2019年06月27日

スイングを考える その4


インパクトまでの動きが基本的には大事です。いかにインパクトまでに力をタメ込み、そしてインパクトで開放するかがゴルフスイングでは大事なのです。しかし、やっかいなのがゴルフにはこの後のまとめる動きがあるのです。それはインパクトから先の動きなのです。この動きを間違えるとインパクトでの力の開放ができなくなってしまうのです。

先に書いた右手の動きがありましたが、ゴルフでは緩んでいる右手の動きはこのインパクトから先の動きが大事なのです。野球でいうピッチャーがボールを投げる時の右手首の動きなのです。ゴルフでもインパクトまでは左手の引きで動いている右手は力が緩んでいて、コッキングが残っている状態です。ピッチャーは最後に右手を振って右手首のコッキングを開放してボールを投げるのです。ゴルフでもインパクト寸前にはまだ右手は動いていないのです。そしてインパクトの瞬間に右手のコッキングが解けてボールに勢いをつけるのです。

この右手の動きで大事なのがインパクトまではあくまでも左手の引き込みと握り込みでヘッドが動いているということです。そしてその動きに合わせてインパクトで右手首の開放が更なる加速をボールに与えるのです。しかし、この右手首の開放も言葉では語れません。あくまでもスイングの流れの中で感じるしかないのです。

右手で大事な事はインパクトで右手の役目は終わるということです。しかし多くのプレーヤーがインパクト後にクラブをフィニッシュに持っていく動きを右手で作ってしまうのです。右手を使うという事は右手を握ってしまうという事なのです。この右手でクラブを動かす動きの為にクラブを握る動きがインパクトから先で起きてしまうのです。この動きが原因でインパクトでは右手は緩まなくなるのです。

インパクトで右手に力が入って握り込むとまずゴルフクラブが浮き上がるのです。実際に体の前でクラブを置いて右手のグリップを握ってみましょう。するとクラブヘッドは地面から浮き上がるのです。この動きがクラブヘッドを浮き上がらせ薄い当たりを生み出すのです。トップボールや薄い当たりの球を打っている人はフィニッシュに向かって右手を使っているという事なのです。ボールが低く飛んだらその事をスイングの中で確認してみましょう。ボールが低く飛んでいるという事はヘッドが浮き上がりフェースの下の部分に当たっているということなのです。

そしてこの動きが更に強く動き、この握り込みが入るとボールは左にフックしてしまうのです。インパクトで急激に右手を握り込むとそれはチーピンを生む原因になってしまうのです。右手を強く握るという事は右手首にある角度が消え、フェイスを巻き込む動きになるのです。ボールが先に行ってドロー、フック、チーピンと左に曲がっていたら右手の動きを確認しましょう。右手はあくまでもインパクト後は開放され、二度と使われることは無いのです。インパクトで右手を開放する動きを覚えましょう。

この右手の問題を解決する動きが左肘の畳み込みです。インパクトでは左膝は伸び込み、左腰は開き、左肩はアドレスの位置に戻り、左手もアドレスの位置に引き込まれるのです。そしてこの引き込みの時に左手のグリップを強める事でフェイスがスクエアに戻るのです。左手はインパクトに向かって強く握られると体の左側側面で固まります。という事はこの後の動きでは左手は肘で曲げるしかないのです。

しかしこの左肘を曲げるという動きがクラブをフィニッシュへと動かすのです。体の前で左手の動きを作ってみるとそれは不自然な動きになるのです。左手は右側の上にトップスイングでは在り、その後の脱力で右サイドの下に落ち込みます。そして体の幅を左手の左への引き込みが起き、握り込みで左サイドの下で止まるのです。その先の動きとしては左肘を畳み込むしかないのです。下半身を使わないで左手の動きを作るとそれはUの字を描いているのが分かります。大事なのは左サイドへの握り込みとその後の畳み込みなのです。

そしてその後に左肘が体から離れて上に上がる事でフィニッシュが完成されるのです。この左手の動きが大事なのです。左手は右サイドからの左への引き込み、左肘の畳み込み、左肘の上が込みとその動きには躊躇はないのです。もしこの動きに躊躇があると右手が左手を追い越す事になりボールは左に飛んだり、曲がったりするのです。左手が先に動くことで左へボールが飛ぶ事を防いでくれるのです。

この動きは下半身のリードする動きと捩じられた上半身の開放の二つの動きに合わせて使われます。左手を握る瞬間はインパクトですがそれは一瞬で次の瞬間には左肩は開き左手は左サイドの回転したところに動いているのです。下半身を使って左手の動きを作るとそこには不自然さは消えてしまうのです。

インパクトに向かって左手を返すプレーヤーが多いですが実際には左手を返す動きは無いのです。そしてその動きを右手で作ろうとすることは更に動きが鈍り、右手主導のフックボールを打つ原因になってしまうのです。

左手を握り込んで畳み込む動きを身に付けましょう。下半身主導で左手の動きでクラブが振れればボールが左に飛ぶ事はほとんどなくなると思ってください。左手で振る意識を深める事がスイングを更に強める動きになりますので是非素振りを繰り返してみましょう。そしてその動きの中にある右手を開放しての動きを入れ込んでみてください。

ちなみに左手でボールを打つ練習は勧めません。左手はあくまでも強く、早くゴルフクラブを動かす動きが大事なのです。ボールを打っているのはあくまでも右手ですから左手に余計な負担を掛けない様にしましょう。

インパクト後の動きでは左膝は伸びきっていますから左足にすることはありません。右足は膝が前方に曲がり込んでいるのでその右膝を打ち側に入れ込み右膝を伸ばし込んで体重移動を加えましょう。この右足の動きがボールに体重を乗せる動きになるので飛距離に影響します。この動きもインパクトという瞬間に合わせて動くのでしっかり球を打ち込んで自分の感覚を作りましょう。この時にもしボールが先に行って右に曲がっている様ならそれは右膝の伸ばし込みに寄る体重移動が早すぎるという事です。ここでもボールの飛びを確認する事で自分を知る事ができます。しっかり飛びを確認しましょう。

次回はこの体の動きに流れを作る為に「123の4」 イチ、ニィー、のサン、シで振る事を書きます。これは結構役に立つと思います。

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2019年06月19日

スイングを考える その3


前回まではトップスイングまでの下半身と上半身の動きを書きました。このトップスイングまでの動きで大事なのは下半身の動きは小さいということです。右膝が伸び、左膝を前方に曲げ込む動きです。そして最後の上半身の捩じれを作る為の左膝の前方への押し込みです。それに対して上半身は右手主導で動きます。右手のグリップをしっかり握りクラブを引き上げるのです。右手は最後の左膝との逆方向への喧嘩の動きを深める事が大事です。この右手の引き上げは個々のプレーヤーによって変わってきます。

そしてトップスイングが決まったらここからがインパクトへの動きとなります。私としてはこのトップスイングの時に少しの間があるといいと思っています。ここで一番感じたいのが左手の親指にクラブが乗っていることです。クラブの重みを感じるその動きがトップスイングでのヘッドの向きを決めるのです。

ダウンスイングの開始は右手の力の脱力なのです。トップスイングで右手の力を抜く感じです。右手の力が抜けると左膝は喧嘩相手がいなくなるので元の位置に戻ろうとして左膝が伸びはじめ、アドレスの位置に戻ります。決して大きな動きではありませんがこの動きが軸の流れを止めてくれます。アドレスの位置に戻る動きなのです。その後の左膝を伸ばし切る為のちょっとした予備の動きと思いましょう。

右手は脱力すると右肘の落下が左膝の動きと同時に起こります。力を抜いているので自然と落ちるのです。この脱力に寄る右肘の落ち込みが上半身の捩じれの開放を遅らせます。そして、右肩が前に出る動きも止めてくれます。この右肘の落とし込みは単純に右手の力を抜くだけでいいのです。当然右手を大きく、高く上がればこの落ち込みも大きくなり問題なく行われます。

そしてこの時に大事なのが右手首のコッキングです。右手首は力が抜けたら手首をコッキングして曲げ込みたいのです。これがスイングのタメを作り、ヘッドスピードの上昇に役立ちます。この右手首のタメを作る動きは野球でボールを投げる時の右手首の動きと似ています。ボールを投げる時は右手を後ろに引き、そして右手首の力を脱力する事で右手首が曲がってタメができるのです。この動きは感覚的なものなのでこの手首の柔らかさを練習で覚えてください。

右手の脱力でトップスイングからダウンスイングに入るこの動きが「トップスイングからの切り返し」という動きです。そして脱力で右肘が落ちると左手も右腰前に落ちてきます。丁度テークバックで右手を右腰の付近に引いた状態に戻ってくるのです。但しヘッドの動きはテークバックの時とは違い、頭部に近い位置に残っているのです。右手首の柔らかさでタメができているからです。それと上半身の捩じれは未だ残っています。

ここからインパクトへの動きとなります。インパクトに向かってはこの溜まったエネルギーを爆発させるのです。ここで一番大事なのが伸び始めた左膝を一気に力強く伸ばす動きです。下半身先行の動きを作るのです。この状態では上半身の捩じれは未だ残っています。左膝が伸びていくことで腰が回り切り左肩がインパクトの位置に戻ってくるのです。

この左膝を伸ばす時気を付けたいのが左足の傾斜です。内股に感じている左足の角度を保ちながら左膝を伸ばす必要があります。この角度の維持がスイング軸の流れを抑えてくれるのです。そして右膝を意識的に前方へ曲げたいのです。左膝の動きとの相反する動きです。気を付けたいのが左膝を内側に曲げ込む事です。この曲げ込みは体重移動を起こしスイング軸を左に流してしまうのです。

下半身が先行する動きとテークバックでの左手の位置が左腰の前から右腰の前に移動している事で上半身の位置が遅れています。その遅れを左手の左腰への体の前の引き込みで追いつくのです。この動きは最初に消した遊びの分を取り戻す動きなのです。そして左手を左腰の前に引き込む時に左手をしっかり握り込むのです。この握り込む動きで大事なのはトップスイングからの切り替えしでグリップエンドが下方に落ちる時に左手のグリップが緩んでいることです。深いタメを作るのであれば左手の指は開いている感じです。左手を握り込む事で左方向への引き込みもスムースに起こります。更にその動きはクラブヘッドをインパクトでスクエアに戻してくれるのです。ゴルフスイングの解説でもっとも語られていないのがこの左手の動きです。

アドレスを取った状態で左手だけ動かしてみましょう。左腰から右腰へ左手を動かし指先を半開きにします。そしてその左手を左腰に戻しながら緩んだ左指をしっかり握り込んでください。そうすると左手は左腰の前で止まり左手は動かなくなるのです。この握り込みがインパクトを作るのです。自分なりの左手の握り込みを作りましょう。

話をまとめると「インパクトに向かって大事なのはボールを打つ事ではない」という事です。左膝を伸ばし切り、左肩をアドレスに位置に戻す動きがもっとも要求されるのです。そしてそれに追いつくように左手を引き込み、握り込む事でインパクトの形ができるのです。「インパクトはアドレスの位置に戻る」という解説がありますが、それは上半身の話なのです。体には下半身と上半身の遊びがあるので下半身は先行して動いているのです。ここまでの動きに「ボールを打つ」という感覚はないのです。

最後にインパクトを決めるのが右手の動きなのです。右手は脱力されていてクラブを動かしていません。使われていない右手をここで使うのです。もっともその右手は指先が緩んだ状態なのです。右手の感覚としては指の付け根の平らな部分でボールを運ぶ感じです。この右手の感じは言葉では解説できないのです。ボールを投げている時の右手の使い方と同じで手首を振っているだけでそれ以上の解説はできないのです。この右手の感覚は練習で掴むしかないのです。

この緩んだ右手の動きで作られるのはボールの左への曲がりです。飛んだボールの左への曲がり具合をみてください。右手の動きでボールが右に曲がる事はないのです。真っすぐ飛んでいればその動きがいいという事です。以前にも書きましたがボールを上手く打とうという気持ちは良くないのです。その理由は上手く打とうとする気持ちが右手の動きを硬いものにしてしまうからです。右手でクラブを上手く動かす事はできないのです。右手の役目はヘッドの加速とインパクトでのフェイスの向きなのです。

左手を握る動きに合わせて右掌を開いた状態でクラブを加速させるのです。体の正面でクラブを振って遠心力を感じてください。右手を緩める事で遠心力は増加します。そして最後にスナップを右手首でいれると更に加速します。しかしその動きはボールを左に曲げる動きでもあるので十分に気を付けてスナップしましょう。

今日の話はここで終わりです。トップスイングからインパクトへの動きで右手の緩みに寄るタメを作るのが前半の動きです。後半はインパクトに向かっての左手の引き込みと握り込みでクラブヘッドを加速させる動きなのです。前半の動きと後半の動きは分けて考えた方がいいと思います。前半のタメを作る柔らかい雰囲気の動きと後半のインパクトでのヘッドの走りを作る動きを意識してスイングしてください。

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2019年06月12日

スイングを考える その2


話を体の動きに戻します。ゴルフで動くのは限られた部分の体です。動いているのは、左膝、右手、右手首、左手、左手の指、左肘なのです。そしてそれぞれの動きは非常に小さく簡単なものなのです。ゴルフで気を付けたいのは体を大きく動かそうとする気持ちがあってはいけないということです。限られた部分の体がしっかり動くことが大事なのです。その動きは単純で技術を要求するものではありません。だからその動きを理解し自分のスイングに取り入れたいのです。

体のそれぞれの部分は右手を除いては非常に単純なものなのです。そして体全体も非常に狭い範囲で動いているのです。スイング軸を保つ事が体の動きを狭い範囲で抑えているのです。もし、体が大きく動いていたらそれはスイング軸が動いているという事なのです。ゴルフはスイング軸を真上に引き上げる事で完成しています。この軸の引き上げが体の動きを狭い範囲での動きに収めるのです。

以前にゴルフプロの中嶋さんが「ゴルフは前後の動きで直線的なもの」と書いていました。ゴルフのスイングは曲げて伸ばす動きと伸びているものを曲げる動きでできているのです。ゴルフという運動はボールが動いていないので何かに反応して動くものではないのです。ゴルフクラブを振ったところにボールはあるのです。だから野球でいう素振りを繰り返す動きが大事なのです。素振りの動きを固めればボールには確実に当たるのです。

ゴルフスイングでもっとも最初に覚えたいのが回転軸を左右にズレないようにしっかり強く動かす事です。この回転軸を動かすのは腰の動きです。ゴルフスイングで考えると左の腰がしっかり開く事が回転軸を回すのです。この腰の回転が上半身の左肩を動かすのです。そしてその左肩が左手を動かすのです。腰が動き、肩が動かされ、手も連れて動くということなのです。この流れはしっかり覚えましょう。

腰を動かす足の話をしましょう。腰を動かすのは両足の動きなのです。それも単純な動きで左足と右足の膝を交互に曲げて伸ばす直線的な動きなのです。アドレスで膝を曲げている状態から右膝を伸ばす事で左膝が前方に曲がるのです。曲がり込んだ左膝を伸ばす事で右膝が曲がるのです。この動きを繰り返しやってみましょう。すると腰がこの両膝の出し入れの交互の動きでしっかり回転している事が体感できます。ゴルフの体の動きの基本は左膝を伸ばし切るという動きなのです。この動きがしっかり動いていれば腰がしっかり回転し、その動きに連れて左肩が強く動くのです。

この下半身の動きを練習する時にスイング軸を感じてみましょう。どんなに強く両膝を出し入れしても回転軸は動かないのです。もし膝が内側に動くとそれは回転軸を動かす事になるのです。ゴルフで下半身を強く使ってもそれはスイング軸の流れには結びつかないのです。もしスイング軸が動いていたらそれは膝の出し入れの方向が内側に向いているということです。この確認は非常に大事なことです。

左膝を前に曲げ込む動きは意外と難しいものです。どうしても左膝を内側に曲げてしまうのです。是非プロの膝の動きをしっかり見てください。その動きは前方に曲がっているのです。余り難しく考えない方がいいのです。右膝との交互の出し入れの動きと考えると左膝は素直に前方に曲がります。躊躇なく両膝を出し入れする動きの繰り返しが膝の前方への動きが確認できるのです。

ゴルフスイングで最初に動き出すのは右手です。右手も基本的には曲げて伸ばす動きですが、テークバックで腕をローリングする動きがあります。この動きは唯一前後の動きではないのです。しかしその動きは本当に小さい物なのです。アドレスしたクラブがテークバックの前半で飛球線に対して平行になる位置までの動きなのです。動く範囲としては左腰から右腰の位置までの体の幅です。この動きでゴルフクラブは正面からサイドに移り地面とも平行、飛球線とも平行になるのです。そしてこの右手のテークバックで大事な事が上半身と下半身の遊び(緩み)を消せるという事です。

ゴルフのスイングではこの上半身と下半身の緩んだ部分の遊びを消す事がとても大事です。この遊びが消える事で腰の動きと左肩の動きが一致するのです。この遊びが消えていないといくら下半身を回しても左肩の動きは遅れてくる事になるからです。テークバックで上半身だけ最初に動かす事は左肩を下半身で動かす為の重要な動きなのです。椅子に座った状態で上半身を左右に動かしてみてください。この動きが下半身と上半身の遊びなのです。この遊びが下半身の動きを鈍らせることがあるのです。

テークバック後半では右手はクラブを引き上げる動きがあります。この動きは左膝の前屈と相反する動きです。左膝を前方に曲げる動きの中で右手がクラブを上に持ち上げるのです。その動きは相反する動きなので左膝の前屈が深まると右手の引き上げも深まり、そして止まります。この状態が左膝と右手が喧嘩をしている状態です。この状態がトップスイングに入る前の状態です。

そして、そこからそれぞれの動きを更に深める事で上半身の捩じれが生まれてトップスイングが完成するのです。右手がテークバックを作っているという事はこの時の引き上げが上半身の捩じれの深みを作るからです。力感のあるスイングはこの右手の引き上げの強さを言うのです。テークバックの後半で少し間がある様に見えるのもこの動きがゆっくり動くからです。そしてその捩じり込みが終わったところがトップスイングとなるのです。このトップスイングでの間は結構苦しい状態なので長く保つ必要はありませんが、その状態の自分なりを作る必要があるのです。

ゴルフプロの中ではこの捩じり込みに反動を付けている人もいます。この場合はトップスイングへのスピードが速く、トップスイングでの間もありません。ただ反動を付けているので捩じれは深くなり飛距離が増します。但し、動いているのでダウンスイングへのタイミングがズレる事もあるのでボールの飛び出し方向がズレることもあるのです。この辺りはプレーヤーの選択となりどちらがいいとも言えません。

私の場合は反動を付けずにゆっくり体を捩じ上げてトップスイングで間を作って欲しいと思っています。
この間がスイングの安定感を作ると思っています。

今日はトップスイングまでの前半の話を書きました。次回は後半のインパクトに向かっての話を書きますので是非読んでください。

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2019年06月06日

ゴルフスイングを考える その1


ゴルフのスイングは体の動きを理解する事で納得したものになるのです。この事はこれからゴルフを始める人にとってはとても大事な事なのです。これからゴルフを始める方、子供にゴルフを教えたい方、ゴルフの調子が悪くどうしていいのか分からなくなった人にしっかり読んで欲しいと思っています。

ゴルフでやってはいけないのがボールを右手で打つという気持ちを持つ事です。この気持ちは右手の動きが主導になってしまい本来のゴルフスイングとはかけ離れたスイングを作ってしまうのです。ゴルフボールを飛ばすという事は、しっかりゴルフクラブを体の動きで振り、その動きの中に右手を使ってボールを取り込むという事なのです。だからクラブをしっかり振る体の動きを理解する必要があるのです。

当然ボールを打っているのは右手ですがこの右手ではクラブは動かしてはいないのです。ゴルフクラブを動かしているのはゴルフクラブと体との支点となっている左手の親指なのです。この左手親指を常に感じて動かす事がクラブをしっかり動かすのです。当然左手親指が付いているのが左手ですから左手の動きがクラブを動かすのです。左手の動きをしっかり理解する必要があります。

しかし左手の動きではボールを大きく飛ばす事はできません。左手が付いているのが左肩です。この左肩を体の動きを使って動かす(回す)事で左手の動きにエネルギーを加えるのです。この左肩の動きを作るのが下半身(腰)の動きです。下半身を力強く動かす事で左肩がしっかり反応して動くのです。この下半身を使った回転運動がスイングのエネルギーとなる遠心力を生み出すのです。

体の回転軸を動かさずに下半身を回す事で左肩が動くのです。そして左手もその動きに連れて動くのです。遠心力を最大限に作るのは右手首の開放による動きです。左手の親指を支点としたクラブが右手首の開放でクラブヘッドは速いスピードで動くのです。

この原理を理解する事ができる練習方法があります。それはゴルフクラブを野球のバットの様に体の正面で振ってみる事です。まず気づくことは下半身の動きで上半身が動いている事です。そして左手の横への引っ張る動きがある事を感じましょう。この時に右手が全く関係ない事も確認しておきましょう。

下半身の動きと左手の引き込みの動きでゴルフクラブは正面にきます。そしてそこで遠心力を開放するのです。この遠心力を生むのには右手の開放が必要なのです。左手でクラブを振っていますから右手の力が抜けてもゴルフクラブは手から離れる事はないのです。正面に来たら右手を脱力するのです。指の力を抜くのです。すると遠心力でゴルフクラブヘッドは加速するのです。この動きを利用する事が大事なのです。

右手の役目としてはもう一つあります。それは下半身と左手の引きでクラブを動かす時に右手首を脱力してゴルフクラブを体に巻き付けるのです。所謂タメを作るのです。このタメが大きければ大きい程遠心力は強くなるのです。

不思議な事は遠心力を増す動きが力を入れる事ではなく、力を抜くことで生まれるという事なのです。先にも話ましたがボールを上手く打とうとする気持ちが右手の脱力を阻止するのです。クラブは左手で振っている、だから右手は脱力してヘッドの加速を生むという理解が必要なのです。

この右手首の開放はボールを打つという「点」の動きではなく、ボールをヘッドに乗せて投げ出すという「流れ」の動きなのです。ボールを打つよりもボールを前に放り出す感覚が欲しいのです。この感覚を得る為にボールの真上にクラブを置いて素振りをしてみましょう。するとボールの上をクラブが凄い勢いで通過することが確認できます。この通過の流れを覚えたいのです。そしてボールを打つ時はその流れにボールを乗せる感覚を覚えたいのです。

真上を振る感覚ができたら右手の開放をするタイミングを、ボールを打って身に付けましょう。打つのではなく、右手の開放でヘッドを走らせボールを前方へ放り出す感覚です。左膝の動きに合わせての左手の引き込み、そして右手の開放という流れを体に覚えさせましょう。この動きは多分今までに感じたことがない感覚と思います。しかしそれがゴルフスイングなのです。

今回の話はここまでです。まずは練習で右手の脱力でボールを飛ばしている感覚を身に付けましょう。あくまでも左膝の屈伸の動きで下半身を動かし、左肩を動かす。その動きに合わせて左手を引き込むことで右手の開放を作りましょう。左膝の動きから左手の動きで右手の開放です。この流れを知る事が今回の話のポイントです。

次回は体の動きを更に詳しく書こうとおもっています。

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2019年01月29日

前傾姿勢を保つ


yms1124さんへ

ご質問ありがとうございます。コメントがERRORになってしまうのでこちらでお答えします。

ご質問の「スイングの時に前傾姿勢を保つ」方法ですが、私はその角度は気にしないようにしています。基本的にゴルフのスイングは左足の屈伸と左手のアドレスの位置への引き込みで完成するので前傾姿勢が崩れるのはそのふたつの動きができない時でしょう。

前傾姿勢の維持で一番問題になるのは左手の引き込みです。この事はほとんど語られていません。インパクトでは左手はアドレスの位置に戻るのですが、左手はテークバックで体の幅だけ右に動いています。これはテークバックで右手が左手を動かしているからなのです。

左手は体の幅だけ右に寄りそこから右手のクラブの持ち上げで高い位置に移動します。トップスイングの時の左手の位置を確認してみてください。左手は肩より上に上がり、体の幅だけ右に移動しているのです。しかしこの右への移動を感じるのは無理だと思います。

ダウンスイングでは下半身から動くのです。この動きは前傾姿勢とは関係ない動きなので姿勢が崩れることはないのです。そしてダウンスイングで次に動くのが左手の落下(実際は右肘の落下)で、その先に左手のアドレスのポジションへの引き込みが入ります。この時に右に動いていた左手がアドレスの位置に戻るのです。

この引き込む動きの時に左手のグリップを握り込むようにすると左手は確実にアドレスの位置に戻ります。ちなみに左手ですがこの動きの後に肘で畳み込みます。この左手の動きも実にシンプルな動きなのです。ここに技術はないのです。左手は落として、横に引き込み、グリップを握り込み、肘で畳み込む動きなのです。

肩を動かさない状態でこの左手の動きを追ってみるとその動きは体の前でUの字を描きます。アドレスから右手の右への引きでUの字の底の部分の横の動きが入り、その後右肘の持ち上げでUの字の右側の縦の動きが入ります。

ダウンスイングの開始で起こる右肘の落としが今上がってきたUの字の戻りです。左手が落ちたところで左手の引きが体の前で起きるのです。これがUの字の底辺です。そして左肘の畳み込みで左手は持ち上がり、Uの字の左側の縦のラインができます。

この動きに右手の角度を加えるとVの字の様な動きにも感じます。要はUとVが重なった動きなのです。底辺の左手の横への動きがポイントとなります。

この左足と左手の動きは実にシンプルで体の前傾姿勢には関係ないのです。是非この動きを自分のスイングの中に感じてみてください。多分、右手の動きが体の前傾姿勢を崩していると思います。

これからもよろしくお願いいたします。
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2012年11月07日

左手と右手のバランス

Q-taroさん。今日は質問2について書いています。

質問その2
ダウン、インパクトでの右手コックの解放、左手親指の押し込みのタイミング
ダウンで第2のアドレス付近から右手コックを解放しクラブを落とし込み、続いてインパクト直前に左手親指を下方に押し込むようにしている。ただアイアンが短くなればなるほど左手首を縦方向に極限まで曲げることになり左手首に負担がかかってしまうので負担を逃がすために左手のローリングと右手の返しを取り入れている。Posted by Q-taro at 2012年11月06日

お答え
Q-taroさんは少し極端に左手首を意識しているようですね。

流れとしては、ダウンスイングからインパクトに向かって左肘を伸ばすようにしながら、左手の親指を地面方向に押し込みましょう。そして、前回書いている様に押し込む時に左手を握ってくるのです。この動きの流れを感じましょう。一瞬の動きではありませんから、極端な動きと思わないでください。体の流れを感じる事がポイントです。

右手のコックの解放は、言葉では表現できません。実際にスイングしながら自分なりの開放感を感じましょう。

気になるのが左手のローリングです。左手のローリングは意識的に行わない方がいいでしょう。左手が動く事で自然とローリングされてきます。

右手の返しはもっと危険ですね。アイアンショットの場合は、右手の返しはまったくありません。ドライバーは右手の返しでヘッドスピードが上がりますが、ドロー回転が増えるので気をつけましょう。右手の返しが強くなると、下半身の動きが緩慢になるので気を付けてください。

どうでしょうか。疑問があればすぐにコメントをください。
posted by golfq at 19:00| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | スイングの考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月06日

右手の脱力

Q-taroさん、頑張っていますね。ブログでの説明にはコミュニケーションの難しさがありますが、私の理解している部分でお答えします。質問に対してのお答えを何回かに分けて掲載します。

質問その1
切り返しでの右ひじの脱力〜右手のみの脱力の感覚がつかめない
意識して(無理やり?)落としている Posted by Q-taro at 2012年11月06日

お答え
以前の文章を読んでみると「右手を脱力しても右肘が落ちない」というのがありました。右手を脱力しても左手に力が入っているので、右肘が落ちないというものでした。

どうも問題は左手にあるようですね。Q-taroさんの理解の中にも左手の親指を感じる事がしっかり刻まれてきていると思います。しかし、今の状態ではトップスイングで左手の親指の上にクラブが乗っているかどうかは分かりにくいのではないでしょうか。どうですか。

トップスイングで左手の小指と薬指に力が入っていませんか。トップスイングでは左手に力は入りません。左小指と左薬指が緩むことでトップスイングでの形が決まります。その2本の指の緩みが左親指にクラブの重さを感じさせてくれます。

そうです。トップスイングでは左手に力は入っていないのです。ですから、右手を脱力すると右肘は自然に下に落ちてくるのです。ちなみに左手はインパクトに向かって握ってくるのです。インパクトでは左手に力が入り、右手が緩むのです。

是非、感じてみてください。
posted by golfq at 18:04| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | スイングの考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月25日

Q-taroさんへ その2

Q-taroさんへ

ご質問にお答えします。

以下質問1
先日のブリヂストンオープンの谷口、藤田等のフォームを見ても極端にひざの屈伸をしているわけでもないし、ひじも下がったままの位置から打っていましたのでコントロールショットをしているのでしょうか?

以下、お答え
ブリヂストンオープンの谷口、藤田プロのスイングを見ていないので、どのスイングかは分かりません。もし、左膝の動きが少なければ、その時はコントロールショットと考えていいでしょう。日本のプロの場合は、ボディターンで打っている意識が少ないので海外のプロと比較すると私の言うところの下半身の動きは少なく見えるでしょうね。

以下質問2
 いまひとつの疑問は重心位置についてです。左ひざを前屈したときには左足に体重がかかると思うのですが。

以下、お答え2
私のブログにも書いていますが、左膝を前屈した時にその分右手でクラブを引き上げると重心の位置は動きません。左膝が前に動き、右手が後ろに動く感じです。弓矢を左膝と右手で引っ張る状態に似ています。もし、前屈が強いと重心の位置は左に動きます。逆に右手が強いと重心の位置は右に動きます。両足にバランス良く体重が乗っているのが自然と考えてください。もっとも重心の位置の動きは、本人の持つ感覚で問題はありません。

以下質問3
ひざを一気に伸ばしていくときも体重をかけないと伸ばせないのではないでしょうか?

以下、お答え3
体重が乗っている感覚は左足にあります。その分右手にもしっかり力が入っていることが大切です。スイングの始動は右手の解放と左足の蹴りです。左足には確かにプレッシャーがかかっていて、そのプレッシャーを跳ね返す踏ん張りがダウンスイングの始動を作るのです。

「スイングは足で振れ」というのは、この時の感覚の事を言っています。ゴルフのスイングがとにかく下半身がしっかり動く事が前提です。コントロールショットはこの下半身の動きをコントロールする事で距離の調整を行います。

以下質問4
ひざを伸ばし始めたときから左に体重移動すると考えるのは間違いでしょうか?

以下、お答え4
体重移動はありません。ここでのポイントは左膝です。左膝が左に動くと、膝が笑った事になりその分体重移動が左に起きる事になります。ゴルフのスイングでは回転軸を保つことが大事ですから、左膝が笑わない様に内股の形を崩さず左膝を伸ばしていくことが大事です。

体重移動はインパクトから先で起きます。それは左膝が伸びきる時に起きるのです。体重移動が早いとボールはスライスします。ほとんどのアマチュアはこの体重移動を間違えて解釈していて、スライスボールに悩むのです。体重移動をしながらボールを真直ぐ飛ばせるようになったら、下半身の回転が素晴らしく早いという事です。

私のブログでは写真を使っていないので、理解が難しいと思います。分からない部分はどんどん質問してください。返答が遅れてすみません。これからも宜しくお願いします。
posted by golfq at 22:40| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | スイングの考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月18日

Q-taroさんへ

暫くBLOGから離れていました。少しずつ又書いていきたいと思っています。

まずは先日質問をいただいたQ-taroさんにお答えします。実は私の名前もQですから親しみを感じた訳です。

Posted by Q-taro at 2012年10月15日
1.右ひじの落とし込みについて
 両手でグリップしている限り、右手のみ脱力しても無意識に左手で支えてしまいスムーズに落とし込みができません。こつを教えてください。

トップスイングへは右手がクラブを持ちあげています。ですから右手が脱力すれば自然に右肘は地面の方に落ちてくるのです。右肘の動きに気を付けてみてください。右手の力が抜けると右肘はクラブの重さで縦に落ちてきますよ。

2.2010.06.03「インパクトでの左親指の抑え込み」の記載の中で1.「トップスウィングの時点で親指は上に向いている」とありますがこれは親指の指先ではなく親指の腹が上を向いていると解釈していいですね?

そうです。左手の親指の腹にクラブが乗っているので、その腹が上を向くという意味です。

3.インパクトでは右手コックを解放してヘッドをボールの腹に落とし込むとあり、また別の表現では左手親指を地面方向に押し込むとあり両方同時に行うということでしょうか? 

左手の親指の動きが先です。左手の親指を地面方向に押しこむ事で左手は伸びていきます。クラブ全体が低い位置に下がるのです。

右手のコックの解放はインパクトに向かってです。ですからこの二つの動きは左から右へと連動する事になります。

どうでしょう。Q-taroさん。質問があったら是非またお願いします。私はゴルフプロではありませんし、インストラクターでもありません。私は単なるゴルフ大好き人間です。でも、かなり真面目にゴルフスイングを研究しています。

これからもよろしくお願いします。
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2012年10月17日

質問にお答えします

暫くBLOGから離れていました。少しずつ又書いていきたいと思っています。

まずは先日質問をいただいたQ-taroさんにお答えします。実は私の名前もQですから親しみを感じた訳です。

Posted by Q-taro at 2012年10月15日
1.右ひじの落とし込みについて
 両手でグリップしている限り、右手のみ脱力しても無意識に左手で支えてしまいスムーズに落とし込みができません。こつを教えてください。

トップスイングへは右手がクラブを持ちあげています。ですから右手が脱力すれば自然に右肘は地面の方に落ちてくるのです。右肘の動きに気を付けてみてください。右手の力が抜けると右肘はクラブの重さで縦に落ちてきますよ。

2.2010.06.03「インパクトでの左親指の抑え込み」の記載の中で1.「トップスウィングの時点で親指は上に向いている」とありますがこれは親指の指先ではなく親指の腹が上を向いていると解釈していいですね?

そうです。左手の親指の腹にクラブが乗っているので、その腹が上を向くという意味です。

3.インパクトでは右手コックを解放してヘッドをボールの腹に落とし込むとあり、また別の表現では左手親指を地面方向に押し込むとあり両方同時に行うということでしょうか? 

左手の親指の動きが先です。左手の親指を地面方向に押しこむ事で左手は伸びていきます。クラブ全体が低い位置に下がるのです。

右手のコックの解放はインパクトに向かってです。ですからこの二つの動きは左から右へと連動する事になります。

どうでしょう。Q-taroさん。質問があったら是非またお願いします。私はゴルフプロではありませんし、インストラクターでもありません。私は単なるゴルフ大好き人間です。でも、かなり真面目にゴルフスイングを研究しています。

これからもよろしくお願いします。
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2012年03月21日

下半身の回し方 その4 (上半身の動き)

どうでしょうか。左足の動きを感じてスイングできましたか。左足の動きを感じるにはとにかく左足にしっかり体の重みを感じることです。その重みを跳ね返す様に左足を伸ばすのです。スイングの切り替えしは左膝を元に戻す動きではじまるのです。ちなみに強いスイング作るにはスクワットをする事が大事です。ゴルフのスイングの基本はスクワットの動きに似ているのです。スクワットをして左足を鍛える事が下半身の切れのスピードを増し、飛距離のアップにつながるのです。以前に私の友人の日大ゴルフ部のコーチが言っていました。「日大のゴルフ部は皆ゴルフは上手いから、コーチの仕事はスクワットとランニングの管理だよ」と言っていました。

さて今回はその下半身の動きについていく上半身の動きを書きます。上半身の動きの基本は脱力です。右手を引っ張る事で作ったトップスイングで右手を脱力する事で、左手が勝手に元の位置に戻ろうとするのです。右手を脱力する事でクラブは体の右サイドに落ちていきます。この右手の脱力がポイントです。脱力をするには、右手にしっかりトップスイングで力が入っていなくてはなりません。多くのゴルファーはトップスイングで右手の力が抜けているのです。それは「グリップは緩めに」という解説を間違って理解しているからです。トップスイングからの切り返しでは上半身は静かなものです。何故ならそれは脱力をしている状態だからです。ボールを打とうとしているとこの脱力状態が作れないのです。ゴルフはクラブを振る事でボールを飛ばしています。だから、この切り返しでの上半身の脱力に意味があるのです。

上半身で力が入るとしたら切り替えし後の左手です。左膝の屈伸で鋭く切れる下半身の切れで動いているのは、左肩です。その左肩に付いているのが左手です。当然下半身が先行して動くのでそのズレを左手が修正するのです。ダウンスイングからインパクトに向けて左手は遅れた右手が持つクラブをインパクトに引っ張り込むのです。しかしこの動きも人間のスイングだからこその動きです。PING社が作っている世界唯一の人間のスイングに近いゴルフ・ロボットマシンにはその左手の動きはありません。そこには脱力されて自然に上から落ちてくる重力分の力だけが存在します。でも人間の場合はロボットと違って体の柔らかさが微妙な遅れのズレを作ります。だから、ダウンスイングからインパクトにかけては左手は意識的に引っ張り込む必要があるのです。

ボールを飛ばすエネルギーは左膝の屈伸によりできる下半身の回転のスピードとそれに遅れまいとする左手の引きで作られています。下半身が1の力とすると左手が2の力となります。スイングの流れとはこの1の力(左膝の屈伸)と2の力(左手の引き)の事をいいます。下半身が回り、左手が追いつく。この流れがクラブをしっかり振る事になるのです。それではトップスイングで脱力した右手はどう使えばいいのでしょう。その話は次回に書きます。まずはトップスイングからの切り返しで上半身の力を抜いてスイングしてみましょう。力みの無い、しっかりしたスイングができると思います。まずは素振りから。素振りで納得できたら、その流れているクラブヘッドにボールを乗せてみましょう。ゴルフは決してボールを打つスポーツではありません。ボールをクラブに乗せて運ぶスポーツです。滑らかな振りの軌道にボールを合わせてみましょう。
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2012年03月06日

下半身の回し方 その3 (左足の使い方)

トップスイングの形を体感できましたか。トップスイングは力強く、バランスが取れている必要があります。左足と右手の喧嘩でのバランスです。ダウンスイングに入るにはこのしっかりしたトップスイングが必要なのです。先日のゴルフチャンネルでのゴルフレッスン番組で、あるゴルフスイングの研究家が「プロゴルファーには必ずトップスイングで間がある」と言っていました。その間こそが左足と右手の喧嘩の終点なのです。上半身はしっかり捻じられた状態になるのです。

この時確認事項としては、「左足にしっかり力を感じているか」と「右手がトップスイングを深めているか」です。左足がしっかり力を感じていなければ、右手の動きが左足の動きに勝りオーバースイングになるのです。逆に右手がしっかりトップスイング深めていなければ、左足の動きに右手の動きが負けスイング軸が左に傾くことになります。この最後の引っ張り合いのバランスが大事です。是非、このバランスを感じるように練習してください。

そしてダウンスイングに入ります。ダウンスイングの始動は左足を蹴る事で左ひざを伸ばすことです。それと同時に右手小指の力を脱いて、左手に手の力を移します。ちょうど引っ張り合った左膝と右小指を元に戻す感じです。弓矢で引っ張った糸を解放する感じでダウンスイングがはじまります。

左膝の伸ばす方向は、左膝を元に位置に戻す感じです。大事なのはその戻った位置から左足を伸ばし切る事です。インパクトはこの左足が伸びていく途中にあるのです。写真を見ると下半身は動いていない様にみえますが、実際はしっかり動いているのです。その左膝が伸びるスピードが下半身力です。基本的には自分の最大のスピードで左足を伸ばして下半身を動かしましょう。そうです、左膝を伸ばし切る動きです。プロとアマの違いはそのスピードの差です。ちなみに体重移動は左膝を伸ばし切る時発生します。それはインパクトから先で起きているのです。左膝を伸ばし切る事でボールに体重が乗っていくのです。

上半身はこの下半身の動きに反応して動くのです。言ってしまえば、「ボールは下半身で飛ばせ」なのです。上半身の話は次回にします。

左膝を伸ばす時に一番気をつけなくてはならないのは、左膝を外(左側)に流さないことです。この左膝の位置を保つのが内股を作る内筋の意識です。先日のPINGのハンター・メイハンのスイングをTVで見ているとその事が良く分かりました。彼のフィニッシュでの内股の締まり具合は凄い物でした。左足の意識は常に内側にあるのです。トップスイングの時に一番力を感じているのは左足の親指の付け根です。その左足の内側への傾きを感じながら左膝を伸ばすのです。そして、その左膝を伸ばす終点では内股が強く絞られているのです。

この内股の意識がゴルフスイングのもっとも大事な回転軸の維持に役立つのです。左膝を外(左側)に流さない事が下半身を回す時に大事なのです。左足で下半身の力を最大限に引き出してみましょう。下半身を使わずにスイングする事はないのです。とはいうものの、この下半身の使い方はアッという間のものでスローモーションでは感じられませんから気を付けてください。下半身が左足の蹴りで動いていないと上半身が正しく反応できないのです。そして左膝を伸ばし切る事でバランスの良いフィニッシュが得られるのです。プロのスイングとアマの違いがここでも確認できます。プロは打つ事よりもクラブを振る事を優先しているのです。一方アマはボールを打つことを優先してしまうから下半身が途中で止まったり、減速してしまうのです。

是非、左足の動きを感じてみてください。次回はダウンスイングでの上半身の動きを書きます。
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2012年03月04日

下半身の回し方 (トップスイングの確認) その2

左膝の前への動きと右手の後ろへの引きの喧嘩を体感できたでしょうか。今回はその先のダウンスイングから先の話になりますが、まずはトップスイングの形の復習からしましょう。

左膝は前方に動こうとしているでしょうか。右手の小指でクラブを後ろに引けているでしょうか。さらに右手の引きで上半身が捻じれ、左肩が深く入っていますか。そして、もっとも大事なのがその左膝の動きと右手の動きでスイング軸がしっかり止まっている事です。この状態を保つ練習をしましょう。ここでの形を覚える事が落ちついた力強いトップスイングを作るのです。ダウンスイングのはじまりはこのトップスイングの形で決まるのです。

トップスイングで確認したい事がもう一つあります。それは左手のグリップの強さです。多くの人が左手のグリップは強くと考えていますが、それは間違いです。左手のグリップはトップスイングで緩んでいるのです。その理由は左手のグリップが緩まないと左親指の上にクラブが乗らないからです。トップスイングでは左手の小指の力を抜きましょう。そうするとクラブ全体の重みを左親指が感じます。この親指にクラブが乗る事がダウンスイングが始まる最初の確認事項です。

スイング的には振り上げたら左との親指にクラブを乗せるという事です。そして、左手の親指にクラブが乗ったらトップスイングが完成したという事です。この時点で右手の小指がクラブを後方に引いているポイントと左親指の重さを感じるポイントが一緒になるのです。

トップスイングでもう一つ感じたい場所があります。それは両足の内股に力を感じているかです。ゴルフのスイングは常に内股の内に締まる感じが大事です。それはゴルフのスイングの回転軸をこの内股の圧力が保つからです。内股の力を感じないようであれば、下半身が緩んでいるという事です。下半身が緩めば回転軸は動き、ボールが右に曲がる原因を作ります。

テークバックから考えると動いているのは左膝と右手だけで、他の部分はその動きにつれて動いているだけなのです。さらに、内股を意識する事で動きは非常に狭い範囲で動いていることが分かります。

是非、自分のトップスイングを体感してみましょう。トップスイングはクラブを振り始めるスタートポイントですから、ここでの収まりをしっかり作りましょう。多くの人がテークバックの形を気にしますが、問題はその終点でのトップスイングの形です。テークバックの方法は自分なりの収まりの良い方法を見つければいいのです。それがインサイドにクラブが入ろうが、外にクラブを出していこうが関係ないのです。その終点が大事なのです。

次回はダウンスイングについて書きます。
posted by golfq at 19:37| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | スイングの考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月24日

下半身の回し方 その1

下半身をスイングで意識するのは、結構難しいのです。口で「下半身を使って振る」と言っても、どの様に動いているのかを感じることは私にはできませんでした。今回ここに書く、「下半身の回し方」はあくまでも私のやり方ですので、自分流を見つける事が必要です。それでも参考にできる所は多いと思いますので是非読んでみてください。

下半身を回すには左足をいかに使うかです。人間の体を考えてみると、腰骨を回せる機能が膝に有る事が分かります。膝以外に腰骨を回す機能は人間の体には無いのです。この左膝への認識がポイントです。自分のスイングを考えてみましょう。私の場合は左膝こそ使ってはいましたが、それ程重要視していませんでした。というより、意識できていませんでした。そこでいかに左膝を意識して使うかを考えました。

まず、左膝を前屈するのです。それは内側にではなく、ターゲットラインに対して垂直に曲げていくのです。その方向が非常に大事です。ボールが飛んでいくライン(ターゲットライン)を意識して、そのラインに左膝を直角に差し込む感じです。それもできるだけ深く膝を曲げましょう。深く曲げる理由は、曲げれば曲げる程スイングに力が加わるからです。左膝に全体重を乗せる感じになります。実はこの左足体重がポイントです。この体重の重さを感じる動作が、力強い切り替えしのスタートとなるからです。

左膝を深く曲げる事で問題なのがスイングのバランスを崩すという事です。この解決方法は右手にあります。当然左膝だけを深く曲げていくと体の軸は左に傾いてしまいます。これではスイング軸が保てないので困ります。そこで出てくるのが右手です。左膝を深く入れていくと、上半身はちょうどトップスイングに入っています。左膝をさらに深く入れようとすると体の軸が傾き始めますが、それを右手の引っ張りで止めるのです。右手がトップスイングを深めていく感じです。この時の体感は、左膝が前に動こうとしているのに対して、右手が後方に動いて行く感じです。左膝の動きと右手の動きを喧嘩させる事で回転軸を保つのです。トップスイングのバランスは左膝の前への動きと右手の後ろへの引きで作るのです。

この動きにはさらなる副産物があります。それは上半身の捻じれを強めるという事です。左膝が前に動くのに対して、上半身が後方に動くので左肩は深く入り上半身の捻じれが深まるのです。力強い動きですがバランスの取れた動きになるのです。

そしてもう一つ。この動きはオーバースイングでお悩みの方にも役立ちます。オーバースイングは上半身だけが動き過ぎるから起きる状態です。左膝が前方に動くことで、上半身の動き過ぎも止めてくれるのです。

この状態はプロのトップスイングの写真を見ると分かります。自分の体形に合ったプロのスイングを良く見てください。見るポイントは左膝の前方への動きの深さとトップスイングでの右手の緊張感です。この後ろへの引きを強くするには、グリップをフィンガーロックにする事をお勧めします。フィンガーロックグリップでは右小指が左人差し指と絡んでいますので、右小指を使って右手を動かす感じです。トップスイングは実は膝膝の前への動きと右手の後方への強い引きから生まれる動きの喧嘩で形成されているのです。是非試してみてください。

次はダウンスイングでの下半身の動き方を書きます。

PS
ちなみに右足の役目はほとんどありません。右足は内股でしっかり大地を掴んでいる事が大事です。体重は右足には乗ってきません。回転軸が保たれるという事は、体重の移動は無いという事です。
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2010年06月16日

右手首の動きを考える


ゴルフのスイングは左サイドの動きでスイングの勢いを作ります。それでは右手は何をするのでしょうか。右手は、「インパクトを作る」のです。ピッチャーがボールを投げる時の手首と指の動きがゴルフスイングのインパクトでの右手の動きと同じ様なものと考えたいですね。

この考えで大事なのが右手の手首の角度はインパクトまで変わらないということです。ボールを投げる事を考えてみてください。ボールを投げる時にボールを握っている右手の角度がゴルフでクラブを握っている角度と同じなのです。女性がゴルフのスイングをイメージしにくいのも、ボールを投げる事がほとんどないからなのです。ボールを投げる事で右手首を柔らかく使う感覚が分かります。手首を最後に軟かく使いたいので右手の角度を保つ必要があるのです。だからインパクトまで右手は使えないのです。

テニスやバトミントンをする人がゴルフをするとボールを左に引っ掛ける事が多いようです。その理由は止まっているボールを打とうとするからです。ボールを打とうとするから右手首の角度が緩んでボールを引っ掛けるのです。ところが実際に動いているボールを打っている時を考えると、右手首は緩んでいないのです。テニスでもバトミントンでも右手首はインパクトから先で使っているのです。手首が強いという事は、インパクトというほんの少しの時間に手首を大きく動かす事なのです。

ゴルフのミスはこの右手首の角度が緩む事で起きている事が多いのです。まずは自分のスイングの中での右手首の角度を考えてみてください。次回はアイアンの場合の右手首の話を書きます。

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2010年06月11日

左手でスイングの流れを加速する


左膝の動きでスイングの流れを感じた後にくるのが、左手の動きです。ここで大事なのは、左手はあくまでも下半身の動きについてくるという事です。アマチュアの一番の問題は上半身の動きが下半身の動きに先行してしまうことです。又、下半身から動きはじめてもその下半身を途中で止めてしまい上半身の動きが下半身を追い越してしまうことです。

さて、左手の動きですがスイングの流れとしてはその流れを加速する役目があるのです。左膝で動く下半身は最初に動きだし、常に動きの先陣を切ります。その動きはスローからクィックとなります。そして左手は、流れの中でクラブの動きを加速します。スティからいきなりクィックです。

左手の動きで大事なのが、最初のスティです。左手は、最初は動かしません。むしろ、左手は力を抜いてクラブを縦に落とすのです。この脱力がクラブを右腰に落とし、その間が右肩の突っ込みを防ぎます。アマチュア的にはこの部分が一番理解するのが難しいと思います。又言葉で説明するのも難しい部分です。

練習方法としては素振りの中でこの左手の脱力を感じる事です。左膝の動きで下半身を先行させ、その始動時に左手の力を脱力してクラブを右腰に落とすのです。何度も素振りをしてこの動きを身につけましょう。ここの部分の動きがアマチュアには難しいスイングの間ができるのです。ダウンスイングのタメもこの時にできます。左手がクラブヘッドを動かさない事で、スイングのタメができるのです。

左手の動きはこの後に始ります。右腰に落ちた左手をインパクトに向けて動かすのです。下半身が先行していますから、上半身の動きは相当遅れています。それをインパクトに向けて追いつくのです。左手でグリップエンドを引っ張る感じです。引っ張る方向は飛球腺に向かって平行な感じです。決してグリップエンドをボールに引っ張ってはいけません。

ボールが地面にあるのでどうしてもグリップエンドをボールの方に向けてしまいます。左手の役目はスイングの流れを加速することで、ボールにクラブヘッドを持っていくことではありません。その役目が右手なのです。

左手は引っ張る時に握るようにしましょう。そうするとインパクトでスイングの力がボールに集中します。「落として、引っ張りながら握る」です。そして、最後までスイングの勢いを止めないようにスイングの後半では左手を左ひじを支点にして畳み込みます。この畳み込みの動きがスイングの流れを強い物にします。

是非、左膝の動きで先行する下半身の動きに左手の動きを加えてみてください。基本は素振りです。素振りでうまくいけば後はその軌道上にボールを置けばいいのです。ボールは打つのではなく、スイングの流れで捕まえて運ぶのです。

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2010年06月10日

左膝でスイングの流れを作る


多くのアマチュアゴルファーは、「ゴルフはボールを打つ」スポーツと考えています。実際にボールを打っているのですが、感覚的にはボールを運んでいると考えたいですね。もっともドライバーは唯一距離を稼ぐ為のクラブですから、「ボールを打つ」という感覚はつよまります。

「ボールを運ぶ」という言葉で一番困るのが、「ボールを打たないで、どのようにしてボールを飛ばすか」という事です。特に体力の無い人に取っては、ボールを飛ばしたい気持ちが強いですからね。しかし、ゴルフはボールを打ちにいってはなかなか上達しないのです。ゴルフの上達でお悩みの方は、とにかく「ボールは打たない」と考えましょう。

そこで大事なのが、いかにクラブヘッドの流れを作るかです。ボールは物理的現象としてクラブヘッドがボールに衝突した結果として飛んでいるのです。問題は、打つ力では無く、クラブヘッドの動きのスピードをどのように作り、上げるかです。

物理的現象の話をすると、ボールが飛びだす方向はインパクト時のスイングプレーンの入り方で決まります。スイングは強い回転運動ですから、回転しているクラブヘッドが当たってきたボールはそのクラブヘッドの円運動のインパクト時の接戦上に飛びだすのです。だから、クラブヘッドは常にインサイドから入ってくるのです。

スイングは体の回転運動で作られているので、一番最初に大事な事はどの様に体を強く回転させるかです。クラブを動かしているのは、左手です。その左手を動かしいるのが左肩です。さらにその左肩を動かしているのが左腰です。そして、最後にその左腰を動かしているのは左足という事になります。

左足をどのように使うかを考えると左足でスイング中に動かせるのは左膝だけだという事に気がつきます。タイガーウッズが左膝を手術したのも左膝への負担が大きかったからでしょう。

まずは左足が自分のスイングでどのように使われているかを感じてみましょう。トップスイングからの切り返しで最初に動きだすのは左膝です。(プロレベルのスイングでは左膝の動きはトップスイングに到達する前に始っています。)左膝から動く事で体の回転がはじまるのです。

この動きについては多分フィギュア−スケートをしている人が一番上手なような気がします。実際私はフィギュア−スケーターだった初心者の女性に「軸を保って、回転する」というアドバイスをしたら飛んでもなく飛んだのを覚えています。後ろで見ていた御主人の開いた口が閉じなったほどの感激的なショットでした。

左膝の動きは前屈した膝を伸ばすというものです。左膝の前屈の量はその人の筋力によって異なるので最初は少しずつにしましょう。そして、その曲げた膝を伸ばすことでダウンスイングを開始するのです。膝の伸ばし方は「スローからクィック」へです。いきなり強く伸ばす必要はありません。膝を伸ばす感じが強まるのはインパクトから先です。決してインパクトで左膝の動きを止めてはいけません。プロのスイング写真を見てみるとインパクトで左膝はまだ曲がっていますが、それは制止画像だからです。左膝は動いているのです。

この左膝の伸びが腰の切れを作るのです。インパクトの先での左膝の伸びが大事なのは、先に述べたようにゴルフのスイングは打つのではなく運ぶ運動だからです。左膝の後半の動きがヘッドスピードを向上させるのです。

左膝は伸ばし切ることが大事です。タイガーのショットを見ても明白です。左膝を伸ばし切る事によりスイングの流れを最後までしっかり作ることになるのです。そして、最後に左足の上に立つ事でインパクトから先での体重移動が完成するのです。

是非、左膝でスイングの流れを作ることをお試しください。

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2010年06月06日

左手のまとめ


ゴルフのスイングは左サイドの動きで「スイングの流れ」を作ります。その流れの開始は左のひざの動きによる、左腰の回転です。左腰が先行する事で初めて左手の動きがあるのです。

左手は先行する下半身に追いつくためにクラブを引き込む動きとなります。その引き込みが起きるのはインパクトに向けての動きの時です。左手がダウンスイングで右腰の辺りに降りた所から左腰までが左手が引っ張れるタイミングです。左手の握りが入るのもこの腰から腰への動きの時です。スイングの流れの中で考えると、ダウンスイングの終わりからインパクトに向けてという事になります。

左手で大事なのはこの先です。インパクトから先で左親指を立てる様にして畳み込むことです。この動きがないと右手が緩みません。左手一本でスイングする時はこの左手の畳みこみを練習します。畳み込みが滑らかに動くと、左手1本でもスイングは綺麗にできます。

左手で気をつけたいのが、左手の親指にクラブを乗せる事です。そして、トップスイングでは左手の小指の力は緩みます。小指にクラブが引っ掛かっている状態です。左掌がトップスイングで見えないようだと左手のグリップは緩んでいません。そして、その緩みをインパクトに向けてしっかり握るのです。この親指を中心として開いて、閉じる練習は非力な人にはとても役に立ちます。

多くの人が左手に対する意識が少ないと思います。実際のスイングで左手を感じて練習してみてください。

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2010年06月04日

左手の小指でヘッドを走らせる


左手の使い方に、「左手の小指をインパクトで握り込む」というのがあります。どうも剣道では左手の小指をしっかり握るようですが、似たような感じなのでしょうか。

どうして左手の小指を握るのかというと、先に書いて来たようにゴルフのスイングは左手の親指で腕とクラブの動きを繋げているからなのです。クラブはトップスイングからダウンスイング、インパクトへと常に左親指を中心に動いています。その理由は左手の親指が腕の振り子とクラブの振り子を結ぶ支点だからです。この支点がしっかりしていれば、回転軸さえぶれなければ左肩で引っ張られる左腕がクラブをインパクトに効率よく運び込むのです。

PING社のカーステン創始者が作ったPING-MANというロボットはこのスイングの流れを的確に持っています。PINGのクラブが素晴らしいひとつの理由に人間の素晴らしいスイングの流れを持つこのロボットがあるからと考えられます。

しかし、そのロボットにないのが右手と左手の小指です。人間にはそれがあるのです。「右手を緩める」と書いてきたのも、ゴルフスイングには右手が絶対必要ではないからなのです。右手は上手く使うと有効できですが、ほとんどの場合は間違って使われているのです。

今回の話の小指の話にもどります。スイングの支点が左の親指とすると、ダウンスイングで左手のグリップは緩むのです。左の小指は指先にクラブが引っ掛かっている感じで、指の力は抜けているのです。だから、ダウンスイングでタメができるのです。右手首は深く曲がり込み、左手のグリップは緩むのです。

このタメを的確に動かしてくれるのが左手の小指です。薬指も協力してくれます。開いた左手のグリップをインパクトに向かって小指と薬指を握り込むのです。この握り込みが遅ければ遅いほどタメができヘッドの走りが早くなります。

インパクトで力を入れるのは左手なのです。それは緩んでいる状態から力を入れるのです。だから、右手の力を抜かなくてはいけないのです。両手の真ん中の左親指を支点に力の関係が入れ替わるのです。トップスイングへは右手で、ダウンスイングも右手で感じます。そしてインパクトに向かって左手に力を入れ、右手の力を抜くのです。その左手に力を入れる時に左手の小指を利用したいのです。

今日の話は非力な人に有効です。シニアの方やレディースの方には特にお勧めです。でも左手を握るタイミングが難しいですから、練習をしてからにしましょう。是非お試しください。

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2010年06月03日

インパクトでの左親指の抑え込み


多くを語られていない左手の話の続きです。左手の親指のクラブを乗せる事で左手の存在感が感じられると思います。問題はその左手の感覚をスイング中持続したいという事です。この事はアニカ・ソレンスタムのスイング論の中にも出てくるようです。実際に私はまだその分を読んでいないのですが、私の友人が「左の親指の大事さ」はアニカが書いていると教えてくれました。

左親指に感じたクラブの重さの感覚を失わないように、スイング中絶えず親指を感じてスイングする感覚を書きます。

1. トップスイングの時点では親指は上に向いています。確実にクラブの重さを感じましょう。その重さを感じようとする間がトップスイングでの間を作ってくれます。さらにオーバースイングを抑えてくれます。
2. ダウンスイングでは親指は地面に対して直角の方向を向きます。この状態がタメを作っています。私の場合は、アイアンの時はインパクトまでできるだけその状態を保ちます。そしてドライバーの時は、その親指の方向を早めに地面に向けます。これはタメの開放を早くするためですが、あくまでも私の方法です。
3. 問題はインパクトの時です。この時に親指を地面の方向に押しこむのです。親指を押しこむ事で左は伸び、インパクトに向かって右手を解放した時にクラブが走るようになります。どうもアニカが推奨するのはこのポイントのようです。
4. フィニッシュでは再び親指の上にクラブを乗せます。最後に親指の上にクラブを納める事も大事です。最後にクラブが左親指に乗っていればスイングの流れが良かったと考えられます。

是非、左親指を感じてスイングしてみてください。


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