2008年01月09日

プル角とシャフト関係


プル角が大きい事がストレートなボールを飛ばすことに役立つ話を書いてきました。とはいうものの現状に販売されているアイアンでは、PING以外はすべてプル角が足りなりように思えます。それではどのようにそのプル角が足りない部分を補うのでしょうか。

最初にプル角を補う方法としては、右手を使ってフェイスをスクエアにすることです。問題は、練習量が必要ということです。プロがプル角の少ないアイアンを真っ直ぐ打てるのは練習量が圧倒的に多いからなのです。アベレージゴルファーは練習量が少ないので、右手を使うと振り子のパワーが減るということと、フェイスの戻り具合の影響でボールが曲がってしまうという問題が発生します。一般的なアイアンを使っていて、弾道がドローボールになっている場合は気をつけましょう。ドローボールは右手でボールを叩くから起こる現象です。右手を使い過ぎるとフックボールになりますからね。インパクトでフェイスをスクエアにする為に極力右手を横に使わない方法を見つけたいものです。

アベレージゴルファーに役立つ方法としては、フェイスを閉じてフックに構える方法が一番簡単でしょう。但し、ロフトが立つので距離も出るし、ロングアイアンが難しくなることを理解しておくことが大事です。特に最近の国産のアイアンのロフトはストロングに作られているので問題は深刻です。でもこの方法は青木功プロも推奨するように、上級者には隠れた常識になっているようです。特にロングアイアンはフェイスをしっかり閉じるように構えるとストレートなボールが打てます。ショートアイアンはロフトが大きい為に捕まりがいいので余りかぶせなくてもいいのです。

そして、もっとも妥当な方法がシャフトの選択を軽く、柔らかくすることです。実は一般のアイアンで柔らかいシャフトが好まれるのは、プル角を付ける仕事をシャフトが補ってくれるからです。それでは、シャフトが何故プル角の不足を補うのでしょう。それはシャフトがインパクトで内側にしなってくれるからです。多くの人は、シャフトが柔らかいとインパクトでフェイスが開くと考えているようですが、それは逆です。シャフトはダウンスイングで後ろにしなりますが、インパクトでは回転軸と座標位置の関係でシャフトは内側にしなってくるのです。当然柔らかいシャフトになると、相当ヘッドが内側を向くと考えましょう。その動きがプル角を補うのです。シャフトが軟らかい分後ろにしなりますが、インパクトではそれが戻ってきて逆にしなるのです。問題はシャフトの動きが大きいのでインパクトでのフェイスの向きが一定しないということでしょう。

PINGが昔から硬いシャフトを使用している理由もプル角が大きくセットアップしているのでシャフトのしなりでフェイスの向きを動かさなくていいからでしょう。さらに硬いシャフトだと、シャフトの動きが少ないのでフェイスの動きが少なく、安定したボールが打てるのです。シャフトの選択の基本はできるだけ重く、硬いシャフトです。その理由は、アイアンショットの場合はボールが飛んだ先でできるだけばらつかないで欲しいからです。一般ゴルファーがカーボンシャフトに移行するのも、少しでもボールが高く上がって、捕まりのいいショットが打ちたいからなのです。でも、プル角の強いアイアンを選べばスチールシャフトも結構問題なく打てるのです。

プル角の付き方でシャフトの選択も考慮しましょう。もし、PINGアイアンを新しく試そうとするなら現在使っているシャフトよりも少し重い、硬いシャフトが使えると考えましょう。判断はボールが真っ直ぐ高く飛んでいるかどうかです。

次回は、プル角に影響する最後の要素について書きます。

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posted by golfq at 18:19| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 知っておきたいクラブの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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