2010年05月04日

PINGのプロがアメリカで活躍中


今日は米国PGATourでのPINGクラブの活躍をご紹介します。日本では評価がイマイチ低いPINGはゴルフの本場アメリカのPGAツアーで大活躍です。是非PINGを試してみてください。プロのクラブはアマチュアには通用しないと思わないでください。プロもより簡単で飛ぶクラブを探しています。その為にクラブメーカーは研究を勧めているのです。

今アメリカPGAでは、ドライバーの平均飛距離のNo.1とNo.2がPINGドライバーです。No.1に輝いているのが左利きの飛ばし屋であるBubba Watsonです。彼の平均飛距離は306ヤードです。そして彼の使用しているのが、PINGのG15ドライバーで7.5度(市販はされていませんよ)です。No.2は今週も3位に入賞したマスターズチャンピオンのAngel Cabreraです。彼の使用しているのが、PINGのi-15ドライバー8度です。ちなみに今週で引退したLorena Ochoaも同じ使用でした。ピンのドライバーは飛ぶのです。
Driving Distance Ranking(PGA Tour.com)
PINGのプロが使うクラブは何か!!(PING.com)

フェアウェイキープ率でNo.1を行くのがPINGのHeath Slocumです。ヒースは昨年のプレーオフで1勝して最近は有名になってきています。最近も調子が良く優勝争い良くしています。その要因がフェアウェイキープ率の高さでしょう。ゴルフでは「飛ばすより、フェアウェイにボールを置け」ですからね。ヒースの使うドライバーはBubbaと同じG15の7.5度のようです。7.5度のロフトでフェアウェイを75%近くキープするんですから凄いですね。
Driving Accuracy Percentage Rist(PGA Tour.com)

Driving DistanceとDriving Accuracyの総合で評価されるのが、Total Drivingというカテゴリーです。飛びの順位と正確性の順位を足したものです。ここでのNo.1がPINGのHunter Mahanです。彼は飛びで56位、正確性で16位の合計72ポイントです。同率に昨年までPINGのスタッフプレーヤーだったRyan Mooreが入っているのも面白いです。
ちなみに正確性1位のHeathは飛びで144位ですから合計42位です。又飛びの1位のBubbaは正確性で155位で合計156ポイントの53位でした。
Total Driving Ranking(PGA Tour.com)

PINGの凄いのはまだありました。それはGreens in Regulationというパーオン率のカテゴリーでの1位がPINGのKevin Southerlandでした。
Greens in Regulation Ranking (PGA Tour.com)

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posted by golfq at 15:08| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 知っておきたいクラブの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月08日

何故フェイスの上部が飛ぶの?!


前回はボールをフェイスの上部に当ててボールの打ち出し角度を上げ、スピン量を減らしてボールを飛ばす話を書きました。それでは、何故フェイスの上部に当てるのでしょうか。

ボールの飛び方についてスピン量や打ち出し角度の事が語られるようになったのは最近の事です。当然前にも同じような話はあったのでしょうが、あまりゴルファーの間で語られる事はなかったのです。最近ではボールの飛び方を分析する器械が増えてきたので打ち出し角度とスピン量が身近なものになってきたのです。

打ち出し角度とスピン量が語られるようになった要因の一つにドライバーのヘッドが大型化して460CCが主流になってきていることもあります。フェイスも大きさに比例してディープフェイスのものが多くなってきました。そしてその大型化したドライバーで打たれたボールの飛び方を分析するとこの二つの要素がボールの飛び方に非常に関係している事が分かってきたのです。実際高反発のドライバーよりも、低反発フェイスの大型化したドライバーの方がボールを飛ばしたのです。

大型化したドライバーの最重要ポイントは「いかに軽い材料でしっかりしたヘッドを作ること」でした。結果としてドライバーヘッドの上部が薄くなってきたのです。それもヘッドの最適重量よりもさらに軽くできてきたのです。その分重量が余りそれをどこに入れるかがクラブメーカーの特徴となったのです。大体の大型ヘッドは重心深度を深くする為にソールの後方部分にそのウエイトを入れたのです。実際にそうしたドライバーで打たれたボールが飛んだので、クラブの低重心化や重心深度を深くするデザインが増えてきています。

大型ヘッドのドライバーで飛ばす場合は、もはや重心の位置(芯)ではボールを打たないのです。芯で打つように心がけてきた人には大変な事です。しかしアイアンと違ってスピン量を要求しないドライバーではフェイスの当てる場所が変わってきたのです。今の大型ドライバーでは芯を下に落としてクラブフェイスの上部に当てるのです。そうすると重心位置とインパクトポイントの位置の関係でヘッドが傾くのです。その時起きるのが、打ちだし角度の上昇とスピン量の減少です。

インパクトでボールがヘッドに吸い込まれる感じになります。フェイスの上にボールが乗っている感じがあるのもフェイスの上部にボールを当てた時に得られる感覚です。フェイスの上に当てれば当てるほど打ち出し角度はアップして、スピン量は減るのです。打感も非常に柔らかくなります。又インパクトの音も今まで聞いた事が無いような静かな、重い音です。決してボールを弾いている感覚ではありませんし、多くの人がナイスショットと思っている音とも違います。何だか変な感じだったけど飛んでいるというのが、結構フェイスの上部に当たっている時です。

練習としては、ドライバーの場合はフェイスを横から入れ、フェイスの上部にボールを当てるようにして、静かな柔らかい音を探してみましょう。決して力は要求しません。滑らかなスイングで十分です。力を入れるといろいろと無駄な動きが入るので飛ばなくなるのです。滑らかなスイングで、効率良い打ち出し角度とスピン量を探してみてください。

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やっぱりタイガー・ウッズは強かったですね。今朝のBS衛星放送ではタイガーの為のショーでしたね。これでメモリアル・トーナメント4勝目ですが、今日の17番、18番は圧巻でした。特に18番のセカンドはタイガーだからなのでしょう。ところで、私の応援していたPINGのマーク・ウィルソンですが、TVに映った瞬間からボギー、そして寄せた1メートルのパットを3パットしてダブルボギーで消えました。結局最後までTVには再び現れませんでした。でも終わってみれば、タイガーと同じく17番、18番の連続バーディで3位に入賞しました。私の好きなクリス・ディマルコも頑張っていましたが、結局最終日は1オーバーで回り14位タイで終わりました。
Leader board of 2009 Memorial Tournament(US Yahoo Sports)

PINGのオチョアが調子が上がらない今年ですが、LPGAではオチョア、スタンフォード、ハーストに次ぐ今年4人目のPING使用のプロの優勝者がでました。彼女は昨年からPINGと契約をしている韓国人のキム・インキュング(Kim In-kyung)です。彼女はシーズン初めから調子が良く今年の年間賞金獲得高でもオチョアに迫るところに上がってきました。スタンフォードもこの試合では3位に入っていまるから、来週のUS女子オープンが楽しみです。
Leader Board of LPGA State Farm Classic(LPGA. COM)

posted by golfq at 13:54| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 知っておきたいクラブの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月19日

グースの飛び方とは


グースネックによるボールの飛び方について考えてみましょう。私も実際に実験したわけではないので、正確な情報ではありません。でも、今までに聞いたことや、体験したことを織り交ぜて書いてみます。参考意見としてください。とにかく、ゴルフ業界でグースネックについて正式な見解はでていません。

グース度で一番変わるのが、ボールの弾道の高さです。オフセットのアイアンは重心深度の具合が深くなります。通常のアイアンでは重心深度はほとんどフェイスの近くです。しかしオフセットの大きいアイアンは、フェイス自体がシャフトの位置に対して下がっていますからその時点で重心深度は深くなっています。さらにオフセットの大きいアイアンはだいたい低重心でソールが厚くなっているので、重心深度はさらに深くなるのです。

重心深度が深くなるとどうなるのでしょう。以前にライ角度の話しの時にスイング中にクラブの重心の位置とグリップの支点が一直線になろうとして、クラブのトウが6度下がる話を書きました。それと同じ現象が重心深度の間でも起こります。シャフトはインパクトの時にスイングとは逆方向に曲がります。それは回転軸との座標位置の関係による曲がりです。ということは、重心深度の深いアイアンは通常のアイアンよりもさらにフェイスが内(左側)を向くのです。その結果として、アイアンフェイスの上を向きロフトが増えるので、その分ボールが高く上がります。逆にオフセットを抑えることで弾道を低くすることもできるのです。PINGアイアンの素晴らしさは、このオフセットの具合でもモデルが選べることでしょう。又、苦手なロングアイアンにオフセットの大きいアイアンを組み合わせる事も意味があります。

ボールが高く上がるもうひとつの理由は、オフセットの大きいアイアンはボールとフェイスの噛み具合が深いのでバックスピン量が多く掛かるということです。そのバックスピンがボールを舞い上げてくれるのです。バックスピン量が増える理由は、グースネックの分アイアンネックの食い込みが深くなるからです。グースネックの度合いはロングアイアンになるほど増えています。以前に書いたようにボールが丸い分ロングアイアンになるとロフトが立ちシャフトの食い込みが浅くなるのです。その分ロングアイアンに多くオフセットを加えるのです。PINGのロングアイアンが打ち易いといわれた理由は、アイアンネックの食い込みが深かったからなのでしょう。

このバックスピン量が多くなることで、ボールは真っ直ぐ飛び、曲がり少なくなるのです。オフセットの大きいアイアンを正しくスイングできると、バックスピン量がしっかり掛かりボールはそのスピンの方向に飛ぶのです。多くの人がボールを真っ直ぐ打とうと努力しまうが、実際はスイングプレーンをしっかり決め、スピン量を増やせばボールは真っ直ぐ飛ぶのです。ということは、ボールを意識的に曲げたい人にはオフセットが大きい事が問題になるのです。PINGを使うプロがオフセットの少ないS58やi10を多く使用するのも、ボールを意識的に曲げたいからでしょう。でも、シンプルに真っ直ぐピンフラッグを狙うならオフセットが大きい方が有利だと思います。

バックスピンが強いと横風にも強いのです。理由は、直進性の強いバックスピンが風の影響を受けにくくするからです。横から風に押されてもボールは横にスライドするだけで、その方向に曲がってはいかないものなのです。オフセットの強いアイアンでストレートボールを打つと、風が吹いてきてもそのボールは横にスライドするだけで又元の位置に戻ろうとします。流される分横にはスライドしますが、ボールはほぼ真っ直ぐ飛びます。見た目ではボールがクランク的なスライドでストレートに飛んでいるように見えます。

初心者の方には是非、プル角の強い、オフセットの大きいアイアンを勧めます。その理由は、アイアンショットはボディ・ターンのショットが基本だからです。最初に右手の動きを抑える事で、ゴルフの上達が早まります。ゴルフショットの理解も頭でなく、体で覚え易くなるのです。さらにアイアンショットが曲がって困っている人も是非プル角とオフセットの大きいアイアンを勧めます。曲がる人程オフセット強いアイアンを嫌いますが逆です。結果として手打ちが減り、高く、真っ直ぐなボールが打てます。

グースネックの強いアイアンは一般的に嫌われますが、実はとてもゴルフの上達には役立つのです。今のゴルフで一番問題なのが右手の使い方です。その右手の使い方を、正してくれるのがプル角の存在とグースネックの存在です。そして、その問題を解決してくれるのが、プル角が理由を持って付けられ、オフセットの強いPINGアイアンだと思います。何故ならPINGは30年前からその課題に取り組んでいるからなのです。

PINGアイアンでは、現在オフセットの付き方が3種類あります。日本ではオフセットの少ないアイアンが好まれますが、アメリカでは逆にオフセットの大きいものが好まれています。オフセットの大きいG5アイアンが2006年にアメリカでもっとも売れたアイアンであることからも分かります。アメリカでは、ボディターンでボールを捕らえますから、グースネックは問題ないのでしょう。一方日本ではアイアンショットはまだまだ手を使ってスイングするように指導されるので、グースネックが問題になるのでしょう。

プル角とグースネック(オフセット度)について是非良く考えてみてください。そして、自分にどのようなセットアップがいいか考えましょう。そして、PINGのフィッティングスタジオに行ってそのプル角とオフセットの違いを体感してみましょう。多くの人がスイングでボールを打ち分けると考えていますが、結構クラブのセットアップでボールは打ち分けられるのです。ゴルフは難しいですから、フルショットは単純にフルショットしたいものです。そして、セットアップでボールの飛び方を作りましょう。

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posted by golfq at 22:14| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(1) | 知っておきたいクラブの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月18日

グースネックの理由とは、、


私が聞いたところのグースネックの理由を書いてみましょう。グースネックがアイアンヘッドに付けられた理由は、ロングアイアンとショートアイアンの打ち易さが違うことからのようです。それでは、どうして違うのでしょうか。一般的にロフトの角度が違いますからロフトの大きいショートアイアンが打ち易くて、ロフトの少ないロングアイアンが打ちにくいのということになります。何故ロフトが立ってくると打ち易さが変わるのでしょうか。ヘッドスピードが遅くなるほどその違いがはっきりとします。

それでは、いったい何が変わるのでしょう。変わるのは、ボールに対するアイアンのネックの入り込み具合なのです。その理由は、ボールが丸いからです。ショートアイアンのロフトが46度と考えて、ロングアイアンが21度と考えるとその差は27度となります。その差が、アイアンフェイスがボールに当たる場所を変えるのです。ロフトの大きいショートアイアンはフェイスの当たる部分がボールの中央よりです。一方、ロフトの小さいロングアイアンはフェイスの当たる部分がボールの手前に移るのです。オフセットが少ないアイアンでは、そのボールに当たる位置のズレ分だけアイアンネックの位置も中央よりから右側に移るのです。そのズレがボールに伝わる力の違いを生むのです。結果として、ボールは低く、飛ばなくなるのです。

このネックの位置のずれは2センチの範囲内ですが、その差が打感とボールの飛び方を大きく変えるのです。さらにネックの動きがずれる事でパワーのボールへの伝達が変わってきます。ロングアイアンが薄い感じで当たるのも、ネックの入り込む深さが浅くなってきているからです。PINGの創始者カールステン・ソールハイムはそのズレを数値で表し、自分の考え方をまとめたようです。ロングアイアンになればなるほどグース度が増えるのにもちゃんとした理由があるのです。PINGが日本で30年前に紹介されたころの評判は、「PINGはロングアイアンが打ち易い」というものでした。その打ち易さの理由がこの設計されたオフセットだったのでしょう。そしてこのオフセットの付き方も前回まで書いてきたプル角とのマッチングが大事なのです。

何となくついているオフセット(グースネック)ですが、そこには立派な意味が存在しているのです。次回は、グースネックによるボールの飛び方の違いについて書きます。

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posted by golfq at 08:28| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 知っておきたいクラブの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月16日

グースネックって何?!


ライ角度、プル角ときて今回はオフセット(グースネック)について考えてみたいと思います。アイアンの弾道を考える時にこの3つの要素をどのように考えるかが、自分の弾道を決めるのにとても大事です。当然自分の弾道をスイングで作ることもできますが、単純なスイングでも要素の組み合わせで弾道を作ることができます。又、体力の衰えなどでスイングが変わってきた時にその足りない部分を要素の組み合わせで補うこともできるのです。

それではアイアンヘッドにおけるオフセットの話をしましょう。もともとオフセットの事を一般的にはグースネックと呼んでいます。グースネックとは、あまりいい表現ではないのですが「曲がっているネック」からきている呼び名でしょう。正式な表現としては、オフセットが正しいと思います。オフセットとは、シャフトの左側のラインをゼロとした場合のアイアンヘッドのリーディングエッジの遅れ具合です。シャフトから離れれば離れるほどオフセット度(グース度)は増えます。そのフェイスのリーディングエッジの遅れを作る為にアイアンヘッドのネックを曲げて作ったのが、PINGの創始者のカールステン・ソールハイムさんだと思います。PINGで驚くのが初期のクラブからこのオフセット度は他のクラブと違って非常に大きかったのです。

多くの人は、グースネックが大きいアイアンを嫌います。グースネック、イコール左に曲がるというイメージが強いからでしょう。確かにグースネックの大きいアイアンはその見た感じからイメージするとボールが左に曲がりそうです。しかし、本来のオフセットの意味は違うのです。先に書いてきた体の回転でアイアンヘッドを引っ張ってきてフェイス面をターゲットに合わせるプル角が適正で、シャフトのトウダウン現象を加味してライ角度を合わせたとしましょう。そうなるとボールは真っ直ぐ飛ぶのです。そしてそこで顔を出すのがオフセット度です。このオフセット度がスピン量と打ち出し角度を変えてくれるのです。結果としてボールの高さを作ってくれるのです。オフセット度の大きいアイアンはボールが高くあがるのです。但し、スイングのテンポがずれて手打ちをするとボールは左に大きく曲がるのです。グースネックが嫌いな人はこの曲がりが気になるのです。

前回まで書いてきたプル角が適正でないアイアンでは、フェイスがだいたい開いていますからその開き具合を右手で補ってしまいます。この右手の動きがオフセット度の大きいアイアンを使用するとボールを左に曲げてしまうのです。オフセットの度合いは、実はプル角の付き方と非常に連動しています。プル角がしっかり付いていないと右手がどうしても横に動くので、オフセット度が気になるのです。PINGアイアンが大きなプル角を持っているのも、オフセット度を生かす為であると思います。

グースネックをクラブのデザインに最初に取り入れたのは、PINGの創始者のカールステン・ソールハイム氏だと思います。PINGのアイアンには最初からグースネックがしっかりついていて驚かれたものです。でも、そのグースネックのお陰でアイアンが打ち易くなるのも事実です。30年前ぐらいにPINGの最初のブームが日本で起きた時もその見栄えの悪さに驚いたものです。でも、そのクラブを振ってみるとボールは驚くように高く真っ直ぐ飛んだのです。もっともその形は手打ちの人には腫れ物的存在でもありました。理由は左に曲がるからですが、問題はグースネックではなくてスイングの仕方なのですがね。

グースネックの付き具合についてもプル角度と一緒でまだまだ不確定な要素が多いように思います。グース度(オフセット度)をしっかり公表しているのは、PINGアイアンぐらいでしょう。PINGの場合は、最初からグースネックを採用しているのでその理由もちゃんと持っているのでしょう。次回はオフセットについての私の知っている情報を書きます。

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posted by golfq at 17:48| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 知っておきたいクラブの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月14日

プル角を感じるには


プル角の話をしてきましたが、実際のクラブのプル角をどのように感じるのでしょうか。基本はアドレスの際の左手のグリップの位置に関係してきます。先にも書いてきたようにゴルフはスイング軸に対して左肩が動き、腕とクラブで作る二つの振り子を動かしています。ということは、ゴルフクラブは左肩の動きについてくるということなのです。左肩が回転して腕を引っ張ってくるのですが、インパクトの時は左肩の位置に腕が降りてくるのです。そして問題なのがボールの位置です。

ボールの位置はアイアン系のショットはダウンブローにボールを捕まえるので、体の中心に近づきます。ジャック・ニクラウスはボールの位置は左足のかかとと言っています。但し、アイアンの場合はアイアンヘッドの最下点が地面の中ですから、ボールは当然右側にずれるのです。よってアイアンはボール2個分ぐらい右に左足踵の位置から動くのです。その位置はだいたい体の中央からやや左よりぐらいでしょうか。

アイアンにプル角が要求されるのもこのボールの位置と関係しています。左肩で動いてくるグリップの位置の最下点は左肩の下で左腰の辺りにきます。実はこのグリップの位置とボールの位置がプル角を決めるのです。当然体系によってその関係は異なりますが、だいたい左腰の位置から体の中央に向かってのラインです。このラインとターゲットを向いているフェイスの織り成す角度がプル角です。そして、その角度は想像以上に大きいのです。

「アイアンをハンドファーストに構える」というのも、この左腰の辺りにグリップの位置がくるということなのです。自分のアイアンをグリップして、クラブヘッドを見ずにグリップの位置を左腰の辺りに置いてみましょう。そして、ボールを通常のアドレスの位置においてみるのです。そうすると、PINGアイアン以外のアイアンはすべてボールに対してフェイスが開いているのが分かります。PINGアイアンに強いプル角がついていているのも、左肩の動きとダウンスイングでのグリップの位置を考えてのことなのです。

一般のアイアンの場合はそのフェイスの開き具合を、フェイスを閉じる事で解決できます。ただ、バックラインのついているグリップだと違和を感じます。そして、ロフトも立つので番手以上に飛んでしまうので気をつけましょう。当然ロングアイアンは打ちにくくなるのです。

自分のクラブのプル角を感じるのは、アドレスでグリップの位置を左腰の辺りに動かしてハンドファーストに構えてみましょう。そうすると、自分のクラブのプル角が見えてきます。もし、開いているようならその問題をどのように解決するか決めておく必要があります。そのままスイングしていると、ボールは右にスライスしますから気をつけましょう。そしてそのスライスを右手の動きで止めることは危険ですから注意が必要です。

プル角の話を書いてきましたが、どうでしょう。このプル角を感じてアイアンショットを真っ直ぐ飛ばすようにしましょう。アイアンショットが曲がっていたら、それは右手の使い過ぎです。インテンショナルでない限り強いバックスピンでボールを真っ直ぐ飛ばしてみましょう。

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2008年01月11日

プル角とグリップの挿し方


プル角に影響する最後の要素を書きます。それは、グリップの挿し方です。グリップを右に回して差し込むとフェイスはかぶります。結果として、グリップをスクエアに構えるとアイアンヘッドの向きに自然とプル角を付けることになるのです。以前に書いたトウを被せて構えることとほぼ同じです。当然ロフトが立ちますので気をつけましょう。ロングアイアンにこの方法を使うのはかなり有効です。ボールの捕まりが非常に良くなります。

もうひとつの方法は、ウィークグリップでグリップをすることです。インモーションのスイングでは、グリップは自然とスクエアに入ってきますのでアイアンヘッドはかぶるのです。このフェイスがかぶった状態が、実は自然な回転運動でスイングした場合にインモーションでスクエアフェイスを作るのです。問題はボールが真っ直ぐ飛んでいるかどうかなのです。

プル角に影響する要素がまだありました。それは、アイアンヘッドの重心深度の深さです。重心深度が深いと、その位置とシャフトグリップが一直線となろうとしてフェイスを閉じてくるのです。重心深度が深いクラブが簡単なのも、フェイスが閉じてくるのでボールの捕まりが良いからです。ロングアイアンに重心深度が深いアイアンを使うと飛ぶのもその影響があります。又、ハイブリッドアイアンがプル角が少ないのに打ち易いのも同じ理由でしょう。グースネックをロングアイアンに大きくつける理由も同じ考え方なのです。

今回で私が持っているプル角の話は今回で終わりです。最後のまとめとしては、「プル角の大きいアイアンで右手首の角度を保ってスイングしよう」です。いずれにせよ、PINGアイアン以外はプル角が少ないので気をつけてください。アイアンショットに悩んでいるなら、まずはPINGを試してみましょう。きっと、「真っ直ぐ高く飛ぶボール」に驚くでしょう。

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posted by golfq at 22:55| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 知っておきたいクラブの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月09日

プル角とシャフト関係


プル角が大きい事がストレートなボールを飛ばすことに役立つ話を書いてきました。とはいうものの現状に販売されているアイアンでは、PING以外はすべてプル角が足りなりように思えます。それではどのようにそのプル角が足りない部分を補うのでしょうか。

最初にプル角を補う方法としては、右手を使ってフェイスをスクエアにすることです。問題は、練習量が必要ということです。プロがプル角の少ないアイアンを真っ直ぐ打てるのは練習量が圧倒的に多いからなのです。アベレージゴルファーは練習量が少ないので、右手を使うと振り子のパワーが減るということと、フェイスの戻り具合の影響でボールが曲がってしまうという問題が発生します。一般的なアイアンを使っていて、弾道がドローボールになっている場合は気をつけましょう。ドローボールは右手でボールを叩くから起こる現象です。右手を使い過ぎるとフックボールになりますからね。インパクトでフェイスをスクエアにする為に極力右手を横に使わない方法を見つけたいものです。

アベレージゴルファーに役立つ方法としては、フェイスを閉じてフックに構える方法が一番簡単でしょう。但し、ロフトが立つので距離も出るし、ロングアイアンが難しくなることを理解しておくことが大事です。特に最近の国産のアイアンのロフトはストロングに作られているので問題は深刻です。でもこの方法は青木功プロも推奨するように、上級者には隠れた常識になっているようです。特にロングアイアンはフェイスをしっかり閉じるように構えるとストレートなボールが打てます。ショートアイアンはロフトが大きい為に捕まりがいいので余りかぶせなくてもいいのです。

そして、もっとも妥当な方法がシャフトの選択を軽く、柔らかくすることです。実は一般のアイアンで柔らかいシャフトが好まれるのは、プル角を付ける仕事をシャフトが補ってくれるからです。それでは、シャフトが何故プル角の不足を補うのでしょう。それはシャフトがインパクトで内側にしなってくれるからです。多くの人は、シャフトが柔らかいとインパクトでフェイスが開くと考えているようですが、それは逆です。シャフトはダウンスイングで後ろにしなりますが、インパクトでは回転軸と座標位置の関係でシャフトは内側にしなってくるのです。当然柔らかいシャフトになると、相当ヘッドが内側を向くと考えましょう。その動きがプル角を補うのです。シャフトが軟らかい分後ろにしなりますが、インパクトではそれが戻ってきて逆にしなるのです。問題はシャフトの動きが大きいのでインパクトでのフェイスの向きが一定しないということでしょう。

PINGが昔から硬いシャフトを使用している理由もプル角が大きくセットアップしているのでシャフトのしなりでフェイスの向きを動かさなくていいからでしょう。さらに硬いシャフトだと、シャフトの動きが少ないのでフェイスの動きが少なく、安定したボールが打てるのです。シャフトの選択の基本はできるだけ重く、硬いシャフトです。その理由は、アイアンショットの場合はボールが飛んだ先でできるだけばらつかないで欲しいからです。一般ゴルファーがカーボンシャフトに移行するのも、少しでもボールが高く上がって、捕まりのいいショットが打ちたいからなのです。でも、プル角の強いアイアンを選べばスチールシャフトも結構問題なく打てるのです。

プル角の付き方でシャフトの選択も考慮しましょう。もし、PINGアイアンを新しく試そうとするなら現在使っているシャフトよりも少し重い、硬いシャフトが使えると考えましょう。判断はボールが真っ直ぐ高く飛んでいるかどうかです。

次回は、プル角に影響する最後の要素について書きます。

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2008年01月04日

アイアンのストレートフェイスの怖さ


ストレートフェイスが上級者向きというのは、間違った常識と考えたいですね。青木功プロが言う、「アイアンフェイスは閉じて構えろ」はプル角を付けるということなのです。多くの上級者がアベレージプレーヤーのアドレスを見て、「フェイスが開いているよ」というのは6度浮いたトウの問題とプル角の問題を加味したものなのでしょう。とにかく、アイアンのフェイスは閉じて構えましょう。そして、アイアンヘッドをアドレスでは見ないようにしましょう。スイングして真っ直ぐに飛ぶ感じを素直に覚えましょう。

ストレートフェイスのアイアンの問題は、ロフトが立つので飛びすぎることなのです。そして、ロングアイアンがさらに難しくなることなのです。それでも利点としてはショートアイアンが引っかかりにくいということでしょう。自然とフェードボールになるので、そのボールを真っ直ぐ飛ばさないようにすればいいのです。ただ、別の問題はプル角が小さいアイアンでは正確なライ角度が分かりにくいということです。

話はプル角の大きいPINGの話に戻りますがPINGアイアンで驚くのが、小ぶりのヘッドの上級者用と考えられるS58アイアンやi-10アイアンのプル角とグースネックが大きくて簡単なアイアンと考えられるRaptureやG10アイアンのプル角が同じということなのです。ということは、S58を使っているオチョア、カブレラ、メーハンもプル角の大きいアイアンを使っているのです。要はすべてのアイアンが肩を支点に考えられたプル角を持っているということでしょう。アイアンヘッドのデザインはそれぞれの性格を持っているので、ボールの飛び方は違います。しかし、ショットとしてボールを捕らえる感じはすべて同じということでしょう。

ストレートネックのアイアンを使って、どうしても打てないという人が多いのですがそれはあまり気にする必要はないと思います。むしろプル角の大きいアイアンで、右手を使わずボールを引っ掛けて打ちたいものです。ブレードタイプの小ぶりのアイアンを試したい方は是非PINGのS58アイアンやi-10アイアンを試して欲しいものです。プル角が大きいアイアンがどんなに簡単か分かりますよ。そして、あのオチョアのアイアンが自分のものになります。ポイントはボールを打ちにいかず、大きくしっかり振り切ることです。そうすると、プル角がしっかりボールを捕まえて、驚く高い、ストレートボールが打てるのです。

話は繰り返しますが、ボールを真っ直ぐ打ちたかったらまずはプル角の大きいPINGアイアンを打ってみましょう。ボールの弾道が頂点まで真っ直ぐ飛んではじめて真っ直ぐなボールといえるので、ボールが頂点に達するまでに右に曲がっていたり、左に曲がっているか確認しましょう。頂点に達するまでにボールが曲がっていたらそれは、インパクトでフェイスがターゲットに対してスクエアに当たっていないということなのです。右手の使い過ぎはボールを左に曲げ、軸のズレによるカット打ちはボールを右に曲げます。ボールの着地地点が真っ直ぐのライン上でも、それはストレートボールとはいえません。

今日のポイントはストレートネックのアイアンを使うには、それなりの決断が必要ということです。ボールを意識して曲げるならいいですが、スコアを意識したストレートなボールを打ちたいならそのクラブの性格を確認しましょう。

次回は、スイング中の右手の使い方を書きます。

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2008年01月03日

左肩とプル角の関係


プル角を考えると左肩がすべての動きを引っ張っていることが分かります。回転軸で回転するのがゴルフのスイングですが、腕とゴルフクラブでできている二つの振り子を動かしているのは左肩なのです。下半身の回転からゴルフのスイングが始まるのも、この左肩を動かす為なのです。そして、下半身が常に先行して、左肩を思いっきり開くのも二つの振り子の動きを連動させるからです。

先日書いたPINGの創始者カールステン・ソールハイム氏が作ったPING−MANというGOLF用のロボットマシンにはその肩がついているのです。PINGが常にゴルフクラブのデザインや機能性の研究で先行するのも、その左肩が動くロボットがあるからだと思っています。回転軸をモーターで動かし左肩を動かす、それが二つの振り子の最初の腕を動かし、回転軸の座標の関係で二つ目の振り子が振れるという素晴らしいものです。ロボットには人間のような右手の感覚がありませんからフェイスをインパクトで閉じる様な事はできません。結果としてPING−MANが打つクラブには左肩分のプル角がついているのでしょう。

素直に振ってフェイスがターゲットを向くようにするには、今まで説明してきたプル角が絶対必要なのです。逆にプル角がしっかり付いているクラブは右手のパンチを拒否するのです。右手が入ると当然フェイスが左を向きますからボールは左に曲がってしまうのです。多くの人が右手を使うことでパワーが増加すると考えますが、実はそれもどうでしょう。プル角が大きいと右手の動きを制御しますから二つ目の振り子がしっかりエネルギーを蓄えていて、インパクト後にその力が爆発するのです。

このプル角の多いクラブだと右手の角度が保たれるので方向性が格段と高まるのです。そして、今まで私が良く書いてきたクラブヘッドを縦に落とす動きも実はプル角の大きいアイアンこそできる動きなのです。体の回転でクラブを引っ張ってきて、右手でクラブを落とすのです。ボールにフェイスのリーディングエッジを落とすには肩を支点にしたプル角がしっかり付いたアイアンを試して見ましょう。

フックフェイスのアイアンこそが実はストレートボールが打ちやすいのです。プル角の多いアイアンを見て、「このアイアンは左に曲がるから駄目」ということは、右手でボールを叩いているということなのです。ボールが真っ直ぐ打てない人や、引っ掛けに悩んでいる人はプル角の大きいアイアンを試しましょう。逆にプル角の大きいアイアンを使ってボールが左に大きく曲がったり、左に引っ掛かる人は、右手を使い過ぎていると考えましょう。初心者は是非プル角の大きいアイアンでゴルフをはじめるといいでしょう。自然と右手の動きを制御してくれます。問題は、ゴルフの先生がこの事が分かっているかどうかでしょう。

アイアンというクラブが左肩の動きで動き、プル角を利用してボールを前に運ぶ事を是非体験してみましょう。PINGのフィッティングイベントに行くと、プル角の大きいクラブがどういうものか体験できます。初心者の方は是非お勧めします。ゴルフを覚えるのに素直な動きでボールを捕らえたいなら是非お勧めです。

次回はもう少しこの話を掘り下げてみたいと思います。

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2008年01月01日

プル角と二つの振り子の運動


新年明けましておめでとうございます。今日の東京は完璧なゴルフ日和ですね。今年も1年ブログにいろいろと書いていきたいと思います。よろしくお付き合いください。私はアマチュアゴルファーですが、少しでも私のゴルフの経験がこのブログを読んでくれている方々にお役に立てればと思っています。今年もよろしくお願いします。それでは、一方的ですが今年もはじめさせて頂きます。

ゴルフのスイングは、基本的に二つの振り子の動きと考えられます。一つ目の振り子が腕で、二つ目の振り子がクラブです。ゴルフの難しいのは、この二つの振り子を連動させてボールを打つところにあるのです。当然、二つ目の振り子が遅れて動けばボールに加わるパワーは強いのです。一つ目の振り子が二つ目の振り子を引っ張り、回転軸の座標位置の関係で二つ目の振り子が前に出てくるのです。一つの振り子を振るよりも、二つの振り子を連動させて動かしたほうがより早いスピード生むことできるのです。

さて、この二つの振り子の動きからできる角度がプル角なのです。ゴルフのスイングでは、二つの振り子が一直線になるのがインパクト後なので、ボールの在る位置に一つ目の振り子が来た時は二つ目の振り子はまだ後方にあるのです。そして、一つ目の振り子がボールを過ぎたその先で二つ目の振り子がボールに到達するのです。この二つの振り子のずれがプル角を作るのです。ゴルフは回転運動で、二つの振り子を使ってボールをフェイスに引っ掛けるのです。ボールが当たるのはシャフト上でなく、シャフトから約5センチ離れたアイアンヘッドの芯の位置です。その為にアイアンフェイスはシャフトに対してある角度で曲げられているのです。その角度がプル角ですが、その角度はフェイスにボールをスクエアに乗せる為に付けられているのです。

プル角の大小の問題は、先行する振り子が何処を支点に動いているかで決まります。実はここまでの解説ではちょっと間違ったイメージができてしまうかもしれません。実際、現在のアイアンのほとんどが振り子の回転軸の支点が体の中央にあると考えているように思われます。第一の振り子が体の軸を中心に動いているとしたら、第一と第二の振り子の支点がボールに対してそれ程左にずれなくてもアイアンヘッドはボールに到達します。結果としてプル角の設定が小さくなるのです。ツルーテンパー社が作っているIRONMANというゴルフのテスティングロボットは、実は第一の振り子の支点が体の中心に設定されています。もしこのロボットでクラブを作るとしたら当然プル角は小さくなります。もっとも、実際は過去の経験やプロの感覚でプル角は決められているのでしょうけど。

ところが、PINGの創始者のカールステン・ソールハイム氏は自分でゴルフのテスティングマシンを作り、この問題を違う観点でみていたのです。彼は工学博士として学んだ経験を基に人間のスイングを再現できくるロボットを作ったのです。そして、そのロボットが持っているのが左肩なのです。そうです彼は一つ目の振り子の支点は左肩にあることに気が付いたのです。ということは、振り子は二つと考えるより、三つと考えるべきなのでしょうか。左肩が一つ目の振り子を動かしている結果として、一つ目の振り子はボールからかなり先に動いて二つ目の振り子のアイアンヘッドをボールに運んでくるのです。その左に動く量は分かりませんが、明らかに左肩の幅が影響することは想定できます。そこに肩の幅のずれがあるので当然プル角は大きくなります。

プル角の具体的な角度については公表されていませんから具体的に何度かは分かりませんが、この角度が明らかにPINGのアイアンの素晴らしさを作っていると思います。プル角はボールが体から離れていくロングアイアンになるにつれて、その角度は小さくなります。逆にウエッジではプル角は最大になるのです。自分のクラブを並べてみるとプル角の違いが分かります。

話は戻りますが、現在市場に出ているアイアンのプル角はPINGアイアンのプル角と比べると遥かに小さいのです。結果として肩で引っ張る実際のスイングでは、そのプル角が足りずにインパクトでフェイスが開いて当たってしまうのです。素直に振るとカット打ちになりフェードボールとなるのです。このフェードボールが悪いわけではありませんから気をつけてください。ただ何故フェードしているのか知っておく必要があるのです。問題は、そのクラブで真っ直ぐ打とうとすると、右手を使って打つ事になるということです。これでは、ボールは曲がるし、インパクト前に力を放出することになるので強い球が打ちにくいのです。

今日のポイントは、左肩が二つの振り子を引っ張っているということです。結果として、左肩の位置の分プル角は大きくなるのが自然であるということです。プル角の大きいアイアンは、構えでプル角を消さないようにしましょう。体の中央にシャフトをセットするとアイアンフェイスがかなり左を向くので、その分ハンドファーストに構えるのです。決してフェイスを開いて構えないようにしましょう。PINGアイアンの場合は、グリップにバックラインが入っていますが、その理由はバックラインにグリップを合わせる事でそのクラブの持つプル角を知ることができるからです。

アイアンショットのアドレスではアイアンヘッドを見ずにボールを見るようにしましょう。その理由は先に書いたトウダウン効果の6度分フェイスが左を向く事とプル角が作るフェイスの向きの事を考えるとアイアンヘッドは相当左を向いていますからね。アイアンショットを構える時は、アイアンヘッドをソールしないようにしましょう。アイアンヘッドをソールするとどうしてもフェイスが左を向いていてボールが左に曲がるイメージを強く受けるからです。時々プロがアイアンはトップブレードを真っ直ぐラインに合わせるという話を聞きますが、これが実際の正しい構え方のように思われます。是非自分の最適な構えを確認してみましょう。

次回は、肩を支点とするスイングの考え方をもう少し細かく書いてみます。

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posted by golfq at 10:52| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 知っておきたいクラブの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月30日

プル角って何?!


プル角って知っていますか。ゴルフ用語としてはかなり玄人的な言葉でしょう。そして、その意味が一番不透明な角度です。一番簡単な表現としてはシャフトに対してのフェイスの閉じ具合でしょう。フックフェイス度というと分かりやすいかもしれません。ゴルフのメーカーもこのプル角に対しては、まちまちのようです。ただ、PINGだけはちゃんと理由を持ってプル角を付けていると思われます。

プロはストレートネックのアイアンが常識という雰囲気が強い中、メキシコのロレアナ・オチョアがPINGのアイアンを使って400万ドルも叩きだして、その常識も消えてしまうでしょう。彼女はプル角がもっとも強いアイアンを使って世界の頂上に立っているのです。全英オープンの時に岡本綾子プロがオチョアのアイアンショットは世界最高だと言っていたのを思い出します。そこで今回はプル角について私の考えを書いていきたいと思います。

プル角を考える時に、一番最初に考えたい事が、野球がバットの芯でボールを捕らえるのに対して、ゴルフはシャフトの芯ではなくシャフトの先端に付いたヘッドの芯でボールを捕らえるということです。このちょっと理屈っぽい位置関係が、非常に意味があるのです。いつも書いているように、アイアンショットは野球のようにボールを叩くのではなく、ボールをヘッドに乗せて運ぶということを思い出してください。このボールを運ぶという動きがプル角を考える時に関係してきます。話は少しずれますが、ストレートネックのアイアンはナイフのようなもので、プル角のついたアイアンはフォークのようなものと考えてください。

プル角を考える時に一番イメージしやすいのが、フォークでハンバーグをカットするときです。皿の上のハンバーグに対して手首を曲げてフォークに角度を付けています。けっしてナイフでカットするように真っ直ぐフォークの腹をハンバーグにあてません。そして、この時に気が付くのがフォークのプル角です。フォークを斜めにいれてもフォークの腹はハンバーグにスクエアに入いるのです。デザイン物のフォークはプル角が少ないので食べにくいものです。アイアンショットが地面にあるボールをカットしながら拾い上げる運動と考えると、今回のプル角が非常に大切であることが分かると思います。

ところが問題があります。それは、アイアンショットのプル角がどのように決められるかなのです。だいたいが、今までの経験とプロの感覚です。しかし、それでは足りないのです。この先は次回に書きます。是非、自分のアイアンのプル角を確認してみてください。

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posted by golfq at 21:43| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 知っておきたいクラブの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月29日

パターのライ角度の影響


ライ角度はパッティングにも影響してきます。但し、アイアンの時のインモーションのライ角度とはまったく違う考え方が必要です。アイアンの場合は遠心力の影響でインモーションの中でトウが6度も落ちてきますから、静止した状態のアドレスではトウが上がっていなくてはいけないと書いてきました。しかし、パッティングでは遠心力はまったく関係ないのでアドレスの時にトウは地面とスクエアしたいのです。要はアイアンとパターではクラブの構え方が違うのです。

青木功プロのトウを上げて構えるスタイルが非常に印象的なので何となくトウが上がっていても問題ないと考えてしまうのです。当然パッティングのストロークの方法によってライ角度の影響はバラバラですからトウを上げても問題ない場合もあります。

それではどうしてパターの場合はソールが地面にフラットでなくてはならないかを書きましょう。その理由のひとつは、パターにも3度から4度のロフトが付いている事です。芝の上に座っているボールを転がす時に少しでも弱い力でボールを転がしたいので、ロフトを付けてボールをやや下から突っついているのです。もうひとつは、ボールにオーバースピンを掛けやすくする為にロフトを付けているのです。しかし、このロフトが問題を起こしてしまうのです。

もうひとつの理由は、ストロークが遅いということです。ストロークが遅いとボールの転がり出しの方向がストロークの方向ではなく、ロフトの付いたフェイスの向きに影響されるということです。これは物理的現象です。力の入り方でその力のベクトルの分散が起き転がりだしの方向に影響するのです。インパクトでのソールの角度の影響は、ストロークが弱くなればなるほど影響を出てくるのです。要は、撫でるように転がすストロークの時に影響を受け易いのです。ショートパットでボールが良く左に外れる人は、パターのアドレスの時にトウが上がっている場合が多いのです。逆にアップライトに構え過ぎてトウが下がっている場合は、ショートパットを右に外し易いのです。

3度というロフトでの影響はどのぐらいかは、具体的には発表されていません。パターを研究してパターをデザインする人は、ソールが地面にフラットである事を前提にして作っていますからロフトが1度、2度動いた時にどのように転がるかは気にしないでしょう。いつかどこかで、このズレの研究をしてくれる人がいるといいのですがね。

考え方としては、ロフトが付いているパターヘッドを。トウを上げて構えるとフェイスは左を向くのです。体の前で手の平をパターフェイスと考えてロフトを付けて指先を上げてみてください。そうするとトウが上がった場合はフェイスが左を向くのが分かります。1度、2度では小さいズレと考えがちですが実際はかなりの影響がでます。特にストロークが弱くなればなるほど影響を受けるのです。下りのパッティングが外れやすい原因のひとつにこのライ角度の影響があると考えてもいいでしょう。逆に上りは、短くてもボールを叩きにいくのでライ角度の影響は受けにくいのです。是非自分で試してみてください。

プロの試合を見ていると、ショートパットの場合はフェイスの向きを合わせる事から入ってアドレスを取るプロが多いことに気が付きます。そしてその時にフェイスを合わせるだけでなく、ソールの地面への置き具合も確認しています。フェイスの向きとソールをラインに合わせる事でボールがライン上に真っ直ぐ転がるように確認しているのです。アマチュアの場合は、ボールをカップに入れる事ばかり考え過ぎてストロークの事を考えることが優先してしまうのです。しかし、ストロークの弱い、ボールをヒットできない下りのラインではフェイスの向きが非常に大事なのです。

ショートパットでお悩みの方は、是非以下のルーティンをお試しください。

1. まずは、ボールの転がりをイメージする。
2. ボールを転がすラインを決める。
3. そして、そのラインにパターフェイスを合わせる。
4. さらに、フェイスの向きを変えないようにソールを地面にフラットにする。
5. その状態を動かさないようにアドレスに入る。
6. パターグリップの上の手をしっかりグリップして、ソールを地面から上げる
7. 後は躊躇なくストロークする。

これって結構時間が掛かりますから大変ですよ。同伴プレーヤーから「プロでも無いのに時間を掛け過ぎ」と言われるかもしれません。でも、ショートパットも1打ですから大事にしたいものです。フェイスが真っ直ぐ動けばボールは真っ直ぐライン上に転がると考えましょう。

今の使用中のパターではどうしてもソールをスクエアに置けない場合は、そのパターのライ角度が違っていると考えましょう。その場合は、PINGのパターフィッティングを受けたいものです。それでも今のパターが馴染んでいる場合は、トウが上がってしまう時にはグリップを短く持つようにしましょう。そうするとソールの置き具合が変わらないのが分かります。それでも駄目な場合は、ライ角度を気にしないでショートパットはすべて強気で打つのが一番です。逆にトウが下がる場合は、パターの構え方を変えるか、新しいパターを購入することをお勧めします。

話はずれますがパターの場合と違うアイアンの場合は、ヘッドスピードが速いのでボールの飛び出す方向はスイングプレーンの接線上なのです。ですからインパクト時のライ角度はボールの飛び出しにほとんど影響しないのです。しかし、そのライ角度が、フラットであったり、アップライトであるとそのズレがインパクトの最中にボールに影響を与えるのです。そして、その影響はかすかなサイドスピンとしてボールが弾道の頂点から降りてくる時に顔を出すのです。サイドスピンのかかり具合は、ロフトが大きければ大きいほど大きくなります。要は、パターとアイアンのライ角度の考え方が違うと考えましょう。

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posted by golfq at 00:20| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 知っておきたいクラブの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月24日

ナイスショットがミスショットに、、、


ライ角度の選択で好みのボールを打つ事ができます。インモーションでのライ角度が確認できると、バランスの良い、躊躇いのないスイングでボールが真っ直ぐ飛ぶのです。その事を知る事でボールが曲がった時にその原因が何であるかが確認できるのです。先にも書いたように、自分のインモーションでのライ角度が分かっていないと、いいスイングが悪く見えてしまうのです。「ナイスショットがミスショットに」見えてしまうということです。まずは、自分のライ角度を知って真っ直ぐなボールを打ち、自分のナイスショットを崩さないようにしましょう。

ところで、ライ角度の1度のズレはどれぐらい曲がるのでしょうか。だいたい1度フラットであるとボールはほぼ真っ直ぐ落ちてきますが、ランディングしてボールが右に転がります。150ヤードで右に3メートル程度でしょうか。そして、ライ角度のズレが2度だと、ボールは頂点から気持ち右に流れ、ランディングしてさらに右に転がります。150ヤードで6メートル程度となります。ライ角度のずれは、この2度が限界でしょう。ちなみに今の曲がりの話は、弾道の頂点から落ちてくる時の話です。頂点にボールが達する前に曲がっている場合は、スイングに問題があるのです。左に曲がっていれば、典型的な手打ちでしょう。又右に曲がっていれば、典型的なアウトサイドインのカット打ちでしょう。

実際、このライ角度のズレをしらないで打っているとナイスショットがミスショットに見えてしまうのです。特に身長が175センチを越えた人は要注意です。一般の店頭で販売されている商品だとライ角度が確実にスイングに対してフラット過ぎるのです。結果としてナイスショットの時にボールが右に流れるのです。でも、その原因がライ角度であると知らないと自然に右手首でスイングしてボールを打ちにいってしまうのです。もしくは、ヒザを落としてクラブに合わせた手の位置を作ってしまうのです。残念ながら身長が185センチを越える方の場合は、早急にライ角度の確認が必要と考えます。

このインモーションでのライ角度を理解できると、自分の弾道が作れます。例えばフェードボールを打つには自分のライ角度から1度か2度フラットにセットアップすればいいのです。フェードボールを意識して打たなくても、ナイスショットでフェードするのです。ドローには逆の1度か2度アップライトにすればいいのです。もっともライ角度の有効利用としては、曲がって欲しくない方向を抑えるようにすることでしょう。例えば左に引っかかって欲しくなければ1度か2度フラットにセットして振り過ぎても引っ掛かりにくくするのです。そして、右に流れて欲しくなければ1度か2度アップライトにセットする考え方もあります。女性やヘッドスピードが遅い方は意識的にアップライトにセットすると無理をしないゴルフができる場合があります。

ライ角度を有効利用する具体的なケースは、アメリカツアーのプレーヤーがウェッジを1度から2度フラットにしているケースでしょう。ウエッジはロフトが多いのでボールの捕まりが良い為、捕まり過ぎないようにフラットにするようです。又、ウエッジはフルショットをするケースが少ないのでトウダウンが少ない為にセットアップのライ角度をフラット目に入れているのです。もっともウエッジを短く持てばフラットになるので、特に気にする必要もないという考え方もあります。ちなみに私は54度で1度フラット、60度で2度フラットにフルショットレンジのアイアンから落としてセットしています。

インモーションのライ角度はボールを真っ直ぐ飛ばす為だけでなく、自分の弱点を補う有効な方法と考えましょう。日本のゴルファーがライ角度の意識を少しでも上げて欲しいと思いこのブログを書いていますがどうでしょうか。スラックスの丈を意識するように、ゴルフクラブのライ角度をインモーションで意識してみましょう。

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posted by golfq at 22:26| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 知っておきたいクラブの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月22日

ソールテープで知ること


インモーションでのライ角度を知る為に貼ったテープに付くマークの跡からもスイングの状況が見えてきます。このマークの付き方で、ゴルフのボールの捕らえ方が正しく理解できているかどうかが分かるのです。

流れのいいスイングができるとテープに付くマークはだいたい1センチ以内の小さな丸印です。それもリーディングエッジよりではなくソールの中央部分から後ろと考えましょう。このマークの跡で分かるのが、ボールをダウンブローに打てているかどうかなのです。以前にも書きましたが正しいアイアンショットのインパクトはボールから入り、その先でターフを取るのです。アイアンはクラブヘッドをボールに直接落としてダウンブローで打ちたいので、このマークの付き方が次の練習方法を教えてくれます。さらなる上のアイアンショットを希望の人には大切なポイントです。

インモーションでライ角度をチェックした時にそのマークがつぶれて広がっていればそれはダフリなのです。インモーションのライ角度が合っていても、スイングがダフリである事はそのマークで確認できるのです。ボールをクリーンに打ち、ヘッドをボールの先に落とす練習がしたいものです。

練習方法としては、最初は右手のグリップをしっかり握ってスイングしてボールをクリーンに打ち、トップボールを打つのです。このスイングが固まってくると、ボールがクリーンに打てているということです。当然ボールの見る場所もボールの右側の腹のやや上の部分です。まさにトップボールを打てというばかりの場所です。でも、そこからアイアンヘッドを入れ込まないと高い、スピンの効いたボールは打てないのです。この練習をしている時にボールが真っ直ぐ飛んでいることも確認しましょう。右に飛べば軸が流れているということです。左に飛べば右肩が突っ込んでいるということです。

トップボールを打つのに慣れてきたら、徐々に右手の指の力をインパクトで抜くようにしましょう。こうするとアイアンヘッドがインパクトでボールに絡みつくようになります。今までトップボールだったものが、段々ボールが上がっていきます。最終的には右手を緩める事を意識的にするようにするとヘッドが高いところから落ちるようになり高いボールが打てるようになります。右手のタメはこのクラブの落ち具合で決まります。

今日はライ角度の話から少しずれてしまいましたが、インモーションでのライ角度の確認から分かるクラブヘッドの入り方も一緒に確認してみましょう。

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posted by golfq at 23:31| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 知っておきたいクラブの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月21日

ライ角度を知るには


インモーションの自分のライ角度を知るにはどうすればいいのでしょう。今PINGと美津濃ではソールにテープを貼り、硬いプラスティックボードの上でボールを打ちます。こうすると、インモーションでトウダウンした状態でのソールの地面との当たり場所が分かるのです。実はこのテープを貼ってボールを打つことは、単にインモーションでのライ角度が分かるだけではなくいろいろな事が分かるのです。例は少し違いますが、病院にいって採血をしたり、採尿することで自分を知る事に似ています。

さてこのプラスティックボードを使ってライ角度を知るときですが、最初はボール無しの状態でフルショットを試しましょう。どうしても硬いボードからボールを打つのは怖いので、ボードの硬さに慣れる為にも必要です。この時にボールを意識しながらスイングすることが大切です。そして、思いっきりフルショットをしてみましょう。思いっきり振るとクラブがボードに触ります。もし、ボードにソールが触らないようなら、インモーションの中で右手の指の力を緩めてみましょう。そうするとヘッドが落ちて、ボードにソールが触ります。最初にボール無しでのスイングをするのは、ボールを打ちにいかない状態での体型に合ったスイングが見えてくるからです。この時のソールテープの位置の確認をしましょう。この時に付くマークが自分自身の自然なスイングでのライ角度です。

次にソールにテープを貼ってボールを打ちます。素振りの状態で付いたマークの位置とボールを置いた状態で付いたマークの位置がだいたい近づいていれば自分のスイングが自然な流れでできていると考えましょう。ソールテープに付いた跡がアイアンヘッドの中央であればインモーションでのライ角度がスクエアであるということです。センターよりトウよりにマークが付けばそのアイアンはインモーションでフラットということで、ボールは右に流れて飛んでいきます。逆にヒールよりにマークが付けばそのアイアンはインモーションでアップライトということで、ボールは左に引っかかって曲がっていきます。

ここで注意をしたいのは、そのマークがセンターよりもかなりトウもしくはヒールに付いた時です。自然なスイングでのライ角度の違いはセンターを中心に±2センチ程度に現れますのでそれ以上ずれている時は要注意です。そのずれはライ角度のせいではなく、スイングに問題があると考えましょう。

例えば、極端にトウにマークが付いたとしましょう。この場合はインパクトでトウが下がっているという事ですから当然ボールは右にスライスしていくはずです。でも、この位置にマークが付く人の場合は、ボールが左に曲がっていっているはずです。要は手打ちでスイングしているので、トウが下がっているのです。本来なら右に行くはずのマークの位置なのに、左に行く。それは右手でボールを打ちにいっているからなのです。先にソールテープの結果から分かるスイングの症状のひとつです。身長が175センチ以上の人の多くの人はこの位置に来る人が多いでしょう。問題は手打ちということですが、その原因は体型に合っていないフラット過ぎるクラブを使っているということがあります。フラット過ぎるからボールは右に曲がっていく。だから、右手でボールを捕まえにいってしまうのです。身長が175センチ以上の人はすぐにライテープをソールに貼って自分のインモーションのライ角度を確認しましょう。そして、自分の体型に合ったアイアンで打つ事で本来の自然な流れのスイングでボールを打ちたいものです。

又、日ごろスイング軸が左に流れる人もこのトウの位置にマークがついてしまいます。軸が左に流れる人の場合は、当然ボールが右に流れますからそれを右手で捕まえにいっているのです。身長が170センチ前後の人でトウの位置にマークが付く場合はとにかくスイング軸を固定するようにしてスイングするようにしましょう。スイング軸が流れないとボールは右に流れないので、手打ちは段々消えていきます。

逆にマークがヒールにマークがついていてボールが右に飛べばヒザが沈み込み過ぎていると考えましょう。ヒザが沈み込む現象は、身長が180センチ以上の人に多く見られる現象です。そして、その方たちはだいたいゴルフを真剣にやっている方が多いのです。先に書いた手打ちはボールを左に曲げてしまうので、そのスイングが良くないことは練習をしていると分かるのです。結果として、ヒザを落とすことで、自分の手の位置をインモーションで下げる工夫をするわけです。そして、いつの間にかヒザが極端に沈み込むようになるのです。しかし、ヒザを沈み込んでの下半身の切れは難しいので相当スイングが窮屈になっていると思われます。いずれにせよ、極端にヒールにマークが付く人はヒザの位置を確認しましょう。

体型に合っていないアイアンを使うと何が悪いのか。いいえ、合っていないのが悪いのではなく、そのライ角度がどういう弾道を作るかが分かっていないことが問題なのです。ライ角度は皮肉な事にミスショットの原因にはなりません。ライ角度の影響は完璧にショットの時にでるのです。ですから、自分のスイングに合っていないライ角度のアイアンを使用しているとナイスショットが曲がってみえるということなのです。本来ナイスショットは真っ直ぐ飛んで、真っ直ぐボールが落ちてくるものです。しかし、身長が175センチを越えるとナイスショットでボールが右に流れているのです。それは、スイングが悪いのではなく、インモーションでのライ角度が合っていないだけなのです。ライ角度が合っていないということは、自分のスイングを崩す危険性があると考えましょう。PINGでは全国にフィッティング可能店舗があるようですから、WEBサイトで確認してこの正月に確認してみましょう。今スイングにお悩みの方はその原因が分かるかもしれませんよ。

次回は、テープ跡から分かる別の症状について書きます。

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posted by golfq at 09:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 知っておきたいクラブの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月19日

スイング中のライ角度って、、、


多くの人はライ角度がアドレスの時に決まると考えています。しかし、それは違うのです。その理由は、「シャフトがスイング中にトウダウン」するからなのです。ゴルフクラブを考えるときにこのインモーションの中のライ角度があるのです。この事を知っていないと人によっては大変なことになるのです。

さてトウダウンとは何でしょうか。ゴルフスイングは回転運動ですから、スイング中に遠心力が働きます。その遠心力がアイアンヘッド部分の重心の位置とクラブをもっているグリップの部分とを一直線にするのです。結果としてスイング中にアイアンヘッドのトウが下がるのです。PING社の高速度カメラによる分析では、スチールシャフトで約6度、グラファイトシャフトで約7度トウが下がるそうです。これは物理的現象ですから、フルショットであればその曲がり方はだいたい同じ程度のようです。糸にクラブヘッドを付けて振り回しても同じような角度で糸の元とアイアンヘッドの重心が一直線になるということです。

ということは、アドレスで静止してアイアンを構えている時はクラブヘッドのトウが6度も浮いていなくてはいけないということです。よくトウの部分に10円玉二枚程度は空きが必要というのはこの事です。ゴルフショップに行ってアイアンを手にしてソールが地面とピッタリしたらそれは6度分フラット過ぎるということです。

結局、スイングをするとトウが落ちるからアドレスではトウが上がっている必要があるということなのです。しかし、この事は難しいことです。何故かというと6度もトウが上がっているとフェイスはかなり左を向いて見えるからです。ロフトのあるアイアンヘッドのトウを徐々に上げてみれば直ぐに分かります。ゴルフの上手な人がフェイスを閉じて構えるようにしているのはその為もあります。

プロのアドレスの流れを見ていると確かにアイアンヘッドをターゲットに合わせている人はいません。アイアンヘッドを上下に持ち上げて縦のコッキングは確認しますが、フェイスをターゲットに向ける行為はしないのです。ジャック・ニクラウスがアイアンのアドレスをバンカーショットのようにソールしない理由のひとつもこの左を向いたフェイスを意識しないようにするためでしょう。

そうなのですアイアンショットを打つ時はアドレスをじっくりしてはいけないのです。トウが上がっている分フェイスが左を向いていますから、それを気にしないようにしましょう。逆を言えば、アドレスでアイアンヘッドはかぶせて構えるのが自然ということです。アイアンショットは、肩の向きをターゲットラインに合わせて躊躇なく振ることをお勧めします。

次回はスイング中のライ角度をどのように知るのか書いてみます。

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posted by golfq at 21:46| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 知っておきたいクラブの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月18日

ライ角度って、、、、


アイアンをフィッティングで購入する人が最近増えてきてライ角度が注目を集めています。ゴルフ専門誌でもPINGや美津濃のアイアンフィッティングについて特集を組んだりしています。今まで私が勧めてきているPINGのフィッティングスタジオもこの12月は予約が平日も休日もいっぱいのようです、すでに来年の予約を取っていました。

今回は私の考えるライ角度についての注目点を書いていきたいと思います。是非参考にしていただきたいと思います。

ライ角度とは何か。それは、「クラブのソールが地面に対してピッタリ平行になった時のシャフトの角度」なのです。6番でいうとライ角度としては60度とか61度とかが一般的な角度でしょう。しかしこの角度もプレーヤーがクラブを握るクラブの長さによって変わるのです。例えば38.75インチ合わせの6番アイアンと39インチ合わせの6番アイアンではそのライ角度が変わってくるのです。それってどういうこと?それはプレーヤーの手の位置が決まっているので、長さが変わればライ角度は変わるということです。ロングアイアンのライ角度が小さいのは、シャフトが長くヘッドの位置が遠いからです。そして、シャフトが短くなるショートアイアンではヘッドの位置が近くなるのでライ角度が大きくなるのです。

ライ角度は身長160センチの人と身長が180センチの人とでは、単純に考えても20センチの身長の差だけ手の位置が変わってライ角度も変わってくるということです。また手の長さが身長に対して長いとか短いということも影響してきます。簡単に考えるとスラックスを買うときの裾たけの長さが人によって違うのと同じです。ゴルファーがスラックスを購入するときは必ず裾たけを気にするのに、金額の高いアイアンを購入するときにほとんど気にしていないのは不思議です。

アメリカではPINGが30年ぐらい前から人によってライ角度が違う事をクラブ作りに取り入れてきています。実はこれって凄いことなのです。パターでゴルフ業界に参入してきたPINGの創始者のカーステン・ソールハイム氏は、より良いアイアンを作る為にプロゴルファーのアイアンをチェックしたそうです。その結果として、プレーヤーのライ角度セッティングの違いに気づきゴルフ業界では初めてフィッティングシステムを考案したのです。そしてそのシステムが日本でもやっと注目されてきているようです。もっともアメリカでは最近は50%以上の人がアイアンを購入する際にフィッティングを受けてから購入しているようですから日本ではこれからですね。

今回私がライ角度の話を取り上げているのは一人でも多くの方々にフィッティングを受けてアイアンを購入してもらいたいからなのです。特に身長が165センチから172センチから外れる方々は、フィッティングは必要です。といのも現在店頭で販売されているアイアンはだいたい168センチ程度を基準にしたライ角度だからなのです。とにかくライ角度が一つのものを自分に合わせるのは至難のわざなのです。

さてこのライ角度なのですが、実はここまで書いてきた以上に複雑なのです。それは、本当の自分自身のライ角度はスイングをしている際のインモーションで決まるということです。ここからは次回に書きます。すみません。

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posted by golfq at 21:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 知っておきたいクラブの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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