アイアンの飛距離でお悩みの方にはお役に立つかもしれません。
私自身どうしてもアイアンの飛距離が一定せず悩んでいました。そこで最近はこのアイアンの飛び方に気をつけるようにして練習することにしました。確かにアイアンの飛び方がばらばらなのです。しっかり飛ぶときと、まずまずの時、そして情けないショットとだいたい3分割してみますと、しっかり飛ぶときが10%、まずまずが70%、情けないが20%という感じです。
今まではこのまずまずで満足していたのですが、これではいけないと思いしっかり飛ぶ時のことを考えてみました。そこで気がついたのが、スイング中の意識の問題でした。どうも上手く打とうと考え過ぎていたようです。異常に飛ぶ時の意識を考えるとどうもしっかり振ろうとした時だったのです。そして、そのしっかり振ろうとした時は必ずボールの上を振る意識があったのです。
どうも、体の動きが問題だったようです。スイングの練習にボールの真上を素振りする事を勧めてきましたが、その素振りの意識こそが体の動きを作ってくれたのです。ボールの真上を素振りするということは、右手の動きを抑えます。腰の切れ、左手の引っ張りを最大限に生かせるのがボールの真上の素振りでした。分かっていても、忘れていました。
実は、アイアンの正確性と飛距離はここからがポイントでした。左サイドをしっかり動かす事で後は右手の動きに集中するのです。その右手は手首の角度を変えずに縦方向にヘッドを落とす動きです。トップボールの意識が役立つのがこの時です。アイアンヘッドを浮かして、明らかにアイアンのリーディングエッジをボールの腹に当てる状態でアドレスするのです。こうすると、左サイドでしっかりクラブを振るという意識が自然と生まれます。
テークバックからダウンスイングに切り替えしてくる時は、ボールの右腹をしっかり見るのです。思いっきり振られてくるアイアンのリーディングエッジをボールの腹に落とすので、目線が大事です。アイアンの場合は、ボールを右斜め上からしっかり見るようにしましょう。
そしてインパクトの時に、右手の指の力と手首を緩めてアイアンのリーディングエッジをボールの腹に落とし込むのです。最初は難しい感じですが、慣れてくるとかなり楽な感じです。その理由は、体の動きがスムースなので右手の動きに集中できるからです。右手が柔らかく使えるほどボールの勢いは増します。右手が大きく縦方向に動くほどヘッドスピードは上昇し、打ち出し角度が上がるのが分かります。体の勢いが安定する為に、ボールの飛びもかなり安定します。実際に右手の動きに集中して練習をすると、しっかりした当たりが50%に増加し、ミスショットが10%以下に落ちました。
アイアンショットの動きを復習してみると、「左サイドの体の動きをしっかり作り、右手の落としこみに集中する」ということになります。意識としてはトップボールを打つイメージが私には合いました。「ボールを上手く打つ」ではなく、「流れを作ってボールを引っ掛ける」と書いてきましたが、具体的な意識の持ち方としてはトップボールを打つ意識が役に立つと思いました。トップボールはナイスショットのちょっと前ですから、トップボールを打ち続ける事で、右手の使い方が分かってきます。どうでしょうか。お試しください。
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