2009年01月29日

イップスを考える


今年は何故かブログに手が向きませんでした。何かいい物を書こうとしていて、ブログがアップできませんでした。今日は今年のはじめにいただいた武田さんからのコメントに私の意見を書きたいと思います。ずっと前に武田さんにはお答えしたかったのに結局今日になってしまいました。

いただいたコメントは下記のものです。Posted by 武田真紀子 at 2009年01月05日
ゴルフ歴27年ベスグロは77です。8年位前からロングパットと20yアプローチのイップスで悩んでいます。ゴルフを通じて知り合った良き仲間に気を遣わせるのは辛いです。良きアドバイスを下さい。

凄いですね。女性でべスグロが77というのは。イップスでお悩みですか。私も一時期イップスに悩みました。イップスは本当に厄介なトラブルです。でも、イップスになるほど真剣にゴルフをやっていると考えましょう。このイップスは個人的なものですから、ここに私が書く事はひとつの考え方であると考えてください。

イップスの原因
イップスの一番の原因はボールを上手く打とうとするところから始まっていると私は考えています。実際私がかかったパッティングのイップスの時は、ボールを打とうとしてまったく手が動かなくなりました。無理をして動かすとボールはとんでもなく転がり過ぎていました。そしてそれを意識してパッティングするとボールは半分も転がらないという惨劇の連続でした。そこで私は入らなくてもいいと、適当にボールを打つようにしました。そうすると取りあえずイップスからは離れる事ができました。しかし、それはゴルフを真剣にやろうとしている姿としては許せるものではありませんでした。

イップスを避ける方法
そこで私が考えたのが、「ボールを打ちにいかないストロークの仕方」でした。それは今私がブログで書いている「ボールを引っ掛けてストロークする」考え方です。どうしてもゴルフは球技ですからボールは打つものと考えがちですが、ゴルフの場合はドライバーショットを除いては、ボールは打つのではなくフェイスにボールを乗せて運ぶと考えましょう。

ストロークの原動力
一番のポイントはスイングの原動力が何処にするかということです。パッティングもアプローチもストロークの原動力を左肩に求める事ができるのです。左肩を動かして、左手を動かしパターヘッドが動かすと考えましょう。左肩を動かす最大の利点は、動く筋肉が大きいということです。動く筋肉が大きいとイップスにかかりにくいのです。右手でどうしてもボールを打ちたくなるのですが、右手の動きは非常に微妙で繊細です。だから、右手がイップスにかかってしまうと考えます。右手にいろいろな動きを求め過ぎなのでしょう。

左肩でヘッドを動かす
ここで一番大事なのが、両肘の内側への絞り込みです。肘を絞り込むと肩の動きに手首が連動して動きます。この左肩を揺すってクラブヘッドの動きを感じましょう。実際にボールを打ってみる事も必要です。実際に左肩の動きだけではボールが対して遠くに転がらないのが分かります。大きい筋肉を使ってヘッドを動かす利点が、遠くにボールがいかないということです。だから、大きく筋肉を動かせるのです。

手首に注意
この時に注意をしたいのが、右手の手首の角度です。手首はしっかりクラブをグリップをして固めましょう。右手首が緩むと左肩の力がクラブヘッドに伝わりません。

右手の役目
右手の役目はボールを転がすことではなく、フェイス面にボールをスクエアに捕らえることなのです。左肩が距離感を作りますから右手に余裕ができるのです。その余裕が右手にフェイスのコントロールを許すのです。この時点でイップスとは大分かけ離れてきていると思います。

今日のところは、まず左肩の動きでアプローチとパターを打つ練習をしてみてください。次回はアプローチでイップスを避ける方法を細かく紹介します。そして、次がショートパットと考えてください。

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posted by golfq at 10:40| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | パターとストローク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月09日

オーバースピン・ボールを考える

先週は全英女子オープンゴルフで盛り上がりました。最近はゴルフの放送時間が長いのでとても勉強になります。そして今回特に気をつけたのが、Mr.ブーさんが指摘している「止まるボール」でした。プロの転がすパッティングされたボールはどうして勢い良く転がっているのに、カップの辺りで減速するのでしょう。そんなパッティングは今週もたくさん見ることができました。もっとも残念なことに宮里藍ちゃんのパッティングにはその転がりがあまり見られませんでした。

止まるボール」については先週書きましたが、その考え方は「ボールの回転が止まる時にボールが止まる」です。この事は真剣に考えてみると面白いですよ。所詮パッティングで100%入れようと考えるのは無謀ですから、是非どのような転がりで入れようかを考えましょう。

オーバースピンのボールを転がす方法はいろいろあると思います。ですから、その方法についても自分で探し出すことが一番です。ポイントは、パターヘッドを地面スレスレからボールを擦り上げることです。ボールを擦り上げることでボール自体がインパクト後に直ぐに回転を始めるのです。この感じはとにかく自分でボールを擦り上げてみることです。そうするとボールの回転具合の違いが分かります。

オーバースピンの掛かったボールの転がりは、見ていて違いが分かります。違いが分からない場合は、ボールについているブランド名をラインに直角に置いて練習してください。そのブランド名が廻るスピードが、オーバースピンが掛かっている場合は、小刻み見えるのです。そして、そのボールが止まる時にそのブランド名が急に止まるのが分かります。打ち方に拘らずにまずは、ボールにオーバースピンを掛ける練習をするのです。

次に、覚えたいのが右手首の動きを制御して同じようなボールを打つ練習をするのです。右手首を使わないとボールが重く転がります。右手首を使ってボールを転がすとボールは軽くはじかれ、オーバースピンがかかりにくくなるのです。テーマは重い、死んだボールです。足の長い転がりは禁物です。

私は、構えたパターをテークバックからアドレスの位置に戻す動きを初期運動と考え、その動きの先を左肩の引き上げで動かしています。テークバックは非常に小さく、前への肩の動きで距離感を作っています。小さな筋肉(手首)でなく大きな筋肉(上半身)を使ってパッティングするようにしています。もっともこの方法は私の方法ですから、参考までに。

クローグリップで有名なクリス・ディマルコのストロークは、パッティングのインパクトを右手首で作らないように「右手親指の付け根で押す」ようになっています。ディマルコのパッティングストロークを見ていると、確かにテークバックは小さく、右手の前方への動きで距離感を作っています。クローグリップのストロークではパターヘッドがかなり地面に低く動きますので、オーバースピンがしっかりかかります。もっとも、ストロークの力が意外と弱いので遅いグリーンには向かないように思います。

究極は「私が禁止した右手首をしっかり使ったストローク」となります。但し、ここで難しいのはあくまでも右手首の動きでボールを擦り上げることです。右手首で打つことではなく、右手首で擦り上げることです。先日の全英女子オープンでは、英国のローラ・デービスのストロークが右手をしっかり使ったものでしたね。フォロースルーでパターヘッドが妙に大きく動くストロークです。ここでもテークバックの大きさでボールを転がさずに、右手首の前方への動きで転がします。

とにかく、オーバースピンのボールを転がすには勇気が必要です。自分のストロークに自信を持ちしっかり擦り上げることです。ボールはオーバースピンで転がり、最後に急に止まることが大事です。最初は怖いでしょうが、練習を積むと楽しいですよ。ボールを重く、しっかり転がす練習をしましょう。そして、自分なりを見つけることです。オーバースピンの効いたボールは直線的に転がりますから、ライン取りも変わってきますよ。是非お試しください。

最後にちょっと余計なことですが、ゴルフがあまり上手でない人は是非この擦りあげるパッティングストロークを覚えるといいですよ。パッティングはみんなが悩んでいるものです。ですから、誰にでも上手になれるチャンスはあるのです。パッティングは誰にも平等ですから、是非「オーバースピンの掛かった、重いボールを転がす」事を覚えましょう。ショットが悪くても、飛ばなくてもグリーンでは誰もが驚く転がりを見せつけてはどうでしょう。


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posted by golfq at 23:14| 東京 ☁| Comment(8) | TrackBack(2) | パターとストローク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月07日

PINGの勝利

女子メジャー第4戦「全英女子オープン」
Leaderboard of Women`s British Open(Golf Channel)

シェリー・スタインハウアーが堂々のメジャー2勝を飾りました。アメリカで活躍し、ゴルフ殿堂入りしている岡本綾子さんが「シェリーは本当に嬉しいと思いますよ。プロゴルファーにとってはメジャーでの優勝がい究極の夢ですから」としみじみ言っていました。岡本プロは賞金女王にはなっていますが、LPGAのメジャーは勝っていないと思います。岡本さんはメジャーをリードしたことはありますが、そのリードは守れなかったはずです。そんな自分の姿とシェリーの姿をダブらせていたのではないでしょうか。
プロの夢、メジャーのカップ (US Yahoo Sports)

スタインハウアーは最終日にPINGのG2ドライバーで正確にフェアウェイを捉えていましたね。ラフに打ったのは1度だけではないでしょうか。そして、PING/G5アイアンの正確性がタコツボバンカーをことごとく避けていました。どうしたあんなに簡単に攻められるのだろかと思うほどでした。G5アイアンにはかなりのオフセットがついていますから日本人には嫌われる顔をしています。でも、打ちやすく、ボールをしっかり捕らえられ、高い弾道を与えてくれます。こんなクラブの利点を上手く利用したスタインハウアーは本当に素晴らしかったです。昨年の優勝者のジャン・ジオンもPINGのG2ドライバーとアイアンを使っていましたから、全英女子オープンはPINGの2連勝ということになりますね。
PINGが勝利の凱旋!!(US Yahoo Sports)

PINGでいえば今年絶好調のロレナ・オチョアが出だしの連続ボギーで結局追い上げることができませんでした。アイアンの切れのいいオチョアもシェリーのアイアンの正確性には脱帽したことでしょう。ドライバーではオチョアがPING・G5でしたからシェリーをオーバードライブしていましたね。
オチョアとのPING対決も制したスタインハウアー(US Yahoo Sports)
アイアンの正確性が勝利を!! (US Yahoo Sports)
Score Card of Sherri Steinhauer (Golf Channel)

全英女子オープンの思い出:
クリスティ・カーの夢は18番で散った (US Yahoo Sports)
ポーラの花は咲かず(US Yahoo Sports)
ミシェル・ウィは最後まで運も無し (US Yahoo Sports)

横峰さくらちゃんが惜しくも来年の出場権を得られませんでした。それでも最後の18番ホールのセカンドショットを9番アイアンで打ったそうですから、その力は凄いです。世界に横峰さくら在りと印象付けた試合でしたね。これからも頑張ってください。来年のセントアンドリュースには是非親子で参加してください。
Score Card of 横峯さくら(Golf Channel)

宮里藍ちゃんも見せましたね。最終日の6バーディ、1ボギーはこれから先の自信になるのではないでしょうか。パッティングが課題と考えているようですから是非パッティングストロークを誰かに教えてもらうといいでしょう。「転がして、止まる。」そんなボールが転がせるようになるとショットの正確性が生きてくるのではないでしょうか。
Score Card of 宮里藍(Golf Channel)

日本人選手の成績:
Score Card of 不動裕理(Golf Channel)
Score Card of 天沼知恵子(Golf Channel)

国内女子ツアー第20戦「クリスタルガイザーレディスゴルフトーナメント」
LPGA公式サイト

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米国男子ツアー第31戦「ビュイックオープン」
Leaderboard of Buick Open(Golf Channel)

タイガー・ウッズが堂々の優勝でした。それにしても、17番グリーンでタイガーがパッティングしているところに「かじったリンゴ」を投げつけた人がいました。驚きましたね。タイガーはまったく無視していましたが、悲しいことです。どうしてこんなことが起こるのでしょうか。そして、勝負を決めたのがそのパッティングで大きく残したパーパットを決めた時です。タイガーは冷静にプレーしていましたね。
父の死を乗り越えてタイガーが立ち上がった(US Yahoo Sports)
Score Card of Tiger Woods(Golf Channel)

日本人選手の成績:
Score Card of 今田竜二(Golf Channel)

国内男子ツアー第15戦「サン・クロレラクラシック」
谷原の優勝の記事(JGTサイト)

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2006年08月02日

止まるパッティング

今日は先週Mr.ブーさんからいただいたパッティングについてのコメントにお応えしましょう。まずはそのコメントです。

パットのことでお尋ねしたいのですが...藍ちゃんについて「もう少し最後にスピードがしっかり減速するストローク」とのことですが、これはどうやったらできるのでしょうか?男子プロのパットを見ていて、いつもすごいなぁと感心していたのです。スーッと走ってピタッと止まる感じ。なぜそうなるのかも不思議ですが、どうすればできるのかもわかりません。方向性ばかりか、距離感もピッタリのパットを連発する男子プロの技術には、驚くばかりです。Posted by Mr. プー at 2006年07月27日

藍ちゃんのパッティングの話ですが、まだまだボールが転がり過ぎているように思います。スコアを崩している時のTV放送を見ていると、ボールの転がりが長いのです。実際にコースで見ていませんから断定できませんが、MR.ブーさんがコメントしてくれているような男子プロの転がりの急激な減少はないようです。

私もこの転がりのことについては最近真剣に考えています。10年ぐらい前でしょうか、アメリカで一緒にプレーしたスクラッチプレーヤーの転がりがまさに私が目標としている転がりでした。転がり出しは強く、ラインから外れない。そして、カップの手前で急激に減速するのです。その人はとにかくパッティング上手で入る、入る。3メートル以内はほとんど決めていました。そして、長いパットもすべてがカップに絡んでいたのです。いったい、このパッティングテクニックは何なんだ!!

そして、その人は私の友人でしたので思い切って聞きました。「どうしたら、ゲーリーのようなパッティングができるの?」と。そうするとゲーリーはそっけなく「駄目だよ。教えない。良く見て、技術を盗め。」でした。確かにインパクトの雰囲気が違うのです。打っているけど、その打ち方が違ったのです。

もうひとつ、このパッティングに関係する話です。それは、プロアマ戦で全米プロを優勝したことがあるボブ・ツエーと一緒にラウンドした時です。プロがアドバイスしてくれるラインが、全然私のラインとズレていたのです。当然私のラインの方が大きめのラインです。その時は、私にはどうしてもその直線的なライン取りが納得できませんでした。でも、その事は後に分かるようになりました。

さて、今日の主題の「パッティングで止まるボール」の話に入りましょう。結論は、オーバースピンのかかったボールを転がすと言うことです。では、オーバースピンとはどういう現象でしょうか。それは、ボールを下から擦り上げ、ボール自体に前に転がる勢いを付ける現象です。方法はいろいろありますが、今日はその現象の特徴について書いてみます。この現象の特徴を知らないと、オーバースピンのかかったボールを転がしても意味がありません。

ボール自身が自分で転がるボールが打ちたい。ボールは下から擦り上げるように転がされるから、自分自身で転がるのです。この事を、私は「自回転」を持ったボールと呼んでいます。通常パターヘッドに3度から4度のロフトが付いている理由もボールに自回転を持たせる為なのです。

オーバースピンの掛かったボールの最初の利点は、ボールの転がりが傾斜や芝目の影響を受けにくいということです。ボール自身が与えられた方向に向って転がっていますから、周りの影響は受けにくいのです。実際プロの試合を見ていると、転がされたプロのボールの回転が逞しく転がっていることに気が付きます。ボールがカップに入るかどうかではなく、是非そのボールの転がりを観察しましょう。先のボブ・ツエーのライン取りがストレートに近い理由はここにあるのです。ボールをラインに乗せるだけでは、傾斜や芝目から影響を受け易いのです。でも、自回転が強いとストレートな転がりが強くなるのです。

さて、本題の「死んだボール」ですが、これも自回転が強いと死に方も突然なのです。自回転を強く持つ、オーバースピンの効いたボールは力強く転がり始めます。その勢いはとても強いものです。そして、ボールはその回転力に引っ張られるように転がるのです。でも、その力強さはいつまでも続きません。所詮パッティングのストロークで加えられた回転ですから、おのずと回転の終了はやってきます。そして、その終わる時はアッと言う間にボールを止めてしまうのです。そうです、「ボールは転がりの勢いがなくなった時に止まる」のではなく、「ボールの回転が終わる時に止まる」のです。ですから、ボールは一瞬戻るようにして止まるのです。この現象が、死んだボールを生むのです。

パターを選ぶ時に「転がりのいいパター」を探すのは、とても問題があるのです。TVの解説者もこの点はとても適当なコメントを述べています。転がりのいいボールはどこで止まるか分からないのです。こんなパターやストロークは問題があります。むしろ、最後に急に止まるパターやストロークが実践的なのです。カップを過ぎたら止まるボールが理想的なのです。

まずはボールを転がしてみましょう。カップに向って勢い良く回転するボールがいいのです。そして、そのボールが急に最後に止まるようになれば、ストロークが素晴らしいということです。以前、PINGが作っていた半分色の付いたボールを使うとボールの回転具合が良く分かります。練習の時は、ボールメーカーの文字をラインに直角に合わせて練習をしましょう。こうすると、回転量の違いを見ることできます。いろいろと転がしてみましょう。まずは、転がりの違いを知ることが先決です。

明日は、どのようにして自回転の強いボールを転がすかを書いてみたいと思います。もっともその方法は私の方法です。先に書いた私の友人から盗みとったり、考えたものです。もっといいストロークもあるかもしれませんが、是非読んでください。

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posted by golfq at 22:41| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(1) | パターとストローク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月13日

右手のロッキング

「イップスの克服」でとても役立ったのが、「右手のロッキング」です。アプローチもそうですが、パッティングではこの「右手のロッキング」でゴルフが大きく変わりますので書いてみたいと思います。パッティングでお悩みの方は是非参考にしてください。ショートパット、ロングパットとも良い結果が生まれます。

「右手のロッキング」とは、右手の手首にできた手首の角度を保つことです。多くのゴルファーはどうしてもボールを打ちにいってしまうために、右手の手首の角度が崩れてしまうのです。右手でボールを打つものと考えると、どうしてもこの右手の手首は動いてしまいます。ボールは打たずに、右手で送り出す感じで転がしたいですね。

まずは、右手の手首をロッキングする方法ですが、最初はグリップをかなり強く握ることで覚えましょう。強く握ってみると、確かに右手首は動かなくなるのです。この時に気をつけたいのが右手のグリップが深く入り過ぎないことです。右手は指先だけでグリップしましょう。こうすると右掌がクラブフェィスの向きと同じになります。当然、右手の手首の角度も深くなります。実際右手をロッキングできないときは、このグリップの深さをチェックしてください。ショットがばらつく原因もこの右手のグリップの深さが原因である場合が多いのです。右手の中指と薬指でクラブをしっかり握る練習をしてください。

さて、右手のロッキングができると気が付くことがあります。それは、どのようにパターヘッドを動かすかです。右手首が動かないわけですから、どうしましょう。私は左肩の動きを使います。右肩でパターを動かすこともできますが、右サイドを動力に使うと方向性が狂うことになりますので私は左サイドを使います。左肩の動きですが、左肩を上に引き上げるようにしてパターヘッドを前に動かします。最初は慣れるのに時間がかかるかもしれませんが、距離感が良くなります。

左肩でパターを動かす時は、左手のグリップもしっかり持ちましょう。左肩が動いたときに確実にパターヘッドを動かしたいからです。さらに、左手はパターをしっかり地面から持ち上げる事が必要です。地面の上にパターヘッドを置いてしまうと、テークバックがスムースに動きません。地面に置かれたパターは想像以上に重たく動かすのに結構力がいるのです。その不要な力の為に、素振り通りのテークバックができなるのです。小さい事ですがとても重要なポイントです。

パターヘッドを左肩で動かした後は、右ヒジがとても大事です。右手首をロッキングしているわけですから、右手にはあまり感覚がありません。そこでインパクトの衝撃を右ヒジで受けるのです。ショートパットではその衝撃は小さいので、あまりヒジで感じることはできません。しかし、ミドルレンジ、ロングレンジのパッティングの時はしっかりとその衝撃を感じることができるのです。この衝撃に対する転がりの距離を覚えるのです。手首でボールを転がすのではなく、左肩でストロークして、右ヒジの衝撃の度合いでボールを転がすのです。こうすると、非常に重いボールが打てます。そして、距離感が落ち着いてくるのです。体の動きは相当大きくなるので、距離感が作りやすいのです。

話は長くなりました。「右手をロッキング」する事で体の動きを制限しましょう。そして、肩の動きを使ってゆったりした体の動きでボールを転がします。右手が動かない事で、フェィスはターゲットに対してスクエアに保つことできます。大きな筋肉使った重いストロークではボールが順回転しやすいのです。慌てずに練習したいですね。パターにお悩みの方には是非試してみてもらいたいと思っています。

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2006年07月11日

イップスの克服

私は以前にも書きましたが、最近パッティング明らかにイップスでした。とにかく練習では動く手がアドレスに入るとまったく動かなくなるのです。目をつぶってストロークするとボールの勢いが強く、ラインを外れ、大きくカップを通過していました。合わせると確実に右に切れるし、困っていました。ロングパットも、段々距離感が出なくなっていました。

この悩みは去年の夏頃からでした。ラウンド中は何とかごまかして入れますが、肝心なときにパットが外れるのです。気分的にはハーフで2〜3ストローク落としている感じです。結局、70台が出せていませんでした。そして、勝負をしている相手に余裕を与えることがとても辛い感じでした。

そこで、最初に気が付いたのが右手首の動きでした。どうも、自分では意識していないのに右手が確かに動いていました。実は「右手が動く事」が問題ではなく、その「右手の動きが一定ではない」ということが問題なのです。右手を、自信を持って動かせているときはいいのですが、イップスに入っていた私にはまったく自信はありませんでした。そこで、思いついたのが右手のロッキングです。

しかし、次に直面したのがテークバックでした。右手をロッキングしているために右手でのテークバックが思うように引けないのです。このテークバックが引けないことが、イップスの問題としてはもっとも重要な課題なのです。そして、考え出したのが「パターをしっかり左手でリフティングする事」でした。

この「左手のリフティング」と「右手のロッキング」の組み合わせには、イップスは効果がありました。まずは、「左手のリフティング」ですがパターヘッドはしっかりと地面から浮き上がらせましょう。こうするととにかくパターヘッドが楽にテークバックできるのです。イップスの問題である「テークバック」ですが、パターヘッドを地面に置いている事が実は問題なのです。パターヘッドはしっかりと地面から浮かせないと、テークバックはスムースにできないのです。この事は自分では分かっていた事でしたが、実際クラブヘッドは深く地面に沈んでいたのです。地面に置かれたパターヘッドを動かすのは大変なのです。

次の「右手首のロッキング」ですが、この手首の固定が二つの問題を解決してくれました。一つは、打ち出す方向です。手首がふらつくからインパクトが安定しないのです。右手首が動かないから、いつも同じ方向にボールが打ち出せたのです。当然、インパクトでのパターフェィスのスクエアを意識してのものですが、右手首が緩いと自分が思っている以上にパターヘッドがふらつくのです。

もうひとつの効用は、距離感です。この事は少し難しい解説になるので明日書くことにします。

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2006年04月05日

パッティングの強さ(その2)

AKIさんのコメントの中で面白かったのが、「自分でも驚くほどの強いタッチでインパクトが入る」というものでした。この感じは私にも分かりますが、この感じは問題が深刻ですね。

最初の問題は、昨日も書いた「右手の手首の動き」があることです。右手の手首を緩めないと、強いタッチはでにくいのです。アプローチで、右手首を緩めないで強く握ったままで打つのと似ています。アプローチの場合は、死んだ弾を打つために右手を殺すのです。そして、パッティングのときは転がり過ぎないように右手を殺すのです。

右手を使ってしまう最大の理由は、距離が足りないという不安感です。しかし、右手を使わなくてもボールは結構転がるのです。自信を持って、ストロークをするとその転がりは強いものになります。自信が無くストロークすると、その自信の無さが転がりにでるのです。

それでは、ストロークの自信とは何でしょう。そうです、昨日書きましたが「思い込み」なのです。「思い込み」通りにストロークできればボールはしっかり転がるのです。そして、その時に右手首を緩めなければ、想定内の転がりで収まるのです。

時々間違えてしまう感情に、「雰囲気を出して」というものがあります。この「雰囲気を出す」時は、必ず下りのラインの時だけにしましょう。下りの場合は、最後に力を抜く感じがでますから、まだ雰囲気が出せるのです。しかし、上りのラインや長いラインでは、その雰囲気がパンチとなって右手首を動かすのです。

AKIさんのコメントの「転がさないで、打ちにいく」はまさにこの雰囲気の問題を表現していると思います。ボールを転がすには、右手首は固定されていないと想像以上にボールは転がってしまうのです。

距離感を決める方法は自分で発見しましょう。とにかくひとつの方法を採用することです。そして、昨日書いたように自分流を記憶するのです。そして、その距離感を過去のストロークから引き出し、確実にそのストロークを再現するのです。この地味な練習が距離感を育てます。距離感が必要なストロークとしては、5歩以上のパッティングと考えるのも必要です。5歩以上は、練習を繰り返し自分の規定を作ってください。

ショートパットでは、あまり距離感のことを考えるのは止めましょう。とにかくラインに対して、スクエアにストロークして、インパクトがスクエアであることを考えましょう。距離感以上にフェィスの向きが重要です。5歩以内は、目の動きだけでカップが見えますのであまり距離を考えずに決めた強さでしっかりストロークしましょう。

距離感を付けるための大事なアドバイスがあります。但し、これはあくまでもアマチュアの為のものです。その秘訣とは、「ロングパットは入れにいかない」ということです。ロングパットは入れる事を考えるよりは、寄せる事を考えましょう。カップを過ぎたボールの距離感は掴みにくいのです。しかし、カップに届かなかったボールの距離感は結構記憶にあるものです。

良く見かけるのですが「カップに1センチ届かないと、凄く悔しがります」が実はこれは決して悪い結果ではないのです。1メートルのショートパットであれば悔しいでしょうが、ある程度の距離があればほぼ満点と考えましょう。カップを過ぎたボールが何処に止まるかを感じれるようになるには相当技術が必要なのです。ボールを自回転で転がせて、終点が見えるパッティングができない限りカップを過ぎるストロークは危険です。

パッティングでは「勇気あるストローク」は、あまり歓迎されないのです。パッティングに勇気を入れているようでは、いつまでもパッティングに悩みますよ。パッティングこそ「石橋叩いて渡る」慎重さが欲しいのです。「勇気を出す」ということは、自分が何をしているか分からないから勇気を出すのです。「勇気」はいらないですよ。「決めたことをそのとおり実行する」献身さが必要なのです。

今日も話が少し重いですかね。でも、パッティングは哲学ですから、自分なりを作り上げましょう。AKIさんに少しでも役立てばと思って書きました。自分の距離感を作り上げてください。


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posted by golfq at 00:28| 東京 ☁| Comment(11) | TrackBack(0) | パターとストローク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月04日

パッティングの強さ

今日は先日の「ショートパットで見落とされていること」のブログに対するAKIさんのコメントお答えします。AKIさんからのコメントを最初に紹介します。

パットの時、golfqさんが言うところの「決めた強さで打つ」の「強さ」とは、テークバックの振り幅ですか?それとも、いわゆる文字通りの強さ=タッチですか?それとも、インパクト後に擦り上げる時の振り幅=フォローですか?はたまた、それら全ての総合的なものですか?何度か読み返してみたのですが、この部分がよくわかりません。自分では、タッチではなくフォローの長さで調節しています。ロングパットの時は、これにテークバックの長さも加えます。でも時折、自分で驚くほどの強いタッチでインパクトが入ってしまうことがあります。これが「転がさ」ないで、「打ち」にいってしまっているってことなのでしょうか?力加減とゆうか強さの加減を何で調節すれば良いのでしょうか?ショートパットとロングパットではやはり違いますか?( Posted by AKI at 2006年04月03日 21:50 )

いくつかの質問がありましたので、今日は「強さ」について書いてみたいと思います。

この「強さ」の感覚は人によって違いますので、今日の話はあくまでも私の方法ですからご了承ください。「強さ」を考える時に一番大事な事は、その「強さ」を覚えるということなのです。それがロングパターであろうとも、ショートパットであろうとも「過去の記憶」にあるストロークを再現することが大事です。

以前にも書いた事がありますが、「ゴルフは記憶の再現」という大事な要素があります。ゴルフがなかなか上達しない人は、このメモリー機能を使用しないからです。パターの距離感を身に付けたいのなら、最初に考えることがこの「メモリー機能を使用する」という決断(自覚)が大事です。1回1回のパッティングが寄った、寄らないと一喜一憂しているようでは駄目です。毎回のストロークの強さを決め、その結果を覚えることが大事です。

パッティングストロークには「距離感を覚えやすいストローク」と「覚えにくいストローク」があります。基本的には、大きい筋肉を使ってストロークするとそのストロークは覚えやすいのです。パッティングでは、下半身は使いませんから、上半身の大きい筋肉です。私が勧めるのは、肩を動かしてストロークする方法です。この方法ですと大きい筋肉を使うので、ストロークの加減は記憶し易いのです。

手首を使ったタッチを重視したストロークは危険です。もっとも、練習量が多い人には問題ないかもしれません。タッチを重視したストロークの問題は、手首を使うストロークだからです。手首を使うと非常に繊細なタッチが要求され、記憶しにくいからなのです。

そして、ストロークを記憶するには、記憶をする基準が必要となります。私がしているのは、「歩測」です。カップまでの距離を歩測するのです。傾斜も考慮します。何歩だから、この強さという感じです。朝練習グリーンに行ったら、今日の「5歩」の距離を知りましょう。そして、その倍の10歩を試します。人間の感覚は素晴らしいもので、10歩が決まると半分の5歩も分かります。又、1.5倍の15歩の距離感もでるのです。

問題は、とにかく自分の歩測をした距離感を記憶することなのです。思い込みでも大丈夫です。距離感を覚えることで、次の距離感が生れるのです。そして、その決定を素直に実行し、結果を反省するのです。このことの繰り返しで、パッティングの距離感は非常に良くなります。毎回、新しい距離をチャレンジしていたのでは、一生その距離感にチャレンジすることになりますよ。チャレンジすべき事は、決めた強さでストロークできたかなのです。

話は戻りますが、距離感を出す中で重要なことがあるので書きます。それは、「右の手首の固定」です。この手首の固定ができると自然と肩でストロークするようになるのです。この手首が動いてしまうと、同じストロークの再現は難しいのです。ロングパターやセミロングパターを使う理由の一つにこの「右手の手首の固定」ということが含まれているのです。同じ感覚でも、大きな動きとタッチの小さな動きの違いがあるのです。さらに、右手の手首が固定されていると方向性も素晴らしくよくなります。

さらに、ストロークを感じるのであれば、右ヒジの感覚を大事にしましょう。当然ストロークの最中に右ヒジが抜けていては、何も感じることはできませんが、右手首が動かないとインパクトの振動は右ヒジに伝わってきます。右ヒジに重たく乗る感じがでてくれば、重いしっかりした距離感のあるストロークが身につきます。

距離感の出し方の秘訣は、自分の距離を持つということなのです。ある距離を転がすことを考えるよりは、10歩の距離感のストロークをどのように調整するか決めることが大事なのです。そして、自分を信じてストロークするのです。その決定の判断、決めたことの再現能力を反省して技術を向上させましょう。

AKIさん今日はパッティング論になってしまいました。明日は、具体的な質問にお答えします。


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posted by golfq at 18:33| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | パターとストローク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月16日

ディマルコのパッティング

☆クリスのパッティングフォームを考える
ディマルコのパッティングフォームの画像をごらんください。なかなか勇気のいるパッティングフォームですよね。このパッティングフォームは、CLAW PUTTING GRIP=カニハサミ(爪)パターグリップと呼ばれているようです。
→ Putting form by Chris DiMarco

☆ディマルコのパッティングに関する記事

DiMarco was among the early switchers to a claw putting grip, an initially garish style in which he flips his right hand upside down on the grip and wraps those fingers around the top of the putter shaft. The grip wasn't pretty but it has proven effective, obviously. USYahoo

ディマルコは最近では良く見るクローグリップを最初の頃に取り入れたプレーヤーの一人でした。その奇妙なフォームは、右手を逆さまにしてグリップの上に置き、シャフトの上の指を巻きつけるようにして完成です。その格好は決して美しくありませんが、確かに効果的であることを証明しました。

☆マスターズを見ていて気がついたこと
最終日の午前中は少し気持ちが弱く惜しいパターを外していましたが、後半はしっかりとあの奇妙なフォームでパットを決めタイガーを苦しめていました。その彼のストロークで驚くのがテークバックの浅いことです。どうしてあの短いテークバックでストロークできるのでしょう。そうです、彼は左肩の動きでボールを運んでいるのです。そのためにテークバックの距離は必要がなく、左肩の動きの大きさで距離を決めているのです。

☆11番のバーディパット
あのパットは強かったですよね。とにかく、真ん中に入りましたから良かったのですが本当に驚きました。その時のフォームを何度も繰り返し見てみると、テークバックは小さいし、その左肩の動きは本当に大きいのです。左肩は、テークバックに対して約3倍のフォロースルーを取っていました。このストロークを修得するには、肩を動かすことを覚えるのが先決でしょう。
→ クリスの11番のバーディ

☆テークバックの小さい訳
テークバックを小さくする事で、フェイスをラインに対してできるだけスクエアに保つ努力をしています。さらに低く保たれたパターヘッドは、ストロークの底辺を撫でるように動くためにインパクトではラインに対してフェイスがスクエアに動くのです。さらに、下からボールを擦りあげる事でオーバースピンをかけやすくしていいるのです。

☆肩の動きでボールを擦りあげる
クリスは、ボールにオーバースピンをかけるために大きな筋肉を使った肩の動きでボールを転がします。肩の動きはゆったりとしていますが、そのストロークの重みがボールに力強い回転をボールに与えます。その結果、ボールの転がりは距離感のある、芝目や傾斜の影響を受けにくいものになっているのです。

☆手首を使わないストローク
このフォームの一つの特徴は、右手首の動きを消しているということです。右手首はパッティングストロークの中で悪影響を及ぼすことがあるので、右手を逆さまにする事でその影響を防いでいるのです。右手首でボールを打ってしまう人には、いい方法かもしれません。もっとも、ここで見落としてはいけないのが、右手首の形です。指がグリップの前に出ていますので目立ちますが、問題は右手首なのです。右手首の方向はシャフトに対して真っ直ぐ向けられていて、手首の動きがまったくでないようにしているんどえす。右手の力は、右親指のつけね辺りの部分でパットに伝えられています。これってなかなか頭のいい方法ですね。

☆問題の左手首の形
このパッティングフォームでもっとも重要なのが、左手首の形です。左手首は深くしっかり直角に曲げられているのです。これは、私が使っている「コ」の字の動きのときの手首の曲がりに似ています。この角度のお陰で左ヒジも直角に近くなり、肩の力の伝達を良くしているのです。さらに、手首とヒジがしっかり曲がっていることで、ストロークのブレも抑えているのです。



☆さらに、良く見てみると!!
何度もクリスのストロークを見直して見ると、ディマルコはかなりアップライトにパッティングフォームを保っています。そして、昨日書いたようにパターのブレードをしっかりと地面にスクエアに保っていました。ディマルコは体の関節部分を固めることによって、狂いの少ないパッティングフォームを繰り返せるようにしているのです。

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2005年02月16日

パッティングの悩み解消法

★加瀬秀樹プロの場合
先日、ゴルフチャンネルで加瀬秀樹プロが、「どうして今年からロングパターを使い始めた」かの理由を述べていたので紹介しましょう。どうも、この事は練習グリーン上で偶然起きたできごとのようです。ロングパターを使っているプロの仲間が試してみたらと薦めたそうです。でも、加瀬プロはロングパターが上手く打てないと言うと、そのプロが秘訣を教えてくれたそうです。チャンスがどこに転がっているかなんて、本当に分かりませんね。加瀬プロはロングパターのお陰で復活しましたからね。

☆左手だけでロングパターをストロークする

@ ロングパターをミゾオチの辺りに当て左手でパターを体に固定する。
A グリップはかなり強く握るようにする。
B 実際に左手だけではストロークできませんので、肩の動きを利用する。
C 左ヒジの固定と左手の平の部分の固定が大事です。

この2箇所を固定できれば、肩の動きでパターヘッドは動きます。まずは、この動きでパターヘッドを動かしてみましょう。

☆このストロークでの注意点

@ 下半身は固定していないと、パターヘッドは動きません。
A パターヘッドは、前傾を調整して必ず地面から離しましょう。
B 下半身はオープンスタンスにしましょう。
C オープンスタンスにすると、体の捩れの戻りが利用できます。
D テークバックは、左肩を下げることでパターヘッドを引きます。
E ダウンスイングは、無理をせずパターヘッドが戻る動きを待ちましょう。
F インパクトから先は、左肩を上に上げる動きでパターヘッドの振り子の動きに力を加えましょう。

☆どうして、この練習がいいのか
最初からロングパターを両手で持ってストロークすると、右手の動きを使い過ぎて「ロングパターの特徴である支点の固定」ができなくなるのです。そこで上記の左手だけを使った練習を重ねると、肩の動きに連動したパターヘッドの動きを体が覚えることができるのです。この際の、ストロークの支点は「喉もと」ということになります。そして、パターヘッド全体の動きを体で感じるので、テンポが一定のストロークができるようになるのです。

☆右手の動きは無い
左手だけのストロークで、だいたい3メートルぐらいの距離をボールが真っ直ぐ転がるように練習します。それが終わったら、右手をパターの中央に添えます。この場合、大事なのは右手のヒジなのでヒジが緩まないように体に付けましょう。これで、肩の動きがパターヘッドにしっかり伝わります。右手のグリップは好みの形でいいですが、できるだけ手首を使わない形がいいようです。右手は、補助でほとんど使わないようにしましょう。

☆一番気を付けたいこと
練習では同じ形の繰り返しですから体は動きませんが、実際コースに出ると体がボールを迎えに行く動きがでるので注意しましょう。下半身を絶対に動かさないこと、視線の位置をずらさないことを覚えましょう。ロングパットはやや難しいので、肩を大きく動かす練習をしましょう。肩が動かないと、段々右手が出てくるようになり、全体のストロークのバランスが崩れる原因になります。

☆ロングパターの特徴
「ロングパターは支点が動きにくいので、ストロークの底辺を通過してからインパクトを迎える」ということです。ですから、フェイスがターゲットに対してスクエアに向きやすいのです。多くのPGAの男子プロがロングパターを使う理由がここにあると思います。PGAでは最近ツーボールパターが減りましたが、ロングパターは愛用者が増えています。

☆ツーボールのロングパターはもっといい
加瀬プロが使用しているのが、ツーボールのロングパターです。このパターではラインも出し易いですし、構える時に真ん中のボールを見るようにすると、インパクトの時にフェイスがスクエアになり易いのです。

☆ロングパターを使っているようにストロークするには
普通のパターでも、ロングパターを使っているような形でストロークできます。それは、両肘を絞り込み、手首をしっかりロックすることです。短いパターのグリップエンドの先が体に届いていると考えるのです。そうです、私が薦める肩でのストロークです。

☆どのスタイルがいいの?!
どのスタイルがいいかは分かりません。それぞれに特徴があります。自分に合ったものを探しましょう。いずれにせよ、結果のいいストロークがいいですね。加瀬プロのようにいろいろ試しましょう。基本的には「支点が動かず、ストロークの底辺を過ぎてからインパクトを迎えられる」事が大事です。

☆最後にもう一つのロングパターのストローク
そうです。ラングパターにはもう一つの打ち方があります。最近復調してきたトム・レーマンの打ち方です。彼は体を動かさないようにして、パターのグリップエンドを左の親指で固定しながら胸に付けて、右手でパターをストロークしています。この方法も試してみる価値はあると思います。


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2005年01月04日

ツーボールパターの人気は今年も!!

あなたも、ツーボールパターを使っていますか。昨日の夕方の、アニカに挑戦という番組みましたか。藍ちゃん、さくら、理子と女子プロ界の人気リーダー達が一緒にプレーしてましたね。何と全員がツーボールパターでしたから。

今年も、このパターは男子・女子のトーナメントでほとんどのプロが使用するでしょう。以前にも書きましたが、何故こんなにツーボールパターに人気があるのでしょう。
私の意見を書きましょう。パターが下手な人は、研究してみてください。又、ツーボールパターを使っても、変わらないよと変な自慢をする人は必見です。

ツーボールパターの生かし方


@ まずは、ボールの見方を変えることです。ボールを真上から見てはだめですよ。これは多くのゴルフ教本が犯している間違いの一つです。ボールは少し左にずらしてください。パターをボールにセットしたら、パターについているボールのフェイスに近い方のボールを目の下に入れて、そのボールを良く見てください。並んだ真ん中のボールです。

A 次に、実際のボールと、パターについているボールを、ラインにボールが一直線に並ぶように合わせてください。この時に手先だけを動かさないで、足を動かして体全体をラインにスクエアに合わせるようにしましょう。そうすることで、パターフェイスがボールのインパクトのポイントでラインに対してスクエアに構えられのです。

(注意)こんな事はやっているよと、ムッとしていたら注意ですよ。意外と実際のボールを真上から見ている人は、手先だけがスクエアな構えに入っていて、体全体が動いてないと、実際にストロークするときに、パターヘッドの動きに狂いがでます。

B テークバックに入ったら、真ん中のボールが動いた下に見える芝を見るようにしましょう。要は、実際にストロークするボールは、視界の左端にちゃんと残して置くのです。この動きは練習がいりますよ。タイガーウッズがパッティングで有名な事に、ストローク中にヘッドが動かないというのがありますが、それはボールを見に行かないためです。ボールを打つのではなく、ボールとのインパクトのポイントにフェイスを戻すからです。もうひとつ、ヘッドは動かなくても、目線が動いたら意味がないですよ。

C インパクトに向かっては、ボールを打ちにいくのではなく、パターヘッドを構えた位置に戻すようにパターヘッドを動かしてください。要は、最初に見ていた真ん中のボールを元の位置に戻すようにするのです。この運動で、パターヘッドはストロークの最下点に落ちますから、フェイスはラインに対してスクエアになります。

D インパクトから先は自分の方法でストロークしてください。

このパターの特徴は、インパクトでパターフェイスがターゲットラインに対してスクエアになり易いパターということです。プロでも、大半のプロがこのツーボールパターを使っているのです。ということは、彼らでもインパクトでフェイスをラインに対してスクエアにすることは難しいということです。

でも一部のプロは、このツーボールパターを使っても、大事なところでパットを外していますよ。そんなプロが犯しているミスは何でしょう。考えて見てください。

そこで、小話。昨日のアニカの番組を見ましたか。最後に、理子ちゃんが2メートルぐらいでしたかね、返しのパットを残していました。何とそのパットの意味するものは、950万円でしたから、プレッシャーは結構あったと思いますよ。さらにお父さんの東尾さんも見ていたから、いいところを見せたかったしね。私は、興味を持ってみていました。このパットをミスるようだと、残念ながら、理子ちゃんの活躍はしばらく期待できそうに無いなと、思いながら。

結果は、残念!!右に外しました。「理子ちゃん、私のプログ読んでくれ!」と心の中で叫びましたよ。彼女の第一声が、「押し出しちゃった!!」でした。彼女がしばらく活躍できない理由がここにあるのです。

押し出した事には、問題は無いのです。インパクトの時にフェイスが開いたいたのです。何故?彼女は、この大事なパットでボールを打ちにいってしまったのです。多分いつものストロークとは違ったね。だって、トーナメントの優勝賞金ぐらいの意味があったので、つい打ちにいき、でも短いパットだったので、動きが鈍ったのでしょう。普通なら、打ちにいってもストロークがちゃんとできてればあんなには右に切れなかったはずです。

理子ちゃん、ツーボールパターの使い方をもう一度考えてください。きっと役に立ちますよ。そうそう、さくらちゃんも同じ様なことが言えると思います。ときどき、フェイスが元の位置にもどらずストロークしていますね。

さて、先ほどの問題のプロのミスを考えて見ましょう。プロの方々に失礼と思いますが、折角ツーボールパターを使っても、そのパターで大事な下りのスライスラインを外しているようではもったいないですよ。要は、ミスはボールを打ちにいっているからです。理子ちゃんもそうだったようにね。最初からツーボールパターを使っている人は多少違うと思いますが、長くゴルフをやっている人は、パターを変えることはできても、ストロークは変えられないのです。尾崎プロ兄弟、川岸プロなどは代表的存在で、ツーボールパターを使っていても、大事なパットを外す結果になるのです。どなたか、プロと知り合いで、ショートパットに問題があるようでしたら、このブログをコピーして読んであげてください。きっと今年は大活躍しますよ。

そうそう、ツーボールパターでどうしてもボールを打ちにいってしまうあなたには、加瀬プロが使用している、ツーボールパターのロングパターをお勧めします。

その理由
@ ロングパターだと、以前のストロークにこだわらなくて良い。加瀬プロの成功はここにあったと思います。

A ロングパターは支点を決めてストロークしますので、正しくストロークできればパターフェイスは必ずストロークの最下点を通過するのです。ですから、ラインに対してフェイスはスクエアになります。但し、尾崎建夫プロのように大事なパットの時に結果を見に行き、体を動かしては、パッティングの支点が左にずれますので、フェイスが開き外す結果を招くのです。去年にシニア日本オープンの時だったと思いますが、大事なところで体が動いていましたね。

B 最下点からのストロークで、支点が止まっているから、必ずアッパーストロークになり、ボールに自回転が加わり芝目や傾斜の影響を受け難いのです。

今日はここまでにします。昨日予定していた「もう一つの転がし方」は明日紹介します。

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2004年12月31日

ツーボールパターの打ち方って!!

昨日はタイ国に住む友人からメールが入り、私のBLOGを読んでくれた報告がありました。タイはとてもゴルフの環境が整った国のようです。是非私もいつか行って見たいと思っています。その時に彼がこの休みは肩の動きを気をつけて練習すると書いていました。そうです、「肩の動き」が新しい試みなのです。私の推奨するストロークの仕方はこの肩の動きがポイントです。

彼はどうもツーボールパターを使っているようなので、いくつか私がアドバイスしたい点があるので書いて見ましょう。とにかく、今のツアーは男子、女子、シニアを問わず半数近くの人がこのパターを使っているのです。何故でしょう。何で今になって?

答えは簡単、カップにボールが入るようになったからです。言い換えれば、ボールがカップを弾いて飛び出す事が減ったからです。

このパターを使っても決してボールに回転が加え易くなったのではありません。しかし、私が何度もしつこく書いている、ボールの見方、フェイスのラインへの合わせ方が自然に改善されているのです。

ツーボールパターは構えに入るところが一番のポイントです。続きを読む
posted by golfq at 10:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | パターとストローク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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