2008年01月16日

グースネックって何?!


ライ角度、プル角ときて今回はオフセット(グースネック)について考えてみたいと思います。アイアンの弾道を考える時にこの3つの要素をどのように考えるかが、自分の弾道を決めるのにとても大事です。当然自分の弾道をスイングで作ることもできますが、単純なスイングでも要素の組み合わせで弾道を作ることができます。又、体力の衰えなどでスイングが変わってきた時にその足りない部分を要素の組み合わせで補うこともできるのです。

それではアイアンヘッドにおけるオフセットの話をしましょう。もともとオフセットの事を一般的にはグースネックと呼んでいます。グースネックとは、あまりいい表現ではないのですが「曲がっているネック」からきている呼び名でしょう。正式な表現としては、オフセットが正しいと思います。オフセットとは、シャフトの左側のラインをゼロとした場合のアイアンヘッドのリーディングエッジの遅れ具合です。シャフトから離れれば離れるほどオフセット度(グース度)は増えます。そのフェイスのリーディングエッジの遅れを作る為にアイアンヘッドのネックを曲げて作ったのが、PINGの創始者のカールステン・ソールハイムさんだと思います。PINGで驚くのが初期のクラブからこのオフセット度は他のクラブと違って非常に大きかったのです。

多くの人は、グースネックが大きいアイアンを嫌います。グースネック、イコール左に曲がるというイメージが強いからでしょう。確かにグースネックの大きいアイアンはその見た感じからイメージするとボールが左に曲がりそうです。しかし、本来のオフセットの意味は違うのです。先に書いてきた体の回転でアイアンヘッドを引っ張ってきてフェイス面をターゲットに合わせるプル角が適正で、シャフトのトウダウン現象を加味してライ角度を合わせたとしましょう。そうなるとボールは真っ直ぐ飛ぶのです。そしてそこで顔を出すのがオフセット度です。このオフセット度がスピン量と打ち出し角度を変えてくれるのです。結果としてボールの高さを作ってくれるのです。オフセット度の大きいアイアンはボールが高くあがるのです。但し、スイングのテンポがずれて手打ちをするとボールは左に大きく曲がるのです。グースネックが嫌いな人はこの曲がりが気になるのです。

前回まで書いてきたプル角が適正でないアイアンでは、フェイスがだいたい開いていますからその開き具合を右手で補ってしまいます。この右手の動きがオフセット度の大きいアイアンを使用するとボールを左に曲げてしまうのです。オフセットの度合いは、実はプル角の付き方と非常に連動しています。プル角がしっかり付いていないと右手がどうしても横に動くので、オフセット度が気になるのです。PINGアイアンが大きなプル角を持っているのも、オフセット度を生かす為であると思います。

グースネックをクラブのデザインに最初に取り入れたのは、PINGの創始者のカールステン・ソールハイム氏だと思います。PINGのアイアンには最初からグースネックがしっかりついていて驚かれたものです。でも、そのグースネックのお陰でアイアンが打ち易くなるのも事実です。30年前ぐらいにPINGの最初のブームが日本で起きた時もその見栄えの悪さに驚いたものです。でも、そのクラブを振ってみるとボールは驚くように高く真っ直ぐ飛んだのです。もっともその形は手打ちの人には腫れ物的存在でもありました。理由は左に曲がるからですが、問題はグースネックではなくてスイングの仕方なのですがね。

グースネックの付き具合についてもプル角度と一緒でまだまだ不確定な要素が多いように思います。グース度(オフセット度)をしっかり公表しているのは、PINGアイアンぐらいでしょう。PINGの場合は、最初からグースネックを採用しているのでその理由もちゃんと持っているのでしょう。次回はオフセットについての私の知っている情報を書きます。

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posted by golfq at 17:48| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 知っておきたいクラブの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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