2020年09月03日

クラブの選び方 パター編 (7-7-5)


(7-7-4)の続き
まとめ
パター選びで大事な事は、まずは気持ち良くストロークできる事なのです。練習ストロークをして違和感があったら、そのパターは合っていないということです。まずは構えずに気軽にボールを転がしてみましょう。そのボールの転がりが良かったら、そのパターが自分に合っているという事なのです。できれば、ボールの転がりが縦回転であるといっそういいのです。

次に大事なのが、狙っているラインにパターヘッドをスクエアに置けるかどうかなのです。パッティングは入れる以上に、ラインにパターをスクエアに置く事が大事なのです。多くのゴルファーがパッティングは入れる力が大事と考えますが、実はそれ以前にパターヘッドをしっかりスクエアに置ける事が大事なのです。多くの人がパターをラインに対してヘッドをスクエアに置く動きを粗末にしているのです。

プロの試合を見れば、その動きの大事さが感じられると思います。プロはアドレスに入る時にパターを置く事を凄く慎重に行っています。狙っているラインにスクエアに、そしてパターヘッドを地面にぴったりと合わせているのです。もっとも松山プロはトウが少し浮いているのが気になります。

パターヘッドの動き具合はアドレスに入る前に決めているので、打つ時のストロークのイメージはアドレスに入る前にできあがっているのです。だからこそ、パターヘッドをしっかりラインに合わせて置く動きが大切なのです。この動きにもパターヘッドのデザインはからに影響してきますので、ヘッドの形を選ぶのは重要なのです。

このスクエアにパターヘッドが置けたら、後は狙ったラインに決めた通りの強さでストロークするだけなのです。ここには、入れたいという気持ちも必要ないのです。すでにイメージではカップインしていますので、後は決めた通りに転がしてその結果を確認するだけなのです。それ故にパターは何でもいいという事なのです。自分が納得している事が大事で、パターヘッドがボールをカップインさせてくれる訳ではないのです。

そして、パターで大事なのはしっかりフィッティングを受けて自分の構えに対してライ角度とシャフトの長さを合わせる事です。地味な作業ですが大事な要素なのです。ちなみに、パターに自分が合わせられるならそれはそれでいいのです。ゴルフショップではとにかくパターを地面にスクエアに置いて、それに構えに入る事です。もし、パターに合わせられるならそれで問題はないのです。そして、好きなパターが自分の構えに合わなかったら、それを合わせてもらえばいいのです。多分、この作業を受けてくれるのはPING社だけだと思います。
(終わり)
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2020年08月29日

クラブの選び方 パター編 (7-7-4)


(7-7-3)の続き
ヘッドの重さ
パターを選ぶ時の大事な要素のひとつにパターヘッドの重さがあります。クラブと違ってバランス表示はありませんが、持った時のヘッドの重さの感じがひとつです。パターの重さはヘッドの重さ、シャフトの重さ、グリップの重さと3つの要素の組み合わせとなります。持った時の感じが重いとストロークはゆっくりとなりボールの転がりは重い感じで転がります。逆に感じが軽いとストロークが強くなりボールの転がりは軽めとなります。どちらがいいという事はありませんが、転がり具合の違いは意外と驚きです。どちらがいいかは自分で決める必要があるのです。

パターヘッド自体の重さもボールの転がりには大きく影響します。ヘッドが重いとボールの転がりは大きくなります。普段ショート目のパッティングをして困っている方は重めのヘッドを選ぶのも一つの手です。ヘッドが軽いとボールの転がりは軽くなる感じです。思っている以上には転がり過ぎないところが大事です。しっかりパッティングでヒットする人は軽めのヘッドの方が、結果が良い場合があります。

グリップの形
グリップの形も色々とあります。代表的な物はPING社のグリップでしょう。この形もPINGの創始者が作り出したものです。このグリップの凄いのはグリップに傾斜が隠れているという事なのです。グリップエンドの方が太くなっているのですが、特にグリップの後方はやや尖った形になっているのです。そして、右手の部分はややグリップの前方が膨れているのです。この左右のズレが構えた時にパターをフラットにしてくれるのです。パターはアップライトの方が目線が直角に近づくので、パターを構えた時にパターがフラットになる事は結構大事な事なのです。

最近は太いグリップも流行っています。グリップが太いと右手が使い憎いのでボールを左に引っ掛ける可能性が低くなるのです。太いグリップにもその太さの違いがあるので気を付けてください。PING社では同じ形のグリップでも太さが4段階違うものが選べるのです。どの太さがいいかは自分次第です。

グリップが長い物もあります。以前はアンカーリングが許されていたので、長い事で体にグリップエンドを付ける事ができました。しかし、今はアンカーリングが禁止されているので、極端に長い物は無くなっています。それでも構えるとほぼ胸の辺りまでグリップエンドがくる物はあります。この長いグリップのいいところはアメリカのデシャンボーの様に左手にしっかりグリップを引っ付けて右手首でボールを引っ掛ける動きを防ぐ方法もあります。又、グリップの真ん中辺りを持ち左右の手の間隔を開く事で右手の手首の動きを減らす事もできるのです。

この形状についても自分で試打をして決める必要があるのです。これが良いという事は言えないのです。PING社でいいのはグリップの形も選べる事でしょう。店頭で置かれている物の中から選ぶ事も大事ですが、PING社の様に自分流を作れる事も覚えておいてください。PING社のカタログにはグリップの種類も掲載されています。しかし、そのグリップのサンプルは多分お店にはないので手に触れる事はできないので残念です。
(続く)
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2020年08月26日

クラブの選び方 パター編 (7-7-3)


(7-7-2)からの続き
ヘッドの形状
ヘッドの形状で重要なポイントは「ラインに真っすぐにフェイスを向けられる」事なのです。狙っているラインにパターを合わせて置いた時に、その合わせが確実に合う事が大事なのです。今主流のPING/ANSERタイプのヘッドはフェイス幅が狭いのですが、フェイスの向きが直線的なのです。この直線的なフェイスをラインに対して直角に置ける人はこのタイプがいいのです。L字タイプのパターも同じ様な感じです。

マレットタイプが好きな人は後ろ側の丸みでラインに真っすぐフェイスを向けやすいのです。最近は二本の角の様にフェイスから平行にパターが尖っている物もあります。この場合はこの二本の角の向きで真っすぐのラインを出すのです。大きめのヘッドのパターの良さはそのパターの形を合わせる事でパターがラインにスクエアに合わせられるという事なのです。

パターにラインが入っている場合もあります。短めのラインが真ん中に1本在ったり、長めのラインが真ん中に1本の場合もあります。更に2本のラインが後ろに伸びているものもあります。そしてこのラインが点線の場合もあります。点線の場合はその点を右から左へ追う事でラインへの合わせが簡単にできるのです。いずれにせよこのラインを狙っているラインに合わせる事でフェイスをターゲットにスクエアに向けられるのです。最近はボールにもラインを入れているので、このラインとラインを合わせる事でフェイスをスクエアに置くこともできます。

少し前に流行した2ボールパターの場合は、ボールにパターを合わせるとボールが3個並ぶ事になります。この3個並んでいる事で実はフェイスがラインにスクエアに向くのです。3個ボールが並ぶと自然と真ん中のボールが意識の中心となり、実際のボールとパターフェイスがスクエアに向くのです。以前にも書きましたが、パターを構える時は実際のボールを見てはいけないのです。実際のボールを見てしまうと、フェイス面が少し開いてしまうからです。その原因はボールを見てしまうと意識が実際のボールの中心に置かれてしまい、ボールと触れる右端の打点を見落としてしまうからなのです。ボールの中心を見てしまうと置かれているパターフェイスは開いています。是非、試して見てください。

パターの形状でもう一つ大事な事はテークバックが取り易いかどうかです。これも全く個人の好みですが、実際にテークバックして感じて見てください。大きいヘッドの弱点はここにあるかもしれません。しかし、パッティングではグリップをしっかり持つとパターが地面から浮くので見た目ほど問題にはならないのが実情です。結構パターの形状でこのテークバックの感じは変わるのです。

パターの形状はどれがいいという事はないのです。あくまでも自分の好みが大切です。ラインに向かって素直に置けるパターを選んでください。
(続く)
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2020年08月23日

クラブの選び方 パター編 (7-7-2)


(7-7-1)からの続き
ストロークの傾向
パッティングには癖があるのです。それはフェイスが被って入り、ボールが左に曲がり易い打ち方。逆にフェイスが開いて入りボールを右に曲がりやすい打ち方。最後に真っすぐ引けて、真っすぐ出せる打ち方です。PING社ではそれに対応したパターを作っているのです。左に曲がり易い人にはHeel Balance(ヒールバランス)を勧めています。その理由はヘッドの先が重いのでストローク中にフェイスが被り難いのです。

右に曲がり易い人にはFace Balance(フェイスバランス)を勧めています。パターを顔の前でバランスを取るとフェイスが真上を向くタイプです。このタイプのパターは手の感覚がシャフトの位置に在り、フェイスのローテーションが少なくボールが転がせるのです。

もう一つのタイプがHeel Toe Balance(ヒールトウバランス)と呼ばれています。このパターはヘッドのセンターより少しヒール寄りにシャフトが入っている感じなのです。顔の前でバランスを取るとヘッドが約45度傾くタイプなのです。このBalanceはPING社の創設者が開発した物だと思います。それまでのパターの発想には無かった角度なのです。それまではアクシネットのセンターシャフトのBulles Eyeが代表的です。そして、L字パターが圧倒的に多かった時代なのです。マレットタイプもありましたが、ネックを曲げて45度の傾きを作ったのはPING社が最初でしょう。

PING社で凄いのはこの傾きの特徴と自分のストロークの特徴を合わせてくれるのです。独自の開発によるiPING(アイピン)というストロークの傾向を調べる器具があり、5ストロークの練習をするだけで見つけてくれるのです。どうもこの器具はライ角度の特徴やストロークの精度も調べてくれるのです。是非、PINGのフィッティングをしているお店に行ってみてください。

このヘッドの傾きの違いに寄ってボールの転がり方が変わるので、是非試して見ましょう。どれがいいではなく、どれなら気持ちよくストロークでき、納得のいく転がりが得られるかが大事です。先にも書きましたが、ボールにオーバースピンを加えたいのでどの傾きが良いかを決める必要があるのです。これはあくまでも自分で決めなくてはいけません。とにかく、自分が納得する事です。

シャフトの入り方
更にここで凄いのが、パターにもプル角度を付けているパターもあるのです。これもPING社が最初でしょう。プル角度が付いているという事はパターの面を保ちながら、パターヘッドを横に動かし易いという事です。ただプル角度の付いているパターは右手の動きに敏感で右手首が緩むとフェイスは被ってしまい、ボールに左回転を付けやすいのです。

先にも書きましたが、昔のパターはストレスネックでした。アクシネットのBulls-eyeにしてもL字タイプにしてもストレートネックなのです。PING社がシャフトを斜めから入れた事は画期的な事だったのです。もっともプル角度が付いていた方がいいかは自分のストローク次第なのです。これも試す必要があるのです。

更にPINGのANSERパターの様にネックを持ち上げ、そしてネックを曲げてグースネックを付けているパターもあるのです。ショートネックで少しのグースを付けているものもあります。グースネックが付いているとボールとのコンタクト時にフェイスが開き難いのでスライス回転が入り難くなるのです。しかし、ここでも右手の動きにグースネックは敏感で右手首の角度が緩むとフェイスが被り、ボールを左に曲げやすいのです。

タイガーがPING・ANSERタイプのパターを使うのはラインに対してフェイスの向きで垂直を出しているからでしょう。そして、プル角度が付いていて、グースネックでもあるという事はボールを打つのではなく、ボールをラインに運ぶ感じが強いからではないでしょうか。

逆に最近多くのプロが使用しているセンターシャフトのパターは手の感覚でボールが打ち易いからではないでしょうか。決めたラインにしっかり右手首の開放でラインにボールを転がす打ち方です。決めたところにしっかり打つと考える人にはいいと思います。

いずれにせよ、パターヘッドの形やシャフトの入り方は自分流が大切なのです。問題はフェイスをラインにしっかり合わせられ、フェイス面を保ちながらボールをラインに転がし易いパターを探す必要があるのです。ゴルフショップに行ったら是非何本かのパターを試してみてください。
(続く)
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2020年08月18日

クラブの選び方 パター編 (7-7-1)


パターを選ぶのは難しいのです。それはパッティングがスコアメークには非常に大きな影響があるからです。ロングパットが寄らずにスリーパットをしてしまったり、折角アプローチショットで寄せたのに最後のショートパットが決め切れなかったりするのです。

もっとも私が考えるのは、問題はパターではなくそれを使うプレーヤーの気持ちとか姿勢が問題だと思っています。良く考えてみると、パッティングには力は要求されていないのです。フェイス面をラインに合わせて、決めた強さで、決めたところに転がせばいいのです。何を言いたいかというと、パターの形は極端に言えば何でもいいのです。大事な事はこのパットならボールをカップに入れられると思える事なのです。

パターの選択で大事な事はまずは、自分のパッティングスタイルにパターのセットアップが合っているかどうかなのです。好きなパターがあるなら、それを自分のパッティングスタイルにセットアップを合わせられるかが大事なのです。ところが難しいのがパターはそんなに簡単に自分のパッティングスタイルにパターを合わせる事が難しいということです。

長さの問題
以前にも書きましたが、パッティングは正しく置かれたパターに合わせて構えることがポイントなのです。パターはラインにスクエアに、地面にぴったりと置けなくてはなりません。パターを地面に置いて不安定では構えに入り難いのです。パターを購入する時はまずは地面に綺麗にしっかりと置いてください。そして、そのパターに構えに入るのです。自分の構えにパターを合わせるのではなく、パターに自分を合わせるのです。

もし、シャフトが短く感じればもっと長いパターが必要なのです。逆にグリップの下の方を持つようならそのパターは長すぎるという事なのです。まずは、パターの長さを決める必要があるのです。ちなみにパターに合わせて構えて、違和感がないならそれでいいと思いましょう。もっとも大事な事が先に書いた様に自分の納得する構えにパターを合わせるという事です。長さで違和感がある様では、結果的にパターに不満を持つ事になるのです。

PING社の凄いのは0.25インチのずれで好みの長さが注文できることです。パターでこのサービスは他社にはないと思われます。最近はPING社ではグリップエンドからのネジの調整で32インチから36インチの間で長さが調整する方法を選ぶ事もできるのです。これのいいのが、体調や季節の温度の違いでの構えのズレの調整ができる事なのです。夏は暑いので筋肉が緩み手は下がりグリップの位置は下目になります。逆に寒い冬は筋肉が硬直し肩があがるのでグリップの位置は高目になるのです。又調子が悪い時にちょっとの違いで調子が戻る事もあるのです。

ライ角度の問題
長さが決まって問題なのが、ライ角度です。先にも書いた様に地面にしっかり置かれたパターに構えに入り、そのパターヘッドが地面と平らに置かれていれば問題がないのです。だいたいのメーカーはライ角度が70度ぐらいです。しかし、長さを決めて構えた時にトウ(先)が浮き上がる様ではそのパターのライ角度がアップライト過ぎるということなのです。逆にヒール(手前)が浮き上がる様ではそのパターのライ角度がフラットすぎるということなのです。

アップライトであればボールにフック回転を加え、フラットであればボールにスライス回転を加えてしまうのです。パターをちゃんと地面に置いてストロークする理由はボールを素直に転がす為なのです。PING社の凄いのはこのライ角度も合わせてくれるのです。スタンダードが70度ですが、そこからアップライトにもフラットにも1度単位で合わせてくれるのです。このサービスも凄い事なのです。自分の構えの拘りのある方にはとても魅力的なサービスです。

ヘッドの形が何であれ、パターで大事な事はパターの長さが自分のパッティングスタイルに合っていて、パターヘッドが地面にスクエアに置けるライ角度になっている事なのです。パターヘッドがスクエアに置けていれば、そのパッティングがカップインする確率は非常に高いのです。逆にパターヘッドがスクエアに置かれていなければ、そのパッティングがカップインする確率は著しく低くなるのです。パターが上手い、下手を考えるよりはパターをしっかり正しく置く事を考える必要があるのです。
(続く)
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2020年08月13日

クラブの選び方 ウェッジ編 (7-6)


(7-5)からの続き
ウェッジの選択は個人の好みに大きく影響しています。何故なら、ウェッジのショットはすべてがコントロールショットだからなのです。ウェッジでフルショットをする事もありますが、それはまれな出来事なのです。ウエッジは基本的にすべてがコントロールショットと考えましょう。

ですから、自分の好きなウエッジがいいのです。自分が一番コントロールできる物を選ぶ必要があるのです。ここでの問題はウエッジショットが苦手な人です。何故なら、その人には自分好みのウエッジを選ぶ基準がないからです。

先のアイアンの話の時に書きましたが、ウエッジでのプル角度はかなりの好みの差があると考えましょう。PING社ではウエッジでもプル角度は非常に大きくなっているのです。ここでの利点は右手の使い方が非常に限られているという事です。プル角度が大きいのでスイングは下半身のリードと左手の引き込みが中心となるのです。そして、右手の動きが少ないという事は高い球が柔らかく打て、ボールが着地して転がりが少ないという事なのです。

しかし、最初に書いた様にウエッジはコントロールショットと言っている様に右手の動きが大きいのです。この右手の動きが少なくて済むウエッジを選ぶのか、右手がしっかり動くウエッジを選ぶのかは個人に任されているのです。ちなみに、私としてはプル角度の大きいウエッジを選ぶ事を勧めます。右手を使わなくても柔らかい球が打てて、右手に余裕があるという事はショットの選択肢が増えるからです。

ボールを上げたいという気持ちがロフトを増やしてウエッジを開いて打つ事がありますが、それは明らかにプル角度を消しているという事なのです。PING社のウエッジでもフェイスを開けばプル角度は消えるのです。逆にプル角度の少ないウエッジならフェイスを被らせればプル角度が大きくなるのです。

ソールの形状
ウエッジではソールの形状を選ぶ事もできます。PING社ではバンスの大きさを3段階に分けています。TSとはThin Soleの略で薄いソールです。バンスも6度と小さいのです。このウエッジのいいところはバンカーで砂を切る感じが出やすいということです。アメリカではこの薄いソールが、かなり人気があります。ただソールが薄いのでフェイスが砂に潜ってしまうリスクもあるので要注意です。

標準のSS、スタンダードソールはバンスが58度のロフトで10度です。この形状は通常のものです。そしてもう一つがWS、ワイドソールでバンスが14度です。14度のバンスがあれば砂にフェイスが潜る可能性は低く、むしろ砂に跳ね返される可能性が高まります。一般的にはバンカーが苦手な人には非常に使いやすいセッティングなのです。問題があるとすれば硬いバンカーではフェイスが砂に入らず、跳ねてしまうのでホームランを打つ可能性もあるということです。

PING社ではその昔大人気だったPING Eye2のサンドウエッジの復刻版が今でもあります。それはGLIDE WEDGEのEye2ソールと呼ばれています。このウエッジはソールの真ん中が凹んでいます。通常の構えではバンスが少なく、フェイスを開くとソールの後部のバンスが出てくるというものです。当然、プル角度は大きいのでボールが上がり易いのです。そして、このウエッジはグースネックなので、ボールが更に上げ易いのです。バンカーが苦手な人には試して見たいウエッジなのです。フィル・ミケルソンは最近も使う事があるようです。

残念なのはソールの形状は試打会では見る事はできてもバンカーで打って試す事はまずできないのです。マットから打つ事はできますが、肝心なバンカーの砂の感じは味わえないのです。

グリップの重要性
ウエッジで大事なのがグリップの太さです。ウエッジは距離を出すクラブではないので太目をお勧めします。太めのグリップでは右手の動きがヘッドにしっかり伝わるのです。グリップが細いと右手のグリップの遊び分ヘッドが遅れて動き、更に動きだすと思った以上に大きく動いてしまうからです。微妙にコントロールしたいウエッジでは細いグリップは問題が起きやすいのです。

ライ角度
先にも書きましたが、ウエッジはライ角度をフラット目にセッティングするプロが多い様です。もっともグリップを短く持てばライ角度はフラットになります。ウエッジの場合はボールにスライス回転を入れて、前への転がりを抑える為にもフラット目なセッティングが好まれるのでしょう。

長さ
ピッチングウェッジは自分のクラブの長さの基本と思ってください。身長が高かったり、低かったりする人は是非ピッチングウエッジの長さを大事にしてください。フルショットをする中で一番ロフトの大きいクラブと考えてください。一般的にはこのピッチングウエッジから番手ごと半インチずつアイアンは長くなっていきます。ちなみにAWは0.25インチ短くなり、SWは更に0.25インチ短くなるのが普通です。

まとめ
ウエッジは正に自分好みのものを選ぶ事が大事です。ボールがコントロールし易いものを探しましょう。ウエッジ選びは試打ができないので難しいのですが、構え易い、打感がいい、ボールが上げ易いと思えるクラブを選ぶ事です。そして、選んだらそれを使い熟す努力が必要と考えてください。

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2020年08月10日

クラブの選び方 ユーティリティクラブ編(7-5)


最近注目を集めているのがユーティリティクラブでしょう。元々はPRGRのタラコが始まりだったと思います。その素晴らしさにアメリカも注目して作り始めました。今では女子プロにとっては無くてはならないクラブにまでなってきました。

PING社では、このユーティリティクラブをハイブリッドと呼んでいます。多分、その理由はボールの打ち方が2種類在って、球の飛び方が違うからでしょう。ひとつのクラブで2種類の使い方ということでしょう。形状がフェアウェイウッドに似ているのでFWの様にボールを横から払う打ち方が一つです。この場合は、弾道は低めでボールは余り上がらないのでランがでるのです。もう一つの打ち方はアイアンの様に上からヘッドを落とす打ち方です。アイアンの様に入射角度が大きいので打ち出しが高くなり、スピンも多く掛るのです。結果として、キャリーが大きくてランが少ない球が打てるのです。ユーティリティクラブが苦手な人はこの打ち方を知らない事が多いのです。形状からくるイメージでアイアンの様に打てないのです。しかし、思い切ってアイアンの様に打てればそれは素晴らしい結果を生んでくれるのです。

今では多くの女子プロが6番アイアンの所からユーティリティクラブを入れています。当然ロフトが立てばボールの持ち上がり方が減るので、クラブの特性が生きなくなってしまうのです。その場合はそこでFWを入れる事になるのです。オフトが立てば、アイアンヘッドを落とす力が要求されるので女子プロは7番ウッドからFWをいれる場合もあります。

ユーティリティクラブは形状がFWに近いので重心深度が深いのです。この重心の位置の深さがボールを更に持ち上げてくれるのです。問題があるとすればアイアン程前後の距離感が難しいということです。男子プロの場合はユーティリティクラブを入れずに、アイアンのグース度の大きい物や中空ヘッドのものをラングアイアンに入れるのです。アイアンの方が前後の距離感が作り易く、ターゲットを狙っている感じが出やすいのです。もっとも女子プロはそれ以上に球が楽に高く上がる事を選択するようです。きっと前後の距離の問題も練習量で解決しているのでしょう。

ユーティリティクラブでいいのがラフからのショットです。元々打ち方としてはアイアン風に打つのでボールへのコンタクトは楽なのです。そして、ソールが広いのでヘッドが地面に潜りにくいので、ソールの厚さの分ヘッドがラフを滑ってくれるのです。

ユーティリティクラブも試打が必要です。各メーカーに寄って重心の位置が違うのでボールの持ち上がり具合が違うからです。構え易さ、打感も含めて自分好みのユーティリティクラブを屋外の試打会で探す事をお勧めします。ロングアイアンの苦手な人にはとても役立つクラブです。又、FWが苦手な人もアイアンと同じように打てて距離も結構稼げるので便利です。

PING社で言えば、大きなグース度を持つG410アイアン、小ぶりで中空ヘッドのi-500アイアン、大きなグース度で中空ヘッドの大ぶりなG710アイアン、アイアン型ユーティリティクラブのCrossOver、ユーティリティクラブのハイブリッドG410の5種類の選択肢があります。問題はロフトが立っていてもいかに楽にボールを上げられるかがポイントなのです。これは明らかに試打で自分の技量との合わせる必要があるのです。苦手なはずのロングアイアンの距離がここでの選択で解決されるのです。

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2020年08月05日

クラブの選び方 アイアン編(7-4-5)


(7-4-4からの続き)
まとめ
ドライバーが距離を求めるクラブであれば、アイアンはピンにボールを寄せるクラブなのです。この事はしっかり認識しておきたいのです。だから、アイアンでは弾道の高さが要求されるのです。もし飛距離が欲しければロフトを立てる方法がいいと思います。問題はロフトが立つと弾道が持ち上がり難くなるので、グース度の強いアイアンや中空ヘッドを選ぶ事で高さを作る事を考える必要があるのです。

高さを求めるのであれば、まずはプル角度の選定に注意をしましょう。通常の日本のセッティングではプル角度が大きいアイアンは無いのです。このプル角度については是非試打会で確認をして欲しいのです。そして、次に考えるのがグース度の大きいアイアンです。グース度が大きいと弾道が高くなるので、自分の弾道と相談する必要があります。そして、高さと飛距離を求めるのであれば中空アイアンがいいと思います。もっとも中空アイアンは打感が変わっているので、これも試打が必要と考えてください。

そして、高さを作るのにシャフトを柔らかく、先調子にするのも有効てきです。スチールシャフトをカーボンシャフトに変えるのも効果的です。ただ、この場合は高さが取れる分、ボールにフック回転が加わるということです。左に曲がるのが怖い人は要注意です。ここでも試打会で色々なシャフトを試す事をお勧めします。ただ、もし一度決めたらその後は迷うのを辞めましょう。一度決めたらそのシャフトの特性を生かして振る事に集中しましょう。

アイアンはショートアイアンからミドルアイアン、ロングアイアンと繋がっています。その為に是非しっかりフィッティングを受けて自分の体形、自分のスイングの癖、自分の好みに合ったものを選ぶ事をお勧めします。アイアンの場合は使い熟す事が大事なので、自分流が求められるのです。そして、他のクラブと違って長く使う事が多いので、アイアンの場合は良く考えて作りたいのです。

初心者でも、ゴルフがまだまだと思う方でも自分の体形に合ったクラブをセッティングする事をお勧めします。自分に合っていない物を使い熟すのは更にゴルフを難しくしているからです。背の高い人であれば自分に合ったライ角度、シャフトの長さには注意をしたいのです。又背の低い人はクラブを短く持つのではなく、自分に合った長さのシャフトを選ぶ事が大事です。女性であればアイアンの重さも気を付けたいのです。女性でもスポーツをしていて体力に自信のある方はメンズを使ってもいいのですが、身長に合ったシャフトの長さ、重さ、硬さは合わせたいのです。ピン社では男性向きのヘッドに軽いシャフトも、柔らかいシャフトも、その長さも、ライ角度も、グリップの太さも合わせてくれます。

先に紹介した様にアイアンでは弾道の高さが必要です。ヘッドの形状、シャフトの特性でボールの高さを補う事もできるので、これは各社の試打会で試す事をお勧めします。どれが合うかは自分にしか分からないのです。その事はお店のスタッフに聞いてもしっかりした答えは返って来ないと思ってください。試打会に行けば、打っている弾道に対しての判断がスタッフから貰えるので、自分の足りない部分の補いがアイアンのセッティングでできるのです。

PING社ではアイアンが単品販売なので、ショートアイアン、ミドルアイアン、ロングアイアンと自分の欲しいクラブが単品で購入できるのです。このサービスは凄いことですね。最近ではユーティリティクラブクラブもあるのでアイアンは7番までという事も可能なのです。PINGのフィッターの方はしっかりしたアドバイスをくれるでしょう。
(終わり)
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2020年08月03日

クラブの選び方 アイアン編(7-4-4)


(7-4-3からの続き)
ライ角度
アイアンで問題なのがライ角度です。ライ角度とはシャフトと地面が作る角度です。やっかいなのが、構えた時に正しいライ角度のアイアンではトウが地面から10円球2枚分くらい浮き上がっているという事なのです。構えた時のライ角度が問題ではなく、振った時のヘッドがシャフトの撓りでトウダウンした時の角度が大事だという事なのです。ライ角度が自分のスイングに合っているかどうかを知るにはソールにテープを貼って、スイングして地面との接地状況を知らなくてはなりません。基本的には地面と左手首の距離でだいたいのライ角度が決まりますが、スイングが個性的な場合は多少ズレてしまうのです。現存のクラブメーカーでは美津濃とPING社がライ角度を気軽に図ってくれます。

その他のメーカーがライ角度に余り注目しないのにも理由があるのです。それはライ角度のズレでのボールの曲がりは少ないという事なのです。PING社の作るライ角度表では身長が、173センチぐらいが標準のようです。そこから上下に身長で5センチ程度の動きでライ角度が変わる様です。5センチずれるとライ角度が1度動く感じです。

それでは1度のライ角度の違いでどれだけボールは曲がるのでしょうか。それは本当に少ないのです。もし、身長が高くてライ角度が1度ズレていると振った時にトウが下がるので1度フラットになるという事です。その曲がりは出だしではまったく影響がなく、ボールが頂点に行っての落ち具合にも影響はありません。影響がでるのは、ボールが落ちた時にボールが、フェイスがインパクトで1度フラットな為にスライス回転が入るので右に少し転がるのです。

更に2度フラットな場合は、ここでも打ち出しと落ち具合に影響はありません。ただ、落ちたボールがインパクトでのスライス回転の影響で右に1ピン程度転がるのです。これは結構気になる曲がりです。ちなみに、左に曲がって欲しくない時はこのフラットなズレが左への曲がりを抑えてもくれます。

そして、3度フラットな場合は少し状況が変わります。打ち出しでほんの少し右に出ている感じが出ます。そして、ボールの落ち際にははっきりと右へ流れていきます。当然、落ちてからは更にボールは右に転がるのでこの影響はかなり大きなものになります。身長で言うと183センチを超える人や163センチより低い人はライ角度を真剣に考える必要があるという事です。

問題なのは、このライ角度の問題を打ち方で修正してしまう事です。身長の高い人が膝を落として打つのはライ角度を合わせる為なのです。膝を落とす行為は体の回転を鈍らせるので要注意です。もしくは、右手でスライスの分ボールを捕まえに行く癖が付いてしまうのです。右手でボールを捕まえに行くのは、ゴルフでは大問題ですから注意したいのです。

身長が低い人の場合は、ライ角度のズレがアップライトになるのでボールは左に曲がるのです。この場合はスイング軸を左に流す事でこの左への曲がりを修正してしまうのです。このスイング軸のズレもゴルフでは大問題ですから身長が163センチ以下の人は注意が必要なのです。もっともグリップを少し余せばアップライトは改善されます。半インチ右角持つ事で約1度のライ角度がフラットになります。

PING社では フィッティングができる店舗
が多いので気軽に確認できます。先にも書きましたが、ライ角度のズレによる曲がりは少ないのです。それでも自分のクラブのライ角度の状況を知る事は大事なのです。ライ角度を知る事で自分のスイングの癖を補う事もできるからです。

ライ角度のセッティングではショートアイアンをフラットにして、ロングアイアンをアップライトにする事も有効的です。アメリカのツアープロの間ではウェッジで1度フラット、サンドウェッジで2度フラットというセッティングがある様です。ピン社は番手ごとのライ角度のセッティングも選べます。

シャフト
アイアンの場合は飛距離を求めるクラブではないのですが、弾道の高さは欲しいのです。自分のスイングで高さが取れないようであればヘッドのデザインでそれを補う事もできますし、シャフトの選択でも補えるのです。

シャフトが柔らかければシャフトの撓り返しがあるのでボールはやや高めに上がるのです。問題があるとすればそれはボールに多少のフック回転が入るということです。スチールシャフトではボールが上がらないが、カーボンシャフトだと楽に高さが取れるというのがそれです。しかし、シャフトが柔らかい分ドロー回転が強いのが気にはなるのです。

このシャフトの選択もPING社の屋外の試打会で試せるのです。室内のフィッティングでは難しいですが、屋外であればボールの持ち上がり具合も左への曲がり具合も確認できるのです。PING社ではシャフトの選択はスチールで10種類以上、カーボンでも5種類以上近くあるはずです。

長さ
シャフトの長さはピッチングウエッジに合わせる事をお勧めします。背の高い人が無理やり前傾を作って振るのは問題です。また背の低い人がグリップを短く持って振るのも問題です。この点もPING社では0.25インチ(約0.63センチ)刻みにシャフトをセッティングしてくれます。PWから上は0.5インチ(約1.26センチ)の幅でシャフトは長くなります。ちなみに今話題のアメリカのデシャンボはアイアンのシャフトの長さを同じにしているようです。この場合はスイングバランスの問題があるのでPING社でも作る事はできても、注文は受けないと思います。

グリップ
グリップの太さは個人差があると思います。私の意見はウエッジから下はフルショットが少ないので太目がいいと思います。太さは自分の手に合わせる事が大事です。太すぎては力が入りにくいので距離が出にくいのです。ただ、方向性は良くなります。逆に細いと右手を使い過ぎる事で距離は出ますが、方向性がかなり悪くなると思ってください。

ここでもPING社は一般の男性向きのものから細めの2種類があり、太目はその標準から下巻きの紙1枚分の太さで7段階は上げられます。番手ごとに太さを変える事もしてくれます。ちなみにこのサービスはPING社だけですね。
(続く)
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2020年07月30日

クラブの選び方 アイアン編(7-4-3)


(7-4-2からの続き)
中空ヘッド
最近再び見直されているのが中空ヘッドです。元々はプロギアが始めたもので、その後もいろいろと中空ヘッドのアイアンは作られてきました。中空ヘッドの特徴はフェイスが薄いのでフェイスの弾きをボールの飛びに利用できるということです。更にフェイスが薄いので重量配分は外枠に広がりテニスラケットの様な効果があり、ボールのばらつきを防ぐ効果がアイアンでも得られるのです。

フェイスが薄い事で低重心となり、インパクトでフェイスが上を向きロフトが増えるのです。そして、フェイス面の撓みも又ロフトを増やしているのです。この二つの動きが弾道を高くしてくれるので高弾道が得られるのです。この動きを利用してロフトを立てる事ができ、飛距離が稼げるアイアンとなるのです。ちなみに先に書いた高さを作るプル角度ですが、PING社の中空ヘッドの場合はそのプル角度を通常のアイアンより減らしています。

中空アイアンはロフトを立てていても高さが取れ、更にミスにも強いという利点があるのです。アメリカの注目の飛ばし屋、キャメロン・チャンプ
も4番アイアンを使用しています。距離はどうでしょうか、250ヤードぐらい飛ばすのでしょう。使用しているモデルはPING社のi-500でヘッドが小さく、彼が使っているブレードタイプのi-Bladeアイアンと似ているので構え易いのでしょう。プロでも高さを中空アイアンで補っているのには驚きです。

PING社には中空アイアンが2モデル在って、一つはi-500モデルで小ぶりのヘッドで非常に構え易いのです。ロフトも7番で29度と一般的な33度のロフトと比較すると1番手ほど立っています。ですから、距離も当然1番手飛ぶということです。もっともこの手のアイアンを使う人は既にアイアンの飛距離が落ちてきたことが使用する目的ですから、本来の距離が楽に出る感じなのです。

もう一つのモデルはG710でヘッドはかなり大きくなっています。その為にグースネックも大きくついています。ロフトは7番で28度と更に立って、正に距離が欲しい人の為のアイアンです。ヘッドが大きい事でミスにも強いのが心強いです。

PING社でいいのがこれらの中空ヘッドアイアンを単品で揃えられるという事です。高さが出なくなる、6番、5番、4番のところに入れられるのです。構えがすっきりしていたければi-500モデルですし、易しさを考えればG710モデルでしょう。これも試打会で打ち比べられるのが嬉しいです。試打会には5番アイアンが用意されていたはずです。弾道の高さ、距離を確認したいのです。
(続く)
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2020年07月27日

クラブの選び方 アイアン編(7-4-2)


(7-4-1からの続き)
グースネック(オフセット)
アイアンヘッドには首のところがアヒル(グース)の様に曲がっているものがあります。このグースネックも先に紹介したPINGの創始者のカーステン・ソルハイムさんの遺産です。彼はボールを運び易くする為にヘッドを大きくしたかったのです。ヘッドを大きくすると重心の位置がシャフトから離れていくので、重心距離が長くなるのです。

重心距離が長いという事はフェイスが開くという事なのです。この開きを止める為に彼はアイアンの重心深度を深める事を考えたのです。重心深度が深いとシャフトの手元に対してヘッドの重心位置がインパクトでスクエアになろうとしてフェイスが被ってくるのです。このフェイスが被る動きで重心距離の長さの開きを補っているのです。

グースネックとは本来の表示はOff-set(オフセット)といいます。それはシャフトに対してのフェイスの位置を表現するものです。オフセットが少ないという事はシャフトの左端とフェイスのリーディングエッジがほぼ一緒なのです。そのリーディングエッジが後方に下がるとグース度が大きくなるのです。ヘッドの首を曲げる事でリーディングエッジを下げるのです。

PING社の代表的なアイアンのPING Eye2モデルはアイアンヘッドのネックの所を大きく伸ばしています。その伸びた首を曲げる事でグース度を大きくしているのです。この形状は商品が発表された時はゴルフ界に衝撃を与えたようです。

PING社のアイアンモデルを見ると分かります。ブレード型のBlue Printやi-Bladeモデルはヘッドが小さいのでグースネックはほとんど無いのです。渋野プロや鈴木プロが使っているPINGのi-210モデルはヘッドがやや大きくなり、その分グースネックが大きくなっています。そして、G410モデルは本来のPING Eye2型のアイアンヘッドでヘッドはかなり大きくなっています。その分重心距離が長いのでグースネックがかなり大きくなっているのです。

この違いも是非ゴルフショップでヘッドを並べて見比べてみてください。そして、試打をしてどのグースネックが自分に合うかを見つけてください。ちなみにボールが左に曲がるのはグースネックが原因ではありません。右手首の角度が保たれないとフェイスが被りボールが左に曲がるのです。右に曲がる問題がある人はむしろグースネックのアイアンを使うべきなのです。左への曲がりが見えるから右手の使い方に注意がいき、動き方を修正できるのです。

グース度強いアイアンは重心の位置の関係でヘッドが内側を向いてくるのでボールの捕まりが良くその分ボールが右に曲がる事は少ないのですが、逆に左には曲がり易いのです。先のプル角度の存在の話の時も書きましたが、実はこのグース度が大きいという事が右手の動きを制御してくれるのです。アメリカのジュニアゴルファーがプル角度の大きい、グース度も大きいPING Eye2モデルでゴルフを始める理由も、打っていると自然と右手の動きを制御する事を覚えるからなのです。

ちなみにグース度の大きいアイアンをロングアイアンに使うのも有効です。グース度が大きいという事はある意味ユーティリティクラブに近いという事なのです。グースネックの分フェイスは内側を向いてくると同時にロフトも追加されるのです。その分弾道が高くなるので、ロングアイアンにはこの動きが役立つのです。

PING社ではアイアンは1本単位で注文できるので、ロングアイアンにグース度の高いアイアンモデルを入れる事もできるのです。7番までをi-210モデルにして、6番と5番をG410モデルにする人が多い様です。そして、その上はユーティリティクラブを入れると距離も高さもしっかり取れるのです。
(続く)

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2020年07月23日

クラブの選び方 アイアン編 (7-4-1)


(7-3)からの続き
アイアン編
クラブの中で一番慎重に選びたいのがアイアンだと思います。アイアンの場合は、長く使う事が多いからです。アイアンで求められるのがボールの高さが作れるかどうかという事です。ボールの高さは技術的に作れますが、もし技術が足りないのであればそれはヘッドのデザインで補いたいのです。

プル角度
多くは語られていませんが、アイアンでもっとも高さを作るうえで大事なのがプル角度なのです。プル角度とはヘッドに対するシャフトの入る角度です。日本製のクラブにはこのプル角度が少ない物が多いのです。日本では多分右手を上手く使う事が技術力と考えているのでしょう。右手を上手く使う事で、ボールをターゲットに打ち込む事が素晴らしい技術と考えられているのです。

PINGクラブの創始者のカーステン・ソルハイム氏はこの「プル角度を作った」と言っていいのです。それまでのアイアンにはプル角度がそれ程付いていなかったようです。彼は技術でなく、クラブの進化で結果を良くしたいと考えていたからです。

PING社には彼が作ったPING-MANというロボットマシンがあるのです。そのロボットには右手が付いていなく、軸の回転で肩を動かし、左手の部分のアームがクラブを動かし、更に手首の部分のコッキングでクラブヘッドを動かしているのです。しかし、このロボットには右手に当たる動力がないのです。所謂、体の切れで生じる遠心力でボールを飛ばすのです。

プル角度はボールの位置を真ん中に置ける角度に設定されているのです。所謂ハンドファーストの形を作っているのです。ボールの位置が右に寄ればヘッドがボールに入る角度が大きくなり、ボールの高さを作るのです。プル角度が少ない場合、ボールを体の真ん中に置くとフェイスがインパクトで開きスライス回転がボールに加わるのです。それを右手の動きでカバーするのが、プル角度の少ないアイアンの打ち方なのです。

タイガーをはじめとして海外のトッププロはPINGのプル角度のセッティングが多いのです。タイガーをはじめとして米国のジュニアはほとんどプル角度の強いアイアンを使ってゴルフを始めているのです。そのお陰で右手を使わないアイアンショットがジュニアの時にできあがるのです。アイアンの場合はボールを打つのではなく、運ぶ事が大事なので最初にこのプル角度に慣れる事がポイントなのです。

プル角度が大きいとフェイスはフックフェイスになります。プル角度の大きいアイアンでは右手をインパクトでは使わず、右手でクラブヘッドを下に落としながら、右掌でボールを前に押し出す感じを作るのです。この右手の動きでボールをグリーンに置きに行く感じができるのです。

青木功プロが「アイアンは被せて構えろ」と言っていました。これはプル角度の少ないアイアンにプル角度を付ける方法なのです。ヘッドを被せる事でハンドファーストの形が作れ、プル角度が大きいアイアンと同じになるのです。ただ、問題はロフトが立つことです。

ゴルフショップでPINGのアイアンと他社のアイアンを並べて見てください。フェイスをラインにスクエアに合わせるとグリップエンドの位置が違う事が分かります。ハンドファーストになる方が、プル角度が大きいという事になります。この時にグリップを開かない事が大事です。グリップを開くとフェイスが開き、プル角度が消えるからです。

プロが主に使うブレードのアイアンは基本的にプル角度が大きくなっています。プロが使うクラブはフェイスがストレートであると考えている人が多いのも事実ですが、実は違うのです。ジャスティン・ローズが本間で作ったローズモデルもPINGと同じプル角度でした。ブレードタイプのアイアンは基本的にプル角度が強いという事なのです。

プル角度の大きいアイアンの特徴は、右手の使い方が制限されるという事で、右手を使わないから右手に余裕が持てるのです。そして、「ボールを打つ」ではなく、「ボールを運ぶ」というイメージが作れるのです。アイアンを打って、もしボールが左に曲がったら右手を使っているという事なのです。アイアンの場合は、ドローボールは危険という事なのです。左手でクラブを引き込み、右手でヘッドを縦に落とす事でボールをターゲットに運びたいのです。

ちなみに、今までプル角度の少ない日本流のアイアンを使っている人には最初は違和感があると思います。プル角度の少ないアイアンではインパクトで右手を上手く使う事がボールを真っすぐ飛ばすので、プル角度が大きいとボールが左に曲がるのです。この左への曲がりを止める右手の使い方を覚える事が必要なのです。ちなみに、今までのセッティングでアイアンが上手く打てていれば、プル角度の大きいアイアンを使う必要はないのです。もし、アイアンの調子が悪くなったなら是非プル角度の大きいアイアンを試して欲しいのです。ここでも屋外の練習場での試打が必要です。

是非、プル角度を味わってみてください。ボールが高く、左に曲がらず飛ばせたらプル角度の大きいアイアンが使えると思ってください。この発見はアイアンショットを楽しむもっとも大事な事なのです。技術的な事よりもボールの飛び方で判断してください。ボールが高く飛んで、左に曲がらなければ、右手の使い方がプロ並みになったと思ってください。
(続く)
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2020年07月21日

クラブの選び方 FW編 (7-3)


(7-2)からの続き
FW編
ゴルフの中で難しいとされているのが、フェアウェイウッドです。FWは基本的に地面にあるボールに対してクラブを落とすではなく、払う感覚が必要だからなのです。アイアンの様にヘッドをボールに落としていく打ち方もありますが、この場合はかなりのパワーが要求されるのです。

FWのクラブとして求められているのが、ボールを簡単に持ち上げる事ができるかどうかなのです。ここで求められるのが低重心で重心深度が深いクラブです。低重心でのヘッドの傾きがボールを持ち上げてくれ、更に重心深度が深いとその傾きが更に大きくなりボールを更に持ち上げてくれるのです。

FWで困るのが試打会に行ってもマットからボールを打つのが難しい事です。実際のコースでは芝にボールが座っているのでボールも少し浮いている感じです。しかし、マットの上ではベアーグラウンドの上にボールが在る感じですから大変です。もちろん、そのマットの上で上手く打てれば問題はなくなるのです。

FWに関して言えば少なくとも試打をしてから決めたいのです。当然、ドライバーと同じモデルのものという選択もあります。でも、もしFWが苦手であれば是非クラブの打ち比べを行ってください。重心の位置はクラブに寄って結構違うので気を付けたいのです。

私が勧めるのはPING・G410モデルで、低重心で重心深度が深いという条件を満たしています。実際に打ってみてもボールの持ち上がりがいいのです。そして、最近はシャフトの差し方でロフトも変わるので自分流が作れるところも魅力的です。そして、ロフトの選択肢も3-5-7-9番と多いのです。飛距離を求める場合は、14.5度のロフトを1.5度立てて13度にもなるのです。ボールの持ち上がりがデザイン上いいので13度でもパワーがあれば問題がありません。

PING社で凄いのはFWもセミオーダーメイドなのでシャフトの長さも選べるのです。例えば3番(14.5度)のヘッドを付けてシャフトの長さを5番の長さの42.5インチにする事ができるのです。ちなみに私は5番のヘッドに3番の長さの43インチシャフトを差しています。シャフトが長い分飛び、ロフトがある分打ち易いからです。

最近はFWを1本という人が増えています。ユーティリティクラブが出てきたのでFWの下をユーティリティクラブで埋めるのです。ユーティリティクラブの方がボールの高さを取る事が簡単でグリーンを狙い易いからです。もっともFWが得意な方は3-5-7番を使う人もいます。この選択は自分流となるので、試打会でしっかり打って決めたいところです。
(続く)
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2020年07月20日

クラブの選び方 ドライバー編(7-2-3)


(7-2-2からの続き)
シャフトの撓り
ドライバーを選ぶ時に一番難しいのがシャフトでしょう。飛ばしたいけれども曲がったら怖いのがドライバーだからです。以前にも書きましたが、シャフトが原因でボールが右に曲がる事はないのです。スイング軸が左に流れなければシャフトはインパクトに向かって撓り返してくるので、フェイス面は被ってくるということなのです。

柔らかいシャフトは撓り返しが大きいのでヘッドスピードが上がりますが、その分左に曲がる事が増えるのです。スイング力がある人が柔らかいシャフトを嫌うのは、左が怖いからなのです。先調子のシャフトもインパクトに向かって先端が撓り返すのでボールの捕まりが良く強い球が打てるのですが、左には曲がり易いということなのです。

硬いシャフト、手元調子のシャフトはその逆で撓り返しが飛びにはプラスの要因にはならないですが、左への曲がりが少なくなるという事なのです。スイング力がある人が手元調子を選ぶ理由は、左を避けているからなのです。中調子の場合はその中間ということです。このシャフトの感じはどうしても屋外の練習場での試打会に参加して確認するしかないのです。ボールの捕まり具合で自分の雰囲気に合うものを選びたいのです。

シャフトの考え方としては、シャフトの特性に合わせて振る事をお勧めします。そのシャフトの特徴を知り、そのシャフトの撓り返しを利用したいのです。自分に合ったシャフトを探すのは大変な作業ですが自分の好みのシャフトを選び、その特性に合わせる事をお勧めします。

グリップ
グリップの太さは飛ばす事を考えると細めのグリップの方が右手を大きく使えると思います。ただ、その分左には曲がり易いということです。飛びの安定性を優先するのであれば太めのグリップがいいと思います。結構、グリップの太さで振りが変わるので試して見るのもいいと思います。

まとめ
ドライバーは先に行っての曲がりが怖いので、自分のスイングを考えて曲がりが少ないものを選びたいのです。そして、球の高さもボールの飛びに影響するのでしっかり考えましょう。

ドライバーの場合は重心の位置でボールの飛び方が大きく変わりますので、選んだヘッドの重心の位置を考えてください。重心の位置はフェイスに対しての上下の関係でボールの打ち出し角度が変わります。フェイスに対して前後の関係でもボールの打ち出し角度が変わり、更にスピン量の掛かり具合も変わってきます。そして、シャフトからの距離でボールの捕まり具合が変わります。

これらの要素を知る事が大事だと思ってください。そして、試打をすることでどのヘッドの打感と飛び具合が良いかを決めるのです。選ぶ事もスコアメークには大切なのです。そして、選んだらそのクラブに合わせて振る事を心に刻みましょう。自分に合ったクラブは自分で見つけるのです。試打会だとメーカーの人も協力してくれるでしょう。

PINGの試打会情報はこちらのサイトを見てください。
PING試打会情報


(続く)
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2020年07月16日

クラブの選び方 ドライバー編(7-2-2)


(7-2-1からの続き)
重心深度
重心深度はフェイス面からの重心の位置の深さを意味します。重心深度が浅いとインパクトが強くなり、飛距離がでます。弾道が低くでるので、重心深度が浅い場合はロフトを増やす事が多いのです。最近のプロは重心深度を浅くするプロが増え、ロフトが10.5度を使うプロが増えています。インパクトがしっかりするのでボールの回転数は増えます。

一方、重心深度が深いとインパクトの際にフェイスが後方に傾きます。この傾きが打ち出し角度を上げ、スピン量を減らします。所謂、「ボー球」という飛びになります。フェイスが上に開く動きとバックスピンが掛かる方向が逆だからです。ドライバーはヘッドの上部で打てと昔から言われているのがこのヘッドの働きです。スピン量の少ないボールは吹け上がらないのでボールが前に伸びていくのです。

PING社では弾道が低い重心深度が浅いLSTモデルと弾道が高い、PLUSモデルが選べます。LSTの10.5度とPLUSの9度がほぼ同じ高さの弾道です。インパクトの手応えが違うのでそこは試打をして感じたいのです。PLUSは打感が軽く、高弾道で大きくボールを飛ばす感じです。渋野プロはこの弾道が好きなようです。一方LSTは低弾道で強い球を打つ感じです。鈴木プロはこの弾道が好きなようです。

ボールの高さとスピン量の入り方を考える時はこの重心度がかなり意味を持つと考えてください。このボールの飛び方も屋外の練習場での試打会に参加する事をお勧めします。打感と球の飛び具合を見て自分の好きな重心深度を選ぶ事が大事です。

ヘッドの大きさ
今はルールの範囲内最大の460tが主流です。ヘッドが大きいという事はサイドスピンが掛かりにくいので、ボールが曲がり難くい為に多くのメーカーが主流で生産しています。ただヘッドが大きいと多少ヘッドスピードが落ちる事もあるので、小ぶりのヘッドを選択する意味もあるのです。ヘッドを構えた時に曲がりが少ない安心感を選ぶか、シャープに振る小ぶりを選ぶかは自分流となります。

タービュレーター(空気の流れ)
大きいヘッドはフェイス面も大きいのでインパクトに向かってかなりの空気の抵抗がフェイス面に加わる様です。その問題に対処したのがPING社のタービュレーターです。ヘッドのクラウン部分に付けられた突起物です。これはフェイス面に煙の流れを当てて空気の流れを観察して作られた様です。明らかにこのタービュレーターがある事で空気の流れがスムースになり、結果としてヘッドスピードが上がる様です。

このタービュレーターには副産物がありました。それはハの字に配置されたタービュレーターが空気の流れを利用してフェイス面の暴れを防いでいる様です。このタービュレーターも現在のG410モデルで3代目です。その大きさも段々太くなってきています。PINGのG410モデルが曲がり憎いという事で最近非常に好まれていますが、それはこのタービュレーターの効果があると思います。曲がっていくはずのボールの曲がりが途中で消えるという面白い現象があるのです。是非、PING社の試打会で体験してみてください。
(続く)
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2020年07月14日

クラブの選び方 ドライバー編(7-2-1)


(7-1)からの続き
ドライバー編
クラブの中で「距離が求められる」のがドライバーですが、ここで問題なのが曲がるとトラブルが大きいという事なのです。ドライバーで求められているのは、飛ぶ事よりも曲がりが少ない事が求められているのです。

「ボールの飛び方」でも書きましたが、ボールが飛び出す方向はクラブの問題ではないのです。それはスイングプレーンのインパクトでの動きなのです。ボールはインパクトでスイングプレーンの動きの接線上に飛び出すので、インサイドインの動きが作れればボールは右にも左にも飛び出さないのです。

しかし、ボールが先に行っての曲がりはクラブでもある程度は調整できるのです。基本的にクラブの動きは右への曲がりを作りません。もし、右を作るとすればそれはクラブの重心距離が長い時に多少のフェイスの開きをインパクトで作ったときです。それでも、シャフトの撓り返しがあるのでその開きもシャフトが抑えてくれるので、クラブが原因でボールが右に曲がるとは考えにくいのです。

ドライバーの動きを考えた時にいくつかのポイントがあるので紹介します。それぞれのポイントをしっかり考える事が楽しいと思ってください。

フェイスの向き
ドライバーは基本的にアドレスの時にボールを左肩の前にセットします。それはスイングを作っている左手と左肩のインパクトでの位置に関係しているので、ボールの位置はドライバーでは左肩の前辺りになるのです。この位置はそれぞれのスイングに寄って多少は異なります。

ボールの位置の関係でシャフトとフェイスの向きは真っすぐになり、所謂ストレートフェイスが基本となるのです。このフェイスの向きはクラブを選ぶ時にかなりのポイントとなります。フェイスの向きがボールに対してストレートであるという事は、スイング中にインパクトに向かってスイング軸を流すとボールの位置が右にズレてインパクトでフェイスが開いてしまうのです。

ところが、ゴルファーの持つ一番の悩みがこのスイング軸の固定なのです。どうしてもスイング軸が固定できず結果としてボールが先に行って右に曲がるので、それが要因でフェイスがややクローズ(被っている)なものを選ぶゴルファーが多いのです。日本のメーカーはこの悩みに対応するためにフェイスをクローズにしているクラブが中心なのです。

問題はスイング軸の流れをクラブの補助で止めるのか、自分の努力で止めるのかという問いなのです。自分で止められないなら、フェイスがクローズなものを選ぶでしょう。いやいや、それは自分で解決したい人はストレートなフェイスを選ぶ事になります。ちなみに、フェイスが開いているクラブはほとんど無いと思ってください。

重心距離
次に問題なのが、そのドライバーのヘッドの重心位置の問題です。残念ながらこの事はクラブには表記されてはいません。重心の位置がシャフトから離れていれば、それは重心距離が長いといいます。逆に短ければ重心距離が短いといいます。

重心距離が短いと重心の位置と手元のグリップの位置の関係でフェイスがインパクトでクローズ(被って)になってくるのです。これもフェイスの向きと同じ様な影響があるのです。ヘッドの裏を見て、重りの位置がシャフトに近ければ重心距離が短いと考えてください。重りを動かせるクラブもありますが、その場合はその重りをシャフトに近づければ重心距離が短くなると考えましょう。ヘッドでボールを捕まえるのであれば、この重心距離はかなりの影響があると考えましょう。

PING社ではドライバーのフェイスの向きを少し被らせ、重りをネックよりに付けたモデルがあります。それはG410のSFモデルというものです。スライスに悩んでいる人、ドローボールを打ちたい人に好まれているモデルです。シニアの人や女性にも人気が高い様です。

フェイスの向きと重心距離はボールを左に曲げてくれるのです。という事は、右への曲がりを防いでくれるという事です。ただ先にも書きましたが、この右に曲がる事は自分のスイングで止めたいのです。この右への問題をスイングで解決しないと、不用意な右手の使い方を覚える事になるからです。でも、自分で解決できないなら、クラブのセッティングで解決しましょう。
(続く)
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2020年07月07日

クラブの選び方 (7-1)


クラブの選び方
ゴルフクラブはできれば自分に合わせたクラブを使いたいのです。ゴルフは技術だけでも難しいので、わざわざクラブに合わせて振らなくてもいいのです。ゴルフショップに行ってその場にあるクラブを購入するのは少し考え物です。

まずは、試打をすることが大事です。試打をすることでいろいろな事が分かるからです。そして、できればフィッティングを受ける事をお勧めします。フィッティングとはスーツを買いに行った時に、体形を図ってスーツを合わせる作業です。吊るしのスーツを着て帰る事はないでしょう。

更に細かくフィッティングを受けるとそれは眼鏡を買いに行って検眼をする作業と似ています。自分の感覚に合った物を選ぶのもフィッティングの大事な要素の一つなのです。フィッティングでは自分の好みをクラブに反映させる為の作業をしてくるのです。

現在ではPING社がフィッティングでは一番ゴルファーの好みを見つけてくれ、それを注文に反映してくれます。それもクラブ1本単位でのセッティングもしてくれるのです。所謂、特別注文の作業を通常の料金でしてくれるのです。

ただ自分の好み、自分に合ったものが分からない人が多いのでフィッターがその選択の助けをしてくれるのです。ちなみに、自分の好みが分かっている人は細かいところまで自分流のクラブが作れるのです。ただ、メーカーとしても要望に応えられないセッティングもありますので注意してください。PING社の場合は、不可能なセッティングであれば製造が可能な範囲で要望に近い状況のセッティングを推奨してくれます。

最初に合わせたいのが体格です。背の高い人と背の低い人では相当の差があるのです。基本的にクラブは男性の場合、172センチぐらいに合わせて作られている様です。という事は、身長が165センチ以下、もしくは180センチ以上であれば店頭で売られているクラブは合わなくてもしょうがないのです。

身長が合わないという事はクラブのライ角度が合っていないという事なのです。ライ角度がボールに与える曲がりの度合いは少ないですが、合っていないという事はそのクラブではミスをしない限りはボールが真っすぐ飛ばないということなのです。ライ角度の場合は手の長さも影響してきますので、アイアンとパターのセッティングには特に気をつけたいのです。ドライバーの場合は、ティアップされているのでライ角度の影響は少なめです。アップライトなら捕まりが少し良く、フラットなら捕まりが少し弱い程度です。

シャフトの選択は正に自分の好みに合わせる事が大事です。シャフトの撓り具合でボールの飛び方が変わるからです。シャフトは自分の足りない部分を補ってくれる大事な要素です。ただ、シャフトの撓り返しでボールを飛ばしているのでその撓り返し具合を自分で感じる事が必要なのです。自分の打った時の感じとボールの飛び具合が納得いくものを選びたいのです。シャフトの選択には是非練習場での試打会に参加する事をお勧めします。室内の練習場では残念ながらボールの先に行っての曲がり具合が分からないのです。

ドライバーの場合は飛距離を求めているのでシャフトの長さを長めにする人が多いのですが、短めでも問題ないのです。短いクラブでシャープに振るのも一つの策です。長さが重要なのはアイアンとパターです。アイアンは長い方が飛びますが、問題はウェッジの長さなのです。アイアンの場合はグリップエンドをしっかり持ちたいので、ウェッジは長さを合わせたいのです。そして、そこから上は半インチずつ伸びていけばいいのです。

パターの場合も基本的にはグリップエンドを持って構えたいので、自分の構えに合ったパターの長さが必要となります。ただ最近は長いシャフトでグリップの真ん中を持つ方法もあります。

シャフトの重さ、柔らかさ、撓りポイントは自分の好みでいいのです。自分に合った物というのは、自分が納得していればそれでいいのです。シャフトは撓り返しでボールを飛ばしているので、その撓り返しの感じは自分にしか分からないのです。シャフトの場合は、しっかり試打をして自分のスイングのタイミングに合わせたいのです。そして、そのシャフトでのボールの飛び方をしっかり確認する必要があるのです。

シャフトが原因でボールは右には曲がりませんから、ボールの左への曲がり具合を確認するという事です。シャフトが柔らかい、撓りポイントが先に近いとボールは大きく左に曲がる可能性があるのですが、ボールが遠くへ飛ぶという事でもあるのです。又、スイング軸が左に流れてスライス傾向が強い人にもこれらのシャフトはボールを捕まえてくれるので好まれます。

一方、スイング力がある場合は、硬めの撓りポイントが手元に近いシャフトがいいのです。シャフトの撓りでプラスの飛びは得られませんが、左への曲がりは抑えてくれるのです。力のある人は重めの、手元調子の、硬いシャフトを好んでいます。

最後がグリップです。グリップの太さは大事です。基本的にはグリップした時に違和感が無い状態が一番いいという事です。グリップして手に遊びがある場合は細いのです。またグリップして手が広がる様では太いのです。基本的には左手のグリップがしっかり握れる事が大事です。グリップエンドが太くなっている理由は、左手のグリップをしっかり握りたいからなのです。一方、右手は少し余裕がある太さがいいと思います。太いと右手を使ってしまうからです。

このグリップの選択でもPING社は紙一枚の下巻きテープの厚さの差で9段階の太さの選択ができます。勿論、下巻きを足す事でそれ以上に太くする事も対応してくれます。注文の時に要望すれば選べるのです。更に右手と左手に分けて下巻きテープの巻き方も変えてくれます。ただ、要望通りにならないこともあるので気を付けてください。
(続く)
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2019年05月23日

PINGアイアンの構え方


Pingマニアさんからのご質問にお答えします。

質問の内容は「Pingのアイアンにはプル角がついているとのご説明をいただいて実際にG25を構えた際にシャフト位置、リーディングエッジ、トップラインを確認しているうちに正しい構え方がわからなくなってきました。」でした。

この構え方についての説明は文章では非常に難しいのです。その理由を最初に説明しておきます。難しい理由はフェイスの向きはボールの飛び方にはそれほど影響しないという事です。当然構えた時のフェイスの向きはボールの飛び方に影響をしますが大事なのはボールの飛び方なのです。スイングがもししっかりしたものであり結果が悪ければその理由がフェイスの向きであると考える必要があるのです。

アイアンショットで大事な事はアイアンショットでは「ボールは真っすぐ飛ばなくてはいけない」という事なのです。アイアンではボールは飛ばす事が大事ではなく、ボールを真っすぐターゲットに置きにいく事が大事なのです。

もしボールが左に曲がったとしたらそれには二つの理由があります。スイング的には左に曲がった場合は右手の使い方に問題があるということです。もう一つはアドレスでフェイスが被り過ぎていてインパクトでフェイスが被っていることなのです。

もしボールが右に曲がったとしたらそれにも二つの理由があります。スイング的には体の軸が左に流れているという問題です。もう一つはアドレスでフェイスが開いているという事です。

何を言いたいかというとスイングの完成にはまずは「自分のスイングができているかどうか」に気を向けたいということです。右手の使い方に気を付けて、スイング軸を左に流さない様にしてスイングする事が大事なのです。その二つの問題を解決できるとボールはほぼ真っすぐに飛ぶのです。

フェイスの向きでのボールの飛び方のズレはほんの少しです。ボールの飛び方で言えばフェイスの向きはボールの打ち出しには全く影響ないのです。そして、ボールの曲がり方で言えばフェイスの向きでの影響はボールが頂点から落ちてくる時に顔を出すだけなのです。そしてその曲がり方はほんの少しなのです。しかし、されど曲がっているのです。この少しを出しているのがインパクトでのフェイスの向きなのです。

インパクトでのフェイスの向きを作るのには二つの要因があります。一つは使っているクラブのライ角度です。ライ角度は隠れたフェイスの向きなのです。スイングするとアイアンヘッドはトウダウンしてプレーヤーのスイングや体形に合ったインパクトでのフェイスの向きを作ります。ライ角度が合っていないと完璧なショットを曲げるのです。
この曲がりは小さいですが、されど曲げるのです。もしくは、曲がって欲しくない方向をこのライ角度の設定で抑える事もできるのです。

ちなみにライ角度で気をつけたいのはそのライ角度はフルスイングをした時に顔を出すということです。スイングがしっかりできなくてスイングに何らかの問題があればそのライ角度のインパクトでのフェイスのズレは消えてしまうのです。ライ角度のズレで怖いのはいいスイングの時にボールを曲げてしまうという事なのです。

アドレス時にクラブのボールへのセッティングで困るのがこのライ角度の存在なのです。何故かというとスイング中にライ角度によるヘッドの動きが存在するからなのです。しっかりスイングするとヘッドは約2度近くトウダウンするのです。という事はアドレスではクラブフェイスが、2度ぐらいトウが上がっている必要があるという事なのです。当然アドレスでのフェイスの見え方はフェイスがやや左を向いているという事なのです。

良くアドレスでアイアンのフェイスを地面にスクエアに置く人がいますが、これは間違いなのです。フェイスはトウが2度上がっている分、フェイスの前の部分が上がっていて地面にはピッタリと置けないのです。トウが少し上がっているという事はフェイスが少し被っているという事なのです。問題はアイアンショットではクラブフェイスをターゲットに向けて真っすぐ置いてはいけないという事なのです。

それではどの様にすればいいかです。一番の方法はグリップのバックラインに合わせてグリップをしっかりする事です。そして、そのクラブを真っすぐ体の前に落としてみることです。するとフェイスは明らかにフックフェイスである事が分かります。そしてそのクローズのフェイスをスクエアにする為に左手を左腰の方向に動かしハンドファーストの状態を作るのです。

PINGの場合はプル角度が日本製のクラブよりも更に大きいのでハンドファーストの度合いは大きいのです。今まで日本製のアイアンを使っているとその時の手の位置ではフェイスはかなり左を向いたフックフェイスになってしまいます。そのフックフェイスを消すために左手を更に左に動かす事が必要です。

ボールに対してはクラブフェイスを地面に着地させてはいけません。着地させてしまうとフェイスがクローズである事が気になってしまうからです。ライ角度が付いているのでフェイスはアドレスの時はクローズ(被って)になっているのです。

多くの人がクラブを置くことに気を使いますがゴルフでは置く事よりもボールの飛んでいる状態の方が大事なのです。当然フェイスの向きでボールの飛び方は違うので最終的にボールの飛び方を選ぶ為に自分流のフェイスの向きを決める必要があります。

今回のご質問に対しての答えとしては少々遠回りをしていますね。しかし、大事な事はアイアンの場合は余り構え方に気を付けない方がいいという事です。アイアンの場合は基本的にはフェイスがクローズ(被って)になっているのがいいのです。一番いけないのが、フェイスがオープン(開いて)になっている事です。もっともフェードを打つ事が目的ならそれもいいのです。

PINGの場合は基本的にボールの位置は体の中央です。そしてハンドファーストは左手が左腰の前にある状態です。この位置を作りアドレスでのフェイスの向きに気を付けましょう。今回の質問の「フェイスがアドレスで被っている」というのはいい状態なのです。このフェイスのクローズをグリップを緩めてアドレスで消してはいけないのです。

その状態でしっかりスイングしてみましょう。もしボールが左に曲がったらその時は右手の使い方を確認しましょう。右手がボールを打ちに行っていないかどうかを確認してください。右手の動きが納得できてももしボールが左に曲がっていたらその時はフェイスの向きを少し開いてみてください。ボールの左への曲がりがそれで消えればそのフェイスの向きが自分のアドレスでの向きなのです。

ここで気を付けたいのが右手の状態です。右手を使い過ぎて左に曲がるのをフェイスの開きで調整することです。結果が良ければそれもいいのですが距離が落ちているかどうか確認する必要があります。PINGを初めて使う方がこの問題に悩む事が多いのです。フェイスが被っているからボールが左に曲がるだろうと考えてフェイスを開いてしまうのです。結果としてロフトが増えていますので飛距離が落ちるのです。

PINGの場合はまずはフェイスがやや被っている状態で打ってみることです。そして右手の動きを確認して左に曲がるのが右手の使い方ではない事を確認しましょう。PINGのアイアンを振る時は右手でボールを打つ事はないのです。右手はボールの高さを作りながらターゲットへのフェイスの向きを保つ為に使われます。ちなみにPING以外のアイアンでもプル角度が強いものがあります。それもPINGと同じと思ってください。

右手でのボールの打ち込みが無くても左への曲がりが消えなかったらそれは右手の使い方が間違っていると考えましょう。先にも書きましたが右手はヘッドを落とす為に使われています。この落とし込みが高さを作るのです。もしボールを飛ばそうと考えていればそれは右手の横への動きを誘発するのです。それがボールを左に曲げるのです。

フェイスの向きでのボールの曲がりはほんの小さなものなのです。ですからフェイスの向きはアイアンの場合はややクローズ(被って)な状態がいいのです。この事を理解するには練習しかありません。とにかく右手の動きは感覚的なものですから言葉での説明は難しいのです。右手が縦に動くのか横に動くかの違いなのです。右手の縦と横の動きを感じてみましょう。

ちなみにご質問の「ハンドファーストの具合はどの程度がいいか」に対しての答えは左腰の前にグリップエンドが来る位置です。もっともこの位置にするという事はアドレスでのフェイスの向きがスクエアに近くなるという事だけなのです。グリップエンドの位置が左腰に近くなければその分アドレスではフェイスはクローズ(被って)なだけなのです。このフェイスのクローズ度は余り気にしないことです。むしろボールの飛び方をしっかり見ましょう。答えはそこにあると思ってください。

ご質問のお答えとしては、シャフトの位置としてはほぼ左腰の前。リーディングエッジはトウが少し浮いていてやや左を向いた、被った(クローズ)感じ。トップエッジはやや起き上がった感じという事になります。

アイアンの場合は極力右手を使わないでボールをターゲットに運びたいのでフェイスは被った(クローズ)感じがいいのです。アドレスではクラブヘッドを地面に置かない様にしましょう。地面に置かなければフェイスが被っている感じは余り気になりません。そしてその状態でしっかりボールを打ってみましょう。弾道の飛び具合をみてスイングチェックをしてください。スイングが満足でも少し曲がる場合はフェイスの向きで調整しましょう。

ちなみにドライバーの場合はクラブをしっかり置いた状態で振りましょう。その時のフェイスの向きは気にしない事が大事です。スライスが多い人がフェイスを被せて構える事がありますがこれは感心しません。フェイスを被せてしまうと、クラブのデザインを台無しにしてしまうからです。更にロフトは立つので更にスライスが出やすくなるのです。

ドライバーではアドレスした時にややフェイスが開いて(オープン)いる状態がいいのです。それはドライバーの場合はアイアンと違ってボールを転がす為に右手をしっかり使います。という事は、ボールは左に行きやすいという事なのです。だから左に行きにくいようにフェイスが開いている状態がこの好ましいのです。スライスの原因はフェイスの向きではなく、スイング軸が左に流れているからなのです。

話が長くなりました。不明な点があったらコメントをください。コメントをいただけることで私の説明で不足している点が補えます。よろしくお願いします。

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2012年03月31日

アイアンのプル角度


やまちゃんへ
コメントありがとうございます。こちらで返答させてもらいます。

コメント
色々と参考にさせていただいております。
結局プル角の少ないアイアンはブレードで構えて
プル角の多いピンアイアンはリーディングエッジで構える。いづれもプル角をつけてという理解でよいのでしょうか?
ピンアイアンでブレードであわせると感触はとても良いのですが、どうしてもフックボールになってしまいます。HC9 ドライバースピード46くらいです。宜しくお願いします。

Posted by やまちゃん at 2012年03月26日 08:20

返答です。

ピンアイアンはプル角度が強いので、基本的に右手を使わないで打てるクラブです。以前にも書いていますが、PING社のアイアンの基本は右手のないロボットマシンでボールを運べることが前提で作られています。

右手を殺すことで、逆にインパクトで右手が使えるアイアンです。

PINGのアイアンと他社のアイアンをリーディングエッジを合わせて置いてみてください。そうるすとシャフトの入り方が違うことがわかります。

PINGのセットアップでは、ボールが体の中央に入ってきます。それはプル角度が強いからです。その分ダウンブローが強くなるのです。

一方、一般的なアイアンはプル角度が少ないのでボールの位置は左かかとからやや右に入ったところになります。当然、それぞれのアイアンで違うのです。左に寄れば寄るほどダウンブロー角度は薄くなります。低弾道になるわけです。

問題はそうしたクラブでダウンブローを強くしようとしてボールを体の中央に運ぶとフェイスが開くのでその分を閉じて構えるということです。決してブレードの角度に意味はありません。ただ、ブレードで構えるぐらいがちょうどいいからその様な表現になっています。

PINGのアイアンでもこのプル角度は2種類に分かれています。本来のプル角度を持っているのがG20とi-20アイアンです。それよりもボール一つ分ぐらいプル角度が少なくなっているのがANSERとS56アイアンです。

この現象は最近の事です。S56が多くのプロに愛されている事からプロはやや高弾道を低くしたいと思っているように思えます。ただ公式な発表はありません。ちなみにリーウェスト・ウッドはi-10アイアンを使っていて、強いプル角度を望んでいます。又、バッバ・ワトソンもS59アイアンを使用していて強いプル角度のアイアンを使っています。

一般的に市場にでているマッスルバックタイプのアイアンは基本的にプル角度がPINGのi-20と同じ強いものになっています。

プル角度のプルは引っ張るという意味です。クラブをボールに引っ張り込んだ時にそのボールの位置に対するシャフトとリーディングエッジの角度がプル角度となるのです。

不思議とこのことは多く語られていません。ただ、先にも書いた様にPINGのクラブは最初からこのプル角度を重要視しています。その理由がクラブをテストするのがPING MANという右手のないロボットマシンだからなのです。そのロッボトはクラブを人間の様に振ることはできますが、人間の様にボールを打つことはできないのです。

だからこそ、PINGのクラブには弾道の高さを作る為のボールの位置に対する適正なプル角度が必要となるのです。

PINGのアイアンの素晴らしいところは、とにかく右手でボールを打たなくて良いセットアップになっているということです。

ちなみに右手を使うとボールは先に行ってドローします。アイアンはボールをグリーの上に運ぶということを考えると右手が使われない方が良いと考えているようです。

長くなりました。これはあくまでも私の私論ですから気をつけてください。
posted by golfq at 09:59| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | クラブの選び方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月10日

スピン量を減らすならPING


前回まで打ち出し角度とスピン量がドライバーの飛距離に影響することを書いてきました。ではどんなクラブでも同じなのでしょうか。基本的には同じです。どんなクラブでもフェイスの上部のトウ寄りに当てると柔らかい音で高くドローする球が出るのです。問題はその事を意識して作られているかでしょう。私が推薦するのはPINGのドライバーです。

PINGは460CCのドライバーから本当に市場性のあるドライバーを発表しています。G2からG5へ。そして、ラプチャーへ。PINGのラプチャードライバーはPINGにとっては非常に素晴らしい結果を生んでいます。今年マスターズを優勝したアルゼンチンのアンヘル・カブレラはラプチャー7.5度ドライバーを使っています。そしてそのドライバーは彼が2年前にUSオープンを勝った時も使っています。その時の彼の18番ホールでのビッグドライブは今でも覚えています。

さらに、世界のロレアナ・オチョアもカブレラと全く同じのラプチャー7.5度を使用しています。当然シャフトはパワーの関係で違いますが、大きく飛ばすには非常に良いドライバーなのです。重心深度が深く、低重心である為にインパクトでボールは角度を付け、スピン量を減らして飛ぶのです。なぜPINGがいいかと言えば、PINGはG2からスピン量の問題をクラブ開発の中に積極的に取り上げているからでしょう。

PINGのドライバーがディープフェイスであることがそのスピン量の問題にPINGの研究力が現れているでしょう。フェイスがディープであればあるだけ、重心が低く感じられるのです。ティーアップを高くすれば容易にフェイスの上部にボールを当てられるのです。そして、簡単に柔らかい、静かなインパクトが得られるのです。

PINGの最近のドライバーが上から見てクラッシックな形状をしているのにも意味があると思われます。多くのドライバーはデザインを意識して色々とソールや形状に工夫を加えますが、PINGはまったく加えていません。その理由は外形からできるだけの無駄な重量を省き、その余った重量をスピン量のコントロールの為にヘッドの内部に入れ込んでいるのです。この余ったウェイトの配分こそがそのメーカーの特徴なのです。

ラプチャーはコンポジットヘッドにすく事でドライバーのクラウン(上部)のウェイトを削減してその余ったウェイトをヘッドの後部の左右に配置しているのです。このウェイトの位置が重心深度を深くしているのです。さらにこの分散されたウェイトの効果としてヘッドの慣性モーメントを上げています。重量配分できには4角いドライバーに仕上がったのです。結果としてサイドスピンを減らし、飛んで安全なドライバーになっているようです。

この事をさらに進化させているのが、今出ているラプチャーV2ドライバーのようです。このドライバーで驚くのは、とにかく先に行って曲がらないのです。スライス回転で飛びだしたボールが途中でスライスが消えたように真っ直ぐ落ちてきます。又逆にドロー回転でも引っ掛かったボールが途中で真っ直ぐ落ちてくるのです。PINGの新しいRV2はそんな意味ではもっとも安全なクラブのようです。

PINGのラプチャーで問題があるとすれば先のウェイト配分のお陰で重心距離が長いことでしょうか。その為にフェイスがやや開いて入ってくる感じがあり正確なスイングが要求されます。先に行って曲がらないからいいのですが、プレーヤーの心理としては気持が悪いのです。何だか捕まっていない感じがあるのです。だから、逆に捕まえに行っていいドライバーなんですけどね。どちらかというとボールが引っ掛かり気味の人には好まれるセットアップなのです。叩きに行けるからさらに飛ぶ事にもなるのです。先のメジャー勝者のカブレラやオチョアがラプチャーを使うのも叩いても引っ掛かりにくい特徴があるからなのでしょうかね。いつかのゴルフチャンネルの放送では、解説者がオチョアはドライバーで引っ掛かる事を嫌がっていると言っていました。

PINGのG10ドライバーはそんな捕まりの悪さを解消しているようで、重心距離が短いドライバーに仕上がっています。ボールをコントロールして自分の思うところに打ちたいプロの為にラプチャーとは性格の違うドライバーに仕上がっているようです。ラプチャーがエリアにドガーンと飛ばそうとするドライバーだとすると、G10はフェアウェイの点にボールを飛ばすドライバーと考えていいでしょう。スピン量の少なさの違いがボールの飛び方に現れるのです。プロの場合、ボールをフェードさせたり、ドローさせたりしますのでその点ではG10がいいようです。PINGの契約プロでもラプチャー派とG10派で分かれているようです。もっともカブレラはこの2種のドライバーをコースに寄って打ち分けているようです。

いずれにせよ、このブログを読んだ方はスピン量と打ち出し角度を意識しましょう。ゴルフショップに行って自分のスピン量を測るといいですよ。スピン量が多ければまずはスイングを変えることです。ドライバーを上から打ちこんでいたらクラブを変えても意味がないと思います。まずはヘッドを横から入れることです。そして、是非PINGを打ってみてください。そのインパクトの静かな、優しい音を聞いてみてください。その時の打ち出し角度とスピン量を知ることが大事です。この数字を比較する事を自分のクラブ選びの基準に加えてください。

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posted by golfq at 09:27| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | クラブの選び方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする