘッドのトウを徐々に上げてみれば直ぐに分かります。ゴルフの上手な人がフェイスを閉じて構えるようにしているのはその為もあります。

プロのアドレスの流れを見ていると確かにアイアンヘッドをターゲットに合わせている人はいません。アイアンヘッドを上下に持ち上げて縦のコッキングは確認しますが、フェイスをターゲットに向ける行為はしないのです。ジャック・ニクラウスがアイアンのアドレスをバンカーショットのようにソールしない理由のひとつもこの左を向いたフェイスを意識しないようにするためでしょう。

そうなのですアイアンショットを打つ時はアドレスをじっくりしてはいけないのです。トウが上がっている分フェイスが左を向いていますから、それを気にしないようにしましょう。逆を言えば、アドレスでアイアンヘッドはかぶせて構えるのが自然ということです。アイアンショットは、肩の向きをターゲットラインに合わせて躊躇なく振ることをお勧めします。

次回はスイング中のライ角度をどのように知るのか書いてみます。

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posted by golfq at 21:46| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 知っておきたいクラブの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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