2008年01月19日

グースの飛び方とは


グースネックによるボールの飛び方について考えてみましょう。私も実際に実験したわけではないので、正確な情報ではありません。でも、今までに聞いたことや、体験したことを織り交ぜて書いてみます。参考意見としてください。とにかく、ゴルフ業界でグースネックについて正式な見解はでていません。

グース度で一番変わるのが、ボールの弾道の高さです。オフセットのアイアンは重心深度の具合が深くなります。通常のアイアンでは重心深度はほとんどフェイスの近くです。しかしオフセットの大きいアイアンは、フェイス自体がシャフトの位置に対して下がっていますからその時点で重心深度は深くなっています。さらにオフセットの大きいアイアンはだいたい低重心でソールが厚くなっているので、重心深度はさらに深くなるのです。

重心深度が深くなるとどうなるのでしょう。以前にライ角度の話しの時にスイング中にクラブの重心の位置とグリップの支点が一直線になろうとして、クラブのトウが6度下がる話を書きました。それと同じ現象が重心深度の間でも起こります。シャフトはインパクトの時にスイングとは逆方向に曲がります。それは回転軸との座標位置の関係による曲がりです。ということは、重心深度の深いアイアンは通常のアイアンよりもさらにフェイスが内(左側)を向くのです。その結果として、アイアンフェイスの上を向きロフトが増えるので、その分ボールが高く上がります。逆にオフセットを抑えることで弾道を低くすることもできるのです。PINGアイアンの素晴らしさは、このオフセットの具合でもモデルが選べることでしょう。又、苦手なロングアイアンにオフセットの大きいアイアンを組み合わせる事も意味があります。

ボールが高く上がるもうひとつの理由は、オフセットの大きいアイアンはボールとフェイスの噛み具合が深いのでバックスピン量が多く掛かるということです。そのバックスピンがボールを舞い上げてくれるのです。バックスピン量が増える理由は、グースネックの分アイアンネックの食い込みが深くなるからです。グースネックの度合いはロングアイアンになるほど増えています。以前に書いたようにボールが丸い分ロングアイアンになるとロフトが立ちシャフトの食い込みが浅くなるのです。その分ロングアイアンに多くオフセットを加えるのです。PINGのロングアイアンが打ち易いといわれた理由は、アイアンネックの食い込みが深かったからなのでしょう。

このバックスピン量が多くなることで、ボールは真っ直ぐ飛び、曲がり少なくなるのです。オフセットの大きいアイアンを正しくスイングできると、バックスピン量がしっかり掛かりボールはそのスピンの方向に飛ぶのです。多くの人がボールを真っ直ぐ打とうと努力しまうが、実際はスイングプレーンをしっかり決め、スピン量を増やせばボールは真っ直ぐ飛ぶのです。ということは、ボールを意識的に曲げたい人にはオフセットが大きい事が問題になるのです。PINGを使うプロがオフセットの少ないS58やi10を多く使用するのも、ボールを意識的に曲げたいからでしょう。でも、シンプルに真っ直ぐピンフラッグを狙うならオフセットが大きい方が有利だと思います。

バックスピンが強いと横風にも強いのです。理由は、直進性の強いバックスピンが風の影響を受けにくくするからです。横から風に押されてもボールは横にスライドするだけで、その方向に曲がってはいかないものなのです。オフセットの強いアイアンでストレートボールを打つと、風が吹いてきてもそのボールは横にスライドするだけで又元の位置に戻ろうとします。流される分横にはスライドしますが、ボールはほぼ真っ直ぐ飛びます。見た目ではボールがクランク的なスライドでストレートに飛んでいるように見えます。

初心者の方には是非、プル角の強い、オフセットの大きいアイアンを勧めます。その理由は、アイアンショットはボディ・ターンのショットが基本だからです。最初に右手の動きを抑える事で、ゴルフの上達が早まります。ゴルフショットの理解も頭でなく、体で覚え易くなるのです。さらにアイアンショットが曲がって困っている人も是非プル角とオフセットの大きいアイアンを勧めます。曲がる人程オフセット強いアイアンを嫌いますが逆です。結果として手打ちが減り、高く、真っ直ぐなボールが打てます。

グースネックの強いアイアンは一般的に嫌われますが、実はとてもゴルフの上達には役立つのです。今のゴルフで一番問題なのが右手の使い方です。その右手の使い方を、正してくれるのがプル角の存在とグースネックの存在です。そして、その問題を解決してくれるのが、プル角が理由を持って付けられ、オフセットの強いPINGアイアンだと思います。何故ならPINGは30年前からその課題に取り組んでいるからなのです。

PINGアイアンでは、現在オフセットの付き方が3種類あります。日本ではオフセットの少ないアイアンが好まれますが、アメリカでは逆にオフセットの大きいものが好まれています。オフセットの大きいG5アイアンが2006年にアメリカでもっとも売れたアイアンであることからも分かります。アメリカでは、ボディターンでボールを捕らえますから、グースネックは問題ないのでしょう。一方日本ではアイアンショットはまだまだ手を使ってスイングするように指導されるので、グースネックが問題になるのでしょう。

プル角とグースネック(オフセット度)について是非良く考えてみてください。そして、自分にどのようなセットアップがいいか考えましょう。そして、PINGのフィッティングスタジオに行ってそのプル角とオフセットの違いを体感してみましょう。多くの人がスイングでボールを打ち分けると考えていますが、結構クラブのセットアップでボールは打ち分けられるのです。ゴルフは難しいですから、フルショットは単純にフルショットしたいものです。そして、セットアップでボールの飛び方を作りましょう。

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posted by golfq at 22:14| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(1) | 知っておきたいクラブの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Posted by コジロー at 2008年01月23日 00:35
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負けても勝ち組w
Excerpt: てぃん★てぃんシゴきまくってもらって5諭吉くれるってどんだけww パチ屋行く前の軍資金集めの定番になってしまったw
Weblog: ドンパッチ
Tracked: 2008-02-16 16:30