2019年09月10日

体の部位で考える まとめ


体の部位での動きを左足、右足、左手、右手と書いてきましたが今回はそれぞれの部位の連動を書きます。

まずは足の話となります。足の動きで大事なのは「ゆっくりからダイナミック」にとなります。両足は体のスイング軸をずらさない様に動くことが大事です。左右の膝頭を交互に前後させる動きです。この膝頭の交互の動きはスイング軸を動かさずに骨盤だけを回してくれるのです。まずは膝頭の出し入れを、スピードを上げて動かしてみる事が大事です。すると気が付くのが膝を伸ばす力が腰骨を動かしていることが分かることです。

膝を伸ばす動きがスイング軸の回転を作る骨盤をしっかり動かしてくれるという事です。テークバックでは右膝を伸ばす事で左膝を曲げていきます。スイングの第一段階では動かない右膝を第二段階でゆっくり伸ばしていくのです。当然その動きに合わせて左膝は前方に曲がっていくのです。するとその動きは一度止まります。そして第三段階でその右膝を更にゆっくり伸ばすのです。この時の左膝の前方への曲げ込みが大事です。曲げ込みが深ければ深い程トップスイングが深く入るという事です。

そして第四段階のトップスイングで右手を脱力すると深く入っていた左膝がアドレスの位置に反動として戻るのです。この元に戻るという感覚が大事です。決して早い動きではないのです。元に戻る事でスイング軸をずらす事がないのです。左膝を入れ込んで元に戻す動きです。「行って、帰ってくる」感じです。この「帰ってくる」の動きには反動という力が加わっているのです。ここでの下半身の動きが上半身の「タメ」を作る「間」を生んできます。

そして第五段階では反動で元の位置に戻ってくる左膝の動きを利用して一気に左膝を伸ばすのです。伸ばす方向は踵に体重が乗る方向です。単純に伸ばすと骨盤が左後方に動くのが分かります。ここでは「一気に」という気持ちが大事です。左膝を伸ばす動きに躊躇は禁物です。最近のトッププロの左膝の最後の蹴り上げを見てもここでの動きが大事である事が分かります。

この左膝の躊躇の無い伸ばし込みがスイング軸の流れを抑え、左肩をアドレスの位置に戻してくれるのです。結果として右へのプッシュアウトを消し、右への曲がりを抑えてくれるのです。ボールが右に飛んだり、曲がったりするのは下半身の動きに問題が有るからです。私流のスイングであれば左足の動きが悪いという事なのです。

下半身の動きが固まればボールが右に飛ぶ事は無くなるのです。残念ながらこの事はまだ世の中では認知されていません。でも是非、下半身の動きを意識して練習してみてください。克服できればもう右へのトラブルは消えるのです。

上半身の動きは右手と左手の連動となります。ここでのキーポイントは左手親指の存在です。ゴルフクラブとの連結部分である左手親指がゴルフクラブを常に感じている事が大事です。左手親指と左手人差し指が右手小指と薬指としっかり絡んでいてクラブを掴んでいなくてはなりません。右手と左手の連動もこの4本の指がしっかりクラブを捕まえる事で深まります。

右手の役目はテークバックを誘導する事とダウンスイングでの「タメ」を作る事です。トップスイングへ向かっての左膝との喧嘩した引っ張り合いの動きは右手に最も力が入る部分です。この動きで左手が高く引き上げられるのです。

そしてトップスイングでの右手の脱力がダウンスイングの始動を作るのです。この時に右手首のコッキングを右手中指での内側への引き込みで作ります。連動する左手は小指、薬指、中指を開く事により右手首のコッキングの「タメ」を深く作るのです。左手の指に引っ掛けてこの「タメ」を作るのはインパクトでのヘッドの走りを作る為のものなのです。両手の連動という観点からするとここでの左右の手の動きが非常に大事です。

インパクトに向けては左手親指を地面に押し込む状態の中での左手の握り込みが重要です。右手はこの時は脱力をしている状態なので左手の動きに合わせます。もっともここでの右手の動きがあなた自身のスイングとなるのです。脱力して緩んだ状態での右手の使い方がボールの飛び方に大きく影響するのです。しかしここは自分の練習から自分らしさを作り上げるしかないのです。私としては何もしないで左手の動きに反応させるのがいいと思います。

インパクトから先でも左手が主役です。握り込まれた左手は固まりますので、動ける方向は左肘を畳み込む方向だけです。動きとしては不自然に思われますが、下半身先行のスイングではこの左手の動きは全く不自然ではないのです。むしろ、左手が止まらないのでこの畳み込みのスイングはボールが左に飛ぶ事を防いでくれるのです。

右手はここでも左手の動きに合わせて、インパクトの衝撃に反応するだけで充分です。しかし、この時に右手首のスナップが入ればボールは当然遠くへ飛ぶのです。スナップの分ヘッドスピードが上がるということです。飛ばしたければインパクトから先での右手首のスナップを研究する必要があるのです。スナップという事は右手の指は緩んで開いているのです。もし右手の指が握られてしまえばそれはスナップではなくなり、インパクトでフェイスを閉じる原因となりボールを左に曲げてしまうのです。

話は右手の事になりますが、ゴルフで一番怖いのが右手でクラブを振るという意識なのです。ゴルフのスイングを理解していないと右手でクラブをコントロールしてボールを打とうとしてしまうのです。実際は左サイドの下半身の動きと左手の引き込みでクラブヘッドはボールの所にくるのです。そして右手のスナップでボールを捕まえ前に飛ばしているのです。

ゴルファーのほとんどの人が右手でクラブを動かそうとしているのです。今回の話の目的は左足の動きに寄る下半身の動きで体を動かし、左手の引き込みでクラブをインパクトゾーンに運ぶという事なのです。最後にボールを捕らえるのは右手ですから右手の動きは重要です。しかし、残念ながら右手の動きの解説は非常に難しいという事なのです。その理由は右手の動きは感覚的なもので、自分流を作るしか答えは無いという事です。

話は戻しますが上半身の右手と左手の連動を考えるとそれはテークバックの時に右手でクラブを動かし、トップスイングからの切り返しの時に右手でクラブにエネルギーを加え、そして左手でインパクトを作るという事です。そしてその元が左手の親指にある事を理解しましょう。左手親指の存在が意識できれば両手の連動は理解できると思います。左手親指が存在しないスイングは安定しないのです。

全体的な流れとしては左足の動きで下半身の動きを作り、右手の脱力に始まる左手の動きでインパクトまでクラブを運ぶという事を理解しましょう。そしてその流れに勢いを付けるのがトップスイングからの右手の脱力後の「タメ」を作る動きなのです。この体の流れは決して早いものではありません。早く動くのはインパクトへ向かっての左手の握り込みだけです。後は流れを感じてそれぞれのパーツを動かせばいいのです。

飛ばしたければトップスイングからの右手の「タメ」を作る部分の動きを研究してください。ここには自分流を作る事が大事なのです。体の動きを言葉に置き換えるとしたら、「行って、帰ってタメを作り、開放」なのです。この流れを自分流で作り上げる事が飛距離の向上に繋がります。そして、最後にインパクトでの右手のスナップの使い方が更なる飛距離の向上を生むのです。しかしそこにはボールが左に曲がるというリスクがある事は覚えておいてください。

体のそれぞれの部分の動きを理解し、その連動を身に着けてクラブを振ってください。そこにはボールを打つという感覚は存在しないのです。体の動きでクラブヘッドを走らせボールを右手の動きで前に運び出すのです。打つという気持ちはボールを左に曲げる事を理解しましょう。

是非練習する時に体の動きを確認してください。そこには新しい発見があると思います。以前にも書きましたが、大事なのは飛んでいるボールの飛球線をしっかり確認する事です。その飛球線がすべての答えを秘めているのです。真っすぐ大きく飛んでいたらそれ以上を望まない事が大事です。もし曲がっていたら私が紹介したボールが曲がる理由を読み直してください。ボールが曲がる事には理由があるのです。それは上手く打ったとか、上手くいかなかったとかいう話ではないのです。具体的にその原因を確認して、その問題を解決する必要があるのです。

ご意見をお待ちしています。よろしくお願いします。

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2019年09月04日

体の部分の動きを考える グリップ編


前回までは左手と右手の動きを紹介しましたが今回はその両手のグリッピングの話を紹介します。ここで一番大事なのが左手の親指の存在です。この左手の親指については時々紹介されています。左手親指が大事なのは左手親指の腹がクラブとの唯一の接点だからです。左腕とゴルフクラブを結んでいるのはこの左手親指の腹なのです。ゴルフのスイングの最中に常に意識されていたいポイントなのです。

左手親指でクラブを感じているという事は体の動きが素直にクラブに伝わっているという事なのです。スイング中にどの様に親指でクラブを感じているかを書きます。

左手親指の感じ方を書きます。

第一段階⇒シャフトを感じて地面に押している感じが必要です。

第二段階⇒左親指を後方に押し出す感じが必要。この動きが左手の伸びを作ります。

第三段階⇒クラブがしっかり親指の上に乗っている事をしっかり感じたいのです。

第四段階⇒右手の脱力により作られる「タメ」を感じているのも左手親指で、その「タメ」の支点となっているのがこの左手親指なのです。

第五段階⇒地面の方向に親指を押し込む気持ちが大事で、この押し込みが支点の存在を強めるので、左手の握り込みに更なる力を加え強くて速い開放を生みます。

第六段階⇒クラブが乗っている状態です。

左手親指の存在はスイングの中ではとても大事なのです。是非自分のスイングの中で左手親指の存在を確認してみてください。左手の親指の存在が意識できるようになるとそれぞれの体の部分の使い方のタイミングが見えてくると思います。体の各部分は左手の親指の位置に合わせて動いているのです。

追記1
左手の親指をサポートしている指があります。それは左手の人差し指と右手の小指と薬指です。親指を含めてこの4本の指は常にしっかりクラブを握っているのです。この4本の指がしっかりしていればクラブの位置を確認するのも容易にできることになります。この4本の指を強く結束する為にもグリップはインターロッキング方式のグリッピングを勧めます。

追記2
私がこの左手親指の話を聞いたのは30年も前の話です。もっともここまで細かい意味はその時は聞けませんでした。話をしてくれたのがオーストラリアのパースで活躍していたレッスンプロのリチャード・ブレインさんです。彼とは仲間のゴルファーと長い時間を一緒に過ごしました。彼は地元では有名なプロで当地出身のグラハム・マーシュの話を良く聞かせてくれまいた。

その彼が食事の時に急に言いました。「ゴルフで大事なのは左手の親指」だと。彼はショートサムがポイントで逆反りした左親指をテーブルに押し付けて語っていました。もっともその時はそれで終わりでした。彼は親指を鍛える為によくテーブルを左親指で上から押さえていました。その意味がやっと分かったと思っています。彼の本心が私の解説とは違うかもしれません。それでも彼の言った「左親指が大事」という意味が少し分かったように思っています。ちなみにこの話もゴルフ業界ではほとんど語られていませんが、確かアニカ・ソレンスタムは左手の重要さを語っていた様に思います。

グリッピングでは左手と右手の指の話になります。基本的に親指以外の指は第一関節と第二関節の間の腹の部分にクラブがしっかり当たっている事が大事です。右手も左手も掌ではクラブを持っていないのです。所謂指先でクラブを持っている感じです。左親指がクラブを下方に押さえつけ、それを他の指先で押さえているという事です。

左親指以外の指の動きを段階別に書きます。

第一段階⇒左手の小指、薬指、中指は緩んでいます。右手の中指はやや力が入っていて薬指と一緒にクラブを右の方向へ引っ張ります。第一段階の最後には中指の腹でクラブが地面にも飛球線にも平行になっている事を感じます。

第二段階⇒右手の小指で左手の人差し指を引き上げます。この動きがクラブを後方へ引き上げる事になるのです。緩やかな動きです。この動きの時に左膝の前屈が相反した動きとなります。

第三段階⇒クラブがしっかり親指の上に乗っている事をしっかり感じながら右手の小指と薬指でクラブを更に上へ引き上げます。ここでは左膝の前屈との右手の動きが相反する動きで強い動きなので結構な力量感があります。ここでの引き上げの深さが上半身の捩じれを作り、テークバックの深さを作ります。力量感のある人はここでの引きが強いのです。この左膝と右手の相反する動きが止まったところがトップスイングとなります。

第四段階⇒右手の小指と薬指を脱力します。すると右肘が下方に落ち込みます。トップスイングでの右手の脱力がスイングの前への動きの始まりなのです。この脱力という動きが私の「秘策」です。

右手の脱力で前屈していた左膝は元の位置に戻る動きを作ります。左手も右膝の落ち込みで下方に動くのです。この時に右手の中指を体の方向へ引き込みます。この動きが「スイングのタメ」を作るのです。左手の方はこの「タメ」の動きを抑える為に小指と薬指の腹で受け止めます。左手は開いている感じで指先にクラブが引っ掛かっている状態になります。これがコントロールされた「タメ」を作ります。右手は左手の動きに合わせる状態で脱力状態のままで、中指の内側への引き込みだけが意識されます。

第五段階⇒左手の親指を感じながら左手の小指、薬指、中指をインパクトに向かって左腰骨方向に引っ張り込みながら握り込みます。この握り込みのタイミングがボールを真っすぐ飛ばす事になります。握り込みが早ければドロー回転が入ると思ってください。右手はこの状態でも緩んだままです。この左手の動きで左手がアドレスの位置に戻る事が大事です。

第六段階⇒左手の親指にクラブが乗ります。左手は握ったままです。右手は小指と薬指に力が入っていて他の指は開いた状態となります。この時に右手の中指、人差し指、親指を開放する事で手首のスナップを作ります。しかしこの動きはインパクトから先の動きなので言葉での解説はできません。ボールの飛び方を見てこの右手の動きを感じてください。ここでの右手の動きはヘッドスピードの加速とボールの捕まりに影響します。

グリップの状態をグー、パーで表すと、トップスイングでは左手がパーで右手がグーです。そして、インパクトでは左手がグーで右手がパーとなります。多くのゴルファーがこの逆の状態になっています。このグーパーを意識するだけでもグリップの状態は進化します。是非練習で感じてみてください。

グリップの練習では左手の親指の上にクラブを感じて、体の前で右手と左手の交互のグーパーを指先で作ってみてください。親指を支点にしてクラブが大きく動くことが感じられます。そしてその動きをスイングの中で感じてみてください。この動きで驚くのは右手ではほとんどクラブが動かせないことが分かるのです。このグーパーの動きがあっても左手の引き込みと畳み込みはできるのです。最初は不自然でも繰り返す事により自然な動きになってきますので是非試してみてください。

明日の練習で是非左親指を感じて他の指を動かして練習してみてください。

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2019年08月28日

体の部分の動きを考える 右手編


いよいよ一番解説が難しい右手の話になります。この右手の話は言葉では本当に難しいのです。それは野球のピッチャーがボールを投げる時の右手首と右手指の話になるからです。野球でもこの部分の話はでてこないのです。その理由は基本的には開放の動きで、特に意識した使い方がないからです。野球の場合は更にその右手の指の使い方が個人の持つ秘密なので、他人には語られないのです。

右手の動きは「開放するしかない」となるのです。とは言うものの段階的な動きではその部分は第五段階での事でそこまでとその後は形があるのです。それを解説します。

右手の段階別の動き

第一段階⇒右手の薬指でクラブを右方向へ引っ張る。薬指である理由は薬指と小指は左手親指をサポートする指だからです。この2本の指は常にしっかりクラブを掴んでいるのです。右手で力が入っていいのはこの2本の指(薬指と小指)だけなのです。薬指は正に左親指の下の指なので、その指でクラブを動かすという事はクラブが左手と一体化して動いているという事なのです。

上半身がその動きに連れて動き、左肩が右方向に動きます。上半身と下半身の体の遊びを消す事が大事で、約45度左肩が右に動きます。この際下半身は全く動いていないのです。上半身と下半身の遊びを無くす話もゴルフスイング解説では多くを語られていません。しかしこの「遊び」の解消が非常に意味があるのです。この「遊び」を消す事が左足の動きと左肩の動きを一体化するからです。もし「遊び」が解消されていないと左足がダウンスイングから先で動いてもその動きが左肩に伝わらないからなのです。テークバックを深くというのは実はこの遊びを消す為なのです。

しかし、その「遊び」を最初に消していればトップスイングへの深みが重大な問題ではなくなるのです。当然トップスイングへの深みが更なる上半身の捩じれを生む事になるのでその深みには意味があるのです。

右手の指の感覚で引き揚げたゴルフクラブのシャフトの位置は地面と飛球線に対して平行となります。トッププロがスイングの前に確認しているのはこの上半身と下半身の遊びを消す動きとシャフトの平行感なのです。小さな動きですがこの動きはとても大事なのです。遊びを無くす事で下半身の動きがしっかり上半身を動かす事になるのです。そしてその時のクラブの位置が飛球線に平行で地面と平行という事が意味があるのです。

実はゴルフスイングのコーチであるレッド・ベッターがこの位置が本来のアドレスの位置と語っています。この位置は上半身と下半身の遊びが消え、この先の動きが一体化するからなのです。問題なのはこの位置はスイングの最中では確認しにくいという事です。ですからトッププロはスイングの初めにその動きを確認しているのです。動きとしては小さなものです。しかし、その動きの意味するものは大きいのです。

第二段階⇒右手の小指でクラブを真上に引き上げます。この時にグリップをフィンガーロックにしていると小指が左手の人差し指と引っ掛かっていて左手がスムースに動きます。引き上げる方向は右肘を真上に上げる方向です。薬指で上げる感じよりも右肘を上げる感じの方が楽かもしれません。この動きの時に左膝が前方に曲がり体のバランスを保ちます。この動きの中に特にテンションが上がる動きはありません。基本的には右手の引き上げと左膝の前方への屈伸のバランスでスムースな動きです。

第三段階⇒トップスイングへ向かっての最後の動きは右手の薬指と小指でクラブをさらに引き上げる動きとなります。この時に左膝の前屈も深くなるのでお互いに相反する動きとなるのです。その分、右手にはかなり力が入った動きです。ここの動きでもグリップはフィンガーロック方式の方が右手に力が入るので勧めます。フィンガーロック方式では右手の小指が左手の人差し指がしっかりと絡んでいるので上半身の深い捩じれを作るには必要な事なのです。ここでの上半身の深い捩じれが作れるかどうかは個々のプレーヤーによって異なるのです。より深い捩じり込みができるという事は左肩が深く入るという事なのです。

ちなみに右手の他の指は緩んでいる状態で指に力も入っていないのです。この時の右手の中指、人差し指、親指の力の入り方のチェックも必要です。何もしていないという感覚が持てるといいと思います。

第四段階⇒右手の小指と薬指の力を脱力すると右肘は体の右側面に落下します。この落下が右肩の突っ込みを抑えてくれます。この肘の落ち込みの感覚も覚えたい感覚です。この肘の位置が確立できるとボールが左に飛び出す事は無くなります。そしてこの脱力の流れの中で右手の中指を体の方に引き込めるといいのです。この動きが「タメ」を確実なものにしてくれるのです。小さな動きですがポイントとなる動きです。右手の脱力と中指の引き込みがここでのポイントです。

この動きの時に前屈されていた左膝がアドレスの位置に戻ります。引っ張り合っていた右手と左膝の右手の力が抜けるので左膝が戻るのです。この左足の動きもスイング軸を流さない為にも重要な動きです。引っ張り合って元に戻す感じを掴んでください。左膝は元の位置には戻りますが、上半身には体の捩じれと右手首のコッキングに寄る「タメ」が残っているのです。ここの部分がとても重要なのです。

第五段階⇒脱力された状態を維持したいのです。結構難しいことです。この時に右手で力が入っているのは小指と薬指だけです。この2本の指は左手親指の裏側の指で支点の固定には必要な指なのです。しかし他の3本の指は動かしたくないのです。むしろその3本の指を開く感じが欲しいのです。この時にこの3本の指が動くとボールにフック回転を掛ける原因になるのです。もっともボールにドロー回転を加えるなら右手中指の握り込みの具合で調整しましょう。ボールをコントロールするのはこの中指の動きです。

この段階でもっともしてはいけない事は右手でクラブを振るという感覚です。クラブは左手の引き込みと右手の開放で振られているのです。それを右手でクラブを動かそうとすると右手に力が入りボールにフック回転を加える事になります。多くのゴルファーに右手でクラブを振っている感覚が存在しているのです。しかしそれはしょうがない事なのです。右手は器用で便利な手なのです。だから使ってしまうのです。しかしゴルフでは右手の役目はクラブを振る事ではなく、クラブを開放(レリース)する事だという事を理解したいのです。

更に右手を使うという事は右手を握る事になりこの動きがヘッドの動きにブレーキを掛けます。そして中指を握る事でクラブが浮き上がりインパクトでボールがヘッドの下部に当たる事になるのです。スイングしていてトップボールや薄い当たりが出る人は右手の握り込みが原因である事を理解して欲しいのです。

第六段階⇒私としてはインパクトから先では右手は何もしないのがいいと思います。しかしこの右手の使い方で飛距離を増す事もできるのです。ただ問題は使い方によってはフックボールを生む事になるので気を付けたいのです。問題は第六段階に向かうところの右手の動きです。ピッチャーが丁度ボールを手首と指先を使って投げるところの動きなのです。実際にこの段階では手首にも指にも力は入っていないのです。ピッチャーは手首を効かせてボールをスナップし、右手の指はボールを押し出しているだけなのです。ゴルフでも同じなのです。問題はスナップする方向と指の押し出す方向なのです。

しかし、この部分を言葉で語る事は難しいのです。基本的には「体の前に向かってスナップする」です。何故なら下半身が左膝でしっかり切れていればボールは右には飛び出さないからなのです。しかし、この解説はかなり怖いものです。是非実際にボールを打って右手首をインパクトでスナップしてみてください。力は抜けている状態で、決して力量感のある動きではありません。しかしスナップの動きは大きいのです。まさにここでの右手の動きは自分流が要求されるのです。

私が勧めるのは「右手は何もしない」です。トップスイングで脱力した右手はそのまま半開きの状態で左手の動きに合わせてインパクトを迎えるのです。すると右手はインパクトで反応します。この反応という動きで充分ということです。意識的にボールを曲げるための動きは別ですが、右手が緩んだ状態でインパクトを迎えると右手が勝手に反応して結果が良くなるのです。

最終的には右手は意識して使いたいですが、それはかなり高レベルの動きと考えましょう。「使わぬが徳」という事です。右手は使いにいかなくてもしっかり反応してくれるのです。右手の使い方についてははっきりした事が書けなくて残念です。ゴルフの練習をするという事は右手の動きを確立するタメなのです。左足、左手は型にはまった単純なものなのです。右足はその動きの中での味付けです。そして最後の右手は自分なりを確立する事が必要なのです。

是非練習場で右手の感覚を味わってみてください。右手でクラブを動かす事はしないようにしましょう。左足と左手の動きでゴルフクラブヘッドをインパクトまで引き込み、最後に右手の登場と考えましょう。右手は最後の最後に出てくるのです。ここまで待てるかが大事なポイントとなります。

右手の話で質問がありましたら是非コメントをください。私なりの解釈を書きたいと思います。お待ちしています。

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2019年08月21日

体の部分の動きを考える 左手編


下半身の動きが確立できると次は上半身の動きです。ここでも右手ではなく左手が主役なのです。もっともこの左手の動きについてはほとんどのゴルフレッスン本には意識して書かれていません。又ゴルフレッスンプロの教えの中にも左手の話はあまり出てこないのです。その理由は良く分かりません。

ボールを打っているのは右手ですが、ボールまでのクラブの動きは左足の動きと左手の動きで作られているのです。そして、飛距離に大きく影響するのがこの左サイドの動きなのです。飛ばしたい時は目いっぱい左足を使って下半身を回転させ、左手の引き込みで追いつくのです。また飛距離を決める時は左足の動きを自分の基準で動かし、それに合わせて左手を引き込みたいのです。基本的には距離を作っているのは左サイドの動きと考えましょう。

ちなみにアプローチではこの左サイドの動きがコントロールされるので難しくなります。素振りで距離のイメージを左サイドの動きで感じたいのです。そして打つ時はそのイメージ通りに左サイドを動かしたいのです。迷いがその動きで入ると距離が前後する事になるのです。

右手の話は次回の右手編の時に書きます。

ボールが左に飛んだり、左に大きく曲がる人のほとんどが今回の左手の動きがない場合が多いのです。左手の動きの話をする人が少ないので、左手の動きに関心が向かないのです。左手の基本的な動きとしては野球のバッターがバットをスイングする形に近いのです。ゴルフの練習でバットを素振りする事がありますが、この運動は左手の引き込みでスイングを作る事を体感する為のものです。

しかし、下半身が先行するゴルフのスイングでは左手の動きがとても重要なのです。ゴルフのスイングでは上半身は捩じる事があるのでその捩じり戻りの動きはありますがそれ以上の動きはないのです。この上半身とは肩の向きの話です。肩の向きは下半身の動きによって動かされているので、基本的には上半身は動いていないと考える事が重要です。

上半身で動いているのは左手と右手首が主役です。左手は右手の引き上げにより引っ張り上げられ、その頂点で右手の脱力からの反動の動きがあります。そして移動していた体の右サイドから左サイドへの引き戻しがあるのです。そしてこの引き戻しの時に左手の握り込みがある事で左手はアドレスの位置に戻るのです。

動きとしては非常に単純なものです。そしてここにも技術的な動きはないのです。単純に左サイドへ引き込み、握り込むだけなのです。そして最後に肘で畳み込む動きとなります。決して左手でボールを打つ感覚はないのです。左手の動きはクラブの動きに流れを作り、そして勢いを付けるだけなのです。ボールを打っているのはあくまでも右手ですから、左手でボールを打つ練習は禁物です。

左手の段階別動きを書きます。

第一段階⇒右手の動きに任せる。グリップは緩めておく。

第二段階⇒右手の動きに合わせる。グリップは緩んだまま。

第三段階⇒右手の動きに合わせる。グリップは緩んだまま。

第四段階⇒ここでも右手の動きに合わせて第一段階の終点の位置に戻ります。右手の脱力の影響で右肘が体の右サイドに落ち込みます。その動きにより左手自体が上から下に落ちる感じになります。この時に左手のグリップ(中指、薬指、小指)を開く事で「タメ」が大きくなり、指先でクラブを感じる事になります。ボールを打つ前に指を開くのは少々怖い話ですが、この動きは第四段階の動きの中ではまったく不自然ではありません。むしろこのクラブが指に引っかかっている感じを掴む事が大事です。

第五段階⇒力が入るところです。左手はここでは右腰の前にありますので、左方向への引き込みでアドレスの位置に左手を戻します。このクラブを引く動きの時に左手のグリップを握り込むのです。この握り込みの動きはクラブを左に引く動きの補助にもなります。左手を握り込む事でクラブフェイスはインパクトでスクエアに戻ります。そして大事なのがこの握り込みを使って第四段階で作った「タメ」を開放するのです。「タメ」の開放は右手ではなく、左手のグリップの握り込みで行うのです。開いている左手を握り込む事でクラブヘッドが走るのです。

しかし気を付けたいのが握り込むタイミングです。ゴルフのスイングの中でタイミングが問われるのはここの部分です。握り込みが早いとヘッドが外から入るので左に飛び出し、フック回転がボールに加わります。握り込むのは正にインパクトの瞬間に向かってなのです。ボールの飛びが真っすぐ飛んだなら握り込むタイミングがいいと思いましょう。もし左に飛んだり、曲がったりしたら握り込むタイミングが早いと思いましょう。

第六段階⇒ここが結構大事な動きです。左手はインパクトで強く握られているので、インパクト後に動く方向は上に跳ね上がる畳み込みの動きしかないのです。この畳み込みを躊躇なくしたいのです。この畳み込みの動きがスムースに動く様になるとボールが左に曲がる事が少なると思ってください。そして左手は畳み込んだ後に左耳の辺りに来ています。この畳み込みがスムースに躊躇無くできる事が左手先行のスイングを作るのです。結果としてボールが左に曲がる事を防いでくれます。

左手の動きを書くとこうなります。テークバックは右手の動きに任せる。トップスイングからは指を開く事で「タメ」を作り、そしてそれをインパクトに向かって左手の握り込みでエネルギーを放出するのです。そして左手の流れを止めない様に左手を畳み込むのです。この一連の流れを是非意識して動かしてみてください。クラブがスムースにエネルギッシュに動くのが分かると思います。

あくまでも左手でボールを打つ意識を持たない様にしましょう。左手はクラブの動きをスムースにする為に使われているのです。インパクトを作っているのは右手ですから注意してください。ゴルフスイング論では語られる事がほとんどない左手の動きを紹介しました。是非練習で左手の動きを感じて、自分の物にしてください。

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2019年08月15日

体の部分の動きを考える  右足編


左足と連動して動いているのが右足です。しかし、右足の役目は少ないのです。むしろ右足の動きは隠れた動きで、練習量と自分流が要求されるものです。右足の動きは理論を越えた感覚的なものなのです。右足の使い方にはかなりの自分流が要求されます。スイングの流れの中での動きなのでそこにはリスクもあります。しかしそのリスクを超えれば飛距離というリワードがついてくるのです。

右足の動きを段階別に書きました。

第一段階⇒動かない。

第二段階⇒アドレスで曲がっている膝を伸ばす。この動きで左膝の前屈が楽にできます。伸ばし切る事はありません。

第三段階⇒左膝の動きに合わせて伸びるが動きは少しです。そして伸びきる事はなく、意識的に自分で動かすことはありません。

第四段階⇒右足もアドレスの位置に戻ります。これは左足の動きに合わせた動きで意識はありません。

第五段階⇒左足の動きに合わせて動きます。右膝を前方に出す感じがあると回転軸の左への流れを止める事になります。

第六段階⇒インパクトから先に右膝を内側に押し込む動きが必要で体重移動を作ります。右足の動きではここの動きがボールの飛距離に影響します。右膝を内側に押し込む事で体重移動が起こり、インパクトでボールに体重を乗せる事になるのです。この部分はまさに感覚的な動きです。右膝の内側への押し込みが早いとインパクト前にフェイスが開く事になるのでスライス回転をボールに加えてします事になります。ここでの右膝の動きはスイングの流れに合わせた動きなのです。ちなみに遠くへ飛ばそうとする人はここでの動きは大きいのです。しかし、その結果としてもしボールが右に曲がっていたら、それは左への体重移動が早過ぎるということなのです。ここでもボールの飛びを見て、右膝の動きをコントロールしましょう。

右膝を内側に押し込むという事は体重移動をするという事です。この動きは小さい動きですが動きのタイミングがインパクト前に起こるとその動きがボールを開いたフェイスで擦る結果を生んでしまうのです。体重移動がインパクトの早い段階で起こるとボールは更に右に曲がる事になるのです。この部分は体感では分かりません。あくまでもボールの飛びを見て、そのボールの右への曲がり具合で調整する必要がでてくるのです。所謂フェード打ちの人はこのタイミングをマスターしているという事です。そして大きくスライスしている人はこの体重移動のタイミングが早いと考えましょう。タイミングが遅れればボールの右への曲がりは減ってきます。

先にも書きましたが、第五段階の右足の使い方がかなり悩むところです。しかし、動きは決して早くないのでボールを打ち込む事で自分流を発見したいのです。左への体重移動が入るという事はボールを左に曲がらない様にする動きでもあるのです。PINGを使う海外のトッププロがこの体重移動を使って飛ばしています。ドローボールの方が飛ぶといわれていますが、強い体重移動を加えるとボールはフェード回転になり飛ぶのです。

最近のPING社のG410PLUSドライバーではそのトッププロがウエイトをDRAWポジション(ボールの捕まりがいい状態)に入れている事が分かりました。強い体重移動を加えるのでややフェード回転気味の打球をヘッドの重心位置で捕まえる様にしているのです。これは好みがあるのでここでも自分流を作る必要があるのです。

左足と右足の動きを連動して考えるとそれは膝の前後の出し入れの動きとなります。体の中心が動かない様に右膝を伸ばしたら左膝を曲げる。その反動の動きとして左膝が伸びれば右膝が曲がるのです。この両膝の出し入れを体の軸を動かさずに反復して動かしてみてください。単純な動きで、膝の出し入れをする動きです。スピードを速めても体の軸は動かないのですが、この動きで骨盤は大きく動いているのです。この骨盤の動きが上半身を動かしてくれるのです。

ゴルフのスイングではこの膝の出し入れは1回だけです。それも左膝で動くのです。ゴルフでは左サイドの体の動きがスイングの基本的な動きなのです。そして、右サイドの動きはそこに味を付けているのです。左サイドの
最初の動きである左足の動きを自分のものにすることがとても大事です。そして、右足の動きでスイングに味を付けてください。あくまでも左サイドが主導な動きです。しかし、そこに右サイドの味が付くのです。この右サイドの動きが自分らしさを作ってくれます。

まずは左サイドの下半身の動きを確立してください。この動きにやり損ないはあっても、やり過ぎはないのです。そしてその動きが確立したらそこに右サイドの下半身の動きを味付けてとして作るのです。ボールを上手く打とうとする気持ちが左サイドの動きを止める事になります。上手く打つのではなく、しっかり「下半身で振る」を意識する事が大事なのです。

どうしてもインパクトを作る上半身の動きに注目があつまりますが、ゴルフでは下半身の動きがもっとも大事なのです。この動きが確立できればボールが右に飛び出したり、曲がったりはしなくなるのです。ゴルフではボールが右に行く時は下半身の動きが緩慢であるといことなのです。そして右が消えたら後は上半身の動きの合わせとなるのです。練習場でまずは下半身の動きを意識してスイングしてください。ボールの飛び方が安定してくることが分かります。

先日全英女子オープンで優勝した渋野プロはソフトボールのピッチャーをしていたとのことです。ボールを投げるという事は下半身でしっかり踏ん張る事が重要ですから、その動きがゴルフに上手く利用されているのでしょう。彼女はドロー打ちと聞いています。きっと下半身の切れがいいのでボールが右にはいかないのでしょう。そして右手で叩く分ドローになるのでしょう。

是非下半身を意識したスイングを作ってみてください。不自然な動きが感じられるようなら是非コメントください。私なりの意見を提案します。 

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2019年08月06日

体の部分の動きを考える 左足編


ここまでスイングを段階的動きで考えてきました。反復にはなりますがその思考を今回は体の部分のそれぞれの段階での動きでまとめました。スイングを全体で考える前に是非それぞれの部分での動きを考えてみてください。

それぞれの動きの段階の要点をまとめています。それぞれの段階での「動き」を要約すると、

第一段階⇒テークバックの始動。
第二段階⇒左膝の前屈と右手の引き上げの相反する方向への動き。
第三段階⇒上半身の捩じりを作る。
第四段階⇒右手の脱力で「タメ」を作る。
第五段階⇒左手の握り込みでインパクトを作る。
第六段階⇒スイングの流れをまとめる。

となります。

それぞれの段階での「その動きの目的」を要約すると、

第一段階⇒上半身と下半身の遊びを消す。
第二段階⇒スイングをする前の形を作る。
第三段階⇒ショットの強さを生むプラスの動きを作る。
第四段階⇒「タメ」を作り、ヘッドの加速の元を作る。
第五段階⇒「タメ」のエネルギーの開放をする。
第六段階⇒左手リードの動きをまとめる。

それぞれの動きの目的を理解しておく事が大事なのです。余りにもシンプルな動きの為に多くは語られていません。言葉を変えれば「下半身先行のスイングの始まり」であり、「右への飛び出しを消す」動きとなります。左膝を伸ばす事で骨盤が回転します。そしてその動きが回転軸を動かし、左肩を動かすのです。肩の位置をアドレスの位置に戻す為の動きなのです。そして、その動きを自分の物にすれば右に飛び出す事が消えるという事でそれは凄いことなのです。結果として左に球が飛ぶ事に気を付ければいいという事になるからです。

左足の動きを段階別に書きました。

第一段階⇒動かない。

第二段階⇒体の前方に膝を曲げ込む。 体重を左膝に乗せる感じが必要。つま先に体重を感じる。

第三段階⇒さらに左膝に体重を乗せ込むように前屈を深める。ゆっくりした動き。この時に右手は逆の方向に動き体のバランスを保ちながら上半身の捩じれを作ります。左膝の前方への押し込みが右手の引きを強め、上半身の捩じれは深くなります。

第四段階⇒右手の脱力で左膝は反動でアドレスの位置に戻ります。左膝の位置が元の位置に戻る事が大事です。この時にアドレスの状態での左膝の傾斜が消えるとスイング軸が流れる動きを作るので気を付けましょう。

第五段階⇒力が入るところです。左膝を一気に伸ばします。その方向は左膝の傾斜を崩さない方向で、踵に体重を移します。左膝を伸ばすと腰が後方へ押されて回転軸が回転する事が大事なのです。左膝を伸ばす方向は左腰を後方へ押す方向です。左膝の内側への角度が消え、左膝が立ち上がるとスイング軸が左に流れます。もしボールが右に曲がる事があればこの左膝を伸ばす方向が間違っていると考えてください。ボールが右に曲がらなければその方向でいいという事です。

更にここでの膝を伸ばす動きに躊躇があるとボールを右に打ち出す原因となります。もしボールを打って右に飛び出していたらそれはここでの左膝の伸ばしに躊躇があるという事です。左膝が伸びる事で左腰は後方に動き、スイング軸の回転を生みます。この回転軸の動きが左肩をアドレスの位置に戻すのです。以前にも書きましたが上半身は自分では動きません。あくまでも左肩を動かすのは腰の回転であり、左膝を伸ばす事に寄る結果なのです。

ちなみにどんなに強く、早く左膝を伸ばしてもその動きがスイングを崩す事はなりません。「伸ばすが勝ち」というところです。打った後のボールの飛びをしっかり確認してください。右に飛んでいたら、その原因は左膝の伸ばしが弱いという事です。その動きは想像を超えた強い動きです。

第六段階⇒伸ばし切った状態のままです。右足の内側への押し込みで左足は真っすぐ左踵の上に立ち上がります。

左足の動きは膝の前屈からの伸ばし切りという事です。問題は、伸ばし始めはゆっくりだが、後半は躊躇なく伸ばし切るという事なのです。この動きの中でボールを上手く打とうとする気持ちがあると左足の動きは止まります。特に右手に力が入った瞬間に左膝は動かなくなります。結果としてボールのプッシュアウトという右への方向が作られるのです。

右手でクラブを動かそうとすると右手を握り込む動きが入り左足の動きを止めるのです。左足をしっかり動かす為にも右手はインパクトまでトップスイングで脱力をしてからは緩んだ状態を保たなくてはならないのです。右手を開いて振る感じが一番左足の動きをスムースにします。

前にも書きましたが左膝の伸ばし切りに問題は無いのです。「伸ばすが勝ち」です。そして伸ばす事でスイングに問題を起こす事はないのです。左膝が伸びる事で下半身リードのスイングが作られ、左にボールが飛ぶ事も防いでくれるのです。

ゴルフを始める人、ゴルフに悩んでいる人は是非左足の動きを研究してください。とにかく、ボールが右に飛び出していない事が大事です。右にボールが飛び出したり、曲がっている様なら左足の動きに問題があると考えてください。最近のプロゴルファーの左足の動きを是非見てください。彼らの左膝の動きは強く、躊躇のないものなのです。

左足の動きは非常に単純なものなのです。それは左膝を前方に曲げ込み、それを元の位置に戻しながら一気に伸ばし切るという動きです。ここに技術はありません。躊躇なく伸ばす事です。できているかどうかはボールの飛びを見れば分かります。飛び出し方向と先に行っての曲がりを確認してください。単純な動きですが、この動きがゴルフの最大の基本の動きなのです。

是非練習場に行って、自分の左膝の動きを確認してみてください。ボールは打つのではなく、クラブをしっかり振ってボールを飛ばすということなのです。左膝の動きでスイングの流れの基本を感じてみてください。

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